あーもうYTJ無理!辞めたい!辞めさせたい…と思ったときのこと

わたしは娘をYTJに通わせています。習い事としてもよいと思っているので、このブログでも何度もおすすめしてきましたが、もうYTJを辞めたい! もう無理! と思ったことがあります。

今回はちょっとネガティブな内容ですが、YTJを辞めたい・辞めさせたいと思ったときのことや、対処法についてまとめます。

わたしがYTJをもう辞めさせたい!と思ったとき

保護者であるわたしがYTJをもう辞めさせたい! と思ったときのことを記載します。YTJの保護者の方も共感していただけるかな…。

これから子どもをYTJに通わせる方の参考になれば幸いです。

子どもの送迎が大変に感じたとき

子どもの送迎が大変に感じたとき、もう辞めさせたい! と思ったことがあります。

習い事の子どもの送迎って大変ですよね。ただ送迎をするだけではありません。
遅刻しないように時間を逆算して、家事をこなして「そろそろ準備してー」と子どもに話しかけるのって、結構大変。これ、子育てしている方なら共感していただけるはず。

時間がなくて、送り迎えにバタバタすることもありますよね。

たとえば子どもの習い事が1時間半だったとしましょう。子どもを教室に送った1時間半後にはお迎えなのです。この1時間半、たっぷり自宅で家事をする、自分の時間を過ごす、というわけではありません。

時間を気にして、時計を見ながら「そろそろ迎えに行かなくちゃ」と考えたり、家事をしながら「そろそろお迎えに行くから、家事をキリのいいところでやめなくちゃ」といろいろ考えるのです。

これ、ちょっと大変に感じませんか。

習い事の送迎は必須とまでは言われていませんが、やはり大切な我が子に何かあったら心配です。自分から率先して送迎はしていても、肉体的にも精神的にも負担が…。

うちの子が通うYTJはショッピングモール内にあります。YTJに子どもを預けて、レッスンが終わるまではショッピングモールでお買い物もできますが、やっぱり自由には楽しめません。どうしても「あと〇分でお迎えだから…」と考えてしまうのです。お茶もなかなかしにくいときも。

なかなかゆっくりできないな、と思い、もう辞めさせたい! と感じたことがあります。

YTJ中心の生活だなとふと思ったとき

YTJに通わせてから、かなりYTJ中心の生活になりました。

家でも子どもがYTJの話ばかりするのです。もちろん、楽しそうに子どもがYTJの話をしてくれるのは、親としてとっても嬉しい。よい習い事に出会えたなと感じています。

でも、毎回YTJの話ばかりだと、「ああ、また送り迎えしないといけないな…」と送迎するわたしは気分がどんより…。

さらに、発表会や舞台の時期になると、YTJが占める割合が多くなります。子どもも追加でレッスンを受けたいと言うこともありますし、おうちで楽しそうに練習しているときも。

家で練習している我が子を見るのは、「頑張っているな」、「楽しいんだな」と嬉しい気持ちになりますが、「いつまで続けたらいいのかな」と不安になるときもあります。

もっと学校の勉強やお友だちと遊ぶことなど、他のこともやらせなくていいのかしら…と心配になることも。YTJのお友だちのことばかりで、学校の仲良しの子ともいっぱい遊んだほうがいいんじゃないかな、と感じるのです。

今はYTJと両立できていても、いつか両立できず、YTJばかりになってしまわないかと不安になり、辞めさせた方がいいのかなと考えたこともあります。

子どもが「もうYTJ無理!」と思ったときのこと

子どもが「もうYTJ無理!」と思ったときのことをまとめますね。

…と言っても、うちの子はYTJ大好きっ子です笑

おうちでYTJのお友だちの話を楽しそうにしたり、おうちでダンスや歌の練習をしたりと、とても楽しんでいます。

しかし、入ったばかりの頃は、子どもなりに「もう無理…」と感じたこともあったみたい。保護者として見ていて、子どもが無理そうに感じたシーンをご紹介します。

入ったばかりの頃は圧倒された

YTJに入ったばかりの頃は、先輩のお友だちに圧倒されてしまい辛く感じていそうでした。「辞めたい」とまではっきり言うことはありませんでしたが、ダンスや歌が上手な子がいっぱいいて、びっくりしたみたい。

みんなが一斉に入団すれば、全員初対面でやりやすかったかもしれません。うちの子の場合は、転校生のような状態で、すでにできあがったグループのなかに入っていきました。

YTJの子どもたちはみんないい子ばかりで、「よろしくね」、「お友だちになろうね」と言ってくれ、うちの子も嬉しそうにしていたのですが、知らないことが多く、ストレスに感じたようです。

みんなは知っているのに、自分だけ知らない、という状況が多くて、最初のうちは苦労していました。
「レッスンどうだった?」と聞くと、「できなかった」、「わからなかった」と言うことも…。

これはたしかに子どもにとっては辛いことなのですが、時間が解決できることです。自分だけ知らない環境だったとしても、レッスンを重ねることで「知らない」が「知っている」に変わります。だんだんみんなと同じ知識量になってくるので、きっとすぐに楽しめるだろうと思い、親として様子を見ることにしました。

苦手なダンスの箇所がなかなかうまくいかないとき

子どもに「YTJで辛いと思ったときはある?」と聞いたところ、「苦手なダンスのところがうまくいかなかったとき」と答えました。

うちの子は、負けず嫌いな性格みたいで、うまく踊れないと悔しがります。

自分でもうまくできないな、みんなみたいに踊れないな、という箇所は理解していて、先生もていねいに教えてくださいます。それでもうまくいかないときは、辛いみたいです。

ときどきお迎えに行くと、ちょっと機嫌が悪いこともあり、「今日全然できなかった…」と漏らすこともあります。こういうときは、「もうやりたくない」と思うようで、わたしから「大丈夫? 続けられる?」と聞くと「うーん…」と言うことも。

完全にYTJを辞めたいというよりも、「今日はちょっとしんどい」と思うことがあるみたいです。

お友だちと遊びたい日にYTJのレッスンだったとき

お友だちと遊びたい日がYTJのレッスン日だったときに、泣いてしまったことがあります。

これはもう1年以上前のことです。家に遊びに来たお友だちと、楽しそうにゲームをしていました。お友だちが、「うちにもゲームがあるから、遊びにおいでよ」と言ってくれたので、娘は大喜び。

遊ぶ約束をしようとしていて、わたしもすぐ近くで聞いていたのですが、たまたま約束しようとした日がYTJのレッスンの日でした。

「その日はレッスンあるから別の日にしてね」と言って、別の日にお約束。その後、お友だちが帰ったあとに、娘が泣いてしまったのです。

当時の娘は、YTJもすごく楽しんでいましたが、それ以上にお友だちとのゲームもやりたいようです。友だちと遊びたい日にYTJのレッスンがあって遊べない状況が嫌に感じたみたいでした。

無理だと思ったけどやめなかったワケ

このように、わたしも、娘もYTJはもう無理だ! と思ったことがちょっとはありました。しかし、今でもレッスンを続けていて楽しんでいます。YTJを辞めなかった理由について記載しますね。

今まさに辞めたい、辞めさせたいと思っている方は参考にしてみてください。

「もう無理」なわたしと結局「続けたい」うちの子

保護者のわたしの場合は、送迎への負担や疲れが原因で、もう無理! となりました。でも、子どもの送迎ってやはり必要不可欠。何かあってからでは遅いのです。

これはYTJ以外の習い事をやらせても送迎があるのは同じでしょう。
他のダンススクールやミュージカル劇団に入れたところで、結局送り迎えはすることになるかと思うので、送迎負担はYTJに限らない負担だと思いました。

むしろYTJは保護者への負担はかなり少なく、親としても楽だと思っていたので、続けさせています。
(費用が安いことや、チケットノルマなど発表会での負担も少ないこと)

また、娘も最初は「もう無理」というような反応をしても、毎回克服しています。ダンスがうまくいかずに落ち込んでいても、しっかりと家で練習をして苦手を克服しようとしているのです。

この姿を見ていると、娘は続けたいのだな、もっと上達したいんだな…と感じ、子どもの可能性を無駄にしないように今でも続けています。

子どもが習い事をすぐに嫌がる・辞めたいと言う理由

子どもが習い事をすぐに嫌がることや、辞めたいということは少なくはありません。その理由について調べてみたので、まとめてご紹介します。

すぐに辞めたいと言う理由|想像と違う

習い事を想像していたのと違って辞めたいということがあります。

おとなもそうですよね。習い事をしてみたものの、思っていたのと違うな…と思い辞めてしまうこともあるでしょう。仕事もそうかもしれません。期待して入ってみたものの、なんか想像と違うな、ということはありませんか。

子どもなりに習い事を想像していて、実際始めてみたら、想像と現実のギャップが大きくて、辞めたいということもあり得ます。

すぐに辞めたいと言う理由|先生との相性が悪い

子どもが習い事をすぐに辞めたいという理由の1つに、先生との相性の悪さが挙げられます。

きつい先生、厳しい先生だと子どもが怖がることもあるでしょう。親身になってくれる先生で、とてもよい先生でも、なぜか子どもと相性が悪いということもあり得ます。

子どもと先生の相性は、事前に保護者が教室見学をしてもわからないことが多いです。体験教室では問題なくても、実際入ってみてあとから相性の悪さに気が付くことも。

クラスや曜日を変えることで先生を変更することができれば、対応することができます。

すぐに辞めたいと言う理由|友だちとの相性が悪い

習い事のお友だちとの相性が悪くて、辞めたいということも少なくはありません。

お友だちと喧嘩をしてしまって、もう習い事に行きたくない! ということや、なかなかお友だちのグループになじめず行きたくない、と言うこともあります。

子ども同士のことなので、まずはそっと見守るとよいでしょう。ただし、乱暴な子がいる場合は、先生に相談することをおすすめします。必要に応じて、クラスを変える、曜日や時間を変えるとよいかもしれませんね。

すぐに辞めたいと言う理由|物理的に通いにくい

片道1時間半かかる習い事だったら、みなさんは続けられますか? おとなでも結構辛いですよね。

子どもも同じです。物理的に通いにくい場所にあるお教室には、行きたがらない、辞めたいと言うことがあります。

通うだけで精一杯になるのです。バスや電車を乗り継ぐだけでも負担がかかります。
寒い冬や暑い夏、雨の日など天気や気候がよくないときは、余計に習い事に行きたがらないでしょう。

なるべくなら45分以内で通える場所、電車であれば乗り換えのない場所で習い事ができるといいですね。

すぐに辞めたいと言う理由|レベルが合わない

子どもがすぐに辞めたいという大きな理由として、習い事のレッスンレベルが合わないということもあります。

全員はじめてのお教室であれば、レベルが合わないということはあまりありません。

しかし、途中から習い事に入ると、先に習っている子のなかに突然入っていくため、最初はレベルが合わないこともあるのです。みんなはもう習ってできるようになっていることでも、自分はできない、こんな状態なのです。

うちの子は、最初はYTJでこんな感じでしたが、必死についていっていました。すぐに追いつくことは難しいですが、追いつくかどうかは本人次第です。

親として見ていて心配なことがあれば、お教室の先生にも相談してみましょう。

補修クラスや追加レッスンを受けることで、差が早く埋まるかもしれません。

幼いうちは差が開きやすいですが、数年すると差が埋まっていくこともよくあります。

子どもが習い事を辞めたいと言ったときの対処法

子どもが習い事を辞めたいと言ったときの対処法について解説します。

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|話を聞く

辞めたいと子どもが言い出したら、その理由を聞いてください。

「どうして?」、「何かあった?」とやさしく聞いてみましょう。そのときに子どもが辞めたい理由について話してくれるかもしれません。

先生との相性が悪いのか、お友だちとの相性が悪いのか、クラスのレベルについていけないのか、聞き取ってみてください。

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|一時的にお休みをする

必要に応じて、休会制度を利用してみてください。

習い事をすぐに辞めるのはもったいないかもしれません。一時的に休むことができる場合は、まずは1か月お休みしてみませんか。

一時的に休むことで、「やっぱりまたやりたい」と子どもが言い出すかもしれません。すぐに辞めるという決断をするのが早いと思ったら、ぜひ休会をしてみましょう。

辞めたいのに無理に続けてもあまり上達は見込めません。続けさせるかどうかは家庭の指導方針もあるかと思いますが、あまりにも子どもに負担がかかっていそうな場合は、一時的に休んでみて様子を見るのもよいでしょう。

子どもの気持ちが落ち着いてきてから、また習い事を再開するのもおすすめです。

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|付き添う

子どもが習い事を辞めたい理由がわからないときは、習い事のお教室に付き添うのも選択肢の1つです。事前に教室に連絡をして、「保護者の付き添いをさせてください」と言ってみましょう。信頼できる先生であれば、レッスン中の子どもの様子について相談するのもよいでしょう。

習い事を始めたばかりの不安な時期に辞めたいと言っている場合は、慣れるまで付き添ってあげると落ち着くかもしれません。スタジオなどお教室内まで付き添えない場合は、お教室の前などで待機してあげるのもよいかもしれないですね。(ちょっと負担もありますが…^^;)

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|子どもの気持ちを否定せず、褒める

習い事を辞めたいと言ったときは、子どもの気持ちを否定しないようにしましょう。

そして、「頑張ったね」など褒めてあげてください。

「まだ始めたばかりだから頑張って続けなさい」、「最低一年は続けなさい」、「〇〇ちゃんはもっと頑張っているよ」などと言うと、子どもは辞めたい気持ちを親から否定された感覚になり、よりつらく感じてしまいます。

まずは子どもの気持ちを受け入れましょう。

「辞めたい」と言ったら「そうなんだね」と否定も肯定もしないような受け入れる返事をするのがおすすめです。
「何かあったのかな?」と探りを入れるのもよいでしょう。辞めたい理由がわかるかもしれません。

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|別の教室に変える

習い事を辞めたいと言い出したときは、別のお教室に変えることも選択肢の1つです。

辞めたい理由が、先生との相性や、生徒との相性、教室のレベルの場合は、他のところに通った方がよい可能性が高いです。

今のお教室を辞める際は、理由を聞かれることもあるかもしれません。
もし「退会届」のような書類に理由も書く必要がある場合は、素直に理由を書くよりも「自己都合」と書いた方が無難です。

習い事を辞めたいと言ったときの対処法|辞める

完全にその習い事が合わない場合は、きっぱりと辞めましょう

たとえばピアノ。ピアノ教室に通わせたものの、すぐに辞めたいと言い始めたとします。
ピアノ教室の問題ではなく、お子さんがピアノそのものが合わない場合は、別の教室に通わせるのではなく、ピアノそのものを辞めるという選択肢もあるということです。

合わないものを無理に習っても子どもにストレスかもしれません。ただし、辞めるときはよく考えて判断しましょう。

YTJを辞めたいときはどうしたらいい?

YTJを辞めたいときはどうしたらいいのでしょうか、調べてみたので解説します。

休会制度をまず利用してみましょう

YTJには休会制度があります。

YTJの子どもたちはみんなオーディションを経て入会しているため、すぐに辞めてしまうのはもったいないかもしれません…。

やっぱりもう一度やりたい、YTJに戻りたいとなった場合、もう一度オーディションを受ける必要があるのです。もう一度オーディションを受けて合格する保証はありません…。すぐに戻れない可能性が高いのです。

YTJの場合は休会することができるので、すぐに辞めるのではなく、休会制度を利用してから、じっくり考えてみるとよいかと思います。

休会制度を利用した上で退会しても遅くはないでしょう。
(休会したら必ず復帰しなければいけない、というルールはないかと思います)

辞めるのはオンラインで手続きができます

退会の手続き、休会の手続きはオンラインでできます。(マイページから手続きができます!)

わざわざ先生にひとこと伝えて、書類を記載して…という面倒な作業はないので、気軽に休会も退会もできますよ。
休む・辞めるってちょっと勇気が必要ですよね。先生になにか言われないかな…と心配なことも。

YTJであれば、サクッと手続きが終わるので、休会制度も気軽に利用できます。

休会をする方は次のような理由が多いかと思います。

  • 留学
  • 受験勉強
  • 怪我
  • 病気

子どもがレッスンに気乗りせずに、行きたくないと言っている場合も、まずは休会して様子を見るとよいかもしれません。

ただし、休会中の注意点があります。
調べたところ、YTJの休会中は施設利用料は発生しません。しかし、月会費(2000円)はかかります。お金が一切かからないわけではないので、ご注意ください。

くわしくはYTJの方に聞いた方がよいかと思います。お金がいくらかかるのか、念のためによく聞いておいてくださいね。

まとめ

このブログで紹介をするほど、親子でYTJにハマっていますが、「あー、もう辞めたい!」と思った経験はもちろんあります。

基本的にわたしの場合は、辞めたいと思ったのは送り迎えの大変さと、YTJ中心の生活になって不安に感じたときです。

娘の場合は、レッスンがうまくいかないときと、クラスに入ったばかりのときに辞めたいと思ったようです。

子どもが習い事を辞めたいと言い出したら、まず理由を聞いてみて、必要に応じて付き添いをしたり、休会をしたりして、様子を見ましょう。他の教室に移る、時間を変える、ことも選択肢の1つです。辞めるのは最終手段と考えるとよいかもしれません。