ユースシアタージャパン(YTJ)に落ちた|倍率は?再受験できる?対処法は?
YTJはオーディション制をとっていますが、落ちる子もいます。どんな子が落ちるのか、再受験はできるのか、倍率はどれくらいか気になりますよね。
そこで今回は、YTJに落ちたときの対処法と、倍率や再受験について解説いたします。
落ちてまた受験をしたい方や、これからオーディションを受ける予定の方はぜひご参照ください。
不合格で落ちた!ユースシアタージャパン(YTJ)のオーディションとは
YTJのオーディションの概要をまずご説明します。
ミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)では、定期的に新規メンバーを募集中。しかし、誰でもメンバーになれるわけではありません。
オーディションが開催されていて、合格した子どものみメンバーになることができるのです。
まずウェブでの応募があります。これは誰でも応募することができ、費用も一切かかりません。
ウェブでの応募では、お子さんの画像(写真)の提出が必要です。さらに身長・体重を入力します。
この一次選考で合格した場合のみ、二次選考に進むことができます。
二次選考は、いわゆるオーディション制で、対面で適正があるか見てもらえるのです。時間はだいたい1時間半から2時間ほど。
対面で自己紹介や歌、ダンスを披露します。
ユースシアタージャパン(YTJ)に不合格で落ちた!倍率は?
ユースシアタージャパンのオーディションは、落ちることがあります。
YTJのオーディションの倍率が気になるところですよね…。YTJのオーディションの倍率ですが、こちらは公表されていないので、不明です。
ただ、いろいろ調べると不合格で落ちた子もなかにはいます…。
そのため、倍率はそこそこ高いと判断できます。
子どもをYTJに通わせている保護者の感覚だと、YTJに通っている子は、女の子が多い印象。この状況から、男の子メンバーは歓迎されるため、女の子よりも男の子のほうが入りやすいのではないかな、と個人的には思います。
あくまでこれは保護者としての感覚なので、正確にはわかりません。
YTJではオーディションの倍率は公表していないので、問い合わせをしても回答してもらえないと思います。
ユースシアタージャパン(YTJ)に不合格で落ちたら再受験はできる?
どうしてもメンバーになりたい子の場合は、一度落ちてもまたチャレンジしたいですよね。ユースシアタージャパンに不合格で落ちたら、オーディションにもう一度受けることはできるのでしょうか。
ユースシアタージャパンに落ちても再受験できます
ユースシアタージャパンに落ちても、再受験可能です。
ただし、次の募集期間まで待つ必要はあります。
一度落ちたという情報は残らないはずなので、「この子は一度落ちた子だから、次も合格させない」と判断することはないでしょう。
募集年齢の範囲以内であれば、何度でも受験はできるはずなので、ぜひ夢をつかんでくださいね。
一度落ちるとメリットやデメリットはある?
一度オーディションに落ちると、メリットやデメリットはあるのか、気になりますよね。
まず、メリットから。メリットは、オーディションを経験できるということです。
一度オーディションを経験しているので、再受験するときに雰囲気がわかるというメリットがあると言えるでしょう。
さすがにオーディションに「慣れる」ということはないでしょうけれど、1回めより、2回めのほうが雰囲気もわかっていて、どんな質問をされるのかなど、ある程度わかっていることもあるため、少し緊張も和らぐでしょう。
一度落ちるデメリットは、ほぼありません。
すでに記載したように「この子は一度落ちたことがある子だから」と差別されることはまずなく、どんな子でも平等に扱ってもらえるため、特にデメリットに感じることはありません。
次のオーディションを待たなければいけないことがデメリットでしょう。
ユースシアタージャパンに落ちた子の特徴は?
どんな子がYTJのオーディションに落ちるのか、気になりませんか。うちの子は、落ちるのだろうか…と不安になるでしょう。
YTJのオーディションに落ちる子の特徴について調べてみましたが、こちらも公開されていないため、わかりません。
ただ、YTJに子どもを通わせている保護者として、「モジモジする子」、「やる気がない子」、「声が小さい子」は落ちやすいのではないかな…と個人的に思います。
というのは、うちの子のスタジオには、「モジモジする子」、「やる気がない子」、「声が小さい子」がいないからです。みんなとっても元気。
オーディションでモジモジした子と、堂々としている子、どちらがいいでしょうか。やっぱり後者ですよね。
おそらく、こういう性格面や印象をオーディションで見ているのではないかな、と思います。
ユースシアタージャパン(YTJ)に落ちたときの対処法
ユースシアタージャパンのオーディションに落ちたときの対処法について解説します。
YTJに落ちたときの対処法|なぜ落ちたのか自己分析
オーディションに落ちたときは、まずなぜ落ちたのか分析してみましょう。客観的な目線で分析すると、オーディションに落ちた原因がわかるかもしれません。
声の大きさは? ダンスや歌の実力は発揮できたのか、受け答えはきちんとできたのか、など振り返ってみましょう。
分析して、原因がわかっても、すぐにお子さんに伝えるのはおすすめしません。これは後述します。
YTJに落ちたときの対処法|次への対策を考える
YTJに落ちたあと、またオーディションを受けたい場合は、次の対策を考えましょう。
不合格になると気分が落ち込みますよね。ずっと親子で落ち込んでいたら、子どももなかなか立ち直れません。
落ちた原因がわかれば、対策を考えて、前に進みましょう。
例えば、ダンスが思うようにできなかった場合は、おうちでダンスの練習をすることをおすすめします。
おうちではダンスができても、人前では苦手な子もいますよね。この場合は、祖父母が来たときにダンスを披露するなど、身近な人の前で踊る機会を作るとよいかもしれません。
YTJに落ちたときの対処法|オーディション練習をする
YTJのオーディションに落ちて、また次回もオーディションを受けて合格したい方は、オーディションの練習をしましょう。
すでに一度オーディションを受けているので、雰囲気はわかるはずです。おうちでオーディション本番を想定して、練習するとよいでしょう。
YTJに落ちたときの対処法|姿勢をよくする
姿勢がよい方が、印象もよくなります。YTJのオーディション合格基準はわかりませんが、姿勢がいい子と悪い子であれば、いい子のほうが合格させたいですよね。
日頃から姿勢をよくするようにしましょう。YTJだけでなく、学校での印象もよくなりますし、所作も美しく見えます。
歩く姿勢、勉強するときの姿勢、食事のときの姿勢、立ったときの姿勢など、日頃から子どもの姿勢をチェックして、悪いときは指摘してあげましょう。ただし、毎回姿勢を指摘するのは大変。
お子さんにも負担がかかるので、たまーにくらいの頻度で指摘するとよいでしょう。
また、子どもは姿勢をよくしようとすると、背中をそらせてしまう子がいます。反った姿勢はよくありません。背中が上にまっすぐスッと伸びるように、意識させるとよいですよ。
コツは腕を上に上げて、伸びをした状態のまま手だけおろすとよい姿勢になります。アゴは上げすぎないようにしてください。
YTJに落ちたときの対処法|ハキハキと話す
YTJに落ちて、もう一度合格させたい場合は、ハキハキと話すように意識させましょう。
ハキハキした子としていない子であれば、した子のほうが舞台に向いている気がしませんか。YTJの合格基準は公表されていませんが、ハキハキした子のほうがやっぱり舞台映えするはずです。
おうちでオーディション練習をさせるときにハキハキ話せているかチェックをしてみてください。
YTJに落ちたときの対処法|声を大きくする
YTJのオーディションに落ちてもう一度受けさせたい場合は、声を大きくするとよいかもしれません。
舞台でセリフを話すミュージカル。声が大きいほうが、客席に届いてよいのです。そのため、オーディションで声が大きい子と小さい子では、大きい子のほうが目につくはず。
日頃から、人前で話すときに声を少し大きくする練習をするとよいかと思います。
YTJに落ちたときの対処法|相手の目を見て話す
YTJに落ちたときの対処法として、相手の目を見て話すことをおすすめします。
子どもって照れてしまうこともあり、相手の目を見て話すのが苦手な子が多いです。しかし、YTJの舞台や発表会では、下を向いて演技をしていたら映えません…。
スタジオで下を向いて歌やダンスをしたら、先生に指導されてしまいます。
日頃から、相手の目を見て話す癖をつけさせるとよいでしょう。
YTJに落ちたときの対処法|明らかに落ち込んでいる場合は励ます
YTJのオーディションに落ちてしまい、明らかにお子さんが落ち込んでいる場合は、励ましてあげてください。
オーディションに落ちたことで自己肯定感が低くなってしまうことがあるため、フォローが必要です。
ただし、本人が落ち込んでいないのに、無駄に励ますと、子どもがかえって落ち込んでしまうことも…。過度な励ましはです。
子どもが落ち込んでいない場合は、様子を見るだけでよいでしょう。
ユースシアタージャパンに落ちたときに子どもにどう接する?
オーディションに落ちた子どもへの接し方について解説します。
受験に落ちたときも同じ対応を
オーディションに落ちても、なるべくいつも通りに接してください。
本人があまり気にしていないのに、過度にフォローをするとかえって子どもが気にしてしまいます。いつもと同じ接し方がよいでしょう。
これは受験に失敗したときも同様です。子どもが中学受験や高校受験に失敗してしまったとしても、同じようにいつも通りに接してあげてください。
いつも通りの環境のほうが、子どもも安心します。
子どもの気持ちを最優先する
オーディションに落ちて、子どもが落ち込んでいる場合は、子どもの気持ちを最優先させましょう。
「ほら、いつまでも落ち込んでいないの!」と励ますのはあまりおすすめしません。
子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
勝手に分析しない
オーディションに落ちた原因を分析することは必要です。次に合格するために原因を分析して、次に活かしましょう。
しかし、子どもが落ちた原因を勝手に分析して、「~だから落ちたのよ!」と決めつける発言はおすすめしません。
ついつい子どもがモジモジしているときや、いうことを聞かないときにイラっとしてしまい、きつく怒ってしまうこともありますよね。「だからこの前オーディションに落ちたのよ」と口から出てしまうこともあるかもしれません。
オーディションに落ちた原因はYTJは公表していないため、勝手に分析してお子さんを決めつけるのはやめましょう。
挑戦したことを評価する
オーディションを受けたというチャレンジを評価してあげてください。
受験そのものを否定して「やっぱりあなたには無理だったわね」と言うと、お子さんの自己肯定感が下がります。「どうせ次も無理だから諦めたら?」というのもおすすめしません。
「オーディション、頑張ったね」、「オーディション、よかったよ」、「いつもよりも上手にできたね」、「緊張したのによくできたね」と肯定的な意見を伝えましょう。
ユースシアタージャパン(YTJ)に落ちても終わりではありません
YTJに落ちるのはむしろ始まり?
YTJに落ちたら終わりではありません。むしろ、夢へのスタートかもしれませんよ!
一度落ちたあと、自己分析をして、合格に何が足りていなかったかが見えてくるはずです。不合格から課題がわかるはずなので、そこで終わりではなく始まりと言えるでしょう。
課題がわかったら、次のオーディションまで課題克服のために頑張ればいいのです。
一度落ちてから再受験、というのは大変ですが、課題が分かるというのはメリットでもありますよね。
ぜひ落ちたからといってがっかりせずに、前向きにまたチャレンジしましょう。
YTJに落ちたとしても、また受験ができる
YTJは一度落ちてもまた受験をすることができます。
自動車の免許の試験は、受験票の裏に収入印紙を貼るので、何度落ちているかわかってしまいますよね。
YTJの試験では、何度目の受験なのか、わからないかと思います。一度落ちた子は二度と合格させない、というルールもないため、再受験をすることができます。
YTJに落ちても個人・人格が否定されたわけではありません
YTJのオーディションに落ちても、お子さんの人格が否定されたわけではありません。まず、このことだけはしっかりと理解しておいてくださいね。
ミュージカル劇団としてレッスンをしていくにあたって、どうしても向き不向き(適正)をチェックする必要があります。
子どもたちが楽しく、負担なくレッスンを楽しめるように、あらかじめ適正を見ているのだと思います。
YTJのオーディションに落ちたからといって、ミュージカルに向いていないというわけではありません。
もちろん、YTJに落ちても他のミュージカル劇団のオーディションに受かる可能性だってあります!
一度落ちたからといって、あまり落ち込まずに、今回は相性が合わなかった、と思うくらいにしましょう。
YTJに入りたいのは保護者?それとも子ども本人?
YTJに入らいたいのは、お子さんですか? 保護者さんですか?
子ども本人が入りたい場合は、落ちても再受験をさせて、子どもの夢を叶えさせるのもよいかと思います。
しかし、ただ保護者が自分の子をYTJに入れたいだけの場合は、落ちたあとも無理矢理オーディションを受けさせると辛いだけかもしれません。
本人にやる気がないのにYTJに入っても、すぐに辞めてしまうこともあり得ます。レッスンがストレスになることも…。
実際に、入ってすぐに辞めてしまう子も、ときどきいるようです。まだわたしの子どものスタジオでは出会っていませんが、YTJに入ってみたものの、レッスンについていけない、雰囲気が合わなくて辞める子はいるようです。
無理にオーディションを受けて合格したとしても、その後が辛いこともあるので、通わせる前はよく考えたほうがよいかもしれませんね…。
ユースシアタージャパン(YTJ)に向いている子はどんな子?
ユースシアタージャパンに向いている子の特徴を列挙します。
- 歌うのが好きな子
- 踊るのが好きな子
- 元気な子
- 人見知りしない子
- 注目されるのが好きな子
- ハキハキしている子
- ミュージカルが好きな子
- 好奇心旺盛な子
- やる気のある子
- 素直な子
- 向上心のある子
です。
オーディションを受ける前に、自分の子どもに合うかどうかもチェックしてみるとよいでしょう。
スタジオ見学をしてみるのもおすすめです。子どもたちの雰囲気もわかるので、自分の子どもを通わせられそうか、判断もできますよ。
【オーディション開催中】現在、YTJでは新規メンバーを募集しています!
最後になりますが、現在YTJでは新規メンバーを募集しています。
くわしくはまずこちらをご覧ください。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2022年4月活動開始新メンバー募集 – ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)
募集対象は、2022年4月2日時点で、年中〜中学2年のお子さんです。高校生以上のお子さんの場合は、YTJプロという扱いになります。
累計2万人が動員する公演を、あなたも一緒につくっていきませんか? – YTJプロ (ytj-audition.jp)
すでに記載しましたが、応募は無料。ウェブから応募することができます。ここで一次選考がなされ、合格すると二次選考に進みます。二次選考は対面式のオーディション。
こちらは、オーディション会場まで行く必要があり、費用1,000円がかかります。さらに時間もかかり、1時間半から2時間はかかるため、日程を空けておく必要があります。
二次選考に合格すれば、YTJのメンバーとしての活動がスタートします。
YTJの特徴としては、英語の歌をうたうことです。YTJに入ることで、歌や英語、ダンスが学べます。
原則としてレッスンは週1。希望者は、英語レッスン、バレエレッスンなど追加でレッスンを受けることができますが、レッスンを追加する場合はその分費用がかかるため、注意が必要です。
YTJの費用は、会費2,000円(月あたり)とスタジオ代です。スタジオ代は1時間あたり500円前後。これはスタジオによって異なります。くわしくは、YTJに問い合わせをしてみてくださいね。
習い事の費用としては、かなり安い方かと思います。
発表会にかかる費用もほぼありません。よく発表会に衣装のレンタル代がかかったり、先生へのお礼代がかかったりしますよね…。
(バレエでは先生にお金を包む習慣があるお教室も…)
YTJであれば発表会の衣装代はかかりません。チケットノルマもないため、保護者さんが負担なく発表会を楽しめるはずです。
まとめ
YTJではオーディションがありますが、こちらは落ちることがあります。倍率は公表されていないので、何とも言えません。おそらく高いのではないかなと。
一度落ちても再受験可能なので、希望する方はまたチャレンジしましょう。
落ちたら、二度と受からないということはないかと思います。
落ちたときは、なぜ落ちたのか自己分析をしてみてください。次のオーディションへの対策を考え、オーディション練習をしましょう。姿勢をよくする、ハキハキと話す、大きな声で話す、相手の目を見て話す、子どもが落ち込んでいる場合は励ますなどをしてください。
落ちてもなるべくいつも通りに接してあげることも重要です。