ダンスの先生から好かれない生徒と好かれる生徒の特徴|えこひいきはある?
子どもにダンスを習わせるのであれば、先生から好かれる生徒にさせたいですよね。基本的に先生は生徒に平等に接しますが、子どもを習わせていると、差別していない? と思うシーンはときどきあります。
そこで今回は、ダンスの先生から嫌われる生徒の行動と好かれる生徒の特徴について解説します。
先生から好かれたい子は、ぜひ参考にしてください。
こんな行動はダンスの先生から嫌われる
ダンスの先生から嫌われやすい行動を紹介します。
次の行動には注意をしてください。
- レッスン中におしゃべりをする
- あいさつをしない
- 他のダンススクールと掛け持ちする
- 他のダンススクールのレッスンに参加する
- 頻繁に忘れ物をする
- 振り付けを勝手に変える
- 先生からの注意を直そうとしない
- 発表会に参加しない
レッスン中におしゃべりをする
ダンスの先生から嫌われやすい行動1つめは、レッスン中のおしゃべりです。
子どもだと、ついついレッスン中におしゃべりをしてしまうこともありますよね。ちょっとしゃべっただけでダンスの先生から嫌われることはありませんが、頻繁におしゃべりをしていると、「この子はレッスン中にずっとおしゃべりをする子」という認識をされてしまいます。
ダンスの先生は、子どもたちの成長のために一生懸命指導をしているので、おしゃべりをされると大切な内容が伝わりません。
「おしゃべりしないのっ!」と大きな声を出して注意をすることもあります。おしゃべりをしている子の声が大きければ、先生の聞こえるように大きな声を出さなくてはいけないのです。
そのため、おしゃべりする子がいるクラスを担当すると、喉が痛くなってしまう先生も…。未就学児や低学年のクラスを担当する先生は、かなり疲れるそうです(わたしの知人談)
おしゃべりは先生から嫌われやすいのでご注意くださいね。
子どものレッスンを見学していて、しゃべっていることが多い場合は、「先生がお話しているときは、おしゃべりはだめだよ」と注意しましょう。
あいさつをしない
ダンスの先生から嫌われやすい行動2つめは、あいさつをしないことです。
ダンスは礼に始まり礼に終わるもの。あいさつはとても重要視されるので、しっかりとあいさつをしましょう。
とは言っても、幼い子どもの場合は、人見知り・場所見知りをしてなかなかあいさつができないこともありますよね。年齢によってはあいさつができなくても仕方ないと言えます。
ただし、「うちの子は人見知りだから、あいさつはいいや」ではなく、子どもがあいさつをできるように努力する姿勢は示しましょう。「先生によろしくお願いしますは?」と子どもを促すのもよいですよね。小さな声でもいいので、頑張らせてください。
保護者が送迎する場合は、保護者も先生にきちんとあいさつをしましょう。
他のダンススクールと掛け持ちする
ダンスの先生から嫌われやすい行動3つめは、他のダンススクールと掛け持ちすることです。
たとえばバレエとヒップホップのように、異なるジャンルのダンススクールに2か所通って掛け持ちすることは、あまり問題視されません。
しかし、同じジャンル、たとえばバレエスクールに2か所通うことは、先生から嫌がられることがあるのです。
まず、教え方の問題です。
バレエにはメソッドがありますが、別のメソッドのスクールに通うことで、子どもが混乱することがあります。メソッドが違うと、動きにも差があるからです。ロシア系、フランス系でも違うのです。
「あれ、この子はうちで教えている動きと違うことをするな」と先生に気が付かれてしまうこともあります。
また、先生が使う言葉(ダンス用語)にも違いがあります。わたしが現在通っているスクールではダブルでも、わたしが子ども時代に通っていたスクールではドゥーブルでした。このように言葉(単語)にも先生によって差があるので、幼い子だと混乱しやすいので気を付けましょう。
一番大きな問題としては、発表会のバッティングです。
発表会の日は、土日に開催されやすく、バッティングすることも珍しくはありません。もしも他のスクールと発表会が重なってしまった場合、どちらに参加するかでも問題となります。
チャリティイベントの合同発表会だと、他のスクールも参加している可能性もあり、先生に「あら、そっちのスクールで発表会に出たのね」と気が付かれてしまうことも…。
実際にこのような問題はときどきあるので、気を付けましょう。
他のダンススクールのレッスンに参加する
ダンスの先生から嫌われやすい行動4つめは、他のダンススクールのレッスンに参加することです。
掛け持ちではなくても、単発レッスンに参加することで先生から嫌がられることもあります。
基本的に他のスクールのオープンレッスンに参加する場合も、先生にひと言伝えることをおすすめします。内緒で他のスクールのレッスンを受けると、「あら、うちのスクールのレッスンに不満があるのかしら」と思われてしまうこともあるのです…。
他のスクールのレッスンに参加しても、今現在の先生にはバレないかもしれません。
しかし、ダンスの先生はスクールが違っていても、つながっていることも多いので、なるべく他のスクールのレッスンに参加する場合は、先生に「力試しとしてオープンクラスのレッスンに参加してみようと思います」と事前報告しておくと安心です。
特にバレエはこのような傾向があります。伝統的な習い事で、芸事という意識が強いのと、やや閉鎖的な世界だからか、他のお教室のレッスンを受けることを裏切りと感じる先生もいます…。
頻繁に忘れ物をする
ダンスの先生から嫌われやすい行動5つめは、頻繁に忘れ物をすることです。
誰だって忘れ物を一度はしたことがありますよね。ダンスの先生も、一度の忘れ物で本気で怒ることや、生徒を嫌いになることはありません。ちなみにわたしは一度だけバレエシューズを忘れたことがあります!笑
一度の失敗であれば許されますが、何度も頻繁に忘れ物をしていると、「この子は本気でダンスを習うつもりがあるのかな?」と思われてしまいます。
ダンスのレッスンの準備は事前にして、余裕を持ってレッスンに行きましょう。忘れ物をしやすい子どもの場合は、家庭でも予防をしてみてください。チェックリスト、忘れ物防止ボードなどを使うとよいですよ。
振り付けを勝手に変える
ダンスの先生から嫌われやすい行動6つめは、振り付けを勝手に変えることです。
レッスンで先生が振り付けを考えて、生徒たちが真似をするシーンがたくさんあります。振り付けを間違えてしまうのであれば仕方ないですが、あえて手を加えて自分流にするのは、よくありません。
先生は「わたしの振り付けのなにが気に入らないのかな?」と思ってしまいます。「嫌なら他のお教室に移ればいいのに…」と思うこともあるので、先生が考えてくださった振り付けは勝手にアレンジせずに踊りましょう。
もしもソロのバリエーションなどで「もう少しこうしたい…!」という希望がある場合は、事前に先生に相談をしてみてください。何も言わずにアレンジをすることは原則NGです。
先生からの注意を直そうとしない
ダンスの先生から嫌われやすい行動7つめは、先生からの注意を直そうとしないことです。
先生から「もっと足を上げて」など注意やアドバイス、指摘を受けることもありますよね。それがすぐに直せないことは仕方ありません。少しずつ努力をすればよいのです。しかし、注意をされても無視をする、その場で改善しようと努力しないことは、先生からしたらよい気にはならないものです。
レッスンで先生が改善点を指摘することで、生徒は成長します。
先生は意地悪で注意をしているのではなく、上達してほしいからアドバイスをしているのです。
先生から注意をされたら、その場で結果的に直せなくてもいいので、直そうとする姿勢は必ず示しましょう。
発表会に参加しない
ダンスの先生から嫌われやすい行動8つめは、発表会に参加しないことです。
たまたま都合で発表会に参加できないことは仕方ありません。
病気やケガもありますよね。
しかし、かたくなに発表会には出ない! という姿勢だと、先生は「この子はどうしてダンスを習っているのだろう?」と思ってしまいます。
ダンスはエンターテイメントで、見てくれている人を楽しませるもの。人前でパフォーマンスすることがダンスと言っても過言ではありません。
発表会にはなるべく参加しましょう。
どうしても参加できない理由があれば、それを正直に先生に伝えてください。
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴について解説します。
- 先生をリスペクトしない
- すぐに諦める
- 全力を出さない
- 家で練習をしない
- ダンスが嫌い
先生をリスペクトしない
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴1つめは、先生をリスペクトしない人です。
陰で先生の悪口を言っていると、先生も感づいてしまいます。
保護者も「どうせダンスしかやってきていない人だから」とダンスの先生を下に見るような態度を取ると、子どもがそれを真似てしまいます。
仕事をしていて、「この人自分のことをバカにしているのかな?」と思った経験はありませんか。直接なにかを言われたわけでなくても、相手の態度などを見ていてなんとなく感じることってありますよね。子どもは素直なので、感情が行動にも出やすいです。
保護者がバカにする人は、子どももバカにしてしまうので、保護者も言動や態度に気を付けましょう。
すぐに諦める
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴2つめは、すぐに諦める生徒です。
ダンスのレッスンでは基本的にできないことはやらせない、と思ってください。つまり先生が言っていることは、できるはずのことなのです。
「これやってみて」と先生は難しいことを言うかもしれません。それが無理難題のように感じることもあるでしょう。しかし、先生はできると見込んで生徒にやらせているので、難しそうだなと思っても、まずはやってみてください。
最後まで諦めずに頑張ってみましょう。
発表会の配役を発表したときに、「えー、そんなのできない!」と言う子よりも、「頑張ります!」と素直に受け入れて努力する子のほうが、先生からは好かれます。
全力を出さない
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴3つめは、全力を出さないことです。
レッスンは本番ではないので、80%くらいの力で踊る子も多いです。発表会は100%でも、普段のスタジオでのレッスンはお客さまもいないし、衣装も着ていないし、「練習」という感じですよね。その気持ちはよくわかります。
わたしも、子ども時代のバレエではよく先生に「ちゃんと本気で!」と注意されました。そして、今でもバレエの先生から「もっと全力出して!」と言われます。
普段のレッスンで80%くらいしか出していない人は、本番で100%なんて出ません。
先生は体の動かし方を見ていれば、本気を出していないのはすぐにわかります。実際にわたしも全力のつもりでやっていても、先生に指摘されると「あ、本当だ、まだ余力がある」と思うことも多々あります。
日頃から全力を出す習慣を付けましょう。子どもがレッスンで手を抜いているときは、家庭でも注意をしてください。
家で練習をしない
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴4つめは、家で練習をしない生徒です。
ダンスのレッスンが週1だとすれば、次のレッスンは1週間後です。その1週間まったく練習をしていないと、覚えた振り付けの一部は忘れてしまうでしょう。先生から言われた注意点もすっかり忘れているかと思います。
体がかたくなることもありますよね。
ダンスの先生は生徒のことをよく見ていて、「あ、この子は家で全然練習していないな」というのはすぐにわかります。家でサボっているのは先生にバレているので、家で練習しない子は好かれにくいです。
ダンスが嫌い
ダンスの先生から好かれない生徒の特徴5つめは、ダンスが嫌いな生徒です。
そもそもダンスが好きではない子もダンススクールにはいます。
比較的幼い子に多く、保護者に言われてダンススクールに通っている子は、ムスッとした表情でレッスンを受けがち。
やらされている感が強い子だと、先生も指導が難しいです。
楽しくなさそうな表情なので、先生も扱いにくいことが多いので、先生にも苦手意識が出ます。
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴
ここまでダンスの先生から嫌われる行動や特徴を記載しましたが、反対に好かれる生徒とはどんな子でしょうか、見てみましょう。
- ハキハキした生徒
- 好奇心旺盛な生徒
- 家で練習する生徒
- できるまで頑張れる生徒
- 表情豊かな生徒
- 質問する生徒
ハキハキした生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴1つめは、ハキハキした生徒です。
ダンスはスポーツの要素が強いので、あいさつをハキハキできる子のほうが好かれやすいです。いわゆる体育会系のような雰囲気の子は、指導していても気持ちがよいものです。
やや声が大きい子、自分の意見をしっかりと言える子のほうが、先生も教えやすく好かれやすいでしょう。
まずはお返事から練習しましょう。元気よく「はい!」と言うことから始めてみてください。
好奇心旺盛な生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴2つめは、好奇心旺盛な生徒です。
「こんなダンスを踊りたい」、「あの子はどうして上手なんだろう?」といろいろと知りたがるような生徒は先生からも好かれやすいです。
レッスン中もワクワクしながら、上手な生徒に「これどうやってやるの?」と聞く子や、「〇〇ちゃんは上手だけど、おうちでも練習しているの?」と上達するためにたくさん質問する子は、先生からも好かれやすいでしょう。
わたしが子ども時代のバレエ教室で先生から好かれていた生徒は、とても面倒見のよい子で、スクールに新しい子が入ってくると、率先して話しかけていました。好奇心旺盛な子だったので、いろいろな子にたくさん声をかける子だったのです。こういう子は見ていても気持ちがいいですよね。先生からも好かれるでしょう。
家で練習する生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴3つめは、家で練習する生徒です。
先述したように、ダンスの先生は家で練習している子かどうかすぐにわかります。前回のレッスンで教えたことをしっかりと踏まえて家で練習している子には教えがいもあるので、先生から好かれるでしょう。
できるまで頑張れる生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴4つめは、できるまで頑張れる生徒です。
先生から注意されたことを克服するために、残って練習する子もいますよね。その様子を見れば「この子はもっと上手になりたいんだな」と先生は感じるはずです。「教えたことをよく聞いてくれているんだな」と思うこともあるでしょう。
「やってもできないし、まあいっか」という生徒よりも、できるまで頑張る生徒のほうが先生からは好かれます。
表情豊かな生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴5つめは、表情豊かな生徒です。
楽しそうなときにニコニコしている生徒、真剣なときにまじめな顔をする生徒のように、表情豊かな子のほうが、反応がわかりやすく指導はしやすいです。
真顔で踊る子よりも、楽しそうに踊る子のほうが見ていて気持ちがいいですよね。できないことができるようになり、嬉しそうにニコニコして「先生、できたよー」と言える子のほうが、先生からも好かれやすいでしょう。
質問する生徒
ダンスの先生から好かれる生徒の特徴5つめは、質問をする生徒です。
先生からの指導でよくわからないこともあるかと思います。
わからないままにすると、上達はできません。先生に「もう一度お願いします」、「こういうことですか?」と質問できる子のほうが、指導しやすくて先生からも好かれます。
これは未就学児など幼い子だとなかなか難しいこともあるかと思います。子どもだと質問できない子も珍しくはありません。
レッスン終わりに時間があるときに、保護者が「うちの子はここが苦手みたいです、よろしくお願いします」とひと言伝えるとよいですよ。
ダンスの先生から好かれるメリット
ダンスの先生から好かれるメリットを解説します。
- 手厚い指導が受けられやすい
- 発表会でよい役、よいポジションになりやすい
手厚い指導が受けられやすい
先生から好かれるメリット1つめは、手厚い指導が受けられやすいことです。
ダンスの先生は、可能な限り生徒を平等に扱っていますが、どうしても人間なので差は出てしまいます。
教えがいのある生徒のほうが、上達させたくて手厚く指導をすることもあるでしょう。
反対に、言っても改善させようとしないような生徒であれば、先生はあまり注意をしない傾向に。
先生から好かれることで、手厚い指導が受けられて上達をします。そして上達すれば、先生がより指導しがいを感じるため、より手厚く教えてくれるでしょう。「先生から好かれる→指導される→上達する→もっと好かれる」というように、よいサイクルが生まれるので、ぜひ先生からは好かれましょう。
発表会でよい役、よいポジションになりやすい
先生から好かれるメリット2つめは、発表会でよい役やポジションをもらいやすいことです。
繰り返しますが、ダンスの先生は基本的に生徒を平等に扱います。
しかし、みんな同じレベルであれば、教えやすい子、教えがいのある子、日頃から頑張っている子によい役やよいポジション(センター)を踊らせたいと思うはずです。
発表会で希望通りの役になりたい、真ん中で目立って踊りたいのであれば、先生に好かれる生徒になりましょう。
ダンスの先生はえこひいきをする?
ダンスの先生はえこひいきするのでしょうか。
先述したように、基本的に先生は生徒を平等に扱います。ダンスって習い事ですよね。生徒からは同じ金額をもらっているので、全員がお客さまです。
そのため、基本的に私情でえこひいきをすることはまずありません。
もしも、あきらかなえこひいきがある場合は、そのお教室を辞めることも選択肢として考えたほうがよいでしょう。えこひいきはいじめに発展する可能性があるからです。
ダンススクールで、えこひいきはないはずなのですが、やはり先生だって人間です。
個人的な好みが出てしまうこともあります。
頑張っている生徒と、やる気のない生徒であれば、頑張っている生徒のほうが指導したくなるものです。
えこひいきまではなくても、頑張っている子はよい待遇は受けやすいので、先生に好かれる行動を取りましょう。
ダンスの先生から好かれる保護者の特徴
ここからは保護者の話です。
ダンスの先生から好かれる保護者について見てみましょう。
- あいさつをする保護者
- 協力的な保護者
- 先生の指導に納得できる保護者
あいさつをする保護者
ダンスの先生から好かれる保護者の特徴1つめは、あいさつをする保護者です。
ダンススクールに送迎をする保護者も多いでしょう。そのときにあいさつが恥ずかしくて、少し離れたところで待機する人もいるかと思います。(先生と鉢合わせしないように)
先生もなるべく生徒の保護者とは交流をして、どんな保護者なのか知りたいと思っているので、積極的にあいさつをする保護者のほうが好かれやすいです。
「ありがとうございました」、「こんにちは」、「またよろしくお願いします」など、かんたんなあいさつでよいので、大きな声で先生にあいさつしませんか。
協力的な保護者
ダンスの先生から好かれる保護者の特徴2つめは、協力的な保護者です。
スクールによっては、発表会で保護者がお手伝いをすることもあるでしょう。
仕事をしている保護者だと、なかなか手伝えないこともあるかと思いますが、時間に余裕がある方は協力してみましょう。
協力的な保護者とそうでない保護者であれば、協力的な保護者のほうが好かれやすいので、無理のない範囲で協力的な姿勢を示しましょう。
先生の指導に納得できる保護者
ダンスの先生から好かれる保護者の特徴3つめは、先生の指導に納得できる保護者です。
ダンス経験者の保護者であれば、自分の子どものダンススクールの指導で気になることもありませんか。ついつい口出したくなることもありますよね。
「そんな教え方では上達しない!」と思ってしまうことも…。
レッスン中に「もっとこうしたほうがいいよ」と保護者が子どもに口出ししてしまうこともあるかもしれません。先生に「こんな風に指導してください」と要望を出す人もいるかもしれません。
あまりにも口出しをすると、ダンスの先生からモンペという認識をされてしまいます…。
ダンス経験者だとどうしても気になることもあるかもしれませんが、先生はプロなので任せましょう。どうしても気になることがある場合は、他のスクールに移るなど自分が納得できる指導をしているスクールに入ることをおすすめします。
YTJのスタッフはえこひいきをする?
ここまで、ダンスの先生の生徒の好みについて解説しましたが、ここからはYTJの話題です。
YTJは、ミュージカル劇団。うちの娘はYTJに所属して2年以上になります。
YTJについては、公式サイトをご覧ください。
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)
YTJのスタッフはえこひいきをするのでしょうか。入会を検討している方であれば、えこひいきはちょっと心配ですよね。
こちら結論からですが、YTJはえこひいきはまずありません。
YTJのスタッフだってダンスの先生同様に人間です。おそらく、YTJメンバーに対して好き嫌いはあるかと思います。
しかし、YTJはスタッフによるえこひいきや評価の差、かたよりがないように工夫されています。
YTJは定期的にスタッフが入れ替わる仕組みになっているので、スタッフによるえこひいきは発生しにくいのです。
同じ指導者がずっと1つのスタジオで担当していると、スタジオ間に差が出てしまいます。
「あのスタジオは歌よりダンス重視だよね…」、「あのスタジオはバレエの色がよく出ているよね」とならないように、スタッフが定期的に入れ変わっていくのです。
保護者としては「また先生変わったの?」と思うほど。子どもは最初のうちは慣れないかもしれませんが、スタッフが頻繁に変わることで、子どもたちとスタッフの間で適度な距離感が生まれていると思います。
まとめ
ダンスの先生から好かれる行動や好かれる生徒について解説しました。
ダンスの先生から好かれる行動は次のとおりです。
- レッスン中におしゃべりをする
- あいさつをしない
- 他のダンススクールと掛け持ちする
- 他のダンススクールのレッスンに参加する
- 頻繁に忘れ物をする
- 振り付けを勝手に変える
- 先生からの注意を直そうとしない
- 発表会に参加しない
ダンスの先生から嫌われやすい子の特徴は次のとおり。
- 先生をリスペクトしない
- すぐに諦める
- 全力を出さない
- 家で練習をしない
- ダンスが嫌い
次のような生徒は、先生から好かれやすいです。
- ハキハキした生徒
- 好奇心旺盛な生徒
- 家で練習する生徒
- できるまで頑張れる生徒
- 表情豊かな生徒
- 質問する生徒
ダンスの先生から好かれると、次のようなメリットがあります。
- 手厚い指導が受けられやすい
- 発表会でよい役、よいポジションになりやすい
先生から好かれやすい保護者の特徴は次のとおり。
- あいさつをする保護者
- 協力的な保護者
- 先生の指導に納得できる保護者
先生から好かれると、レッスンも楽しくなるでしょう。
基本的にえこひいきはなくて、先生も人間なので対応には若干の差は出るはずです。
ぜひ先生に好かれる行動を取ってくださいね。