初心者必見!観劇で失敗しないための基礎知識と舞台用語

ミュージカルやバレエ、オペラを観に行ってみたいけれど、マナーとか知識が不安。難しい用語もあるし、大丈夫かな…。そんな方もいますよね。

今回は、観劇初心者向けに舞台用語やマナー、服装を紹介します。

これから子どもと一緒に舞台を観に行きたい方はぜひ参考にしてください。

初心者必見!舞台用語

ミュージカル用語

まず押さえておきたいミュージカル用語を解説します。

ここで紹介するのは次の単語です。

  • マチネ
  • ソワレ
  • 奈落
  • オケピ
  • ゲネ・ゲネプロ
  • 場当たり
  • 板付き
  • 音先
  • 上手・下手
  • アンコール
  • 明転・暗転
  • ホワイエ
  • 千秋楽
  • ガラ
  • ばみり
  • クローク
  • こけら落とし
  • スタオベ

マチネ

マチネとは、演劇の世界では「昼公演」という意味です。
そもそもマチネはフランス語で「matinee」で、こちらは午前・朝という意味があります。

なんでフランス語なの? と思う方もいますよね。
くわしくはわかりませんが、おそらく演劇がヨーロッパ発祥だからと考えられます。

演劇は1日に複数公演することもあります。1日に同じ人が同じ役をすることもあれば、配役が変わることも。昼・夜と公演があるため、昼の公演をマチネと呼んで、夜の公演と区別するのです。

観劇をする方は、マチネという言葉はぜひ覚えておきましょう。

例文:「〇〇バレエ団のくるみ割り人形のマチネを観てきました」

ソワレ

ソワレとは、演劇の世界では「夜公演」という意味です。

マチネ同様こちらもフランス語でつづりはSoireeです。語源は「夜」や「夜会」という意味で、「イブニングドレス」という意味もあります。ファッション業界でもソワレという単語があるみたいですが、ごめんなさい…あまりわたしはくわしくはありません。

マチネとソワレと合わせて、「マチソワ」と呼ぶこともありますが、使う人は少ないです。
しかし、ソワレという言葉は観劇する際は覚えておくと役立つはず。ぜひこの機会に覚えてくださいね。

さて、マチネは昼公演、ソワレは夜公演ですが、朝の公演はないの? と思う方もいるでしょう。結論から書くと、朝の公演は非常に少ないです。
舞台は楽屋に入ってからパフォーマンスまでかなり時間がかかります。場当たり、衣装を着る、メイクをするなど、準備が必要なので朝からスタートというのは難しいのです。

バレエ・ミュージカルなどでは、だいたい13時からの公演が多いと言えます。

マチネとソワレの明確な違いははっきりはありませんが、日が沈んでから、暗くなってからの公演はソワレとなります。

例文:「〇〇バレエ団の白鳥の湖のソワレのチケットを買いました」

奈落

奈落(ならく)とは、「舞台の下の部分」のことです。

奈落とは仏教では「地獄」という意味があります。「奈落の底に落ちろ!」というセリフを聞いたことがあるかもしれませんが、これはそのままの意味で「地獄の底に落ちろ」となります。(こわいセリフですよね…^^;)

こちらも観劇をする方はぜひ覚えておきましょう。

奈落は、歌舞伎でもよく使われる言葉です。
奈落には舞台を動かすための装置があり、かつては人の手によって動かされていました。現在は機械装置があり、自動で動くため、より危険な場所で、落ちると大けがをします。舞台は明るいですが、奈落はスポットライトが届かず暗く見えることからも、地獄という意味の奈落が使われたのでしょう。

都市伝説で「劇場にはオバケが出る」と聞いたことはありませんか。わたしは中学生くらいにこのことを聞いてから、ちょっと怖くなってしまったのですが、人の視線が集まる華やかな場所だから、さまざまな念が集まるという話を聞いたことがあります。
これが本当かどうかはわかりませんが、このような念が薄暗い舞台に潜んでいることから、昔は舞台には魔物がいると考えて、暗い場所である床下を奈落と表現したとも言われているのです。

基本的には床下の装置がある部分のことを奈落と呼びますが、オーケストラピットのことも奈落と呼ぶことがあります。

例文:「そっちは奈落だから気を付けてね」(演者の言葉)

オケピ

オケピとは「オーケストラピット」のこと。奈落と呼ぶこともあります。

舞台には生のオーケストラがいて、演技に合わせて演奏をします。しかし、舞台の目の前にオーケストラがいては、演者を見ることができません。言い方は悪いですが、お客さまの邪魔になってしまうのですよね。そこでオーケストラピットと呼ばれる低い位置で演奏するのです。

劇場にもよりますが、可動式のオーケストラピットがあり、自動で上げたり下げたりすることができます。演出によっては最初はオーケストラが見える状態で、幕が開くと同時にオーケストラピットが下がっていく舞台もあります。(最初はオーケストラの姿が見える演出)

個人的な観劇の楽しみ方として、開場してからすぐには公演が始まらないのでオーケストラピットを見に行くのもよいですよ。

ただし、のぞき込むときにスマホなど手荷物を落とさないように注意しましょう。

例文:「まだ時間があるからオケピを見てくるね」

ゲネ・ゲネプロ

ゲネプロとは、「舞台でおこなう本番直前のリハーサル」のことです。

ゲネと省略して呼ぶことが多いです。こちらは歌舞伎では使わず、オペラやミュージカル、クラシック、バレエで使用する単語です。ゲネリハとも呼びます。観劇をする方はこの言葉を覚える必要はありません。

ゲネでは、本番の衣装を着用して、照明や音響も本番どおりで立ち位置などを確認していきます。

さて、あまり聞きなれないゲネプロという言葉ですが、こちらの語源はドイツ語の「ゲネラルプローベ」(Generalprobe)です。この単語を省略してゲネプロと呼んでいます。

普段の練習に参加せず、ゲネプロのみに参加して本番の舞台に上がることをゲネ本(げねほん)と呼びます。ゲネプロは観客が見ることはありません。

例文:「〇月〇日がゲネです」

場当たり

場当たりとは、「舞台上で部分的に練習したり、立ち位置を確認したりすること」です。

バレエであれば、ダンサーがどの位置でシェネをするか、どの位置でレベランスをするか、舞台から見切れないように気をつけながら場所を確認します。

場当たりはリハーサルの一種のため、舞台当日本番が観客が見ることはありません。観劇する方は場当たりという言葉は覚えなくても問題なしです。

例文:「そろそろ場当たりを始めましょう」(舞台運営側のセリフ)

板つき

板つきとは、幕が開いたときの立ち位置の一種です。「幕が開いたときにすでに舞台に出ている状態」を板つきと呼びます。

語源はおそらく、舞台の板について立っている状態から来たと考えられます。

観劇の際にこの言葉を知っておく必要はありませんが、ぜひ登場シーンもチェックしてみてください。幕が開いたと同時に役者やダンサーがいるとワクワクしますよね。これが板付きです。

例文:「〇〇役は板付きでスタートします」

音先

音先とは、「音楽が先になってから役者やダンサーが舞台に登場すること」です。つまり板付きの反対の意味となります。

「おとさき」や「おとせん」と読みます。わたしの個人的な感覚だと「おとさき」と呼ぶ人が多いかと。(バレエ界では特に)

音先は、先に音楽がすでにかかっているので、音に遅れないようにすることが大切です。反対に板付きでは、すでにポーズを決めていて幕が上がってから音楽がかかるので、やや余裕があるのが特徴です。しかし、幕が上がるまでじっとポーズを取って待つ間にグラグラしてしまうことも。

観劇をする際に、板付きも音先も覚える必要はありませんが、ぜひどんな登場なのか気をつけながら、2つの違いを感じながら楽しんでください。

例文:「〇〇さんは音先で始めます」

上手・下手

上手(かみて)とは、「客席から見て右側のこと」です。下手(しもて)とは、「客席から見て左側のこと」。

ここで重要なことは、上手と下手は変わらないということです。

たとえば、右と左って入れ替わりますよね。ふたりで向かい合わせになって「右はどっち?」とお互いに聞いても、違う方向を指すはずです。これは向きが違うからです。

しかし、上手と下手は絶対的。必ず客席から見て右側が上手、必ず客席から見て左側が下手です。ステージから見た場合だと、左側が上手、右側が下手になります。

この上手・下手は舞台用語ですが、観劇する側の人も覚えておきましょう。座席が見つからないときに「上手側の席です」と説明されることもあるので、覚えておいて損はありません。

演者の友だちから「上手から登場するから、見ていてね」と言われることも。
覚えておくと便利ですよ。

アンコール

アンコールとは、「舞台が終わったあとに追加でパフォーマンスをする声かけのこと」です。

テレビとかで「アンコール! アンコール!」と手を叩くシーンを見たことがあるかと思います。一部の舞台ではこのように声をかけることもあるかもしれませんが、クラシックやバレエをわたしが見てきた限りは、「アンコール!」と声を出している人はいません。

演目が終わると、観客でパチパチと拍手をします。それを少し長めにしていき、自然に手拍子になります。チャッチャッチャという感じで手拍子が揃い出すと、アンコールという意味になり、多くの場合は演者がまた出てきてくれます。

音楽であれば、短めの曲をささっと演奏してくれることが多いです。

プログラムには、アンコールの演目は記載されていないので、ホールにアンコールの演目を書いた紙が貼られます。ちなみにわたしはこの紙を撮影することが多いです。これで「アンコールのあの曲ってなんだっけ?」がなくなるので写真を撮るとよいですよ。

観劇の際は、「アンコール!」と言わずに、まずは周囲の雰囲気を見てみてください。拍手に合わせましょう。

明転・暗転

明転とは、「舞台や客席が明るい状態のまま場面を転換すること」です。

これ、勘違いしている人も多いかと思います。暗い状態から明るくなることを明転だと思いますよね^^ 演劇で明転と呼ぶときは、明るい状態で場面が変わることです。

「めいてん」と呼ぶことが多いですが、「あかてん」とも言います。

その反対で、暗転は暗い状態で場面を転換することです。

明転・暗転どちらも覚える必要はありませんが、場面転換には大きく分けて2つのパターンがあることを覚えておくと、より楽しめます。

ホワイエ

ホワイエとは、「劇場のロビー」のことです。客席ではなく、待合所のようになっている部分のこと。

こちらはフランス語の「foyer」が元になっていて、なぜフランス語なのかは定かではありませんが、おそらく歌劇、バレエなどは西洋の文化であることが関係しているかと思います。

ホワイエは観劇する方はぜひ覚えておいてください。
ちなみに、ホワイエ

例文:「終わったらホワイエで待ち合わせね」

千秋楽

千秋楽(せんしゅうらく)とは、「公演の最後の日」です。

「楽日」(らくび)と言う方もいます。こちらも観劇するのであれば、ぜひ覚えておいてください。一般的には千秋楽は大入りで、満席になることが多いです。

演者は毎回の公演で全力を出していますが、千秋楽はさまざまな思いがあるはずです。最後にひと言コメントがあることもあり得ます。場合によってはテレビの取材が入ることも。

公演を通じて、お客さまの反応を見ながら少しずつアレンジする舞台もあります。
千秋楽と初日では少し変わっている部分も。演者は千秋楽をゴールにして全力で駆け抜けているので、素晴らしい出来の舞台が多いのも特徴です。

例文:「〇月〇日が千秋楽だから見に行こう」

ガラ

ガラとは、「たくさんの有名ダンサーが1つの舞台に集まり、それぞれバリエーションやパドドゥを踊ること」です。主にバレエで使用される言葉なので、観劇される際はぜひ覚えておいてください。

こちらはフランス語の「gala」が語源で、「特別なお祭り」という意味があるそうです。

通常バレエは『〇〇バレエ団の「白鳥の湖」』という感じで、〇〇バレエ団に所属するダンサーのみが舞台に立ち、白鳥の湖を演じます。

しかしガラ公演の場合は、〇〇バレエ団、××バレエ団などあらゆるバレエ団に所属するスターダンサーが集まって、さまざまな演目をするのが特徴。

個人的には、観劇初心者の方にガラ公演がおすすめです。「バレエのいいとこどり」という感じがあり、有名ダンサーもたくさん見られるので、楽しいですよ。
バレエのガラ公演なら「白鳥の湖」、「眠り姫」、「くるみ割り人形」と有名な作品の誰もが知っているシーンをトップダンサーの踊りで見ることもできるでしょう。

そこから好きな演目や好みのダンサーを見つけるのがおすすめです。

ガラではなく全幕となると、マイムのシーンがあるため、観劇初心者ではわかりにくい部分もあるかと思います。ガラ公演はバリエーションばかりで見やすく、初心者の方でも楽しめるかと思います。

ばみり

ばみりとは、「演者のためにある目印」のこと。立ち位置などを舞台の床にシールで貼っています。道具をどの位置に置くか、中心はどこか、主な立ち位置はどこかなどがわかりやすくなっていて、シールで数字を振ることが多いです。

こちらは、観劇をする人は知る必要のない用語ですが、もしも開演前に舞台に近づける場合はばみりが見えないかチェックしてみましょう。

いろいろな目印があるはずです。これらを気にしながら演技をするパフォーマーのすごさがわかるかと思います。

客席から舞台の床を見ることはOKですが、勝手に舞台に上がることはできませんので、ご注意ください。

例文:「これからばみります」

クローク

クロークとは、劇場の「荷物やコートを預かる場所」のことです。

隣の席に勝手に自分の荷物を置くことはできません。満席であれば荷物を置くスペースがなく、足元に置いても蹴ってしまうことがあるため、荷物を預けることをおすすめします。

貴重品のみは自分で持ち、それ以外はアウターを含めてクロークに預けましょう。
クロークに預けることを想定して、スマホやお財布を入れられる小さなポーチやバッグを持参しておくことがおすすめです。

こけら落とし

こけら落としとは、「新築の劇場や改装された劇場でおこなう最初の公演」のことです。

観劇する人は、こけら落としという言葉をぜひ覚えておきましょう。歌舞伎でよく使われますが、バレエやオペラ、ピアノリサイタルなどさまざまな公演でも使用されます。

こけら落としを感じて書くと、「杮落とし」です。パソコンのフォントで見ると、「柿(かき)」に居ていますが、実は別の文字です。ぜひ辞書を調べて確認してみてくださいね。

こけらとは、木材を削るときにでるクズのこと。劇場を立てる際に、屋根などに残ったこけらを払い落とす作業があり、ここから「こけら落とし」という言葉が生まれました。

例文:「〇月〇日にこけら落とし公演を開催いたします」

スタオベ

スタオベとは「スタンディングオーベーション」のこと。

スタオベ・スタンディングオーベーションとは、演目が終わったときに観客が総立ちになって拍手をすることで、素晴らしい作品に対しておこなわれます。

フィギュアスケートのニュースでよく聞く言葉ですが、こちらも観劇する方は覚えておくとよいでしょう。

例文:「この前観に行ったミュージカルがスタオベですごかったよ」

ブラボーは言う?

最近流行っている言葉のブラボー。素晴らしい舞台パフォーマンスに対して掛け声のように言うイメージがあるかと思いますが、こちらは通(つう)の方がするもので、初心者はブラボーは避けたほうが無難です。

ブラボーが早いと、余韻が台無しになることがあり、タイミングが難しいのです。

また劇場や公演によっては、「途中で掛け声をしないように」と放送されることもあるのです。

特にミュージカルではブラボーはありません。ミュージカルの劇中歌が素晴らしいとついつい「ブラボー!」と言いたくなるかもしれませんが、あくまで歌はミュージカルのお話のなかの一部で、ブラボーということでストーリーが途切れてしまうのです。

カーテンコールのときならまだしも、本編中の声かけは避けたほうがよいでしょう。

ちなみに、バレエの発表会ではブラボーという声かけはあります。これは主に身内がやることが多く、わたしもバレエ仲間から頼まれたことがあるほど。最後のポーズを決めてすぐにブラボー! と声を出すと、それにつられて周囲のお客さまも拍手をたくさんしてくれて盛り上がるのです。

発表会ごとにマナーがありますが、ブラボーNGのアナウンスがないときは、家族や友だちでかけ声をすることもあります。

チケットの取り方

チケット

さて、演劇のチケットはどうやって買えばよいのでしょうか。

方法は次のとおりです。

  • 劇団・バレエ団などの公式サイトから購入する
  • チケット販売専門サイトから購入する

まず劇団・バレエ団などの公式サイトから購入することをおすすめします。

近くの劇場やホールで観たい! という方は、劇場やホールの公式サイトを見てみてください。
スケジュールを見ると、「〇月〇日 ××バレエ団『白鳥の湖』」のように書いてあるので、そのリンクを押すとバレエ団の公式ページに飛ぶことができて、チケットが買えます。

たとえば、上野文化会館の公式サイトを見て、気になる歌劇があったのでクリックしました。
すると以下のようなページになります。

チケットの取り方

劇場の公式サイトの一番下にインフォメーションがあるので、リンクを押すとチケット購入サイトに飛べます

近所のホールの公式サイトからリンクを使ってチケットを購入するのもよいですよ。

チケット販売専門サイトからチケットを買うのもおすすめです。チケットぴあが有名です。

座席はどこがいい?

バレエ・オペラ・クラシック音楽・ミュージカルなど、チケットを取るときは座席を選ぶことができます。

一般的に座席は見え方や、聞こえ方、舞台との距離などで細かく分かれていて、S・A・B・C・Dと席があるのです。S席が一番よい席とされていて、チケットの価格もA席以下と比べて高くなっています。

初心者だと、「初めてだし、まずは安いチケットを…」と思ってC席やD席を探す方もいるでしょう。しかし、個人的には初めての方にはS席がおすすめです。

S席は先述したように高いです。しかし、一番見えやすく、わかりやすい席と言え、初心者でも見逃しなく楽しめるはず。

A席以下との差額は数千円。差額数千円で2時間近くの演劇や音楽をしっかりと楽しめるのであれば、わたしはS席がよいのではと思います。

座席別のチケットの価格は、公演やホールによって異なります。また曜日によってチケットの価格が異なる公演も。(平日が安くて、土日は少し高い)子ども料金を採用している公演などもあるので、子連れ席や子ども用チケットがないかも調べてみてください。

S席
  • 前方・中央の席。初めての方にはこちらがおすすめ。
  • ダンサーの表情がよく見える。
  • 席によっては舞台より低いことがあり、見上げる形で観ることになる。
  • 近すぎて音が聞き取りづらいことがある。
  • 花を渡しやすい。
A席
  • 前方の席。
  • ダンサーの手足の細かな動きが見えやすい。
  • 1階席・2階席があり、舞台を上から把握できる。
B席
  • 2階席、3階席がほとんど。
  • リーズナブルな席。
C席
  • 3階席や後方の席がほとんど。
  • リーズナブルでチケットも取りやすい。(売れ残りやすい)
  • 当日でもチケットを取りやすい。

初めての方はまずはS席で観劇をし、同じ公演をリピートするときにはA席・B席でチケットを取って、別角度から楽しむのがおすすめです。

別の角度からだとよく見えますよ。

ちなみにわたしはピアノを長く習ってきているため、ピアニストの手を見たくて、下手側のチケットを取ります。下手側だと複雑な手の動きも見やすいです。

チケットの料金は、ミュージカル・バレエであればS席で8,000円から15,000円。オペラで15,000円から25,000円。

観劇するときの服装は?

観劇の服装

観劇するときの服装を紹介します。

おすすめは、いつもよりも少しだけ綺麗め服装です。

ドレスのような服装、和服を無理に着る必要はありません。観劇は2時間以上座席でじっとしていることがあります。さらに休憩時間はトイレに並ぶことも多く、トイレに困るような服装、不慣れな服装だと、観劇中に苦しく感じることもあるのです。

露出が多すぎない服装、ダメージジーンズは避けたほうがよいかと思いますが、それ以外であれば手持ちの綺麗めの服装でもOKです。

ブランドものなどで揃える必要もありません。

YTJのチケットの価格や服装は?

最後にYTJについてです。

YTJのチケットは、スタジオでおこなうものはお金はかかりません。
ミュージカル公演や、JYDF、EVEなどホールでおこなう場合は、チケットが必要ですが、値段はバレエなどと比べると安いのが特徴。3,000円前後でチケットの購入が可能です。

安いですが、家族で観に行くとなると人数分のチケットが必要なので、お金はやはりかかりますね。しかし、お月謝はかなり安いので、トータルで考えると費用はかなり抑えられていると言えます。

YTJの舞台を観に行くときの服装

YTJの舞台を観に行くときのおすすめの服装も、少し綺麗めな服装です。

メンバーショーケースやPKレッスン見学会のような、普段のスタジオでおこなわれるイベントであれば、気軽な服装でもよいかと思います。

ただし、露出が過度に多い服装ではなく、保護者として相応しい服装がおすすめです。

ちなみにYTKのスタジオ開催イベントに参加する子どもたちの衣装は、普段もので参加することができるので、衣装代もほぼ必要ありません。

まとめ

ミュージカルやバレエなどの観劇用語を紹介しました。

マチネ・ソワレ・奈落・オケピ・ゲネ(ゲネプロ)・場当たり・板付き・音先・上手、下手・アンコール・明転、暗転・ホワイエ・千秋楽・ガラ・ばみり・クローク・こけら落とし・スタオベ。

これらは知っておくと、より舞台を楽しめます。

チケットの買い方は次の2つの方法がおすすめです。

  • 劇団・バレエ団などの公式サイトから購入する
  • チケット販売専門サイトから購入する

座席は初めての方なら、S席がおすすめです。

ブラボーの声かけは初心者は避けたほうがよいでしょう。

ぜひ舞台を楽しんでくださいね。

学習

Posted by eri