演技力とは|演技を上達させる方法を解説
演劇をやっている方、もうすぐ学芸会がある方は演技力に磨きをかけたいと思っていることでしょう。演技力ってそもそもなにか気になりますよね。
今回は、演技力を伸ばす方法を紹介します。
おうちでできる練習方法や、演技力がない原因、演技力を身につけるメリットも記載しました。演劇をやっていない方もぜひ参考にしてください。
演技力を伸ばす方法
演技力を伸ばす方法を紹介します。
- 台本を熟読する
- キャラクターの心情を深く考える
- キャラクターと同じ行動をしてみる
- キャラクターに一貫性を持つ
- セリフばかりを意識しない
- セリフがないときも演技をする
- ドラマや映画をたくさん見る
台本を熟読する
演技力を伸ばす方法1つめは、台本を熟読することです。
演技の練習をする前に、まず台本をしっかりと最後まで読みましょう。そこから何度も繰り返して読むことで、ストーリーが理解できるようになってきます。
映画も1回め見たときと、2回め見たときでは印象は異なりますよね。
演劇の台本も同じです。
何度も台本を読むことで、見えていない部分が見えてくるでしょう。作品やキャラクターへの感じ方も異なってくるかと思うので、ぜひ台本を熟読してください。
また演技力に必要なものは、読解力です。
まず台本に出てくるキャラクターの心情を読み取る、状況を読み取ることで、それを自分なりに解釈して演技として表現するのです。
まず台本をしっかりと読んで、読解力を身につけていきましょう。
キャラクターの心情を深く考える
演技力を伸ばす方法2つめは、キャラクターの心情を深く考えることです。
台本に登場するキャラクターの心情をよく考えましょう。わかりやすく喜怒哀楽の4つの感情だったらどれに当てはまるのか、考えてみてください。
また、キャラクターの1つ1つの行動にも感情が関係しているはず。
「どうしてこのキャラクターはこんな行動をしたのかな」と、キャラクターの心情を踏まえながら、行動の背景も想像しましょう。
作品の登場人物の心境を普段から想像する習慣をつけると演技力や読解力がつきます。国語の教科書を読むとき、小説・絵本を読むときに、心情を考えてみましょう。幼い子の場合は、保護者が「この子はどんな気持ちなのかな」と話しかけて、子どもに想像させてください。
キャラクターと同じ行動をしてみる
演技力を伸ばす方法3つめは、キャラクターと同じ行動をしてみることです。
女優さん・俳優さんは、役作りのために自分が演じる役柄と同じ行動をしたり、演じる職業で働くことがあるそう。
ダンサーの役をするとすれば、実際にダンススクールに通うのです。
たとえば女優の杏さん(渡辺謙さんの娘)は、狩猟の免許を取得しているそうです。これはドラマで射撃大会でも優勝した経験を持つ刑事を演じるために、銃の勉強をした結果とのこと。
演じるためには、その役柄に自分を近づける、理解する必要があるため、演じるキャラクターと同じ行動をするのもよいでしょう。
キャラクターに一貫性を持つ
演技力を伸ばす方法4つめは、キャラクターに一貫性を持つことです。
基本的に演じるキャラクターには性格に一貫性があるはずです。
おとなしい人、怒りっぽい人、悩んでいる人など、キャラクターが立っているものを演じることが多いでしょう。
演じるキャラクターの一貫性をきちんと持ってください。
最初のほうは怒りっぽいキャラクターとして演じていても、途中から声が小さくなりモジモジしたキャラクターのようになってしまうなど、性格に一貫性がないと、演技がブレてしまいます。
台本を読んで、自分が演じるキャラクターはどんな性格なのか、読み取りましょう。
セリフばかりを意識しない
演技力を伸ばす方法5つめは、セリフばかりを意識しないことです。
演技をするときに、「セリフを間違えてはいけない」、「セリフを忘れてはいけない」とセリフのことばかり頭にある人もいるでしょう。
しかしセリフばかり意識をしていると、表情や動きなどがおろそかになってしまいます。
セリフばかり意識せず、動きや表情も意識して演技をしましょう。
自然に演技をするためには、セリフは完全に暗記して当たり前のように口から出てくる状態まで覚え込む必要があります。意識しなくても自然と口からセリフが出てくるくらいまで、暗記してください。
そうすると、セリフを意識しなくなり、表情や行動に意識しやすいでしょう。
セリフがないときも演技をする
演技力を伸ばす方法6つめは、セリフがないときも演技をすることです。
演劇の台本を見ると、セリフの文字とト書きしか書いてありませんよね。ついついセリフ部分を意識してしまいがちです。セリフを言い終わると、ちょっと安心してしまい「ふう、よし全部言えたぞ」、「間違えなかったぞ」と思うこともあるでしょう。
しかし、セリフだけが演技ではありません。セリフを話していないときも演技をします。
立っているだけ、セリフを話している人を見ているだけでも演技中なのです。
舞台に上がれば、もう演技の始まり。
セリフを話していなくても、舞台にいるときは常に演技が続いているという意識を持ってください。
ドラマや映画をたくさん見る
演技力を伸ばす方法7つめは、ドラマや映画をたくさん見ることです。
ドラマや映画は俳優さん・女優さんが演技をしているので、他人の演技を学ぶ教材として最適。可能であれば、さまざまな作品を見ましょう。コメディ系の演技、シリアスな演技など作品によって演者は演技を分けているので、いろいろな作品を見るのがおすすめです。
ぜひ舞台も見てみてください。テレビや映画の演技とは異なるように感じるでしょう。
演技力とはなにか
さて、そもそも演技力とはなんでしょうか。
演技力とは、文字通り演技をするための力のこと。
役柄らしさを引き出す力、表現する力とも言えます。
演技力には、台本の読解力や、役柄になり切ったコミュニケーション能力も必要です。
おうちでできる演技力を伸ばす練習方法
自宅でできる演技力を伸ばす方法を解説します。
演劇部の方、学芸会がある方はぜひ参考にしてください。
- 発声練習
- 感情を開放する
- シーンについて話し合う
- 表情の勉強をする
- 実際に家で演技をしてみる
- 演技を録画する
- 鏡の前で演技をする
- 女優さん・俳優さんを真似る
- ゲームを取り入れる「はぁって言うゲーム」
発声練習
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法1つめは、発声練習です。
そもそも演技が上手でも、声がきちんとお客さまに聞こえていなければ、「え、今なんて言ったの?」となってしまいます。これでは作品のストーリーや状況が伝わりませんよね。
映画やドラマは撮り直しすることができますが、舞台は一度きりなのでやり直しは原則できません。お客さまにしっかりと聞こえるように発声練習をしましょう。
おうちで「あえいう えおあお」など基本的な発声を練習するのがおすすめです。口の筋肉がこわばっていると、活舌が悪くなるので、唇をプルプルと振るわせるのもよいでしょう。あくびをするように大きな口を開けるのもよいですよ。
セリフが客席の一番奥にいるお客さまにも届くように、日頃から発声練習をしましょう。
感情を開放する
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法2つめは、感情を開放することです。
舞台上での演技の場合は、ちょっと大げさくらいがちょうどいいです。…というのは、舞台はテレビドラマとは違って、遠くにいるお客さまに伝える必要があるので、オーバーにした表現ではないと届かないことがあるのです。
感情を開放することを意識してください。
嬉しくて喜ぶ演技をする場合は、120%の力で喜ぶことを意識するとよいでしょう。
シーンによってはやりすぎとなるかもしれませんが、まずはやりすぎるくらい感情を開放することから始めてみてください。
シーンについて話し合う
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法3つめは、シーンについて話し合うことです。
台本のシーンについて演劇の仲間と話し合ってみましょう。
どうしてこのシーンでこのキャラクターはこんな発言をしたのかな。
このように考えることで、役柄の心情がわかるようになり、演技力にもつながります。
幼い子どもの場合は、他者への気持ちの理解力が乏しいこともありますよね。保護者が一緒に頑張えてみましょう。
「今、このキャラクターはどんな気持ちかな?」など、子どもに質問してみましょう。
表情の勉強をする
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法4つめは、表情の勉強です。
表情っていろいろありますよね。ただの笑顔でもいーっぱいあるのですよ。
テストで100点を取った笑顔、緊張がほどけた笑顔、困ってしまいとりあえずやってみた笑顔など、いろいろなものがあります。
笑顔1つでも複数の表情があるのです。表情の勉強をしてみてください。
テレビドラマや映画を見て、役者さんがどんな表情をしているのか真似てみましょう。鏡の前で自分で表情を作るのもよいですね。
実際に家で演技をしてみる
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法5つめは、実際に家で演技をしてみることです。
家族の前で演技を披露してみませんか。
家族に台本を渡して、セリフがきちんと言えているかも確認してもらいましょう。
我が家の娘は自宅で演技をしてくれています。娘はミュージカル劇団のYTJに所属していて、演劇を楽しんでいるのですが、本番が近いと家で練習していて、頑張っている姿をよく見ます。
「ママ、やってみるから、見ててねー」という感じで披露してくれるので、わたしも「もう少しこうしてみたら?」と言うことも。
家で練習するのもよいですよ。家族に見てもらってくださいね。
演技を録画する
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法6つめは、演技を録画することです。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、スマホで自分の演技を録画してみませんか。録画するだけではなく、きちんと再生して、自分の演技を客観視しましょう。
視線、活舌、顔の向き、表情、間の取り方など、チェックしてください。
鏡の前で演技をする
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法7つめは、鏡の雨で演技をすることです。
鏡を置いてみて、その目の前でセリフを話してください。鏡の中の自分と目が合うかと思います。自分の表情をチェックしながら演技をしましょう。
鏡に映った自分が目の前にいるので、人から見られる感覚になるかと思います。ちょっと恥ずかしい気分にもなりますよね。これで人前で演技をする練習にもなり、恥ずかしさも少しずつ克服できるでしょう。
女優さん・俳優さんを真似る
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法8つめは、女優さん・俳優さんを真似ることです。
自分の好きな役者さんの演技を繰り返してみてください。ドラマや映画を見ながら、役者さんが演技をしたら、それを後を追うようにして真似て同じ演技をしてみましょう。
真似をすることで、少しずつ自分のものになっていくはずです。
ゲームを取り入れる「はぁって言うゲーム」
自宅でできる演技力を伸ばす練習方法9つめは、ゲームを取り入れることです。
わたしのおすすめは、「はぁって言うゲーム」です。
参考:はぁって言うゲーム – 幻冬舎edu (gentosha-edu.co.jp)
こちらは、ただ「はぁ」と言うだけのゲーム。
「はぁ」のなかにもいろいろあります。
怒ったとき、とぼけているとき、感心しているときなどいろいろあるので、この「はぁ」だけでどの「はぁ」か当てるゲームです。
セリフだけでなく、表情でもどんなシチュエーションの「はぁ」なのか伝えるため、演技力が求められます。
ちなみに身振り手振りは禁止のゲームなので、表情と声だけで伝えるため、高い演技力が必要です。家族でできるので、ぜひやってみませんか。
演技がうまいってどういうこと?
さて、ここまで演技力を伸ばす方法やおうちでの練習方法を記載しましたが、そもそも演技がうまいってどういうことなのでしょうか。
演技がうまいとは、演じる力が強いということで、あたかもそのキャラクター本物のように演技ができることと言えます。
演技がうまくなるために必須なのが次のこと。
- 活舌のよさ
- 読解力・理解力
- 声の大きさ
どんなに演技が上手でも活舌が悪ければ、お客さまが聞き取れません。活舌は必須条件です。また、台本のセリフやキャラクターの心情をよく理解して演技をしなければいけないため、読解力や理解力も求められます。
声の大きさも言うまでもありませんよね。大きな声でなければ舞台では伝わりません。これも演技がうまい人になるためには、必要なスキルです。
演技が下手な理由・原因
演技が下手な理由・原因を解説します。
- 声が小さい
- 活舌が悪い
- セリフばかりに意識が向いている
- 棒読み
- セリフのリズムが悪い
- 恥ずかしがっている
声が小さい
演技が下手な理由・原因1つめは、声が小さいことです。
モゴモゴ、ボソボソとしゃべっていても、お客さまには聞こえません。そういう演技のシーンであればよいですが、演技全体として声が小さいと、大切なセリフがお客さまに届かないこともあります。
声が小さい方は、お腹から声を出す意識を持ちましょう。
活舌が悪い
演技が下手な理由・原因2つめは、活舌が悪いことです。
活舌が悪いことでも、お客さまにセリフが伝わらないことがあります。活舌がよくなるように、口回りの筋肉をリラックスさせた状態でセリフを読んでください。
セリフばかりに意識が向いている
演技が下手な理由・原因3つめは、セリフばかりに意識が向いていることです。
セリフを間違えないようにと気にしてしまいますよね。それは当然かと思います。自分がミスをすると、周囲に迷惑がかかることがあるのですから。
しかし、先述したようにセリフばかり意識していると、表情が硬くなったり、棒立ちになっていたりすることもあるでしょう。セリフを間違えずに最後まで言うことばかりにとらわれると、演技力が下がります。
セリフばかりに意識を向かせすぎず、表情、立ち方、動きも意識してください。
棒読み
演技が下手な理由・原因4つめは、棒読みです。
緊張のあまり、棒読みになっていませんか。先述したようにセリフを話さなくちゃと思っていると、ついつい棒読みにもなります。
棒読みって本人はそんなつもりがないそうです。普段から抑揚があまりない話し方の人だと、自分では普通に演技をしているつもりでも、棒読みと思われてしまうこともあるのです。
抑揚をなるべく付けましょう。声のトーンが低い人も棒読みに聞こえがちなので、演じるキャラクターによって少し声を高くするとよいでしょう。
自分の演技を録画して、棒読みになっていないかチェックするのもよいですよ。
セリフのリズムが悪い
演技が下手な理由・原因5つめは、セリフのリズムの悪さです。
しゃべるときは一定のリズムではなく、緩急があります。
たとえば、クイズを出題されて「うーん、答えがわからないな」というセリフを話すとします。このとき「うーん」はゆっくり話すでしょう。そして答えがわかったら「あー! わかった! 答えは〇〇!」と先ほどまでよりも早いテンポで話すはず。
このように、感情の変化によっても話すスピードは異なります。
一定のリズムで話していると、お経のようになってしまいます…。キャラクターの心境などを考えて、リズムを変えながらセリフを話すとよいでしょう。
演劇にはリズム感も必要なので、リズム音痴の方は、かんたんなダンスをやってみるのもよいかもしれません。
恥ずかしがっている
演技が下手な理由・原因6つめは、恥ずかしがっていることです。
恥ずかしそうにモジモジしていると演技はできません。
自分の性格とは真逆のキャラクターを演じるとき、なかなか自分の殻を破れずに、照れて演技をしていると、役になりきれずに演技下手に見えるのです。
照れやプライド、自分自身のキャラクターは一旦捨てて演じてください。
ミュージカルの演技力とはなにか
ここまで演劇部や学芸会を中心とした演技力について記載しましたが、ミュージカル特有の演技力についても記載します。
ミュージカルの特徴は歌をうたうこと。
歌が始まるととても派手ですよね。音楽も流れるので、目立ちます。歌部分と演技部分の差が大きくなりすぎないように、ミュージカルの演技はややオーバーなところがあります。
これは舞台での演技とも同じでややオーバーなのです。
テレビドラマや映画はカメラが顔のすぐ近くにあります。視聴者はテレビの前の人なので、テレビの前の人、カメラの向こう側の人に向けて演技をするので、自然です。
しかし、舞台は離れたところにいるお客さまに表情がわかるように演技をしなければいけません。どんな表情をしているかわかるように、目や口を大きく開けて表情を作るのです。
演技力が身につけるメリットとは
演技力が身につくとどんなメリットがあるのか解説します。
- 学芸会でよい役に抜擢されやすい
- 教科書の音読が上手になる
- 人前での発表(プレゼン)が上手になる
- 面接に強くなる
学芸会でよい役に抜擢されやすい
演技力がつくメリット1つめは、学芸会でよい役に抜擢されやすいことです。
演技というと、学芸会ですよね。
小学校や中学校でも劇をやるかと思いますが、演技力があるとよい役に選んでもらいやすいのです。
教科書の音読が上手になる
演技力がつくメリット2つめは、教科書の音読が上手になることです。
台本を読む力、セリフをキャラクター同然に話す力は、教科書の音読にも役立ちます。
国語の授業などで音読をするときに、感情がこもって読める、活舌よく読めるなどメリットもあるでしょう。
実際にうちの娘は、ミュージカル劇団に所属してから国語の音読が好きになったようで、積極的に自宅でも音読しています。
人前での発表(プレゼン)が上手になる
演技力がつくメリット3つめは、人前での発表(プレゼン)が上手になることです。
演技は人前でセリフを読むことでもあるので、これはプレゼンと共通するものがあります。緊張していても、自分をプレゼンターとして演じ、ハキハキと話す、大切なところは強調して話すことができるようになるでしょう。
学校の研究発表会や夏休みの宿題の発表など、授業でみんなの前で話すこともありますよね。こういうときも演技力が役立つかと思います。
面接に強くなる
演技力がつくメリット4つめは、面接に強くなることです。
面接も人前で話すことです。面接官に自分のよいところをアピールする必要もあるでしょう。面接で魅力的に話すためには、表情豊かに、大きな声で、はっきりと話すとよいのです。
これだと面接官の印象にも残るでしょう。
実際に演劇を学んだ人は、人前で話すのも得意で声も大きいです。
中学受験、高校受験、英検、就職、アルバイトなど面接でも役立つでしょう。
YTJでは演技力が身につく?
最後にYTJについてです。
このブログでも記載しましたが、わたしの娘はミュージカル劇団のYTJに入会しています。
YTJはユースシアタージャパンの略。英語パフォーマンスをするのが特徴で、関東、中部、関西、九州にスタジオがあります。
YTJでは、演技、歌、ダンス、英語が学べます。
YTJに入ると、演技力は向上するのか気になるところですが、個人差はありつつも演技力はアップするかと思います。
具体的には、
- 声が大きくなる
- ハキハキする
- 活舌がよくなる
- コミュニケーション能力が向上する
上記のような変化が娘にはありました。
コミュニケーション能力? と思う方もいますよね。
たとえば転校生の役を割り当てられたとします。すると「転校生ってどんな気持ちなのかな」と子どもたちはよく考えるのです。演じる人の状況をよく考えて、パフォーマンスをするようになります。実際に学校に転校生が来たときに、積極的に話しかけたり、緊張している転校生の気持ちを理解して、やさしく接したりすることができます。
実際にYTJではシーンスタディがあります。グループになってストーリーや状況、心情を考えることがあるので、コミュニケーション能力、理解力も向上するでしょう。
まとめ
演技力について記載しました。
演技力とは、文字通り演技をするための力のこと。
演技力を伸ばす方法は次のとおりです。
- 台本を熟読する
- キャラクターの心情を深く考える
- キャラクターと同じ行動をしてみる
- キャラクターに一貫性を持つ
- セリフばかりを意識しない
- セリフがないときも演技をする
- ドラマや映画をたくさん見る
おうちでできる演技力の伸ばし方は次のとおり。
- 発声練習
- 感情を開放する
- シーンについて話し合う
- 表情の勉強をする
- 実際に家で演技をしてみる
- 演技を録画する
- 鏡の前で演技をする
- 女優さん・俳優さんを真似る
- ゲームを取り入れる「はぁって言うゲーム」
演技が下手な原因には次のものが考えられます。
- 声が小さい
- 活舌が悪い
- セリフばかりに意識が向いている
- 棒読み
- セリフのリズムが悪い
- 恥ずかしがっている
演技力があるとメリットがたくさん。
- 学芸会でよい役に抜擢されやすい
- 教科書の音読が上手になる
- 人前での発表(プレゼン)が上手になる
- 面接に強くなる
YTJでも演技力を伸ばせるので、ぜひ入会してみませんか。