【園児~小学校低学年】おすすめの習い事10選|始めるなら何歳からがいい?
子どもにはいろいろなことにチャレンジさせたい。
わが子の可能性を広げたい。
そんな風に思いませんか。
わが子の「好き」を見つけるために、まずは色々な習い事をさせたい親も多いでしょう。
しかし、あれこれ習い事をやらせたくても費用がかかります。毎日習い事では子どもにも負担が大きくなりますよね。そこで習い事をいくつかに絞りたい方も多いはずです。
しかし、どんな習い事をチョイスしたらよいのか悩みませんか。
今回は、園児や小学校低学年の子どもを持つ親向けに、子どものおすすめの習い事を10種類ご紹介します。習い事をするメリットについても記載しました。
習い事を始めたものの、子どもが「行きたくない」、「辞めたい」と言ったときの対処法もまとめたので、ご参照ください。
子どもの習い事おすすめ
園児から小学校低学年の子どもにおすすめの習い事をメリットをまとめていきます。
子どものおすすめ習い事|英語・英会話
子どものおすすめの習い事は英語・英会話です。
小学校では英語教育が始まります。小学校3・4年生では「外国語活動」、そして小学校5・6年生では外国語が教科となるため、それまでに英語に慣れ親しんでおくのがおすすめです。
参考:文部科学省
幼い頃から英語を学ぶことで、英語に抵抗なく学べるというメリットもあります。
耳のよい時期にネイティブの発音に親しむと、子どもの発音もよくなるでしょう。
子どものおすすめ習い事|水泳
子どものおすすめの習い事として水泳が挙げられます。
夏になると小学校では体育の授業で水泳が始まります。先生から指導を受けることになりますが、ある程度泳げることが前提とされることが多いのです。
この時点で泳げないと、夏の体育の授業が苦痛になることもあり得ます。周りが泳げる子ばかりだと、授業中に辛いと感じることも…。水が怖いというイメージを持つ前の幼いうちから水泳を習うとよいでしょう。
子どものおすすめ習い事|ピアノ
子どもの習い事としておすすめなのがピアノです。
ピアノを習うことでリズム感が身に付きます。また幼いときから始めると絶対音感が得られることもあるでしょう。絶対音感があることで、CMでたまたま耳にした曲を楽譜がなくてもさらっと弾くことができるようにもなります。
またピアノの前に座って演奏することで集中力や忍耐力のある子に育つとも言われているのです。
さらにピアノは指先をよく動かすため、脳の発達にもよい影響があります。
子どものおすすめ習い事|ダンス(ヒップホップ・バレエ・チアダンス)
ダンスも子どもの習い事におすすめです。
小学生になると体育の授業や運動会の出し物でダンスがあることがあります。先生からも指導がありますが、担任の先生や体育教師はダンスの専門家ではありません。
このとき、習っている子とそうでない子では大きな差が生じます。
ダンスを幼いときから習うことで、体育などの授業で活かせることもあるのです。
またダンスは体の動きでさまざまな感情を表現します。子どもの情緒にもよいでしょう。もちろん運動不足解消にも。
ダンスは、ヒップホップ、バレエ、チアダンスが人気です。
特にバレエはクラシックが人気で、クラシックバレエはすべてのダンスの基礎であり、体の動かし方を学べます。幼いときから習うことで他の子よりも上達が早くなる、早くポワント許可が下りる、体の柔軟性が得られるなどメリットも豊富です。
子どものおすすめ習い事|プログラミング
子どもの習い事としてプログラミングもおすすめです。
小学生になるとプログラミング教育が始まります。
参考:文部科学省
親世代ではプログラミングが義務教育に入っていなかったため、苦手意識を持つ方、そもそもプログラミングって? という方も少なくはないかと思います。なかなか親がプログラミングを教えるのは難しいこともありますよね。そこで習い事として始めるのがよいのです。
プログラミングは算数の基本的な考え方の学びにも繋がるため、頭の柔らかいうちに始めるのがおすすめです。
子どものおすすめ習い事|野球・サッカー
野球やサッカーなどチームスポーツ系の習い事もおすすめです。
地域の少年野球や少年サッカーに入ると、異なる年齢の子ともと運動で関わることになります。年長者であれば、年下の子の面倒を見るやさしい子になるでしょう。年下の子は年上の子を見て、礼儀や言葉遣いを学べるはずです。
年齢の異なる集団に混ざることで、適応力の高い子どもになるかもしれません。
子どものおすすめ習い事|書道
小学生になると文字を書く機会がたくさん。
字が綺麗だとお友だちから一目置かれることも…。
書道も子どもの習い事としておすすめです。
現代では筆で文字を書く機会は多くはありませんが、あえて子どもに習わせることで日本の伝統文化に触れることができます。
正座をして硯(すずり)をすって文字を書く。この工程を行うことで集中力も身に付くでしょう。
また、毛筆だけでなく硬筆、ペン字も人気があります。
子どものおすすめ習い事|体操
子どもの習い事として体操も人気です。
マット運動や鉄棒などで体の動かし方を学べます。正しい体の動かし方を知ることで、さまざまなスポーツに活かせます。正しい体の動かし方を知ることで怪我もしにくくなるでしょう。
子どものおすすめ習い事|そろばん
子どものおすすめの習い事としてそろばんが挙げられます。
スマホには電卓機能もあり、今更そろばんを使う機会はほぼありません。しかし、そろばんを習うことで四則計算の基礎を学ぶことができるのです。さらに暗算に強い子にもなり、算数に活かせます。
子どものおすすめ習い事|絵画教室
絵画教室もおすすめです。
絵にはその子の個性が隠れています。絵を描くことで自己表現が上手になることもあるでしょう。集中力も身に付きます。
絵が上手になると、小学生以降に美術コンクール、作品コンクールで活躍できるかもしれません。
子どもの習い事はいつから始めるといい?
さて、ここまで子どもの習い事についてご紹介してきましたが、いつから習うとよいのでしょうか。
習い事を始める年齢はだいたい3歳から6歳くらいがおすすめです。脳が発達する時期の3歳から始めると、習い事の吸収力がよいため、幼いうちからスタートする子が多いです。
しかし、7歳以降で習い事を始めても遅すぎるというわけではありません。
子どもがやりたい! と言い出したタイミングが一番よい時期と言えるでしょう。
早いうちから習い事をするメリット
早いうちから習い事を始めるメリットは多数あります。
早いうちから習い事を始めることで、周囲の子よりも早い上達が期待できます。
例えばダンス。
3歳から習ってきた子が6歳になったときに、6歳から始めた同い年の子よりも3年長く習っているため上手なことが多いのです。
すでに記載しましたが、ピアノであれば早いうちだと絶対音感が身に付きやすくもなります。
習い事=面倒くさい、という考えが生まれる前の幼い時期だと、スムーズに習い事を始められることも。
幼いうちは好奇心も旺盛で、新しいことに挑戦するのによい時期なのです。
脳の発育には音楽や運動系の習い事がおすすめ
脳の発達を意識する場合は、音楽系、運動系の習い事がよいでしょう。
体を動かすことで脳の刺激にもなります。音楽を耳からしっかりと聞くことでも、聴覚、視覚、記憶力などをつかさどる脳が活性化すると言われています。
脳育として習い事を選ぶのもよいでしょう。
子どもの習い事の選び方
子どもの習い事の選び方をまとめていきます。
子どもの好きなことを知る
子どもの好きなことを伸ばすために、まずはわが子が何を好きなのか知るところから始めましょう。
よくお絵描きをする子であれば絵画教室。暇さえあれば踊っているような子はダンスなど体を動かす習い事がおすすめです。
好きなことであれば、子どもも続けやすくなりぐんぐん成長していくはずです。
体験レッスンに通わせる
気になる習い事が見つかったら、体験レッスンに通わせてみましょう。
お教室の先生との相性、子どもたち(生徒)との相性を見てみてください。
親がよいと思った教室でも、子どもが嫌がることもあります。
体験レッスンのあとは、子どもからの感想を聞いた上でよく考えて習わせてくださいね。
経済的・立地的にも長くレッスンできる教室を選ぶ
習い事は継続が大切です。
長く通わすことができるお教室を選びましょう。
いいお教室でも費用が高ければ、続けられないこともあります。経済的にも見合ったお教室選びが重要です。
また自宅から離れた場所にあるお教室はおすすめしません。
通うためにバスや電車に乗るのは子どもに負担がかかることも。歩いて遠いところだと雨の日に「行きたくない」ということもあり得ます。
自宅から通わせやすい場所にあるお教室がよいでしょう。
習い事の平均費用はいくらくらいか
さて、習い事をするというと費用(月謝)が気になりますよね。
園児の場合、子どもの習い事はだいたい8万円ほどで小学生になると20万円くらいになります。
参考:文部科学省
何を習うかによっても費用が異なるため、一概にこの通りとは言えませんが、子どもの年齢が上がるにつれ習い事の費用は高くなる傾向にあると言えます。
習い事に行きたくないと子どもが言ったときの対処法
子どもに習い事を始めさせたはいいけれど、子どもが行きたくない! ということもあり得ます。
そんなときに親ができる対処法をご紹介するので、ご参照ください。
なぜ習い事に行きたくないのか聞いてみる
すぐに習い事を辞めさせるのではなく、なぜ習い事に行きたくないのか聞いてみましょう。
頭ごなしに「ダメ! 行きなさい」と言うのではなく、「どうして行きたくないの?」と理由を聞いてみてください。
- 習い事そのものが嫌い
- お教室でいじめ被害を受けている
- 先生や子どもたちとの相性が悪い
- 体調不良
- 一時的な気分
上記のようにさまざまな理由で習い事に行きたくない! と言うことがあります。万が一、いじめであればすぐにお教室を変えた方がよいですし、先生にもきちんと報告すべきです。
たまたま気分が乗らなくて行きたくないと言うこともあり得ますし、お腹が痛くて今日は行きたくないと言うことも…。
まずどうして行きたくないのか、よく話を聞いてあげることが重要です。
子どもの気持ちを否定しない
子どもが行きたくないと言うときは、1つ前で紹介したように何かしら原因があるはずです。まずその気持ちを否定しないで受け入れてあげましょう。
「そうなんだね」と共感して、必要に応じて無理に通わせずに休むことも選択肢に入れてください。
「ママが子どものときは我慢して続けたよ」と言うと子どもが辛く感じることもあります。可能な限り子どもの気持ちに寄り添い、共感することをおすすめします。
すぐに辞めずに様子を見ることから
いじめが原因でない場合は、すぐに辞めずに様子を見ることがおすすめです。
その際に習い事の先生や受付スタッフ、信頼できる同じ習い事の保護者に相談するとよいでしょう。
「実は最近うちの子が習い事を嫌がっているのです…」と伝えてみてください。
先生もお教室での様子を伝えてくれるかもしれません。
可能であれば、親が教室まで付き添い見守ってください。
子どもが習い事を辞めたいと言ったらどうするべきか
子どもが習い事を辞めたいと言ったらどうするべきかまとめていきます。
辞めたい理由を聞く
すでに紹介したようにいじめや子ども同士のトラブルの可能性もあるので、辞めたい理由を聞いてみてください。
こちらも頭ごなしに「続けなさい」、「もう少し我慢しなさい」とは言わずに、子どもの気持ちを受け入れて共感しながら話を聞きましょう。
休会制度を利用する
習い事に休会制度がある場合は、利用してみましょう。
正式に辞めるのではなく、一旦習い事から離れることで冷静になれることもあります。子どもが「やっぱり続けたい」と言うことがあるかもしれません。
休会をする場合は、先生によく相談することをおすすめします。
信頼できる先生であれば、子どもが辞めたいと言っている旨も伝えておくとよいでしょう。何も言わずに突然休会をすると、最悪の場合は先生との間でトラブルに発展する可能性もあるため、注意をしてください。
心変わりしない場合は辞める
一度習い事から離れて、子どもが心変わりをしない場合は辞めることも選択肢として考えてください。
- 習い事を休会したらイキイキしている
- 習い事に行かなくなったら笑顔が増えた
- 「もう行きたくはない」と言う
上記のようなことがあれば、習い事を継続せずに辞めた方がよいかもしれません。
子どもが嫌がりながら習っていては、身に付くことも身に付きません。
習い事の日がストレスになり、体調にあらわれることもあり得るでしょう。
子どもが嫌がる場合は、きっぱりと辞めさせることも親として判断が求められます。
まとめ
幼稚園・小学校低学年の子どもにおすすめの習い事は、英語、水泳、ピアノ、ダンス、プログラミング、野球・サッカー、書道、体操、そろばん、絵画教室です。
習い事を早いうちに始めるとメリットも多いため、3歳から6歳から始める子が多いですが、それ以降でも遅すぎるわけではありません。子どもがやりたいと言いだしたときがよい時期と言えます。
習い事に行きたくない、辞めたいというときは、しっかりと本人からその理由を聞いて寄り添ってあげてください。一旦様子を見る、休会制度を利用するのもよいでしょう。万が一、いじめなどの問題で子どもが習い事を嫌がる場合は、辞めることも選択肢としてお考えください。