JYDFうまくできなかった…失敗した子へのおすすめの対応と励まし方
発表会や試合など、子どもが失敗をしてしまうこともありますよね。頑張っていただけに失敗をしてションボリと落ち込んでしまうこともあるでしょう。
間違った励まし方をすると、子どものトラウマになることや、傷つくことがあります。
そこで今回は、失敗した子へのおすすめの対応や励まし方を紹介します。
言ってしまいがちなNGフレーズや、励ますときの注意点も記載しました。
失敗を恐れて挑戦したがらない子への対応もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
JYDFに参加しました
我が家の娘は、JYDFというダンス大会に参加しました。
JYDFは、Japan Youth Dance Festivalのことで、ミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)が主催しています。
(娘はYTJのメンバーです)
JYDFは、全国規模のダンス大会で、YTJのメンバーだけでなく一般の方も参加ができます。
YTJ主催なので、審査員もYTJ寄りなんでしょ? どうせYTJの子が有利なのでしょ? という意見もあるかもしれませんが、審査員は、芸能プロ、有名ダンサー、ミュージカル俳優などさまざまなジャンル。
YTJの子が有利にあるように審査されることはありません。
自社イベントとなるため、YTJの子たちのほとんどが参加する大会で、うちの娘も参加しましたが、この大会、レベルが高いのです。
まず予選があり、そこで勝ち進むと本選です。本選で上位になると、全国大会に進出できます。
まるでスポーツの試合のようですよね。
JYDFは、いわゆる発表会ではなく大会なので、勝ち進まないと次に進めないのです。
うちの娘は、大きなミスをしたわけではなかったのですが、目標としていた成績には届かず、ちょっとショックを受けたようでした。
わたしとしても頑張っていた姿を見ていただけに、どう励ませばいいのか悩んだので、次で子どもが失敗したときの対処法をまとめていきます。
子どもが失敗したときの対処法
子どもが失敗したときの対処法を紹介します。
- 子どもの気持ちを聞く
- 過程を褒める
- 子どもが安心できる時間を過ごす
- 「失敗=悪いこと」ではないと説明する
- 保護者が自分の失敗談を話す
- 気を紛らわす提案をする
- 保護者は明るくふるまう
- 子どもの存在を肯定する
- 心の充電期間を作る
子どもの気持ちを聞く
子どもが失敗したときの対処法1つめは、子どもの気持ちを聞くことです。
子どもはネガティブな感情をうまく処理できないことがあります。ショックを受けたのに、その気持ちが受け入れられなくて、心の奥底に閉じ込めてしまうことや、反対に明るくふるまってしまうことがあるのです。
まずは子どもに今の気持ちを聞いてみましょう。子どもに素直な気持ちを話させてください。
「くやしい気持ちかな?」、「なにかあったら話してね」と声をかけるとよいでしょう。
子どもが珍しく落ち込んでいると、「そっとしておいてあげよう」、「あまり聞いちゃいけない気がする」と思うこともありますよね。その保護者の気持ちもよくわかりますが、子どもが自分の感情を話せないままだと、自分の負の気持ちにフタをしてまいます。感情を外に出すことが重要です。
過程を褒める
子どもが失敗したときの対処法2つめは、過程を褒めることです。
たとえば1位を目指していたのに、3位だったとしましょう。
このときに「3位だって、すごいことだよ」と結果を褒めるのではなく、その過程を褒めることが大切です。「毎日、一生懸命頑張って偉かったね」、「あんなに毎日練習している姿を見て、パパは感動したよ」のように、それまでの子どもの頑張りや行動を評価してください。
子どもが安心できる時間を過ごす
子どもが失敗したときの対処法3つめは、子どもが安心できる時間を過ごすことです。
失敗をしたとき、子どもの気持ちはふさぎ込んでいる可能性が大きいので、リラックスできる時間を一緒に過ごしましょう。
たとえば、ピアノの発表会でミスをしてしまったとします。次のレッスンに行くのが気が重いですよね。なるべくレッスンには参加したほうがよいですが、子どもが「レッスンに行ったら先生に発表会のことを言われるのではないか」、「ピアノの友だちにからかわれるのではないか」と不安に思っている場合は、習い事を欠席をしてもよいかと思います。
「本人の気持ちがまだ落ち着かないので」と先生に伝えて休むのも選択肢の1つです。
落ち込んでいる状態でレッスンを受けても、集中できずにレッスン内容もろくに吸収できません。休むのも悪いことではありません。
なるべく保護者が子どものそばにいて、子どもの好きなことをさせましょう。心が穏やかになる時間を過ごしてください。甘やかすのはよくないですが、子どもの気持ちが落ち着くまでは、厳しく叱ることも避けることをおすすめします。
「失敗=悪いこと」ではないと説明する
子どもが失敗したときの対処法4つめは、「失敗=悪いこと」ではないと説明することです。
失敗はなるべくはしたくはないですよね。ネガティブなイメージを持つ人がほとんどです。しかし、失敗は必ずしも悪いことではありません。
失敗をして、そこでやめてしまう、終わってしまうとよくないですが、失敗からなにかを学ぶことは前進につながります。
子どもには「失敗したこと、負けたことは悪いことではないんだよ」とまず伝えましょう。これだとなかなか子どもは理解できないこともあるので、「次に同じ失敗しないようにどうしたらいいか考えて頑張ることが大切だよ」と話しましょう。
『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』(著:大野正人)の本を子どもと読むのもおすすめです。歴史上有名な偉人も、成功するために何度も失敗をしていることがわかる1冊。有名な人、偉い人、すごい人も失敗をするということを子どもに理解させましょう。
参考:【文響社 公式】失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! / 大野正人
保護者が自分の失敗談を話す
子どもが失敗したときの対処法5つめは、保護者が自分の失敗談を話すことです。
偉人の失敗を聞いてもピンと来ないこともあるので、子どもにとって身近な保護者の失敗談を話すのもおすすめです。
わたしもバレエの舞台で、緊張しながら踊って、最後のシェネまできっちりとできたのですが、「よし、できた!」という安心感からか、エベランス(お辞儀)のときにグラっとしてしまいました。今までレベランスでグラついたことなんてなかったのに…。
娘にはこの失敗談を話したことがあります。このとき、「次はレベランスまで気を抜かない。レベランスも踊りの一部だと思って、ていねいに動く」と意識するようになったことも娘に話しました。
保護者の体験談をすることで、失敗子どもに共感しましょう。
注意点としては、「そんな失敗よくあるよ! ママなんてね、もっとすごい失敗したんだから!」と話し始めるのはおすすめしません。おとなからすると、子どもの失敗がちっぽけに感じるかと思いますが、子ども本人からするととても傷ついているので、「ママの失敗と比べられたくない」、「全然ちっぽけじゃない」と感じるからです。
失敗の大小は話さないようにしましょう。おとなから小さく見えることでも、子どもには大きなことなのです。
気を紛らわす提案をする
子どもが失敗したときの対処法6つめは、気を紛らわす提案をすることです。
- ゲームをする
- おでかけをする
- 映画を観に行く
- DVDを観る
上記のような子どもの気を紛らわせそうなことを提案しましょう。
なるべく子どもをひとりにせず、「一緒にやろう」と声をかけてくださいね。
保護者は明るくふるまう
子どもが失敗したときの対処法7つめは、保護者は明るくふるまうことです。
子どもが失敗をして落ち込んでいたら、保護者も心配になってしまいますよね。家庭内がどよーんと暗くなることもあるので、可能な限り保護者は明るくふるまいましょう。
保護者が明るくしていることで、子どももつられて明るくなることもあるので、可能な限り保護者はいつものように接してください。
子どもの存在を肯定する
子どもが失敗したときの対処法8つめは、子どもの存在を肯定することです。
失敗をすると、子どもが「自分は劣っているんだ」と思い込んで、自己肯定感が下がることがあります。子どもには存在を否定する言葉をかけてください。
「そのままでとっても素敵だよ」、「無理しなくていいんだよ。今のままでも十分上手だからね」とやさしく声をかけて、子どもがありのままの状態でもよいことを説明しましょう。
心の充電期間を作る
子どもが失敗したときの対処法9つめは、心の充電期間を作ることです。
子どもがショック状態になっていることもあるでしょう。そのまま無理に学校や習い事に行っても、ボーッとしてしまうこともあり得ます。無理に明るくふるまって、心に負担を感じると、それが鬱や適応障害につながる可能性も…。
子どもの様子によっては、心の充電期間を作るのもよいかと思います。
習い事や学校をしばらく休むのもよいでしょう。無理して通うより、一時的にお休みしたほうが、その後元気に回復する可能性があるからです。
連休を使って旅行に行くのもよいですね。
子どもが失敗したときの注意点
子どもが失敗したときの注意点を紹介します。
- 責めない
- 保護者が動揺しない
- 他の子と比べない
- 感情的にならない
責めない
注意点1つめは、責めないことです。
これは大丈夫かと思いますが、子どもに「どうして失敗したの! みんなに迷惑がかかったんだからね!」、「あなたが失敗して、パパは恥ずかしかったよ」と子どもを責めるのはやめましょう。
すでに失敗で子どもが傷ついている状態なので、より子どもの傷口を悪化させることになるからです。
保護者が動揺しない
注意点2つめは、保護者が動揺しないことです。
先述したように、保護者の不安な気持ちは子どもにも伝わってしまいます。
子どもが落ち込んでいると、どうしたらいいかオロオロしてしまうこともありますが、動揺せず落ち着いて、可能な限りいつもどおりの行動をしてください。
他の子と比べない
注意点3つめは、他の子と比べないことです。
無意識に子どもと他の子を比べてしまうこともあるかもしれません。
「あなたは4位で落ち込んでいるけど、6位だった〇〇ちゃんはすごくうれしそうにしているよ」、「みんなが元気にしているんだから、あなたも楽しくしなさい」と発言してしまうこともあるでしょう。
他の子と比べられると、自分の子どもが「ママはわたしより〇〇ちゃんのほうが好きなんだ」と感じて自己肯定感が下がることがあります。
他の子と比べないようにしましょう。きょうだいとも比べないでください。
感情的にならない
注意点4つめは、感情的にならないことです。
我が子が小さなことにくよくよしていると、「もー、いつまでそんなことで悩んでいるの!」とイラつくこともありますよね。
いつまで経っても子どもの様子が違っていると、「まだ落ち込んでいるの?」と思うことも。
しかし、保護者が感情的になると子どもの不安が増大します。可能な限り、落ち着いていつも通り接しましょう。
むしろいつも以上に冷静にふるまうのがよいかと思います。
これはNG!おすすめしない励ましフレーズ
ここではおすすめしない言ってしまいがちな励ましフレーズを紹介します。
- 「そんなことでくよくよしないの!」
- 「あんなにレッスンを受けさせたのに…」
- 「もっと練習すればよかったのにね」
- 「みんなに心配かけるから、落ち込むのは今日まで!」
「そんなことでくよくよしないの!」は、ついつい言ってしまいがち。「パパだって、よく失敗するから、そんなこと大したことないよ」と励ましてしまうことがありますが。おとなにとって「そんなこと」でも子どもにはすごいことなのです。
たくさん子どもに投資をしていると、「あんなに何度もレッスンを受けさせたのに…」と思ってしまうこともありますよね。塾にたくさんお金をかけたのに、受験で不合格になることもあるでしょう。お金をいっぱいかけると、その分失敗が大きく感じるかもしれませんが、子どもはお金のことは知りません。
子どもを責めてもお金は戻ってこないので、お金の話はしないようにしましょう。
子どもの失敗原因を探って、「もっと練習すればよかったのにね」と言ってしまうこともあるかもしれません。「練習していないからだよ」、「勉強しないで遊んでいたからこうなったんだよ」と言いたい気持ちもわかりますが、これは傷口に塩を塗るような発言です。
失敗をした原因は子どもが十分わかっているはず。たとえ原因を理解していなくても、あとから原因を探ればよいので、落ち込んでいる真っ最中にこのような発言はしないようにしましょう。
子どもの気持ちを切り替えたくて、「みんなに心配かけるから、落ち込むのは今日まで!」と言うこともありますよね。わたしの母がまさにそうでした。「みんなが心配するから、笑顔でいなさい」と言うことがよくありました。でも、気持ちを切り替えるタイミングは、子ども本人にあります。保護者が切り替えろと言われても、感情はそう簡単に変わりません。一見、切り替えているように見えても、それは気持ちにフタをしているだけ。無理に明るくふるまっている可能性もあるので、このような発言はおすすめしません。
子どもが失敗をした!辞めてもいい?
習い事で子どもが失敗をすることは珍しくはありません。
習い事で失敗をしたら、そこで辞めてもよいのでしょうか。
こちら、難しいですが、個人的には失敗で習い事を辞めるのはもったいないです…。
失敗して落ち込むのは一時的です。個人差はありますが、数日で元気を取り戻す子もいれば、数週間かかる子も…。
でも、ほとんどの子が時間に差はあれど、必ず元気になるのです。
何年も頑張ってきた習い事を、1回の失敗を辞めてしまうのはもったいないので、辞めない方がよいと言えます。
しかし、子どもが行きたくない! と言った場合や元気がなくてとても行けなさそうなときは、一時的にレッスンを休むのもよいでしょう。休会制度がある場合は、それを利用することをおすすめします。
子どもを認めよう
失敗を乗り越えてまた頑張る子どもを見て、「偉いね」、「頑張ったね」と褒めることもあるかと思います。子どもを褒めることは悪いことではありません。
子どもは褒められると嬉しくなるので、もっと頑張ろうと思うようになります。褒められることは子どもの起爆材となるのです。
しかし、失敗した子には、褒めるのではなく認めることもおすすめします。
褒めるのはいけないの?
先述したように、褒めることは悪いことではありません。
しかし、褒めてばかりいると、子どもは保護者に褒められたくて頑張るようになります。たとえばダンスであれば、踊ることを楽しむのではなく、目的が保護者から褒められることに切り替わってしまい、「どうしたら上手に踊れるだろう?」ではなく、「どうしたら褒められるだろう?」と考えるようになるのです。
褒められることが目的になり、ダンスへの興味が薄らぐ可能性があるので、褒めるのではなく認めることをおすすめします。
認めるってどういうこと?
褒めるのではなく、認めるとよいと記載しましたが、両者ってどう違うの? と思いますよね。
認めるということは、子どもの行為を認めることです。子どもがやったことを口に出して話すだけでOKです。
「今日はダンスのためにストレッチをいっぱいしたね」、「ピアノの練習を1時間したね」、「ダンスの振り付けで苦手なところを繰り返して練習していたね」のように子どもがやったことを認めましょう。
子どもが失敗を嫌がり挑戦したがらないときの対処法
一度失敗すると、「もう発表会には出たくない!」、「もう試合はやりたくない」と言うことがあります。子どものトラウマになってしまうこともあり得るので、保護者としてはなにか対処をしたいですよね。
ここでは子どもが失敗を嫌がって挑戦したがらないときの対処法を解説します。
- まず子どものやりたくない気持ちを認める
- 子どもができそうなことを提案する
- 子どもに気持ちを聞く
- 子どもが安心できるようにサポートする
まず子どものやりたくない気持ちを認める
対処法1つめは、まず子どものやりたくない気持ちを認めることです。
「もう発表会には出ない!」と子どもが言ったら、「だめだよ、発表会は大切だから出なさい!」と言うのではなく、「そうなんだね、発表会出たくないんだね」と子どもの気持ちを認めましょう。
小さな体で、子どもはショックな出来事を自分なりに処理しています。その処理をした結果が、「もうやりたくない」なので、まず子どもが出した結果を認めましょう。
子どもができそうなことを提案する
対処法2つめは、子どもができそうなことを提案することです。
子どものやりたくない気持ち、逃げたい気持ちを認めることは大切ですが、先述したように一度の失敗で習い事などを辞めるのはもったいないです。挑戦はし続けたいものですよね。
たとえば、バレエのバリエーションで失敗をしたのなら、「ひとりで踊るバリエーションは嫌だけど、みんなと一緒ならいい?」、「じゃあ次の試合はお休みしよう、出たくなったときに出ようね」でもよいかと思います。保護者が提案したあとに、習い事の先生にも相談してください。
子どもに気持ちを聞く
対処法3つめは、子どもに気持ちを聞くことです。
子どもができそうな提案をしたら、子どもに気持ちを聞いてください。
「バリエーションが嫌なら、みんなで踊るのはどう?」と聞いて、子どもの意見を聞きましょう。「それならいいかな」と言うこともあるかもしれません。
「みんなと一緒でも嫌だ! もう絶対出ない」と言ったら、「そうなんだね」とその気持ちも認めてください。「発表会に出なくても、レッスンは行ける?」となにができるのか、聞いていきましょう。
子どもが安心できるようにサポートする
対処法4つめは、子どもが安心できるようにサポートすることです。
習い事の入り口まで送迎する、レッスン中は見学席で見守る、のように保護者がサポートをしてください。
小さなことでもよいので、「レッスン、しっかり受けられたね」、「今日先生に褒められていたね」と子どもの頑張りを認めてください。
YTJに入ると失敗に強くなる?
冒頭でも記載したように我が家の娘は、YTJというミュージカル劇団に入っています。
くわしくはこちらをご覧ください。
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)
YTJの子たちは失敗に強いのでしょうか。
これは個人差がありますが、わたしとしては失敗に強い子が多いように感じます。
YTJは本番が多く、年3~4回ほど発表会があり、外部のイベントに参加することも含めればかなりの回数人前に出ることがあるのです。
普段のレッスンで失敗をしてもあまり気にならないかもしれませんが、人前に出る発表会やイベントでミスをすると、どうしても気になりますよね。
たくさんの舞台に立つということはそれだけ失敗をして、それを乗り越えていると言えるため、失敗には強いかと思います。
YTJのスタッフは、「子どもたちに本番は何があるかわからない、誰かが休んでしまうこともあり得るけれど、それが本番というもの。それをうまく対応して乗り越えよう!」と教えているようです。
この教えのせいか、娘やその友だちは本番を楽しんでいるみたい。「緊張しないの? 失敗したらどうしようと不安じゃないの?」と聞いたことがあるのですが、「発表会だから当たり前だよ」と受け入れているようでした。ずいぶんおとなになったんだなと感じたシーンです。
失敗をしても周りの子がサポートしてくれることもあり、仲間との深い絆も感じられることが多いYTJ。興味があればぜひ子どもを入会させませんか。
まとめ
子どもが失敗をしたときの対処法は、次のとおりです。
- 子どもの気持ちを聞く
- 過程を褒める
- 子どもが安心できる時間を過ごす
- 「失敗=悪いこと」ではないと説明する
- 保護者が自分の失敗談を話す
- 気を紛らわす提案をする
- 保護者は明るくふるまう
- 子どもの存在を肯定する
- 心の充電期間を作る
子どもが失敗したときの注意点は次の4つです。
- 責めない
- 保護者が動揺しない
- 他の子と比べない
- 感情的にならない
子どもが嫌がる場合は、習い事を一時的にお休みするのも選択肢の1つとして考えておきましょう。ただし、何年も続けてきた習い事を1回の失敗で辞めてしまうのはもったいないので、まずはお休みがおすすめです。習い事の先生とも相談してください。
言ってしまいがちな励ましNGフレーズの例は次の4つです。
- 「そんなことでくよくよしないの!」
- 「あんなにレッスンを受けさせたのに…」
- 「もっと練習すればよかったのにね」
- 「みんなに心配かけるから、落ち込むのは今日まで!」
失敗を恐れて挑戦をしたがらない子どもへのおすすめの対応は次のとおりです。
- まず子どものやりたくない気持ちを認める
- 子どもができそうなことを提案する
- 子どもに気持ちを聞く
- 子どもが安心できるようにサポートする