子どもをミュージカル好きにする方法|おすすめの作品9選
子どもの情操教育の一環としてミュージカルを楽しませたいものの、あまり好きではなさそう…。そんなこともありますよね。おとなになってきて好きになる人もいますが、客席でジッとしていなくてはいけないので、苦手な子もいます。
そこで今回は、ミュージカル好きになる方法をまとめます。
子どもでも見やすいミュージカル作品も記載したので、ぜひ参考にしてください。
子どもをミュージカル好きにする方法
子どもをミュージカル好きにする方法を紹介します。
おすすめの方法は次のとおりです。
- 映画館やDVDでミュージカルを観る
- 舞台で生のミュージカルを観る
- ミュージカルの魅力を説明する
- ミュージカルを体験させる
映画館やDVDでミュージカルを観る
子どもをミュージカル好きにする方法1つめは、映画館やDVDでミュージカルを観ることです。
映画館は画面が大きく大音量。映画館に子どもを連れて行って、ミュージカルを見せることで、ミュージカルのよさを子どもが知るでしょう。
子どもは映画を安く見れることが多いので、ちょっとお得です。レディースデーがある映画館も多いので、ぜひお得な日に観に行きませんか。
ただし、映画館では上演されている映画数は少ないです。ミュージカル映画を観たくても、すでに上演期間が過ぎていることも…。
映画がないときは、DVDがおすすめです。
わたしはミュージカル劇団に所属はしていませんが、子どものときからピアノとフルートをやってきたので音楽は大好きです。バレエも習ってきたため、ダンスも好きで、ミュージカルはとても興味があります。なるべくミュージカルは大迫力で楽しみたいので、映画館で観るようにして、そのなかでも「この作品はまた観たい!」と思ったものは、DVDを買っていました。(昔はAmazonプライムなどはなかったので^^;)
DVDだと、好きなシーンを繰り返して観ることができます。これも魅力です。吹き替えと字幕どちらも切り替えられるのもメリット。
子どもがミュージカル作品を観ることで、好きになる可能性は大きいです。
舞台で生のミュージカルを観る
子どもをミュージカル好きにする方法2つめは、舞台で生のミュージカルを観ることです。
これはちょっとハードルが高いです…。ミュージカルのチケットってちょっと値段が高いですものね…。
しかし、一度生のミュージカルを観ると、とても引き込まれて好きになる子が多いです。わたしも小学校5年生のときに、ミュージカル好きのおばに「美女と野獣」に連れて行ってもらいました。「こんな風にパフォーマンスできたらな」と思う気持ちもありつつ、とにかく圧倒されてすごくかっこいい! という印象が今でも覚えています。
その後、今は亡き祖母もおばに連れていかれて、「ライオンキング」を観に行ったのですが、すっかりファンになり、祖母もグッズを買ったほど。
生は映画館、DVDとは異なり、とにかく臨場感がすごいです。定期的に観に行かなくても、一度見れば脳裏に焼き付くというか、忘れられないものになるかと思います。
実際にわたしも人生でバレエやミュージカルなど生の舞台を見た回数は少ないのですが、その少ない回数でもガツン! と意識に残り、その後の人生にも影響が出ています。
みなさんのお子さんも生のミュージカルを観ることで、好きになる可能性は大です。
ミュージカルの魅力を説明する
子どもをミュージカル好きにする方法3つめは、ミュージカルの魅力を説明することです。
これはわたしはよくやっています。
百聞は一見に如かずと言うので、本当は作品を実際に見て欲しいものなのですが、まず観に行くこと自体、ハードルが高いのです。
なかなか無料で観れることは少ないですものね…。
「普通の歌よりも、舞台なのでお客さまに届くように声量を出して歌うから迫力がある」、「舞台には同じものは1つもない。同じ公演でも少しずつ違いがある」などわたしは友だちに伝えています。
ミュージカルの布教活動みたいですね笑。魅力を伝えると「そんなに言うのなら、ちょっと見てみようかな」と思ってくれる人もたくさんいます。
ミュージカルを体験させる
子どもをミュージカル好きにする方法4つめは、ミュージカルを体験させることです。
1日体験などイベントでミュージカル体験があれば、ぜひ子どもに参加させてみませんか。そこからミュージカルの魅力を感じることができるかもしれません。
学校でもミュージカルを取り入れていることもあります。音楽や国語の授業でミュージカルをやってみて好きになる子もいるほど。
我が子をミュージカル好きにしたい方は、一度体験させてみるのもよいかもしれません。
なかなかミュージカル体験はありませんが、興味があればうちの娘が所属しているYTJに通わせませんか。くわしくは後述します。
子どもに伝えたい!ミュージカルの魅力とは
さて、ここからは子どもに伝えたいミュージカルの魅力について解説します。
主な魅力は次のとおりです。
- きらびやかな衣装とステージが楽しめる
- 生の歌が楽しめる
- 迫力のあるダンスが楽しめる
- 舞台装置の転換が楽しめる
- 観客が一体となって楽しめる
- 非日常が味わえる
ミュージカルの魅力|きらびやかな衣装とステージが楽しめる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力1つめは、きらびやかな衣装とステージが楽しめることです。
舞台はとっても華やかです。これはミュージシャンのライブも同じですよね。
ミュージカルの舞台もスポットライトやきらびやかな衣装が楽しめて素敵です。
テレビドラマの衣装とはちょっと違います。客席に一番奥にいる人にも演者が見えるように、目立つ服装をしていることが多いのです。
そのためにプロの衣装さんがついていることがほとんど。
ミュージカルでは歌やダンス、ストーリーを楽しむだけでなく、衣装もぜひ楽しんでください。
ミュージカルの魅力|生の歌が楽しめる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力2つめは、生のうたが楽しめることです。
映画やDVDとは違い、ミュージカルは舞台の上にキャストがいます。録音の音声ではなく、生のうたを聞くことができるのです。
息づかいを感じながら生歌が楽しめます。
よく「ライブは音がズレることもあるから、録音されたCDがいい」という方もいます。
好き嫌いは人それぞれですが、個人的には生歌には生歌にしかない魅力があります。
音の外れもそれはそれで魅力だと思うのです。これは生ならでは。やり直しがきかないため、舞台ではいろいろなことがあります。それも含めてミュージカルです。
ミュージカルの魅力|迫力のあるダンスが楽しめる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力3つめは、迫力のあるダンスが楽しめることです。
ミュージカルのダンスも歌と同様に生です。やり直しがきかないダンスなので、ときにはミスもあるかもしれません。しかしそれが生の舞台の魅力です。
舞台はとても広く、遠くにいるお客さまに伝わるように演者は大きくダンスをします。隣の人にぶつかるのではないかと思うほど、激しく踊ることも。それもミュージカルの魅力の1つです。
ダンスグループのミュージックビデオも素敵ですが、生のミュージカルもかっこいいですよ。歌いながら目の前で踊る姿を楽しめます。
ミュージカルの魅力|舞台装置の転換が楽しめる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力4つめは、舞台装置の転換です。
この楽しみ方はちょっと通レベルかもしれません^^
ミュージカルの場面が変わるときに、パッと暗くなって背景が変わることがあります。一旦幕を下ろして舞台が変わることも!
これはいわゆる裏方さんと呼ばれる方たちの努力が詰まっています。この努力を観劇で感じることができます。
床が回転する、短時間で舞台が変わる、セットが動くなど、工夫がこらされた舞台はたくさん。
ぜひ舞台装置も楽しみませんか。
幕が開けたら、あっという間に場面が変わっていると、わっ! とびっくりすることもあります。まるで手品のようですよ。
ミュージカルの魅力|観客が一体となって楽しめる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力5つめは、観客が一体となって楽しめることです。
自宅でDVDを観るのと違って、ミュージカルの舞台にはたくさんのお客さまがいます。大きなホールが満席であれば、100人以上の観客がいるでしょう。
その人たちはみな同じ舞台を見ています。
面白いシーンがあれば、あはは! と一緒になって笑うことも。素敵だな、すごいなと思ったら拍手をすることもあります。
感動を一緒に共有できることもミュージカルの魅力の1つです。
ミュージカルの魅力|非日常体験が味わえる
子どもに伝えたいミュージカルの魅力6つめは、非日常体験が味わえることです。
わたしや娘にとっては、ミュージカルやバレエの舞台は非日常体験。ディズニーランドやUSJのようなテーマパークに行くときに近い感覚があります。(さすがに娘はテーマパークのほうがワクワクはするようですが^^;)
ミュージカルは大きなホールでやることが多いので、遠方へのお出かけができます。
観劇は一般的にいつもよりちょっと綺麗目な服装をすることも多く、非日常体験ができるのです。
自宅のテレビとは違う大音量。目の前には俳優、女優がいて、迫力感のあるダンスや歌をパフォーマンスしている。
このような非日常体験ができることも魅力の1つです。
ミュージカルをもっと楽しむ方法
ここからはミュージカルをより楽しむ方法を解説します。
- 作品の予習をする
- 舞台全体を観る
- 作品ごとの評価ポイントを調べる
- パンフレットを買う
ミュージカルを楽しむ方法|作品の予習をする
ミュージカルを楽しむ方法1つめは、作品の予習をすることです。
どんなストーリーなのか、どんなキャストが出ているのか事前に予習をしましょう。
みどころもチェックしておくことがおすすめです。
あえて前情報を得ずに楽しむ方もいるかと思います。ミュージカルの楽しみ方は人それぞれですが、子どもと観に行くときはある程度事前に勉強しているほうが、楽しめるという意見も多いです。
また、作品によっては子ども向けではないシーンも含まれています。
子どもに見せたい内容の作品かどうかをチェックしておくことも大切です。
ミュージカルを楽しむ方法|舞台全体を観る
ミュージカルを楽しむ方法2つめは、舞台全体を観ることです。
最前列の席だと舞台が近くて、つい1か所のみに集中して見てしまいがちですが、舞台全体を観るようにしましょう。ストーリーはたしかにセリフを話している人を中心に展開しますが、全体の掛け合いもあります。ダンスもフォーメーションがあるため、誰かひとりを見るよりも全体を見たほうが楽しめることもたくさんあるのです。
ぜひ、舞台全体を観るように心がけると、見逃しも少なくなります。ストーリーも把握しやすいのでおすすめです。
ミュージカルを楽しむ方法|作品ごとの評価ポイントを調べる
ミュージカルを楽しむ方法3つめは、作品ごとの評価ポイントを調べることです。
前情報なしでミュージカルを楽しみたい人もいるかもしれませんが、公開初日でなければぜひ評価ポイントをチェックしてみませんか。
- 実写化系であれば、キャラクターの再現度がすごい。
- 原作にはないオリジナルのストーリーがある。
- 有名俳優が初のミュージカルに挑戦。
など、作品にポイントがあるはずなので、事前にチェックしましょう。事前に見どころやポイントを把握していると、より作品が楽しめます。
ミュージカルを楽しむ方法|パンフレットを買う
ミュージカルを楽しむ方法4つめは、パンフレットを買うことです。
わたしはネタバレはあまり好きではありませんが、娘とバレエやミュージカルを観るときは事前にパンフレットを買って見てから作品を楽しみます。
前情報がないと、誰がどの役なのかもわかりにくいこともあるので、特に子どもと一緒のときは理解しやすいようにある程度内容を把握してから見るようにしています。
ネタバレや前情報を得たくない方も、終演後は売店が混雑するので、事前にパンフレットを買うのがおすすめです。
子どもや苦手な人にもおすすめ!ミュージカルの選び方
ミュージカルが苦手な人もいますよね。ミュージカル初心者の子どもや苦手な方でも楽しみやすいミュージカルの選び方を紹介します。
- 作品で選ぶ
- 劇団で選ぶ
- 演者で選ぶ
ミュージカルの選び方|作品で選ぶ
ミュージカルの選び方1つめは、作品で選ぶことです。
ミュージカルに原作があるものであれば、その原作が好きかどうかで選びましょう。
アニメや映画を観たことがある作品であれば、ミュージカルも見やすいかと思います。
劇団四季さんの『美女と野獣』や『ライオンキング』はディズニー作品を観てから、観劇しましたが、ストーリーを把握した上で観たので、子ども時代のわたしでもわかりやすく感じました。
今だと『バケモノの子』もやっています。
こちらも映画で人気だったので、観たことがある方はミュージカル版も楽しみやすいはずです。
ミュージカルの選び方|劇団で選ぶ
ミュージカルの選び方2つめは、劇団で選ぶことです。
個人的におすすめなのは、やはり劇団四季さん。
ほぼ誰もが知っている有名劇団ですよね。
わかりやすい作品をやっているので、かなり見やすいかと思います。
上演している作品も見やすいものが多いです。
2022年12月現在では、
- バケモノの子
- アナと雪の女王
- ライオンキング
- 美女と野獣
- アラジン
- ノートルダムの鐘
- ウィキッド
- 人間になりたがった猫
- ジョン万次郎の夢
- キャッツ
- オペラ座の怪人
- リトルマーメイド
- クレイジーフォーユー
があります。
タイトルだけでも聞いたことがあるものはたくさんあるかと思います。子どもが見やすい作品をお選びください。
ミュージカルの選び方|演者で選ぶ
ミュージカルの選び方3つめは、演者で選ぶことです。
推しで選ぶのもおすすめです。
自分の好きな俳優・女優で選ぶのもよいですよ。
やっぱり大好きな人が舞台に出ていると、嬉しくなりますものね。
ぜひキャストでも選んでください。
子どもにおすすめのミュージカル作品
子どもにおすすめのミュージカル作品をご紹介します。
- サウンドオブミュージック
- アナと雪の女王
- ハイスクールミュージカル
- キャンプロック
- 美女と野獣
- ヘアスプレー
- アニー
- シンデレラ
- アラジン
おすすめのミュージカル|サウンドオブミュージック
おすすめミュージカル1つめは、サウンドオブミュージックです。
「ドレミの歌」が有名なので、初めて見る子でも「あ、この曲、聞いたことある!」となるはず。
ストーリーも子どもが楽しめる作品。舞台設定は第二次世界大戦中のため、戦争について考えるよい機会にもなるかと思います。強く生きるマリアに感動する人も多いです。
おすすめのミュージカル|アナと雪の女王
おすすめミュージカル2つめは、アナと雪の女王です。
こちらは劇団四季さんのミュージカルもよいですが、まずはディズニーの有名なあの映画を観るのがおすすめ。
今でも人気で、さまざまなグッズが売られているため、知っている子どもも多いでしょう。
ぜひ一度作品を楽しみませんか。
おすすめのミュージカル|ハイスクールミュージカル
おすすめミュージカル3つめは、ハイスクールミュージカルです。
こちらはディズニーの作品で、高校生が主人公のお話です。
フレッシュで明るいストーリーなので子どもも楽しめるはず。おとなっぽすぎるシーンはありません。
小学校高学年から高校生におすすめです。
なお、こちらの作品は、アラサーになった主人公たちの現在を描いた最新作があるそう。こちらはおとなな恋愛が描かれるかもしれませんが、ディズニー作品のため、親子でも見やすいかと思います。
おすすめのミュージカル|キャンプロック
おすすめミュージカル4つめは、キャンプロックです。
歌手のデミ・ロバートさん、ジョナスブラザースが出演している映画で、こちらも学生が主人公の作品です。
ディズニーの作品ですが、ハイスクールミュージカルと比較すると、こちらのほうがかっこよく、登場人物が多すぎないのでわかりやすいかと思います。
おすすめのミュージカル|美女と野獣
おすすめミュージカル5つめは、美女と野獣です。
こちらはディズニーの映画はもちろんですが、劇団四季さんの舞台もおすすめです。
ベル好きなお子さんにぴったりで、劇団四季さんのものは舞台のセットもとっても豪華。見ごたえがあります。
怖すぎるシーンもないため、子どもでも見やすいはず。
おすすめのミュージカル|ヘアスプレー
おすすめミュージカル6つめは、ヘアスプレーです。
わたしはこちらのDVDを持っていて何度も見ています。ジョン・トラボルタさんが出演している作品です。
日本では現在、渡辺直美さんが主演でミュージカルをしています。
ふくよかでとっても明るい10代の女の子のお話で、60年代の愛らしい衣装が楽しめます。アメリカでは有名歌手のアリアナ・グランデさんも出演したほど。
明るく楽しい作品ですが、社会問題もテーマとして扱っているので、ぜひ親子で楽しみませんか。
おすすめのミュージカル|アニー
おすすめミュージカル7つめは、アニーです。
「トゥモロー」という曲がとっても有名なアニーは子どもでも楽しめる超有名ミュージカルです。赤毛の女の子が主人公で、舞台設定は1930年代。孤児のアニーはいつか親が来てくれるだろうと信じる、明るく前向きな子です。
アニーからたくさんのことが学べる作品なので、子どもからおとなまで楽しめます。
おすすめのミュージカル|シンデレラ
おすすめミュージカル8つめは、シンデレラです。
わたしが個人的におすすめしたいのは、Amazonオリジナルのシンデレラ。
元フィフスハーモニーのカミラ・カベロさん主演です。
こちらは現代版のシンデレラと言ってよく、とってもイマドキな考えをしているキャラクターたちがたくさん出てきます。笑えるシーンも多く、全体的に明るい作品です。劇中歌も過去のヒット曲が多いので、「この曲知ってる!」と楽しめますよ。
衣装もとても素敵で、ぜひスマホではなくテレビなどの大画面で観てほしい作品です。
おすすめのミュージカル|アラジン
おすすめミュージカル9つめは、アラジンです。
キャラクターは知っているけれど、実は映画を観たことがない方もいるでしょう。
「ホールニューワールド」は有名ですが、それ以外はあまり知らないという人も。
ぜひこちらも一度は観てみてください。悪役は出てきますが、怖すぎるシーンは少ないので、子どもでも見やすいです。劇団四季さんでもミュージカルがありますよ。
突然歌い出すからミュージカルが苦手と感じる人へ
ミュージカルが苦手…という方もいますよね。
好き嫌いは人それぞれです。価値観も違うので、万人がミュージカルを好きになるということは難しいかと思います。
苦手な方はそれでもよいかと思いますが、友だちとの付き合いで観に行くこともありますよね。
苦手だけど、克服してみたい! という方も。
苦手な方は、ミュージカルで演者が突然歌い出すことに「?」と感じるかと思います。
たしかにその通りで、歌って突然始まるように感じます。しかし、だいたいはキャラクターの感情が動きたときです。
楽しいとき、嬉しいとき、悲しいときに、その感情を表現するために、歌が始まります。
また突然、ドーン! と曲が始まるわけではありません。サビから始めるということも少なく、徐々に会話がメロディーに乗っていき、歌へと変わっていきます。少しずつ歌うメンバーが増えて行って、盛り上がることが多いです。
ミュージカルは、映画やドラマとは異なり、歌やダンスを楽しむものだと思ってください。
そうすると、突然のパフォーマンスにびっくりする、違和感をおぼえることは少なくなるかと思います。
ミュージカルは、ストーリーは単純なもの、わかりやすいものが多く、お話で魅せるというよりも歌やダンスで楽しませるものだとお考えください。
あまり映画やドラマを比較せず、歌やダンスがメインのものと思えば、楽しみやすくなりますよ。
YTJでミュージカルを楽しもう
我が子にミュージカルを楽しんでもらいたい、ミュージカル好きになってほしいと思う方は、子どもをYTJに入れてみませんか。
YTJはミュージカル劇団で、年中から中3までのメンバーが活動しています。
(高校生以上のメンバーはプロとして所属します)
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-Youth Theatre Japan(YTJ)
「子どもだから大きな舞台には立てないだろう」ではなく、YTJは若手中心なので子どもでも活動しやすいのが特徴です。
年3~4回ほどのイベントがあり、他にもダンスコンテスト、歌唱コンクールがあり、人前に出てパフォーマンスをする機会がたくさんあります。
人前で自信を持ってパフォーマンスできる子になるので、ぜひ入会させませんか。
娘はYTJに所属してから3年ほどが経過していますが、すっかりミュージカル好きです。日頃から舞台に出るためのレッスンをしているため、本番に強い憧れを持っているみたい。
ただし、YTJはいつでもメンバーを募集しているわけではありません。
年に数回新規メンバーを募集しているので、また再募集がかかったらこちらのブログでもお知らせしますね。
まとめ
ミュージカルを好きになる方法、おすすめのミュージカル作品を紹介しました。
子どもをミュージカル好きにする方法は次のとおりです。
- 映画館やDVDでミュージカルを観る
- 舞台で生のミュージカルを観る
- ミュージカルの魅力を説明する
- ミュージカルを体験させる
しかし、子どもにも好き嫌いがあります。無理にミュージカル好きにせず、自然に楽しませましょう。
ミュージカルの魅力は次のとおり。
- きらびやかな衣装とステージが楽しめる
- 生の歌が楽しめる
- 迫力のあるダンスが楽しめる
- 舞台装置の転換が楽しめる
- 観客が一体となって楽しめる
- 非日常が味わえる
ミュージカルは次の3つでお選びください。
- 作品で選ぶ
- 劇団で選ぶ
- 演者で選ぶ
子どもでも見やすいおすすめのミュージカルは次の9作品です。
- サウンドオブミュージック
- アナと雪の女王
- ハイスクールミュージカル
- キャンプロック
- 美女と野獣
- ヘアスプレー
- アニー
- シンデレラ
- アラジン
子どもに見せたくないシーンはほぼないかと思うので、安心して観劇できますよ。