海外公演もある!ユースシアタージャパン(YTJ)について
ミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)は、うちの娘も所属していますが、なんと海外公演をしているのです。2023年7月にフランスで公演をするので、
今回は、YTJの海外公演について解説します。
今後、YTJに子どもを入れたい方や海外公演についてくわしく知りたい方は参考にしてください。
YTJのJAPANderlandパリ公演について
ミュージカル劇団のYTJのJAPANderlandについて解説します。
JAPAN EXPOとは
YTJはJAPAN EXPOに参加します。
このJAPAN EXPOは、フランスで開催されます。こちらは歴史あるイベントで、2000年ごろから開催されています。
JAPAN EXPOは、ヨーロッパで開催されるジャパニーズカルチャーを紹介する有名イベントです。
なぜ日本の文化なの? と感じる方も多いでしょう。日本文化はヨーロッパでとても人気があるのです。その代表がアニメ。日本のアニメはジャパニメーションとして知られていて、1980年代に流行しました。80年代から90年代に人気だったのは、『キャプテン翼』や『セーラームーン』、『ドラゴンボール』で、日本人なら誰もが知っているアニメを海外の人も楽しんでいたのです。
JAPAN EXPOの創設者もそのひとりで、日本アニメを愛していました。仲間と一緒に同人雑誌を出版し、2000人規模のアニメイベントを開催して、これがJAPAN EXPOの前身となっているそう。
アニメや漫画だけでなく、Jポップなど日本の音楽やゲームに特化したイベントとして人気が出て、フランスだけでなく近隣諸国からの参加者もいるほど。
なんと、このイベントにYTJも参加しているのです。
JAPAN EXPOは超有名イベント
JAPAN EXPOを知らない方多いかと思いますが、こちら有名なイベントなのです。
怪しいイベントではないですよ笑
漫画アプリで有名な株式会社カカオピッコマがオフィシャルパートナーに就任していて、世界でもトップクラスの日本文化の祭典です。
JAPAN EXPOは複数日に分かれて開催され、期間中の観客層動員数は25万人以上です。
JAPAN EXPOの最大級のアリーナがあり、そこでYTJがパフォーマンスをします。
ステージは過去に、Perfumeさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんが参加していて、YTJは約45分間の公演を披露して、ヨーロッパへ日本文化を届けます。
YTJはJAPAN EXPOでなにをするの?
アニメや漫画、Jポップなどのジャパンミュージック、ゲームなどのイベントですが、ミュージカル劇団であるYTJはなにを発信するのでしょうか。漫画でもアニメでもないですものね…。
YTJによると、日本の伝統文化を紹介するそうです。
オリジナルミュージカル『JAPANderland』を披露
ステージでは、YTJのオリジナルミュージカル『ALICE IN Wonderland』を和バージョンにアレンジした『JAPANderland』を披露します。
このJAPANderlandは、有名な不思議の国のアリスが日本で生まれていたらどうなっていたかという作品で、日本の古典文学や民話のキャラクターが登場する不思議なお話。
海外の方であれば、不思議の国のアリスはなじみがあるはずで、そこに日本文化を取り入れることで、伝統文化を親しみながら楽しんでもらえるように工夫された作品です。
今回は言語を介さず、身体表現とオリジナル音楽のみで物語をつくっていくので、日本語や英語になじみのない方にも楽しめるようになっているのです。言語を介さないので、高い表現力も求められます。
YTJの海外公演参加は必須?よく海外で公演をしているの?
フランスで開催されるイベントで公演をするYTJ。我が子が海外なんて…と不安に感じる方もいますよね。
この海外公演は完全に任意参加です、ご安心ください。
小学生のメンバーは、年齢的な問題もあるのか対象外で、参加は中学生のメンバーまたは2020年1月から2023年7月に中学生だったメンバーです。
応募すれば誰でも参加できるのではなく、実技やフォーム、面談などの選考を重ねて選ばれた一部の子のみが参加します。
参加する最大人数は60名で、オーディションによってはそれ以下になることもあるそう。
海外公演って参加しないとまずい?
YTJの海外公演に参加しないと、なにかデメリットがあるのでしょうか。
こちら、結論からですが、不参加でも特に不利益などはないそうです。
【ダンスは人前に出てナンボ】
ダンスは、人前で披露してナンボです。ダンスを習っているなら、特別な事情がない限りは発表会やイベントには参加したほうがよいとされています。
ダンスの発表会を辞退すると、あからさまに先生の反応が悪くなることもあるほど。発表会の振り付けレッスンに参加できないこともあるため、子どもが疎外感を覚えることもあります。
これは発表会にお金がたくさんかかっているから。衣装代、会場のレンタル代、先生による振り付け代などがあるため、スクールとしては生徒から参加費を徴収することで、出費を補います。
このことから、発表会に参加しない生徒がいると、スクール側としてはちょっと困ってしまうことがあるのです。いじめはあってはいけないことですが、先生の対応が冷たくなることはあり得ることです。(実際にわたしが所属したスクールでは、こういうことはありました)
しかし、今回のYTJの公演は海外公演です。参加費用は、ダンスの発表会のそれとは全然違うため、完全に任意参加として、不参加だとしても不利益が出ないように配慮がされています。
海外公演は過去にもある!
YTJの海外公演は、これが初めてではありません。過去にも海外公演をしていて、カナダ、シンガポール、ハワイ、ニューヨークで公演をしています。
ここ数年は、感染症の影響から海外公演はしていません。
娘は数年前にYTJに入っているので、娘が入会してからはまだ実施されていませんでした。
そのため、今回のYTJのフランス公演は娘は参加しないものの、わたしも娘もとてもワクワクしています。
YTJの海外公演の費用はどれくらい?
今回のフランス公演の費用はいくらくらいなのか調べたところ、約40万円かかるそうです(自己負担とうこと)。飛行機代、宿泊代です。
これ、結構負担がかかりますよね…。子ども本人は海外公演に出演したいと思っていて、実力もしっかりと備わっているにも関わらず、家庭の経済事情で参加を断念するという悲しいことも多くあるのでは…と思うでしょう。
なんとかYTJで費用負担の軽減にならないのか、と保護者側も訴えていますが、この費用でもかなり抑えられた金額のよう。クラファンをして、最大限負担が軽くなるように配慮されましたが、結果的にメンバーは自費負担となりました。
海外公演への参加費40万円は高い?安い?
YTJの海外公演への参加費は約40万円。これって高いのでしょうか。
一般的な発表会や舞台の費用は、数万円です。クラシックバレエでも10万円ほど。衣装代や振り付け代がかかります。男性ダンサーと一緒に踊るなら、男性ダンサーへのお礼代を包むこともあるので、20万円近くなることも。
これと比べると、YTJの海外公演の費用はかなり高額と言えます。
しかし、本当に高いのでしょうか。
もし子どもを海外旅行でフランスに連れて行くとなると、普通は保護者も同伴します。きょうだいがいれば、きょうだいの分も費用として加算されるので、おとな分と子ども全員の分が必要になるのです。これってかなりの額ですよね…。
しかし、YTJの海外公演であれば、子どもの費用のみでOKです。(保護者もJAPAN EXPOのステージを見る場合は、自費で渡航をしてついていくことになります。)
子どもだけで海外に行かせるってほぼないかと思うので、YTJの公演のように子どもの費用だけで海外に行けることはお得だと言えます。
海外公演だけでなく観光や異文化交流もできる
JAPAN EXPOへ参加する費用は、渡航費、宿泊費がかかりますが、出演して終わりではありません。
パリ市内の観光や現地の教育機関と異文化交流を予定しているそう。
おそらくパリの中学生くらいの子どもたちと交流をする、フランス文化を学ぶ機会があるのでしょう。
海外旅行でフランスに行って文化を学ぶことはあっても、教育機関との異文化交流をセッティングすることは個人ではなかなかできません…。これはYTJならではではないかと。
とは言っても、40万円はかんたんに出せる金額ではないので、なかなか難しいですよね…。
感染症が今後どうなるかがわからないので、海外公演も来年以降続くのかはまだ不明ですが、海外公演はメンバーが自腹になる可能性が高いと考えておくとよいかと思います。
海外公演に参加するメリット
現在YTJに入っていて、今後海外公演があったときに申し込むかどうか悩んでいる方もたくさんいますよね。海外公演に参加するメリットを紹介します。
- 貴重な体験になる
- 自信がつく
- 日本文化のよさを実感する
- 視野が広がる
- 新しいお友だちができる
- メンバー同士の絆が深まる
- 受験や就職に活かせる
- 語学力に自信がつく
- 現地出身のスタッフが帯同する
貴重な体験になる
メリット1つめは、貴重な経験になることです。
なかなか子ども時代にミュージカルをやっていて、海外公演を経験したという人はいないかと思います。以前娘の指導をしてくれていたYTJのスタッフの方は、とあるスタジオの1期生だったそうで、海外公演を経験したと言っていました。その後、YTJのスタッフとして働いていらっしゃいます。
そのスタッフの方が、とてもキラキラした笑顔で、「メンバーだったときに海外公演に参加したことがあるんですよ」と話していらっしゃったのが印象的でした。海外公演に参加するまでは、多大な努力があり、とても大変だったはずですが、忘れられない大切な思い出として残っているのだろうなと。
海外公演に参加するという経験は、おそらくおとなになっても忘れないでしょう。貴重な経験を子どものうちにできることは大きなメリットです。
自信がつく
メリット2つめは、自信がつくことです。
海外公演は、普段のスタジオショーケースとは規模がまったく違います。いつもは、保護者を中心としたお客さまの前でパフォーマンスすることが多いですが、海外公演は現地のお客さまなのです。
YTJってそもそもなに? というお客さまもたくさんいるでしょう。いわゆるアウェーの地でパフォーマンスをするので、そこで受け入れられて拍手をされると自信につながるのです。
「自分は海外公演に参加したんだ」という気持ちになるので、自然と自信につながるでしょう。
ちなみに海外公演は誰でも参加できるわけではありません。参加は完全に任意ですが、希望者をつのったら、オーディションが開催されます。スキルを見て、役に選ばれるので、海外公演のメンバーに選ばれたという実績だけでも、子どもの自信につながります。
日本文化のよさを実感する
メリット3つめは、日本文化のよさを実感することです。
海外は日本とは違う文化があります。たとえは今回のフランス公演であれば料理はコースになっていて、日本のようにご飯、汁物、おかずがお盆に乗っているわけではありません。
日本ではレストランに行くとお水がすぐに出てきますが、海外では出てこないことも。
このように、レストランだけでも違いがあるのです。
YTJの海外公演で初めての海外を経験する子も多く、そこで日本との違いを実感します。そして「やっぱり日本っていいな」と感じることもあるのです。
反対に「ここは日本よりも外国のほうがいいな」とよい刺激を受けることも…。日本の習慣や文化がすべてではないことを海外公演に参加することで学べるでしょう。
視野が広がる
メリット4つめは、視野が広がることです。
わたしの友人は、語学留学をしたことがきっかけで海外に強く興味を持ち、看護師になる夢を抱き、いつか医療の手が届かない国で看護をしたいと語っていました。そして実際にアフリカで看護師をしていて、以前テレビで取り上げられていたのです。
このように海外に行くことで、新しい刺激を得て視野が広がることもあります。
日本に住んでいると、世界は日本しかないように感じますが、実は世界はとーっても広いです。裕福な国もあればそうでない国も。日本から出ることで、視野も広がるでしょう。
新しいお友だちができる
メリット5つめは、新しいお友だちができることです。
これはYTJの海外公演ならではのメリットかと思います。
今回の海外公演では現地の教育機関と異文化交流を予定しているので、おそらくYTJのメンバーと年齢が近い子たちと一緒に食事をしたり、遊んだりする機会があるとのこと。(くわしくはまだわかりませんが…)
交流会で出会った子と仲良くなれる可能性大です。
連絡先を交換することもあるかもしれませんね。
家族旅行では、なかなか現地の子どもと交流をする機会は少ないです。普通の旅行であれば、現地の人との交流をコーディネートしてくれる人もいません。YTJの公演なら、異文化交流の場を作ってもらえるので、友だちができることもメリットです。
メンバー同士の絆が深まる
メリット6つめは、メンバー同士の絆が深まることです。
海外公演を成功させる! という同じ目標をみんなで持つことで、団結して練習をします。
海外公演のリハ練はとても大変で、ときには子どもがイライラしたり、悩んだりすることもあるでしょう。
フランス公演は今回初めてなので、手探り状態になっているのでスタッフもメンバーも不安もあるかと思います。
しかし、1つのことを成功させられたら、メンバー同士の絆がより一層深まります。
学生時代の体育祭や文化祭のあとのような感覚に近いと思います。一致団結してみんなで盛り上がるイメージです。
実際にうちの娘は、YTJの合宿に参加しましたが、帰ってきてからは一緒に参加した子たちの話ばかりしていました。絆が深まったようで、同じスタジオのお姉さんともすごく仲良くなってお姉さんの話ばかりしていました。
YTJの合宿とは|娘が参加した感想 – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
海外公演なら、一緒にレッスンを受けて練習に励み、渡航をして寝食を共にしているので絆が深まるはずです。
受験や就職に活かせる
メリット7つめは、受験や就職に活かせることです。
直接メリットになるわけではありませんが、受験や就職の面接のときに「中学生のときの思い出は?」と聞かれて、「YTJで海外公演に参加した」と答えることができます。
海外公演に参加したことは、履歴書に書いてもOKです。
海外公演に参加したことは資格ではありませんが、趣味の欄にダンスやミュージカルと記載して、補足情報として「20〇〇年に海外公演に参加」と記載することができます。
面接官は、何十人という生徒たちの話を聞いています。部活での活躍や趣味などの話を聞いていても、なかなかミュージカルの海外公演を経験したという人は少ないはず。珍しいので、面接官の記憶にも残るので、受験や就職にも活かせるでしょう。
語学力に自信がつく
メリット8つめは、語学力に自信がつくことです。
YTJは英会話スクールではありませんが、英語パフォーマンスをする劇団です。国際色豊かなミュージカル劇団で、英語教育にも力を入れています。
海外公演では、異文化交流の場で英語力を活かしてあいさつをすることもあるはず。実際に現地の人に言葉が通じることで、自分の語学力に自信がつくでしょう。
現地出身のスタッフが帯同する
メリット9つめは、現地出身のスタッフが帯同することです。
家族でフランス旅行に行くことになったら、言葉が通じるかな…、現地のルールがわからないし不安だな…と思いませんか。
英語圏ならまだマシでも、フランスだと心配になりますよね。
YTJの海外公演であれば、YTJのスタッフが帯同します。YTJによると、現地出身(今回ならフランス出身)のスタッフが帯同するそうなので、もしものことがあったときも対応してもらえます。
家族での旅行だと万が一の体調不良があったときも語学に自信がないと不安ですよね。現地のルールをよく知ったスタッフが帯同してくれることは、安心感につながり、大きなメリットです。
海外公演に参加するデメリット
海外公演に参加するデメリットを紹介します。
- 練習が増える
- ホームシックになるリスクがある
- 日程が長い
- お金がかかる
練習が増える
デメリット1つめは、練習が増えることです。
当然ですが、海外公演に参加することが決まれば、それに向けて新たなレッスンをする必要があります。リハ練は毎週開催され、1回のレッスンは約4時間です。
レッスン時間、かなり長いですよね…。スタッフの方に聞いたところ、練習は毎週土曜日とのこと。
レッスン時間が増えることで、学校の勉強との両立がしにくい、YTJの時間ばかりになり忙しくなるデメリットがあります。
ホームシックになるリスクがある
デメリット2つめは、ホームシックになるリスクです。
感染症の影響で旅行をしていない家庭もたくさんあるかと思います。YTJの海外公演が初海外旅行になる子や、旅行自体が数年ぶりな子もいます。
保護者から離れることに慣れていない子だとホームシックになることもあり得るのです。
ホームシックになることで、元気がなくなり、普段の実力が出せない子もいるでしょう。寝付けない子もいれば、精神的な不調でお腹が痛くなるなど体調に出る子もいます。
日程が長い
デメリット3つめは、日程が長いことです。
YTJの海外公演は7月11日から17日だそう。
中学生だと7日間、家族から離れた経験って子どもはほとんどないはず。
うちの娘は小学生ですが、まだ一週間もわたしから離れたことはありません。中学生も同じかと思います。
子どものホームシックだけでなく、保護者も寂しく感じることがあります。
またこの日程はYTJの海外公演として過ごすので、学校をお休みすることにも。
一応YTJから公欠証明となる書類はもらえますが、学校を休むことはデメリットにもなります。
お金がかかる
デメリット4つめは、お金がかかること。
すでに記載したように、今回のフランス公演にかかる費用は約40万円。これは自費なので保護者に負担がかかります。
これが経済的にも大きなデメリットです。
YTJは国際派の劇団
YTJは国際派の劇団です。
現在、劇団の代表は、海外出身の方です。働くスタッフも海外にルーツを持つ方がたくさんいらっしゃいます。また、国際派の劇団として英語でのパフォーマンスをしています。
国際的に活躍できる人材を輩出するために、英語教育に非常に力をいれているのです。
このことからも、今後は海外公演が続いてくのではと思います。
YTJに子どもを入れると大変なこと・後悔したこと
最後に、YTJに子どもを入れて大変に感じたこと・後悔したことをまとめます。
- 送迎が大変
- 本番が多く見に行くのが大変
- 責任を感じる
- 保護者が熱を持ってしまう
送迎が大変
1つめは、送迎が大変なことです。
YTJには送迎バスがないので、保護者が送迎する必要があります。中学生くらいのメンバーだと子どもだけで来ることもありますが、小学生だと保護者同伴が推奨されています。
YTJのレッスンは週に2回ほどあるので、毎回送迎をするのが大変なのです…。
本番が多く見に行くのが大変
2つめは、本番が多く見に行くのが大変です。
YTJは年に複数回の本番があり、多いときはほぼ毎月のようになにかしら発表会があり、家族で見に行くことがあるのです。
見に行かなきゃいいのでは? という意見もあるかもしれませんが、やっぱり我が子が出演するとなれば見たいもの。少し遠方でも家族総出で見に行ってしまうのです笑
やっぱり子どもも家族が見に来ると喜びますし。
特に保護者が仕事をしている家庭だと、土日が子どもの舞台につぶれてしまうので、それが大変と感じる方もいます。
責任を感じる
3つめは、責任を感じることです。
こちらのブログで何度も書いていますが、ミュージカルはひとりで作るものではありません。たくさんの演者と脚本家、照明など舞台裏で働く方など、多くの人がいて成立します。
歌やダンスのレッスンも、ひとりでも欠けると練習がしにくいのです。
特にダンスのフォーメーションは大切で、ひとりいないと立ち位置がわかりにくいのです。
そのため、欠席しにくいなと感じることがあります。
リハーサル練習が始まると、「風邪を引かないように」、「怪我をしないように」と子どもなりに責任感が芽生えるのです。
うちの娘は以前風邪を引いたときに、「今日はレッスンを休もうね」とわたしが伝えたら、娘は不安そうな顔で「みんなに迷惑かかっちゃうよ」、「レッスン休んだらついていけなくなっちゃうよ」と言っていました。
気軽な気持ちでミュージカルをやるのではなく、劇団の一員という意識が芽生えるので、それなりに責任を感じる子は多いようです。
保護者が熱を持ってしまう
4つめは、保護者が熱を持ってしまうことです。
これは我が家もそうなのですが、娘以上にYTJに熱中しているような…笑
JYDFというダンスイベントでは、娘のチームはもちろんのこと、推しチームを見つけてオンラインで動画を見ながら応援しています。
熱が入る保護者は結構多く、保護者がリーダーになって積極的に自主練をすることもあるのです。これは賛否あり、熱がこもっている保護者が「うざい」、「めんどくさい」と思われることも。
なかには、「どうしてうちの子は選抜クラスに入れないの?」と思う保護者もいるほど。
まとめ
YTJの海外公演について記載しました。
海外公演への参加は完全に任意で、不参加だからといってなにかデメリットがあるわけではありません。
2023年7月の海外公演の場合は、参加費40万円ほどで自費です。
今後海外公演があったとしてもおそらく自費となるでしょう。
(クラウドファンディングはやっているうみたいですが、なかなか集まらないのかな…)
海外公演に参加するメリットは次のとおり。
- 貴重な体験になる
- 自信がつく
- 日本文化のよさを実感する
- 視野が広がる
- 新しいお友だちができる
- メンバー同士の絆が深まる
- 受験や就職に活かせる
- 語学力に自信がつく
- 現地出身のスタッフが帯同する
デメリットは次の4つです。
- 練習が増える
- ホームシックになるリスクがある
- 日程が長い
- お金がかかる
一番気になるのは、やはり費用ですよね。
今後、我が子をなんとしても海外公演に参加させたい! という方は前もって費用を捻出しておくとよいかもです。
YTJに子どもを入れて大変なことは次の4つ。
- 送迎が大変
- 本番が多く見に行くのが大変
- 責任を感じる
- 保護者が熱を持ってしまう
完全に参加は任意ですが、海外公演も今後はあると考えておくとよいでしょう。