嫌だ、やめて…子どもが意思表示できないときの対処法

園、学校と子どもは集団生活をしますが、おとなになって社会に出てもやはり集団生活は多くの場合は継続します。不利益を得ないために、嫌なときはNOと言える子に育ってほしいですよね。

しかし、子どもの性格によっては、「嫌だ」「やめて」のようなネガティブな意思表示が苦手なことも…。

そこで今回は、意思表示ができない子どもへの対処法をまとめます。

意思表示ができない原因や、今現在意思表示ができずに苦しんでいる方への対処法も記載したので、ぜひ参考にしてください。

子どもが意思表示できないときの対処法

泣く子ども

子どもが意思表示できないときの対処法をまとめます。

  • 意思表示をするまで待つ
  • ジェスチャーで意思表示させる
  • 意思表示のバリエーションを教える
  • かんたんな言葉で代弁する
  • 感情をあらわす言葉を教える
  • 選択肢を与える
  • 意思表示しなくても責めない
  • 言葉にこだわりすぎない

意思表示をするまで待つ

意思表示できない子どもへの対処法1つめは、意思表示をするまで待つことです。

みなさんは子どもの先回りをしていませんか。子どものサインに気が付いて、先回りをすることは悪いことではありません。しかし、先回りをしてばかりだと、子どもができることもやらなくなってしまうこともあるのです…。

たとえば、子どもが喉が渇いていそうだと、子どもに何も聞かずに「はい」と言ってペットボトルや水筒を渡していませんか。子どもの様子をよく見て、気が付くことはとてもよいことですが、先回りをばかりしていると、子どもが何も言わなくても周囲が気が付いてくれるだろう…と思ってしまうものです。

先回りはしすぎずに、本人が意思表示するまで待ってみましょう。

ジェスチャーで意思表示させる

意思表示できない子どもへの対処法2つめは、ジェスチャーで意思表示させることです。

子どもの年齢や特性によっては、まだ言葉で意思表示できないこともあるので、言葉ではなくジェスチャーで意思表示をさせてみましょう。

「はい」でコクッとうなずく、「いいえ」で首を振るは基本のジェスチャーですが、手を使ったジェスチャーもあります。拒否のポーズも教えましょう。

意思表示は言葉だけではありません。言葉で意思表示ができない子をそのままにしていると、自分の気持ちを相手に伝えられずに困ることもあります。特に嫌だというネガティブな意思表示ができないと、辛い経験をする可能性も…。

言葉での意思表示が今は無理なのであれば、ジェスチャーを使うことを教えてください。

意思表示のバリエーションを教える

意思表示できない子どもへの対処法3つめは、意思表示のバリエーションを教えることです。

意思表示をしたいと思っていても、実際にどうしたらいいかわからない子もいます。また、意思はあってもどう外に表現すればいいのかわからない子も。

意思表示のバリエーションを子どもに伝えて、意思表示しやすいように工夫しましょう。

幼い子どもの場合は、「取って」、「ちょうだい」、「やめて」などシンプルなものを教えましょう。子どもの年齢によって意思表示のバリエーションを増やしていってください。「こんなときは〇〇って言ってみよう」と状況に合わせた意思表示を教えていくと、子どものバリエーションが増えます。

かんたんな言葉で代弁する

意思表示できない子どもへの対処法4つめは、かんたんな言葉で代弁することです。

先述したような「取って」、「ちょうだい」、「やめて」などかんたんな言葉を保護者が代弁するのもおすすめです。
子どもの年齢や子の性格などによっては、なかなか気持ちを他人に話せないこともあります。かんたんな言葉で代弁しながら、子どもの気持ちを確認しましょう。

「取ってほしいのかな?」と子どもに聞いて、はい・いいえで答えられるように子どもに選択肢を与えてください。

自分の気持ちを言葉にできなくても、はい・いいえは言える子も多いです。

感情をあらわす言葉を教える

意思表示できない子どもへの対処法5つめは、感情をあらわす言葉を伝えることです。

感情ってシンプルではないことは、みなさんご存じでしょう。おとなでも今の感情を的確に言葉にするのは難しく、なんとなくモヤモヤとしている、だるいのようにざっくりとした言葉にあてはめています。

それだけ感情は複雑なのです。

これは子どもも同じです。
子どもの精神が成長すると、感情は複雑化しますが、それをうまく言葉で表現できないことで、イライラしたり、もがき苦しんだりします。子ども自身には新しい感情が芽生えていても、それをどう言葉にしたらいいかわからない状態なので、感情をあらわす言葉を教えましょう。

  • 嬉しい
  • 悲しい
  • 嫌だ

などの基本感情だけでなく、ある程度精神が成長すると次のような感情も出てきます。

  • 恥ずかしい
  • くやしい
  • 今はやりたくない
  • イライラする
  • うらやましい

感情には非常に多くの種類があり、言葉もたくさんあることをまず子どもに教えましょう。

幼い子どもには絵本を使って感情を教えるのもおすすめです。『どんなきもち?』(作: ミース・ファン・ハウト 訳: ほんま ちひろ)という本は感情表現の大切さが学べる1冊。

幼い子向けですが、子どもの年齢に合わせた本を読ませて感情を学びましょう。「このときこのキャラクターはどんな気持ちかな?」と子どもと一緒に考えるのもおすすめです。

参考:どんなきもち? | ミース・ファン・ハウト,ほんま ちひろ 

選択肢を与える

意思表示できない子どもへの対処法6つめは、選択肢を与えることです。

まだ自分の気持ちは伝えられないけれど、選択肢を与えられたら意思表示ができる子もいます。このような子には、「今はどんな気持ちかな? いい気持ち? 嫌な気持ち?」とまずは気持ちがポジティブがネガティブかの二択から選ばせてください。

嫌な気持ちと子どもが選択したら、もう少し深く踏み込んで「悔しい気持ち? 悲しい気持ち?」のようにさらに子どもの意思を選ばせていくと、子どもが自分の感情を理解しやすくなります。

選択肢を与えて、絞っていくイメージです。

意思表示しなくても責めない

意思表示できない子どもへの対処法7つめは、意思表示しなくても責めないことです。

人生において意思表示はとても大切で、できないとでデメリットが出ることが多いのはすでにご存じでしょう。代表的な例を挙げると、いじめです。これはあってはいけないことですが、未だにいじめはなくなっていません…。

子どもが嫌なことをされたのに、それを意思表示できないと、嫌がっていることを相手に伝えられません。嫌がっていることを気が付かない相手が、どんどんエスカレートしてしまうこともあり得るため、子どもには「意思表示をちゃんとしなさい!」、「自分の意見を伝えなさい!」と強く言い過ぎてしまうこともありますよね。

「あなたが意思表示しないからいけないのよ!」と責めたい気持ちもわかりますが、子どもなりにとても悩んでいます。意思表示できないだけでも、とてももどかしく感じているのに、さらに保護者から責められると子どもは二重苦になるので、責めないようにしましょう。

意思表示をしなさいと言っても、すぐにできるようになるわけではありません。時間がかかることも理解しておいてくださいね。

言葉にこだわりすぎない

意思表示できない子どもへの対処法8つめは、言葉にこだわりすぎないことです。

すでに紹介したように、意思表示はジェスチャーでもできます。意思表示は相手に自分の気持ちを伝えることが目標なので、その手段は言葉ではなくジェスチャーでもよいのです。

幼い子や子どもの特性によっては、意思表示のためにカードを使うのもよいでしょう。カードを出させる、指で示させるのもおすすめです。

【嫌だとなかなか言えない人へ】おすすめの対処法

植物

自分自身が嫌だとなかなか言えなくて悩んでいる方もいますよね…。とても苦しんでいることもあるでしょう。勇気を出して意思表示をすると、今の状況が変わることもあるので、意思表示をしてみましょう。

おすすめの方法は次のとおりです。

  • 文章で伝える
  • 相手と距離を取る
  • 信頼できる人に伝えてもらう

文章で伝える

おすすめの意思表示の方法1つめは、文章で伝えることです。

その場ではどうしていいかわからなくて何も言えないこともありますよね。しかし、時間が経ってから、「やっぱりあのときこう言えばよかった!」、「今更だけど、反論すればよかった」と思うこともあるでしょう。

今更意思表示をしたって遅い…と思う必要はありません。時間が経っていても、意思表示は大切です。時間をかけてよいので、LINEや手紙などで自分の気持ちを相手に伝えましょう。

相手と距離を取る

おすすめの意思表示の方法2つめは、相手と距離を取ることです。

相手から嫌なことをされていて、嫌だとなかなか言えない場合は、無理や我慢はせずに相手と距離を取ってください。
たとえば、一緒に毎日学校に行く友だちに嫌だと言えなくて悩んでいる場合は、学校に一緒に行かない選択肢を選ぶことも大切です。

一緒に行かないと嫌われてしまうかも…と思うかもしれませんが、我慢をして嫌な気持ちのまま一緒にその人といると自分が辛いだけだからです。嫌われるのが怖い気持ちはよくわかりますが、我慢してまで一緒にいると自分が傷ついてしまうので、まずは自分を大切に考えましょう。

距離を取るってとても勇気が必要ですが、少しずつでもよいので距離を取って自分を守りましょう。

信頼できる人に伝えてもらう

おすすめの意思表示の方法3つめは、信頼できる人に伝えてもらうことです。

自分で言いにくい場合は、信頼できる人に「実はこんな風に感じていて、悪いけど伝えてもらえない?」とお願いしてみてください。これは友人を巻き込むことにはなってしまいますが、相手と友人が仲いい場合は友人に伝えてもらうほうが、トラブルになりにくいこともあります。

信頼できる人がいる場合は、頼ることも大切です。

 

嫌な気持ちを持つことは悪いことではありません。誰でも苦手な人はいるものです。無理をせずに、相手に伝えたり距離を取ったりしましょう。

子どもが意思表示できないデメリット

泣く 女の子

子どもが意思表示できないときのデメリットを紹介します。

  • やりたいことができない
  • 我慢が多くなる
  • 信頼が得られなくなる

やりたいことができない

デメリット1つめは、やりたいことができないことです。

たとえば、子どもが公園で滑り台で遊びたいのに、お友だちに「砂場で遊ぼう」と言われて意思表示できないままでいると、ずっと滑り台では遊べません。

意思表示せずに、相手に合わせてばかりいると、自分が本当にやりたいことができません。これがデメリットと言えます。

うちの娘も、お友だちとその保護者に映画に連れて行ってもらったことがあり、映画後に食事に連れて行ってもらったのですが、苦手な食べ物が言えず、結局嫌いなものを食べてきたそうです。意思表示ができないと、食べたいものが食べられないということもあります。

我慢が多くなる

デメリット2つめは、我慢が多くなることです。

嫌なことをされても嫌だと言えないと、我慢をすることがどうしても多くなってしまいます…。これだとストレスにもなります。最初はそんなに無理をしているつもりはなくても、相手がだんだんエスカレートをして、今更嫌だと言えなくなってしまうことも…。

そのまま我慢をしていると、大きなストレスになります。いじめの被害に発展する危険性もあるのです。(いじめは、意思表示できない被害者が原因ではありません。)

 

わたしの周囲でも意思表示ができずに、悩んでいる人がいました。車を持っている保護者がいて、同じ習い事をしている保護者に「うちの子も車に乗せて、送ってもらえる?」とお願いをされたのです。それを引き受けると、最初のうちはとても感謝されていたそうですが、エスカレートしてしまい、買い物のときに出会うと、「乗せて~」と言われてしまうことが多くなり、悩んでいました。しばらく悩んでいて、最終的に距離を取ることにして、お願いされることはなくなったそうです。

信頼が得られなくなる

デメリット3つめは、信頼が得られなくなることです。

意思表示がないと、なにを考えているか相手に伝わらないことになります。みなさんは、なにを考えているかわからない人と、自分の考えを伝えられる人のどちらを信頼しやすいですか? 多くの場合が後者だと思います。どうしても、意思表示をしない人はなにを考えているかわからない人、得体の知れない人と認識されやすいのです…。

相手に意思表示ができないと、信頼が得られにくくなることもあるので、子どもなりの方法で自分の気持ちを伝えていきたいですね。

子どもが意思表示できない理由・原因

泣く小学生

子どもが意思表示できない理由・原因はさまざまなものがあります。子どもによって違いもあるので、ここでは考えられる原因を見てみましょう。

  • 伝えようと思っていないから
  • 言葉よりも行動が先に出るから
  • うまく気持ちを表現できないから
  • 周囲と意見が違うから
  • 嫌われたくないから
  • 相手を傷つけたくないから
  • 考えを言葉にするのに時間がかかっているから
  • もめごとに巻き込まれたくないから
  • 過去に失敗・トラウマがあるから

伝えようと思っていないから

原因1つめは、伝えようと思っていないからです。

そもそも意思表示をしなければいけないことを理解していない幼い子どもの場合は、そもそも意思表示をしようと思っていない可能性があります。自閉症の子どもにもこのような傾向があるとされています。

今は意思表示をしていいタイミングだと思っておらず、伝えていないということも。トイレに行きたいのに、「今は授業中だから我慢しなくちゃ」と思って、伝えないこともあります。

言葉よりも行動が先に出るから

原因2つめは、言葉よりも行動が先に出るからです。

子どもの年齢によっては「それ貸して」とお友だちに言う前に、お友だちの手から奪ってしまうこともあり得ます。自分の感情ばかり優先していると、このように行動が先に出てしまうこともあります。また発達障害の子どもにも、このような傾向もあるとされています。

感情が先に出て、それが無意識のうちに行動にあらわれてしまうのです。
横入りしてしまう、相手を叩いてしまう、欲しいものを勝手に取ってしまう、こともあり得ます。

うまく気持ちを表現できないから

原因3つめは、うまく気持ちを表現できないからです。

すでに記載しましたが、自分の意思はあってもそれをうまく言葉にできない、どんな言葉で表したらいいかわからず、意思表示ができないこともあります。

幼児期に起こりがちですが、思春期にもあります。体と心の成長に乖離があると生じやすいのです。

周囲と意見が違うから

原因4つめは、周囲と意見が違うからです。

これは小学校中学年以上に起こりやすいと言えます。集団生活をしていると、みんなと同じ意見を持つと目立ちにくく、過ごしやすいと思う子が多くなるのです。また、周りと違う意見を持つことを恥ずかしいと思う子もいます。違う意見を言ってはいけないと思うことも。

そのため、自分の意見や意思を伝えなくなるのです。

最近よく「同調圧力」という言葉を聞くようになりました。
【同調圧力とは…】
同調圧力とは、グループの中で意思決定をするときに、多数の人の意見となるように少雨就社に対して圧力をかけること。

子どもは集団生活をします。同調圧力があることで、自分の意思を伝えられないこともあり得ます。

嫌われたくないから

原因5つめは、嫌われたくないからです。

「いいよ」、「一緒にやろう」のようなポジティブな意思表示はできても、「やめて」、「それは嫌だ」というネガティブな意思表示は相手に嫌われるのではないかと思って我慢してしまうこともあります。

これはやさしい性格の子に多いです。

娘の友だちは、仲良しグループでときどきタピオカドリンクを飲むことがあるのですが、そこまでタピオカが好きではないとのこと。でも、グループのお友だちと仲良くするために、一緒にドリンクを買って飲んでいるそうです。その子は、娘からの話では「飲みたくない」ということで嫌われてしまう、仲間外れになってしまうと思っているようでした。

相手を傷つけたくないから

原因6つめは、相手を傷つけたくないからです。

一緒に楽しく会話をしていて、「それは言われたくない」という言葉をかけられてしまい、嫌だと言いたくても、その場の雰囲気を壊したくない、相手を傷つけたくない気持ちから、自分が我慢してしまうことがあります。

嫌だと言うと、相手が傷つくのではないかな、怒らせてしまうのではないかなと思うため、意思表示をしない子もいます。

考えを言葉にするのに時間がかかっているから

原因7つめは、考えを言葉にするのに時間がかかっているからです。

自分の意思はしっかりと持っているものの、それを言葉にしようにも言葉選びに時間がかかっていることがあります。すでに記載したように、子どもでも感情はおとなのように複雑です。それをうまく言葉にできないことがあります。

また、相手を傷つけないように・誤解を生まないように、言葉選びをしていることも…。このように意思表示をするのに時間がかかっていることもあり得ます。

思慮深い子や思いやりのある子に、このような傾向があるとされています。急かさず、意思表示をするまで見守りましょう。

もめごとに巻き込まれたくないから

原因8つめは、もめごとに巻き込まれたくないからです。

素直に意思表示をしたことで、もめごとに舞いこまれてしまうこともあり得ます。いじめや過度なからかいはよくないことですが、遊びの延長としてからかいをしていた場合、「よくないよ!」と言いたいものの、それを言うことで今度は自分が標的になるのではないか…という不安から、意思表示ができないことがあります。

反論をして、もめごとになることもあり得ます。正直に自分の気持ちを言うと厄介かもしれない…と子どもが判断することで、感情や気持ちを我慢することもあるのです。

過去に失敗・トラウマがあるから

原因9つめは、過去に失敗・トラウマがあるからです。

過去に意思表示をしたことで、「わがまま言わないの!」と怒られた経験や、意見を否定された経験があり、それがトラウマとなって記憶に残っている可能性もあります。

YTJの子どもは意思表示できる?

YTJ

最後にミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)についてです。

YTJに通う子どもたちは、意思表示できるのでしょうか。
こちら、結論ですが、YTJの子どもたちは意思表示できる子が多いです。

もちろん、個人差はあり、意思表示が苦手な子ももちろんいます。
しかし、YTJではスタッフが「こんなときはどうしたらいいかな?」、「さあ、考えてみよう!」と声をかけるシーンがあるようで(←あくまで娘から聞いた話ですが)、自分の意見を言わなければいけない場面が多いそう。

みんなで相談し合って、目標を考えたり、意見出しをすることもあるようなので、自分の意見を言える子、意思表示ができる子も多くいると考えられます。

実際に娘は春にYTJの合宿に参加しました。そこでは自分たちで振り付けを考えて最終日に披露する場があったそうです。縦割りで、同じスタジオに所属するお姉さんたちと一緒にレッスンをする機会がありました。「ここはもっとこうしよう」、「こうしたほうがかっこいいんじゃない? どう思う?」と話し合うことがあり、娘なりに意思表示の大切さも学んだようです。
合宿だけでなく、普段のレッスンでも自主的に行動することがYTJでは推奨されているため、意思表示ができる子は多いかと思います。

またYTJはミュージカル劇団ですが、英語パフォーマンスをするため、英語のレッスンもあります。英語圏では意思表示がとても重要視されているので、英語レッスンを通じて意思を伝える大切さも学べます。

実際に、海外にルーツを持つ子もYTJにはいるので、その子からよい影響を受けることもあるでしょう。

まとめ

意思表示が苦手な子への対処法をまとめました。

子どもに意思表示をさせるための方法は次のとおりです。

  • 意思表示をするまで待つ
  • ジェスチャーで意思表示させる
  • 意思表示のバリエーションを教える
  • かんたんな言葉で代弁する
  • 感情をあらわす言葉を教える
  • 選択肢を与える
  • 意思表示しなくても責めない
  • 言葉にこだわりすぎない

自分が意思表示できずに辛い場合は、次の3つを試してみてください。

  • 文章で伝える
  • 相手と距離を取る
  • 信頼できる人に伝えてもらう

意思表示できないデメリットを紹介します。

  • やりたいことができない
  • 我慢が多くなる
  • 信頼が得られなくなる

意思表示ができない原因は次のとおりです。

  • 伝えようと思っていないから
  • 言葉よりも行動が先に出るから
  • うまく気持ちを表現できないから
  • 周囲と意見が違うから
  • 嫌われたくないから
  • 相手を傷つけたくないから
  • 考えを言葉にするのに時間がかかっているから
  • もめごとに巻き込まれたくないから
  • 過去に失敗・トラウマがあるから

学習

Posted by eri