子どもの習い事の『ミュージカル』はなにが習えるの?YTJはどんなところ?

習い事としてミュージカルが注目されつつあります。海外では演劇を通じた学習を取り入れていて、日本の一部の私立学校でも取り入れられるようになってきました。

日本でもミュージカルが習い事化しつつあります。

そこで今回は、ミュージカルではなにが習えるのか、習うメリットや習える場所を紹介します。

うちの娘が所属しているミュージカル劇団のYTJについても記載したので、興味のある方は参考にしてください。

ミュージカルで習えること

ミュージカルで習えることを紹介します。

  • 発声
  • 姿勢
  • ダンス
  • 責任感
  • 他者の心情の読み取り
  • 舞台マナー・観劇マナー

発声

ミュージカルで習えること1つめは、発声です。

ミュージカルは演者のひとりひとりにマイクを手渡して、お客さまなに聞こえるようセリフを話すわけではありません。片手でマイクを持ったまま演じるのは大変だし、不自然ですよね。

ホールの規模によっては、舞台に1つマイクが設置されていることもありますが、ほとんどの場合は地の声のまま演技をします。客席の一番後ろの席に座るお客さまにも声が聞こえるようにセリフを話すため、聞き取りやすい大きな声で発声するようになるのです。

発声練習は、基礎中の基礎で毎回のレッスンで必ずやります。

姿勢

ミュージカルで習えること2つめは、姿勢です。

先述したように、ミュージカルは客席の一番後ろの人も楽しめるように作り上げる必要があります。身長は変えることはできませんが、姿勢をよくすることで大きく見えます。

また通る声を出すにも姿勢は大切で、背筋を丸めてうつむいた顔であれば声はまっすぐに通りません。お客さまに自分の声をしっかりと届けるためにも、姿勢は大切。

ミュージカルのレッスンでも、姿勢の指導を受けることができるので、凛とした子になるでしょう。

ダンス

ミュージカルで習えること3つめは、ダンスです。

ミュージカルとは、歌、ダンス、音楽、セリフを使った演劇の1つなので、ダンススキルは必須です。ミュージカル作品によってダンスのジャンルは変わってきて、ある作品ではヒップホップメイン、別の作品ではジャズダンスメインのように、ダンスのジャンルが変わることがあるのです。

さまざまなジャンルのダンスを学べることが、ミュージカルの特徴と言えます。
舞台で披露するダンスジャンルは、複数ありますが、レッスンではバレエメインがほとんど。バレエはダンスの基礎なので、バレエを中心に指導していることが多いです。

 

ミュージカルは、ダンススクールのダンスレッスンとは異なり、キャラクターの心情を演じながらパフォーマンスをするのが特徴です。ミュージカルでは歌いながらダンスをすることもあります。歌わないとしても、口を動かす、表情をやや大げさに作るなど、ダンススクールとは違ったダンスが楽しめるでしょう。

ミュージカルで習えること4つめは、です。

ミュージカルに欠かせないが歌。歌はミュージカルの一部なので、ただ歌が上手であればよいのではなく、キャラクターを演じながらうたう必要があります。

ミュージカルの歌はメッセージ性が強いので、歌詞をはっきりと発音しながら、表情を作ってうたいます。聞き取りやすい発音の歌い方が身につくでしょう。

責任感

ミュージカルで習えること5つめは、責任感です。

ミュージカルはみんなで作るものです。たとえば、『ドラえもん』のスネ夫くん。スネ夫くんは主役ではありませんが、彼ひとりがいないだけで作品が成り立ちません。

どんな役にも意味があり、ひとり欠けるとミュージカル作品は崩れてしまうのです…。
ミュージカルの本番までにセリフやダンスの振り付けを覚え、体調を整えて休まないようにする必要があります。

ミュージカルには多くの人が関わっているので、自分がミスをしないようにと責任感を持って練習するのです。

なかなかここまで責任感を学べる習い事は少ないと言えます。

他者の心情の読み取り

ミュージカルで習えること6つめは、他者の心情の読み取りです。

ミュージカル作品の台本をまず配られます。その台本を読むときに、キャラクターの心情を考えるシーンスタディを取り入れている劇団も多くあります。

「このキャラクターは今どういう気持ちなのか」、「このキャラクターはなぜ泣いてしまったのか」とみんなで考えることがあるのです。

さまざまなキャラクターの心情を考えることで、他者への思いやりも子どもに芽生えるでしょう。

 

うちの娘は、ミュージカル劇団に入っていて発表会を見に行ったことが何度もあります。そのときに、セリフを忘れてしまった子がいて、近くにいた子がフォローをしている様子を見ました。みんな緊張しているので、手をつないで「大丈夫だよ、みんなで頑張ろうね」と励まし合う姿も。お友だちの気持ちを考えて、やさしい行動ができるようにもなるでしょう。

舞台マナー・観劇マナー

ミュージカルで習えること7つめは、舞台マナー・観劇マナーです。

舞台人としてのマナーを学ぶことができます。舞台は演者だけではなく、照明を操作する方、劇場の支配人、音響を管理する方など、さまざまな人がいます。舞台上にいる人だけで成立しているわけではありません。

演者以外にもミュージカルにはたくさんの人が関わっていて、人々に感謝しながら活動する大切さ学べるのです。舞台袖や楽屋では静かにするというマナーを子どものうちに学べます。

また、観劇マナーも学ぶことができるのも特徴です。観劇にはマナーがあり、映画のような感覚で観に行くと周囲に実は迷惑をかけているなんてことも…。
こちらの記事でマナーをまとめたので、参考にしてください。

これはちょっと迷惑!常連が教える観劇のマナー|子どもの観劇のすすめ – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)

客席ではおしゃべりをしない、携帯の電源はオフにする、モゾモゾしない、バッグの中をガサゴソしない、素晴らしい演技には拍手をする、という観劇マナーを指導してもらえます。基本的なマナーですが、これらはピアノやバレエの発表会にお呼ばれしたときに役立ちますよ。

ミュージカルを習うメリット

YTJ

ミュージカルを習うメリットについて解説します。

  • 複合的に学べる
  • 周囲と差をつけられる
  • 人前に出ることで度胸がつく
  • 子どものうちに特別な経験ができる

複合的に学べる

ミュージカルを習うメリット1つめは、複合的に学べることです。

ダンススクールであればダンス、ボーカルスクールであれば歌…のように習い事は1つのことに特化していることが多いですが、ミュージカルは複合的に歌、ダンス、演技、発声、姿勢などを学ぶことができるのがメリットです。

レッスンのお月謝のことを考えても、学べるものはとても安いと言えます。

周囲と差をつけられる

ミュージカルを習うメリット2つめは、周囲と差をつけられることです。

ミュージカルを習っている人はかなり少なく、まだまだレアな習い事と言えます。周囲と差をつけられるのがメリットです。我が家の娘もミュージカル劇団に所属していますが、保護者仲間から「えー、ミュージカルやってるの? すごいね」と言われることも多いです。ときどき「テレビに出ているの? 子役さん?」と聞かれることも…。(娘が所属している劇団は芸能事務所ではないので、娘は芸能人ではありません^^;)

変わった習い事なので、珍しがられて覚えてもらえることもあります。うちの娘も「ミュージカルをやってる子」と認識されている部分もあるみたいです笑

また、子どもからミュージカルをやっている子は少なく、将来ミュージカルで活躍したい方はそれがアドバンテージになるでしょう。ミュージカルでなくても、アドバンテージになることはあります。小学生からミュージカルを習っていて、中学校で演劇部に入ると、通ずるものがあり、活躍しやすいことも多いのです。

人前に出ることで度胸がつく

ミュージカルを習うメリット3つめは、人前に出ることで度胸がつくことです。

ミュージカルは舞台の上に立って、大勢のお客さまの前でパフォーマンスをするもの。劇団によっては、「お客さま=お父さん、お母さんなどの身内」ということも多いかもしれませんが、やっぱり人前に出るというのは緊張をします。

何度も発表会を経験して、人前でパフォーマンスをすることで度胸もつくようになるでしょう。緊張をうまくコントロールして乗り越えられるようになるのです。

学校での発表、学芸会、運動会、習い事の発表会、各種テスト(歌のテストや笛のテストなど)、受験、面接などにもちよくなります。

子どものうちに特別な経験ができる

ミュージカルを習うメリット4つめは、子どものうちに特別な経験ができることです。

おとなになってミュージカルを習おうと思っても、なかなか難しいことがあります。ミュージカルは練習頻度も高いことが多く、社会人だと難しいことも多いのです。そもそも発表会に参加するのが必須で、レッスンも最低〇割は参加するのように条件が設定されている劇団も多いのです。

そのため、社会人になるとやりたくても諦めてしまう人も少なくはありません。

ミュージカルは、子どものうちにしかできないと断言するわけではありませんが、やはり子ども時代のほうが始めやすいとは言えます。

ミュージカルを習っている子の特徴

ダンス

ミュージカルを習っている子の特徴を紹介します。

  • 声が通る
  • 音読が上手
  • 歌・ダンスがうまい
  • 学芸会・運動会で活躍しやすい

声が通る

ミュージカルを習っている子の特徴1つめは、声が通ることです。

舞台でのパフォーマンスを前提としてレッスンをしているため、ミュージカルを習っている子たちはとにかく声が通ります。

うちの娘のレッスンのお迎えに行くと、レッスン終わりだからか、声が大きいことが多く、「ありがとうございました!」、「またねー」という子どものあいさつがとても通ります。
娘のお友だちに会うと、「〇〇ちゃんママこんにちはー!」と声をかけてくれるのですが、その子の声もとっても声が通るのです。

声が通るだけでなく、ハキハキしているように見えるのも特徴と言えます。

音読が上手

ミュージカルを習っている子の特徴2つめは、音読が上手なことです。

ミュージカルをやっている子は、台本を読んでセリフを話す練習をしているため、感情をこめて音読するのもとっても上手です。うちの娘も、YTJの子は音読が上手と言っていました。

  • 抑揚がある
  • 感情がこもる
  • つっかえにくい
  • 活舌がいい
  • 声が大きくて通る

上記のような特徴があります。

歌・ダンスがうまい

ミュージカルを習っている子の特徴3つめは、歌・ダンスがうまいことです。

ミュージカル劇団に入ると、歌やダンスのレッスンに参加するため、歌やダンスを習っている子のように上手なことが多いです。

ダンスを習っている子は、平成の終わりから令和にかけて増えましたが、歌はまだあまり多くはありません。歌が得意なことは、音楽の授業でも有利になることが多く、よく通る声でみんなの前で堂々と歌えるようになるのがメリット。

ダンスがうまければ、文化祭、運動会、学芸会などでも活躍できるでしょう。

学芸会・運動会で活躍しやすい

ミュージカルを習っている子の特徴4つめは、学芸会や運動会で活躍しやすいことです。

学芸会での歌やダンス、運動会でのお遊戯ではミュージカルを習っている子は目立ちやすいと言えます。ダンススクールに通っている子ももちろん目立ちますが、ミュージカルを習っている子たちのほうが、人に見られることに慣れているため、のびのびとパフォーマンスできる傾向にあると言えます。

ミュージカルは誰でも習える?

ミュージカルは誰でも習えるのでしょうか。

こちら、結論からですが、ミュージカルは誰でも習えるとは言い切れません

その理由は3つです。

【理由1.オーディションがあるから】
まず最初の理由は、ミュージカル劇団がオーディション制度を採用していることが多いからです。

オーディション制なので、落ちる人もいます…。
なぜオーディション制を取るかはさまざまな理由がありますが、男女比を調整することが目的だと考えられます。女性ばかり、男性ばかりだとバランスが悪くなるからです。

また、劇団のレベルを維持するためにも、事前に歌やダンスのレベルをチェックすることもあるのです。

【理由2.近くに劇団があるとは限らないから】

ミュージカル劇団って近所にたくさんあるわけではありません。
ミュージカルをやりたい! と思っても近くに劇団がないと諦めるしかないのです。(自分で劇団を立ち上げるということもできますが…)

都内だと劇団も多いですが、地方に行くと少ない傾向にあります。そのため、地域によっては入れる劇団がないこともあるのです。

【理由3.年齢制限があるから】

ミュージカル劇団の多くは、採用の時点で年齢制限があります。子ども劇団の場合は、15歳までのように制限されていることもあるため、年齢が合わないとミュージカルを習えないこともあります。

ミュージカルを習う費用

お金

ミュージカルを習う費用について解説します。

劇団によって費用は異なりますが、だいたい1ヶ月あたりの費用は、8,000円から18,000円です。

頻繁に活動する劇団であれば、週2回ほどのレッスンがありますが、2週間に1回のレッスンをする劇団もあります。頻度が高い劇団のほうが月謝は高いです。

  • 入会金
  • 教材費(台本代)
  • 音源使用料
  • 発表会代
  • 衣装代

上記のような費用がかかります。

通常月は1万円前後のお月謝で通えますが、発表会が開催される月になると、お金がかかることが多いです。発表会をするホールやスタジオを借りる必要があるので、発表会代が必要です。

発表会の衣装代も必要で、5,000円から10,000円ほどかかります。
劇団によっては、衣装を手作りすることも…。この場合は、保護者の作業負担が大きくなります。

ミュージカルを習える場所

ミュージカル

ミュージカルを習える場所を紹介します。これから子どもにミュージカルを習わせたい方は参考にしてくださいね。

  • ミュージカル劇団
  • ダンススクール
  • カルチャーセンター
  • 専門学校のミュージカルコース

ミュージカル劇団

ミュージカルを習える場所1つめは、ミュージカル劇団です。

劇団が団員を募集しているときに応募することで、ミュージカルを習うことができます。多くの場合で、年齢制限やオーディション制度を採用しているので、希望しても入会できないこともあります。

劇団がスタジオを持っている場合は、そのスタジオでレッスンをすることもありますが、小さな地域密着型の劇団や、サークルのような劇団の場合は、体育館など公共の施設を借りて練習をすることも。練習場所が不定期で変わることもあるでしょう。

ダンススクール

ミュージカルを習える場所2つめは、ダンススクールです。

ミュージカルダンスというレッスンをしているスクールもあります。ミュージカル劇団出身の先生がレッスンをしていて、年1~2回ほどスクールの発表会と一緒にミュージカルのパフォーマンスをするのです。

劇団のようにオリジナルの作品を演じるのではなく、ダンススクールでは有名ミュージカルの一部を再演することがほとんど。オリジナリティがある作品を演じたい方は劇団のほうがよいかもしれません。

ダンススクールのミュージカルレッスンは、誰でも参加することができます。

カルチャーセンター

ミュージカルを習える場所3つめは、カルチャーセンターです。

カルチャーセンターのレッスンの一部として、ミュージカルダンス、ミュージカルソングレッスンがあります。ミュージカルに興味がある方は、受講してみませんか。

ダンススクールと同様に、カルチャーセンターのレッスンは誰でも参加が可能です。

専門学校のミュージカルコース

ミュージカルを習える場所4つめは、専門学校のミュージカルコースです。

本格的にミュージカルを習いたい方におすすめします。
学校なので、高校生以上が対象です。社会人からでも入れる専門学校もあるので、本気でミュージカルを習いたい方、ミュージカルを仕事にしたい方におすすめします。

専門学校のミュージカルコースは、パフォーマンスを学ぶだけではありません。

  • ミュージカル史
  • 振り付けの仕方
  • 脚本
  • 舞台装置
  • 照明技術
  • 作曲

上記のように、さまざまなことを学べます。
舞台に上がるのではなく、ストーリーを考えたい方、振り付け師として活躍したい方にも向いています。

ダンススクール、カルチャーセンター内でのミュージカルレッスンは、週1~2回の頻度ですが、専門学校の場合はあくまで学校なので週4~6日ミュージカルについて学びます。

ミュージカル劇団YTJとはどんなところ?

YTJ

ここまで、習い事としてのミュージカルについて記載しました。

わたしの娘はYTJというミュージカル劇団に所属しています。ここではYTJについて紹介します。

YTJはユースシアタージャパンの略でユース、つまり若手中心の劇団です。ミュージカルを通して、子どもたちの成長を見守っていて、劇団でありつつも、教育機関のような特徴もあります。

英語パフォーマンスをするのも特徴です。
英語はただ暗記するだけでは足りません。座って勉強するのもよいですが、歌と組み合わせることで楽しく学習ができるのです。

そこでYTJは英語を取り入れたミュージカルレッスンをしています。英語のセリフや英語歌をうたうことで、楽しくスムーズに英語を学習することが可能です。

習い事ではないので、ちょっと厳しいところもあります。練習に参加していない子は、その分本番での出演時間は短いです。「みんな主役」、「みんな同じように出演時間を割り当てる」というような忖度はありません。

また、YTJはイベントの多さも特徴で、スタジオでのショーケースだけでなく外部のイベントに招かれてパフォーマンスをすることがあります。YTJ主催イベントのJYDF、EVEというものもあり、全国規模の大会に参加できることも特徴。

小規模のミュージカル劇団にはない魅力がYTJにはいっぱいなので、興味のある方は関西、関東、中部、九州にスタジオがあるYTJに参加してみませんか。

くわしくはこちらをご覧ください。

国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)

劇団四季との違いは?

劇団というと、有名なのが劇団四季かと思います。YTJと劇団四季との違いをまとめていきます。

【違い1.知名度】
まず違いとして挙げられるのが、知名度です。
やっぱり劇団として有名なのは劇団四季ですよね。テレビでもパフォーマンスすることもあるので、劇場に行かなくても観たことがある方も多いでしょう。劇団四季出身の有名な俳優さんもたくさんいます。

ディズニーの有名作品を上演していて、そのCMもテレビで見るため、名前を知らない人はほとんどいないでしょう。YTJも日本各地にスタジオがありますが、知名度は圧倒的に違うと言えます。

【違い2.年齢】
YTJは若手中心の劇団で、年中から中3がメンバーです。高校生から28歳まではYTJプロというくくりでパフォーマンスをしています。

これに対して、劇団四季はおとな中心で、経験豊富な役者がそろっています。劇団四季って子どももいるよね? と思う方もいますよね。はい、子役さんはオーディションで採用されていて、厳しいレッスンに耐えられるスキルのある子が選ばれますが、あくまで劇団全体はおとながメインです。

このように、YTJと劇団四季は、所属している人の年齢も異なります。

【違い3.レッスン頻度】
YTJと劇団四季ではレッスン頻度も異なります。
YTJは、若手中心、ほとんどが学生なので学業と両立しながら活動できるように工夫されています。YTJの場合は、レッスンが週1~2回。学校が終わったあと(放課後)、または学校が休みの日にレッスンを受けることができます。

それに対して、劇団四季は週4~5回のレッスン頻度です。
学校や仕事と同じ感覚でレッスンを受けます。劇団四季には研究生という枠があり、研究生はほぼ毎日レッスンを受けて、舞台に立つことを目指します。研究生になったからといって、舞台に立てるわけではありません。

高いお金をお客さまからちょうだいして、舞台パフォーマンスをするため、厳しいレッスンを受けるのが特徴です。

まとめ

ミュージカルを習うことで得られることやメリット、ミュージカルを習う子の特徴をまとめました。

ミュージカルレッスンで学べることは次のとおり。

  • 発声
  • 姿勢
  • ダンス
  • 責任感
  • 他者の心情の読み取り
  • 舞台マナー・観劇マナー

ミュージカルを習うメリットは次の4つです。

  • 複合的に学べる
  • 周囲と差をつけられる
  • 人前に出ることで度胸がつく
  • 子どものうちに特別な経験ができる

ミュージカルを習っている子の特徴には、次のようなものがあります。

  • 声が通る
  • 音読が上手
  • 歌・ダンスがうまい
  • 学芸会・運動会で活躍しやすい

ミュージカル劇団に所属している子たちは、とても元気いっぱい。
ダンス・歌・演技・発声などを習わせたい方や、子どものうちにしか経験できないことをやらせたい方におすすめです。