ダンスがひとりだけ上達しない理由とおうちでできる練習方法
ダンススクールに子どもを通わせて、「あれ、うちの子だけ全然上達しないな」と思うこともあるでしょう。結構これってあるあるだと思うのですが、保護者としては心配ですよね。
そこで今回は、ひとりだけダンスが上達しないときの原因や対処法、おうちでできることを解説します。
なかなか上達できず不安がある方はぜひ参考にしてください。
ダンスがひとりだけ上達しない理由
我が子だけダンスがなかなか上達していないな…、みんなもう振り付けを覚えたのにうちの子だけ全然できていない…。そんな風に思うこともあるでしょう。
ひとりだけ上達しないというのは、先生には問題がないはずです。他の子は上達しているのですから。では、なぜ我が子ひとりだけ上達しないのでしょうか。
ここでは、ダンスがひとりだけ上達しない理由を紹介します。
- クラスのレベルが合っていない
- 自分はこれでいいと思い込んでいる
- 目標が持てていない
- 集中できていない
- 先生の注意を聞き入れていない
クラスのレベルが合っていない
ひとりだけダンスが上達しない理由1つめは、クラスのレベルが合っていないことです。
子どもの実力よりも上のクラスに参加していても、レッスンについていないことがあります。先生もついていけていない子のフォローやサポートをしてくれますが、ひとりにつきっきりになっていると他の子の上達に影響が出ます。
言い方は悪いですが、クラスの一番下の子に合わせていてはクラス全体のレベルが維持できないのです…。
そのため、クラスのレベルに合っていないと子どもがレッスンについていけず、わからないまま、消化不良になることがあります。なにができないのかもわからない状態では、ダンスはなかなか上達しません。
このような状況はどんなダンススクールでも起こりえます。わたしも長くダンスをやっていますが、「あるある」です。
クラスのレベルが子どもに合っているのか、確認しましょう。
自分はこれでいいと思い込んでいる
ひとりだけダンスが上達しない理由2つめは、自分はこれでいいと思い込んでいることです。
こちら、前のスクールから新しいダンススクールに通うことになった子にありがちです。
新しい先生から注意をされても、「でも、前の先生はこうしろって言っていたからいいんだ」、「前の先生は褒めてくれていたから、このままでいいんだ」と子どもが思って、新しい先生の注意を受け入れないことがあります。
たとえば、バレエからヒップホップに、ヒップホップからチアダンスに、のようにダンスのジャンルを変えても、このような考えを持つ子がいます。
子どもが自分の都合がよいように解釈して、新しい先生の指摘を受け入れないのです。
バレエもスクールによって流派が異なります。先生によっても教え方が違うため、スクールを変えると、「前の先生の指導とちょっと違うな」と思うこともありますが、新しい先生を受け入れないと上達しません。
目標が持てていない
ひとりだけダンスが上達しない理由3つめは、目標が持てていないことです。
多くの子どもは、「発表会でよいポジションで踊りたい」、「〇〇ちゃんみたいに上手になりたい」、「ソロでダンスを踊りたい」のように目標を持っています。ダンス好きな子であれば、目標を持つことは珍しくはありません。
しかし、子どもが好きでダンスをやっていないことや、自暴自棄になっていると、目標を持てずにひとりだけ上達をしないことがあります。子どもと目標を話し合うとよいでしょう。生でプロのダンスパフォーマンスを見る、YouTubeでプロのダンスを見ると目標を持ちやすいです。
集中できていない
ひとりだけダンスが上達しない理由4つめは、集中できていないことです。
平日のレッスンであれば、放課後にダンス教室に行くことになり、学校の疲れが出てしまうことがあります。毎日のように習い事をしていても、子どもが疲れてダンスのレッスンに集中できないことも…。
集中できていないと、踊ることはできません。レッスンでは100%の力を出す必要がありますが、集中できていなければ50%くらいの力になってしまうでしょう。これでは上達できないのです。
まずダンスのレッスンに集中する必要があります。
放課後で疲れている場合は、土日開催のクラスに移動することも検討しましょう。
ダンスクラスのお友だちが気になってレッスンに集中できない場合は、レッスンは遊びではない、レッスン中はお友だちとおしゃべりしないと注意してください。
先生の注意を聞き入れていない
ひとりだけダンスが上達しない理由5つめは、先生の注意を聞き入れていないことです。
本人は先生の注意を聞いているつもりでも、きちんと聞き入れていないことがあります。本人としては「先生の注意を聞いているつもりになっている」のです。
ダンスのレッスンでは、先生が注意をするシーンがたくさんあります。
むしろ注意してばっかりですよね笑
たとえば、先生が名指しせずに「もっと軸足の膝を伸ばして」と言うことがあります。このとき、子どもは先生の注意はきちんと聞いていても、「でも、自分は膝が伸びているから大丈夫」と思っていると、なにも改善はしません。
自分はできている、自分は大丈夫と思っているような楽観的な子は、上達しにくい傾向にあるので、レッスン中に先生に注意をされたら、自分が名指しされていなくても受け入れましょう。
おうちでできるダンス上達方法
おうちでできるダンス上達方法を解説します。
- ストレッチ
- 先生から注意されたことを振り返る
- 曲を覚える
- 保護者も一緒に踊る
- 動画を観る
- 子どもを踊らせて褒める
- ダンス=楽しいと思わせる
ストレッチ
おうちでできるダンスの上達方法1つめは、ストレッチです。
そもそも体の柔軟性がなければ踊ることはできません。ダンススクールでストレッチをしていても、それは十分ではありません。たった週1回ストレッチをしたところで、残りの6日間していなければ、柔軟性は維持できず、子どもでも少しずつ体が硬くなることがあるため、おうちではストレッチをしっかりとしましょう。
ストレッチは、お風呂上りにするのがおすすめです。
保護者も一緒にやると、子どももやる気を出します。
先生から注意されたことを振り返る
おうちでできるダンスの上達方法2つめは、先生からの注意を振り返ることです。
子どもに「今日は先生はなんて言っていた?」と聞いてみてください。
このとき「先生になんて怒られた?」、「先生になんて言われた?」と聞くのはおすすめしません。
そもそも先生は子どもたちがダンスを上達するためのアドバイスをしているのであって、怒ってるわけではないからです。また、子どもによっては、先生の注意内容は覚えていても、自分に言われているという意識がないこともあるため、「言われた」ではなく「先生はなんて言っていた?」がよいのです。
先生の注意点を子どもから聞き出して、それをノートにまとめるとよいですよ。
これをレッスンノートにしませんか。わたしは子ども時代からバレエのレッスンノートを書いていて、おとなになった今でも記録を取っています。
上達のヒントもたくさんあるし、ダンスのモチベーションも維持できるので、ぜひ保護者がノート作りのサポートをしてください。
曲を覚える
おうちでできるダンスの上達方法3つめは、曲を覚えることです。
発表会の曲が決まっていたら、その曲を家で何度も聞き込みましょう。音源は先生に言えばもらえるはずなので、依頼してください。
音のタイミング、曲の雰囲気、リズムを体で覚えることで、ダンスが上手に踊れるようになります。日ごろから、子どものダンスの曲を家でかけるとよいでしょう。
保護者も一緒に踊る
おうちでできるダンスの上達方法4つめは、保護者も一緒に踊ることです。
おうちで保護者も一緒に踊ってくれれば、子どももより楽しく感じるはずです。「今日はダンスでなにをやったの? 教えて」と声をかけて、子どもを先生に見立てて一緒に踊りませんか。
なるべく保護者も楽しそうにすると、子どもも喜んで踊ります。楽しく感じるので、その気持ちが上達につながるでしょう。
動画を観る
おうちでできるダンスの上達方法5つめは、ダンス動画を観ることです。
かっこいいと感じるダンスの動画をYouTubeで調べて、子どもと一緒に観ませんか。子どもが「かっこいい! こんな風になりたい!」と思うことがあり、それを目標に「ダンスのレッスンを頑張ろう」となることもあるはずです。
子どもが好きそうなダンス動画を探してみてくださいね。
おすすめは、Black Pink、BTS、Twice、LE SSERAFIMなどのKポップや、菅原小春さん、森山未來さんです。(森山未來さんは俳優ですが、バレエやジャズダンスなどさまざまなダンスを幼少期からやっていて、ダンサーとしても活躍しています)
子どもを踊らせて褒める
おうちでできるダンスの上達方法6つめは、子どもを踊らせて褒めることです。
自分ひとりだけダンスが上達できていないのは、子どもなりに理解しているでしょう。子どもが焦っていることもあります。レッスンで先生から何度も注意されていて落ち込んでいること、「自分は下手なんだ」と思い込んでいることもあり得ます。
子どもに自信を持たせるためにも、褒めてください。
「今日習ったことをやってみて」と言って、「わー、上手だね」と言うとよいでしょう。過去と比べて褒めるのもおすすめです。「前よりも上手になったね」、「前よりも足が上がるようになったね」のように子どもを褒めて、自己肯定感を高めましょう。
褒められると、自然とダンスも好きになっていきます。それが上達にもつながるでしょう。
ダンス=楽しいと思わせる
おうちでできるダンスの上達方法7つめは、「ダンス=楽しい」と思わせることです。
そもそも子どもがダンスを嫌がっている可能性があります。
難しいダンスではなく、YouTubeにあるようなおとなも子どももできるダンスを家族で踊ってみませんか。
スクールのレッスンは難しいと感じていても、踊ること自体は楽しいと思ってくれれば、レッスンも以前より楽しめるはずです。それが上達につながるでしょう。
ダンス教室のクラスを変えるときのポイント
我が子ひとりだけダンスが上達しないと、クラスが合っていない可能性が高いです。この場合は、子どもと相談をしてクラスを変えるとよいでしょう。
ここでは、ダンスのクラスを変えるときのポイントを紹介します。
- 同じ先生の別クラスに変える
- キリのよいタイミングで変える
- 別クラスの見学をする
- 子どもの意見を尊重する
同じ先生の別クラスに変える
ポイント1つめは、同じ先生の別クラスに変えることです。
ダンスの先生が変わると、指導の仕方も変わります。褒めて伸ばす先生もいれば、あまり褒めない先生もいます。
また注意の仕方も違っていて、「首を伸ばして」と言う人もいれば、「首の裏を伸ばして」と言う先生も。同じ指摘内容でも、先生によって指摘の仕方が違うのです。
先生が変わると、指摘内容や指摘方法も違ってくるので、子どもが混乱します。
可能であれば、同じ先生が担当している別クラスに移動しましょう。
ただし、先生と子どもの相性が悪くて、ひとりだけ上達しない場合は、他の先生のクラスや、他のスクールに移動することも選択肢として考えてください。
キリのよいタイミングで変える
ポイント2つめは、キリのよいタイミングでクラスを変えることです。
たとえば、発表会のレッスンが始めっていて、もうポジションも決まっている状態で他のクラスに移動すると発表会の配置に不都合が生じます。先生だって「今更移動するなんて言わないで!」と思ってしまうのです。
発表会が終わってから、新しい学年や学期に切り替わる4月、9月のように、キリのよいタイミングでクラス移動をしましょう。
また移動先のクラスのキリがよいかも確認してください。
新しいクラスに入ってみたら、発表会の振り付けレッスン中で、新しい子がついていけないことはよくあります。移動先のクラスで発表会が終わったタイミングや通常レッスン中(振り付けレッスンではない期間)に移動するのがよいでしょう。
別クラスの見学をする
ポイント3つめは、別のクラスを見学することです。
別クラスに移動する前に、必ず見学をしてください。
いざ移動してレッスンを受けてみたら、レベルが合わなかった、先生やお友だちとの相性が悪かったということもあります。
候補となる別クラスを見つけたら、子どもと一緒に見学をしましょう。
子どもの意見を尊重する
ポイント4つめは、子どもの意見を尊重することです。
ダンスのレッスンを受けるのは、保護者ではなく子ども本人。そもそも別のクラスに移動をしたいのか、子どもに聞いてみましょう。
別クラスを見学したときには、子どもの意見を聞いてください。
「今日見学したクラスはどうだった? こっちのクラスでレッスンを受けたい?」と聞いて子どもの考えを尊重しましょう。
個人レッスン・プライベートレッスンは受けたほうがいい?
ダンススクールによっては、個人レッスン・プライベートレッスンを実施していることもありますよね。
子どもがなかなか上達せず、クラスの友だちから遅れを取っていれば、心配になり個人レッスンを受けようかなと考えるでしょう。
個人レッスンは、継続できるのであれば、受けたほうがダンスが上達できると言えます。
個人レッスンでは先生がマンツーマンで指導をしてくれるので、上達しやすいからです。しかし、1回の個人レッスンで見違えるように上達するとは限りません。
ダンスを上達させたい場合は、個人レッスンを継続して受けて、できないところ苦手なころを重点的に反復練習するとよいのです。
子どもの上達には個人差があり、数回でできる子もいれば、何百回も繰り返してようやくできる子がいます。
何回も繰り返さないとできない子の場合は、個人レッスンを受けてもすぐに変化はないのです。継続しないと効果がない可能性が高いので、継続できる経済的余裕がある場合に追加レッスンを受けるとよいでしょう。
スクールを通さず個人レッスンを受けてもよい?
ダンススクールに個人レッスンがないこともありますよね。
先生に「ちょっとうちの子に個別指導していただけませんか。お金はお支払いします」とお願したい気持ちもわくでしょう。
実際に先生から、「いつもより少し早くスタジオに来てくれたら、別料金で個別指導しますよ」と話しを持ちかけられることがあるかもしれません。
しかし、スクールを通さずに先生の個人レッスンを受けるのはトラブルの原因となります。いわゆる闇レッスンのようになるからです。お支払いした個人レッスン代を先生が収入として計上しにくくもあり、経理上のトラブルにも。(実際にわたしが以前お世話になったスクールでは、非オフィシャルな個人レッスンをして、先生がスクールを離れたことがありました)
先生がダンススタジオではなく、「どこかの貸スタジオで格安で個人レッスンをしてあげるよ」と誘うこともあるかもしれませんが、先生と私的交流をすることで他の生徒からの嫉妬に発展するリスクも考えて、オフィシャルな(スクール公認)個人レッスン以外は受けないようにしましょう。
一般的にスクール側も、このような闇レッスンは禁止しています。
レッスンについていけない…ダンスは辞めたほうがいい?
ひとりだけレッスンについていけていないのは辛いですよね。ダンスは向いていないから辞めた方がよいのでしょうか。
こちら、結論からですが、ひとりだけ上達せず、レッスンについていけないからといってダンスを辞めるのはもったいないです。
ときどき、クラスの他の子に迷惑がかかるから、他の子の保護者の目が気になるから、なんとなく居づらいから、という理由でダンスを辞めさせる保護者がいます。
たしかにひとりだけクラスのレベルに追いついていないと、周囲の目が気になることもあるかもしれません。
しかし、先述したようにダンスの上達には個人差があります。今はなかなか上達が目に見えないかもしれませんが、半年後にはできることが増えているかもしれません。
本人が辞めたいと言っていない場合は、レッスンを続けて様子を見るとよいでしょう。
サボってひとりだけレベルが追い付いていないのであれば、周囲の目も厳しいですが、本人が一生懸命頑張っている場合は周囲の人も気にしていないことがほとんど。気にせず、努力を続けましょう。
子どもに合ったダンス教室の選び方
子どものレベルに合ったダンス教室の選び方を紹介します。
- レッスン頻度
- 本気度
- 教え方(叱るか・褒めるか)
【レッスン頻度】
ダンス教室の選び方1つめは、レッスン頻度です。
スクールによっては週1ではなく、週3レッスンのスクールもあります。「ちょっと気軽にダンスを習いたい」という子どもであれば、週1や週2がちょうどよく、週3は多いです。他の習い事をしている子も週3は多く感じるはず。
子どもがどれくらいの頻度でレッスンをしたいかでもダンス教室を選んでください。
【本気度】
ダンス教室の選び方2つめは、本気度です。
本気度という稚拙な表現をしましたが、プロを目指すスクールなのか、趣味としてのダンスを教えるスクールなのか、違いがあります。
コンテストや大会に多く参加させるスクールもあれば、こじんまりとした発表会のみのスクールも。
バレエだとコンクールに参加させて、バレエ留学を目指すスクールもあります。
子ども本人がそんなにやりたくないのに、本気度の高いダンススクールだと気持ちがついていけないので、スクールの本気度も調べてください。
【教え方(叱るか・褒めるか)】
ダンス教室の選び方3つめは、教え方です。
先生がどんな教え方をしているのか、チェックしましょう。褒めて伸ばす先生もいれば、叱って奮起させる先生もいます。
生徒によって対応を変える先生もよいですが、子どもによっては「どうしてぼくだけ叱られるのだろう」と思ってしまうことも。
このように指導方法にも相性があります。
ダンスの先生は教えのプロなので、理由があってその教え方をしていますが、それに子どもがマッチしていないと、クラスについていけない、しんどいと感じるでしょう。
なんとかついていけそうくらいがちょうどいい
新しいダンスクラスに入る前にぜひレッスン見学をしてください。ホームページを見て、見学がなさそうでも、直接電話を入れて見学できないか聞いてみてください。
そのときに「これならうちの子でも大丈夫」というレベルでは、あまり上達しないかもしれません。子どもによっては、内容がかんたんすぎてつまらなく感じることや、レッスンを軽く見てしまうことも…。
「これならなんとかついていけそうだな」くらいのレベルがちょうどいいです。つま先立ちをしてなんとか手が届くくらいのレベルのほうが、上達はしやすいと言えます。
未経験でYTJに入ってもついていけない?
最後にYTJについてです。
わたしの娘はYTJ(ユースシアタージャパン)というミュージカル劇団に所属しています。
ここは英語パフォーマンスをするのが特徴で、ダンス・歌・演技のほかに英語のレッスンが受けられます。費用は一般的な習い事(ダンススクール、ボーカルスクール、英会話スクール)と比べると安いため、入会を希望する子どもや保護者が多い劇団です。
YTJについては下のリンクもご覧ください。
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)
さて、そんなYTJですが、未経験で入ってもクラスについていけず、浮いてしまったりひとりだけ上達しないことはないのか気になるかと思います。
こちらは個人差がありますが、未経験でもYTJのクラスについていけて、楽しく活動している子が非常に多いです。
娘に聞いたところ、誰かがひとりだけ全然できずについていけないという状況はないと言っていました。
その理由をまとめます。
【オーディション制だから安心】
その理由として考えられるのが、オーディション制を採用しているからです。YTJには誰でも入会できるわけではなく、選考試験に合格しなければ入会できないオーディション制を採用しています。そのため、「この子ならレッスンについていける!」と判断された子のみがYTJに入っているので、YTJの選考試験に合格したら安心してください、ちゃんとレッスンについていけますよ。
【クラス分けがされているから安心】
YTJには基礎クラス・選抜クラス・特別選抜クラスとクラス分けがされています。最初はみんな基礎クラスですが、そこからYTJスタッフが「この子なら選抜でもやっていける」と思うと選抜打診をして、別クラスに移動します。
このように子どものレベルに合ったクラス分けがされているので、レッスンに全然ついていけないということは少ないかと思います。
【フォローレッスンがあるから安心】
YTJにはフォローレッスンという追加レッスンがあります。これは別料金を支払う必要がありますが、好きなときに受けられるのが特徴です。足りない部分が補えるので、クラスについていけていないと感じたらフォローレッスンを受けてみませんか。
まとめ
ダンススクールでひとりだけクラスについていけないときの対処法を紹介しました。
ひとりだけレッスンについていけない原因は次のとおり。
- クラスのレベルが合っていない
- 自分はこれでいいと思い込んでいる
- 目標が持てていない
- 集中できていない
- 先生の注意を聞き入れていない
おうちでできるダンスの上達方法は、次のとおりです。
- ストレッチ
- 先生から注意されたことを振り返る
- 曲を覚える
- 保護者も一緒に踊る
- 動画を観る
- 子どもを踊らせて褒める
- ダンス=楽しいと思わせる
レベルが合わずダンスクラスを変えるときのポイントは、次のとおりです。
- 同じ先生の別クラスに変える
- キリのよいタイミングで変える
- 別クラスの見学をする
- 子どもの意見を尊重する
新しいスクールに移動するときにチェックするべきポイントは次の3つです。
- レッスン頻度
- 本気度
- 教え方(叱るか・褒めるか)
クラスについていけないからといって、ダンスを辞める必要はありません。まずは本人の気持ちを聞いてくださいね。上達スピードには個人差があり、時間をかけてじっくり伸びる子もたくさんいます。