男の子だけどバレエは習える?大変?バレエ男子に聞いてみた!

ミュージカル『ビリーエリオット』は、バレエに夢中になる男の子のお話。この作品に憧れる子もたくさんいます。
しかし、男の子がバレエを習うって珍しいとも言われがちですが、実際はどうなのでしょうか。

今回は、男の子がバレエを習うメリットや大変なこと、コンクールには出られるのか解説します。

息子にバレエを習わせたい保護者もぜひ参考にしてください。

バレエは男の子でも習える?

疑問

男の子でもバレエは習えるのでしょうか。

結論から言うと、男の子でもバレエを習うことができます

バレエと言うと、女性がティアラを頭に乗せて、チュチュを着用しているイメージがあるでしょう。バレエ=女性というイメージを抱く方も多いですが、実際には男性のダンサーはたくさんいます。(人口的には女性のほうが多いです)

日本で有名な男性バレエダンサーは、熊川哲也さん、宮尾俊太郎さんが有名です。バレエダンサー兼ユーチューバーのヤマカイさんも人気があるので、ご存じの方も多いですよね。

このように日本には男性バレエダンサーもたくさんいて、海外で活躍されている方もたくさんいます。

バレエを習う男の子は少ない

男の子

熊川哲也さんや宮尾俊太郎さんなど、有名なバレエダンサーがたくさんいる日本ですが、実際にバレエをイメージするとどうしても女性になりがちです。

その理由は大きくわけて2つあると言えます。

まず1つめは、バレエの作品は女性中心だからです。
眠り姫、白鳥の湖、くるみ割り人形など有名作品は女性を中心にしてストーリーが展開します。その相手役として男性ダンサーがいることが多いのです。

実際にパドドゥ(男女ペアで踊るダンス)では、男性は女性の美しさが引き立つように踊ることが多く、どうしてもバレエでは女性が注目されやすいのです。

2つめの理由は、バレエ人口の差です。
バレエ教室は女性のほうが圧倒的に多いのが現実。わたしも子どもからおとなになって現在までバレエを続けていますが、お教室に男性がいたことはごくわずか。
子どものときに男の子もいましたが、中学生になって辞めてしまいました。おとなになって今いるクラスには、2人です。

わたし自身が感じている割合では、10:1で男性が少ないと言えます。

日本のバレエ教育環境の実態分析『バレエ教育に関する全国調査』基本報告を見てみましょう。

男性の割合

参考:日本のバレエ教育環境の実態分析『バレエ教育に関する全国調査』基本報告

やや古いデータですが、全国男子生徒数をご覧ください。
2011年は1.4%、2016年は2.2%バレエを習う男の子は非常に少ないことがわかりますね。

バレエを習う男の子の人数が少ないからこそ、悩むことはあるかと思います。
実際にわたしと一緒にバレエを習っている男性は、かなり苦労はしてきたそう。しかし、少ないからこそ貴重な存在とも言えます。

男性ダンサーがいることで、発表会も引き立ちます。
男性ならではの技もあるので、とても映えるのです。男性特有の技はダイナミックでとてもかっこいいですよ。

まず、バレエは女性だけのものではない、ということをまずご理解くださいね。

男の子がバレエを習うメリット

男の子

男の子でもバレエを習えることがわかりました。

では、男の子がバレエを習うメリットを見てみましょう。

  • しなやかな身体になる
  • マナーが身につく
  • 身体の使い方が上手になる
  • 姿勢がよくなる
  • 自己管理ができるようになる
  • おっとりした性格になりやすい
  • クラスで重宝されること
  • ライバルが少ない

しなやかな身体になる

男の子がバレエを習うメリット1つめは、しなやかな身体になることです。

バレエと言うと、柔軟性をイメージしますよね。
女の子と同様で、男の子もバレエを習うと柔軟性がアップします。身体がやわらかくないと怪我をするリスクも高くなるため、バレエではストレッチが欠かせません。

子どものレッスンではストレッチや柔軟もレッスン中に指導を受けるため、小学校低学年でも身体がやわらかい子がたくさん。

180度開脚も夢ではありません。実際にわたしの子ども時代は、みんな幼いときから開脚ができていたので、習い始めれば身体がしなやかになるでしょう。

子どもはおとなよりも柔軟性が高いので、幼いうちに始めると身体がやわらかい子になりますよ。身体のやわらかさは、バレエだけでなくその他のスポーツにも役立ちます
実際にバレエを習っている男の子で、学校では野球部、サッカー部の子も。そこでも活躍できる子は多いです。

身体がやわらかいデメリットはあまりありません。(ただし、やわらかすぎると怪我をすることもあり得ますが…)メリットも多いので、体育の授業や別のジャンルのダンス、スポーツにも役立つでしょう。

マナーが身につく

男の子がバレエを習うメリット2つめは、マナーが身につくことです。

バレエ教室は、バレエのスキルのみを指導しているのではなく、マナー指導を受けられるのも特徴です。バレエは伝統芸能の1つなので、どうしてもマナーに厳しい側面があるのです。

  • レッスン中におしゃべりをしない
  • レッスン前にあいさつをする
  • レッスン後にもあいさつをする
  • 先輩に敬意をもって接する
  • 後輩にやさしくする
  • 舞台のそででは静かにする
  • 楽屋では騒がない
  • 先生の話を聞く

上記は当たり前のことで、別の習い事でもきっと指導はされるかと思いますが、バレエは特にマナーに厳しいので、これらの指導もきちんと受けられます。上下関係もはっきりしているのがバレエの特徴。わたしが子ども時代に通ったお教室では、年上の生徒さんを「〇〇お姉ちゃん」と呼んでいました。

バレエはお礼をする文化が根強く残っていて、多くのスクールでは、発表会が終わると先生に贈り物やお金を包むことも。「今の自分があるのは先生や仲間のお陰」という思想がしっかりとあり、きちんとお礼が言える子もたくさん。

このようなマナーが学べることもメリットです。バレエで内面も鍛えられるでしょう。

身体の使い方が上手になる

男の子がバレエを習うメリット3つめは、身体の使い方が上手になることです。

バレエは全身運動で、日常生活では使わない筋肉もバレエでは意識をします。
そのため、身体の使い方が上手になるのです。

わたしの高校時代の親友は、バレエが非常に上手なだけでなく、マット運動や平均台、鉄棒も上手でした。(でも球技は苦手だったみたいですが笑)

身体の使い方が上手なので、体育の成績にもよい影響が出ていました。いわゆる身のこなしがよい子になるでしょう。

姿勢がよくなる

男の子がバレエを習うメリット4つめは、姿勢がよくなることです。

バレエというとやはり姿勢ですよね。
みなさんが想像するバレリーナ像は、姿勢がよいでしょう。
これは男性も同じです。

バレエは背中から首の裏が一直線になるようにして踊ります。おとなからバレエを始めても、すでに身体にクセができていて、なかなか姿勢がよくならないこともありますが、子どもからであればピンとし背筋になるでしょう。

姿勢がよいと、自信があるように見られる、明るく見える、などメリットがたくさんです。

自己管理ができるようになる

男の子がバレエを習うメリット5つめは、自己管理ができるようになることです。

発表会の練習が始まると、振り付けを覚えなくちゃ、と子どもが感じるようになり、一生懸命練習する子も多いです。

中学生くらいになると、男の子でも体型を意識するようになり、口にするものを気にすることも。
筋肉をつけようと積極的にタンパク質を摂りたがる子もいて、体型管理など自己管理ができる子が多いです。

実際にわたしがいるバレエスクールに通う男性の生徒さんは、かなり意識が高く、体力が落ちないように炭水化物を摂って、踊るために必要な筋肉をつけるためにタンパク質もたくさん摂っていると言っています。将来的に自己管理がしっかりとできるおとなになることも多いはずです。

ただし、過度に意識しすぎると、摂食障害につながることもあります…。健康的に管理をすることが大切です。

おっとりした性格になりやすい

男の子がバレエを習うメリット6つめは、おっとりした性格になりやすいことです。

これは個人差があるので、一概に言い切れないのですが…、バレエ教室は女の子がどうしても多くて、レッスン中は女子の輪に混ざります。そのため、女の子とたくさん話すことが多く、おっとりとした性格の男の子が多いと言えるのです。

実際にわたしが子ども時代に出会ったバレエを習う男の子や、現在同じクラスに通う男性は、言葉がとてもやわらかく、同性と話しているかのように感じます。やさしい印象の男性が多いイメージです。

バレエを習うと、おっとりとした男の子になりやすいでしょう。

クラスで重宝されること

男の子がバレエを習うメリット7つめは、クラスで重宝されることです。

1つのバレエ教室に男の子はたくさんいないので、重宝されます。貴重な存在になるでしょう。
女の子が男の子のパートを踊ることは、まずありません。
男性の踊りは、男性のみがパフォーマンスするため、スクールにひとり男の子がいると、発表会がとても映えます。

ライバルが少ない

男の子がバレエを習うメリット8つめは、ライバルが少ないことです。

バレエを習う女の子は多く、ときには嫉妬をすることもあります。
「主役をやりたかったのに、〇〇ちゃんになってしまって悔しい」と思うことも…。
ライバル心を抱くこともあるのです。ライバルに差をつけられて、挫折してしまう女の子も少なくはありません。

男の子の場合は、ライバルが少なく、女の子と比べてのびのびとバレエを習えることもあります。もちろん男の子ならではの悩みや大変なこともたくさんありますが…。
しかし、ライバルが少ないことは、バレエを続ける上でメリットと言えるでしょう。

バレエは男子と女子では大きく違う

ダブルスクール

幼いうちは、男の子も女の子も同じレッスンを受けます。やることもまったく同じなのですが、女性のバレエダンサーはトウシューズを履くのが特徴で、小学校高学年くらいになると先生からトウシューズの許可が下りて、特殊な靴を履きながらレッスンをします。

しかし、男の子はトウシューズを履きません

まずシューズの違いが男女であります。

また、男性には特有の動きがあります。
こちらも幼い男の子の場合は、あまり練習することなく女の子と一緒にレッスンをしますが、年齢が上がってくると、男性特有のジャンプ技を習得していきます。男性特有の技はとてもダイナミック。これは男性にしかできません。

バレエは男女で違いがあることをご認識ください。

そのため、男の子がバレエを習う=「女の子みたい」、「なよなよしている」ではありません。

男の子がバレエを習う上で大変なこと

男の子

ここからは男の子がバレエを習う上で大変なことを解説します。

  • からかわれることがある
  • バレエクラスで浮くことがある
  • 男性の先生から習えるとは限らない
  • 外部講師からレッスンを受けることがある
  • 思春期を乗り越えにくい
  • モチベーションが上がりにくい
  • 他の習い事と比べてお金がかかる

からかわれることがある

男の子がバレエを習うデメリット1つめは、からかわれることです。

わたしと同じお教室にいる男性の方に聞いたところ、からかいの対象になるのは「バレエ男子あるある」だそうです…。
先述したようにバレエを習う男の子の人口は極端に少なく、「珍しい」という気持ちから「変わっている」と思われてしまうこともあるのです…。

実際にわたしと同じクラスの男性ダンサーに聞いたところ、「気持ち悪い」と言われたことがあるそうです…。「タイツを履いて踊っているんでしょ」と笑われたことや、学校で「ちょっとやってみてよ~」と、からかいながら言われたとのこと。

バレエクラスで浮くことがある

男の子がバレエを習うデメリット2つめは、バレエクラスで浮くことがあることです。

繰り返しますが、バレエを習っているのは圧倒的に女性が多く、お教室にクラスにも男の子は非常に少数で、クラスで浮きやすいことがあるのです。

女の子たちとうまくやっていける男の子もいますが、なかなかみんなの輪に入りにくい子も…。

男性の先生から習えるとは限らない

男の子がバレエを習うデメリット3つめは、男性の先生から習えるとは限らないことです。

バレエ人口が女性のほうが多いため、どうしても講師も女性が多いです。男性特有の技を女性講師からはなかなか習えず、これはデメリットにもなるでしょう。

お教室を選ぶときは、長く習わせたいと考えている方は、男性講師がいるスクールがよいかと思います。

外部講師からレッスンを受けることがある

男の子がバレエを習うデメリット4つめは、外部講師からレッスンを受けることです。

先述したように、バレエ講師は女性が多く、スクールに入っても男性から指導が受けられないことが多いのです。
教室が外部の男性講師を招いて、特別に指導を受けさせてくれることもあるのですが、これには別料金がかかることがほとんど。

プライベートレッスンというかたちで外部の男性講師から指導を受けると、個別指導の費用がかかります。
(もちろん外部からの指導を断ることも可能です)

思春期を乗り越えにくい

男の子がバレエを習うデメリット5つめは、思春期を乗り越えにくいことです。

男女ともにバレエの1つの壁は思春期と言えます。女の子の場合は、体型の変化があり、バレエで苦悩することもあります。生理の問題も…。

男の子も女の子のように悩みがあります。
まず、学校でからかいを受けたことで、バレエを嫌になってしまう子も多いみたい。
さらに、体型が出やすいタイツで舞台に上がることに抵抗を持つ子も増えてきます。

女の子よりも男の子のほうが、タイツへの抵抗が多いことから、思春期を乗り越えにくいと言えます。

モチベーションが上がりにくい

男の子がバレエを習うデメリット6つめは、モチベーションが上がりにくいことです。

同じクラスで一緒にレッスンを受ける男の子は少なく、場合によってはたったひとりとなることもあるでしょう。「一緒に頑張ろうね!」と励まし合える存在が少なく、モチベーションが上がらない子も。

他の習い事と比べてお金がかかる

男の子がバレエを習うデメリット7つめは、他の習い事と比べてお金がかかることです。

バレエはお金がかかる習い事で、これは男の子にも言えること。
発表会があればその参加費用、衣装代もかかるので、他の習い事と比べるとお金がかかるでしょう。

バレエは男の子だとプロになりやすい?

男の子

バレエを習う男の子の人口は少ないと記載しました。では、女の子と比べてプロにはなりやすいのでしょうか。

これは女性との比較論になりますが、男性のほうがライバルは少なく、プロにはなりやすいと言えます。

しかし、実際はプロのバレエダンサーになることは男女問わずとても難しいことで、鍛錬を惜しまず継続してこその夢と言えます。
男性であれば、んたんにプロになれるというわけではありません。

男の子でもバレエのコンクールに出の?

男の子

バレエ教室に通う子は女の子が多いと記載してきましたが、男の子でもコンクールに出場できるのか気になりますよね。

結論から書くと、男の子でもコンクールに出ることができます
ほとんどのコンクールで、男の子部門があるのです。男子ジュニア、男子シニアのように年齢で分類されています。ジュニアの場合は、ジュニアA、ジュニアBと幼い子が年齢でハンディを負わないように、細かく分けられているので、女子と同じように参加ができるのです。

【バレエの男の子】コンクールに出るメリットとは?

運動神経のよい子ども

ここからは男の子がバレエのコンクールに出るメリットを解説します。

  • バレエを習う男の子に出会える
  • モチベーションがアップする
  • スカラシップが得られる可能性がある
  • 進学・留学にメリットがある
  • 自分のレベルが客観的にわかる

バレエを習う男の子に出会える

男の子がバレエのコンクールに出るメリット1つめは、自分以外の男の子に出会えることです。

教室に自分ひとりしかバレエを習う男の子がいないことも珍しくはありませんが、コンクールに出ることで、自分以外にもバレエを楽しむ男の子がいることを知れます。

男の子同士で仲良くなることもあるでしょう。
男の子のバレエ人口が少ないため、地域のコンクールであれば、「あの子、前回も出場していたな」と意識することもあり、そこから話しかけることも。

実際にわたしと今同じクラスでバレエを楽しむ男性は、10代のときのコンクールで出会った友だちと今でもSNSでつながっているそうです。

モチベーションがアップする

男の子がバレエのコンクールに出るメリット2つめは、モチベーションが上がることです。

今まではバレエ教室に少数や、ひとりきりだったバレエの男の子。
コンクールに出ることで、ライバルの男の子に出会えるため、モチベーションがアップするでしょう。「次は入賞したい!」と目標を持つ子もいます。

スカラシップが得られる可能性がある

男の子がバレエのコンクールに出るメリット3つめは、スカラシップが得られる可能性です。

バレエのコンクールで上位になるとスカラシップが得られることが多く、サマースクールへの参加、海外のバレエ学校への留学権利などが獲得できます。

スカラシップによってどこまでの費用を免除してもらえるのかには違いがありますが、寮の費用も負担してもらえることも。
バレエ留学することで、バレエを習う男性にたくさん出会えます。

進学・留学にメリットがある

男の子がバレエのコンクールに出るメリット4つめは、進学・留学にメリットがあることです。

「〇〇バレエコンクール〇位」のように肩書ができると、進学や留学に有利になることもあります。舞踏を学ぶ大学や専門学校もあるので、進学しやすくなります。履歴書にも実績を書くことができるので、就職にも有利になる可能性も。

自分のレベルが客観的にわかる

男の子がバレエのコンクールに出るメリット5つめは、自分のでレベルが客観的にわかることです。

バレエのコンクールは、順位が出ます。
教室ではひとりきりの男の子だと、比較対象になる同年代の男の子がいないため、自分のレベルがよくわからないこともあるでしょう。

しかし、コンクールに出ることで自分のレベルがわかりやすいのです。順位がつくので、「自分よりも上がいる」ということもわかるでしょう。それがモチベーションにもなりますよね。

また、コンクールに参加するとスコアシートが出ますが、こちらを確認することで、自分の踊りになにが足りていないかもわかるのです。自分の立ち位置がわかるだけでなく、上達のヒントが得られるのもメリットです。

【実体験】バレエを習ってきて辛かったこと【男の子】

わたしと同じクラスに通うバレエの男性に、実際に辛かったことはあるか聞いてみたところ、「いっぱいあるよ~」と言っていました^^;

ここではその内容を個人が特定されない程度に記載します。

まず、友だちとほとんど遊べなかったことです。
これは女の子にも言えることなのですが、バレエを本格的に習うとしたら、週5日レッスンを受けることも珍しくはないのです。同級生と遊びたくても、「バレエのレッスンがあるから」と断っていたそう。まず、これがとても辛かった、もっと青春時代を楽しめばよかったと言っていました。

そして、仲間がバレエを習っていることを知っていたので、文化祭で「なにか踊ってよ」とふられることが多かったそう。
踊ることは嫌いではなくて、みんなの前で披露したら「バレエってよくわからないや」と言われてしまったのが悲しかったとのこと。

中学生のときは仲良くないクラスの女子から、ちょっとからかわれたとも言っていました。
具体的な内容までは聞いていませんが、「思春期だったからしかたないかな~」と。

バレエを上達する上で、悩みを持つことは誰もがあるかと思いますが、男の子の場合は特有のものがあるようです。

ネガティブなことばかりではなく、楽しいこともあったとも言っていました。だからこそ、今もバレエを続けているとのこと。一生懸命努力して、コンクールで金賞を獲得したこと、学校のダンス大会で褒められたことなどはよい思い出とも言っていたので、楽しいこともたくさんあります。

YTJには男の子は珍しい?入会するメリットは?

YTJ

YTJには男の子はたくさんいるのでしょうか。

結論から書くと、YTJに通う男の子は、女の子と比べると少ないです。
しかし、もちろん男の子のメンバーはいますよ!

YTJはミュージカル劇団なので男の子の役もあります。そのため、男の子のメンバーも非常に大切なのです。
このことから、女の子よりも男の子のほうが希望する役につきやすいと言えます。

YTJに入るためには、選考オーディションを受ける必要がありますが、男の子のほうが合格しやすいのではないかと思います。

女の子はすでにたくさんいるので、男の子を必要とするスタジオが多いからです。

これはYTJが公式に発表しているわけではないので、あくまでYTJに子どもを通わせる保護者目線の意見ですが、保護者仲間とも「男の子のほうが入りやすそうだね」と話したこともあります。
うちの子は男の子だから無理だろう、と諦めずにぜひYTJに入会してみみませんか。

ちょうど現在、YTJでは新規メンバーの募集をしています。

ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2023年4月活動開始新メンバー募集 | ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)

応募締め切りは3月5日なので、お早めに。

もちろん男の子も募集していて、活躍している子はたくさんいます。

スタジオに男の子が少ないことが多く、重宝されるはず。
ダンスや歌のスキルが身につくだけでなく、社会性や自主性も身につくと言えます。

まとめ

バレエを習う男の子について解説しました。

男の子でバレエを習う主なメリットは、次の8つがあります。

  • しなやかな身体になる
  • マナーが身につく
  • 身体の使い方が上手になる
  • 姿勢がよくなる
  • 自己管理ができるようになる
  • おっとりした性格になりやすい
  • クラスで重宝されること
  • ライバルが少ない

デメリットは次のとおりです。

  • からかわれることがある
  • バレエクラスで浮くことがある
  • 男性の先生から習えるとは限らない
  • 外部講師からレッスンを受けることがある
  • 思春期を乗り越えにくい
  • モチベーションが上がりにくい
  • 他の習い事と比べてお金がかかる

どうしても少数となるため、ある程度のデメリットはあるでしょう。ただし、少数ということは貴重な存在でもあるとも言えます。

女の子と同様に、男の子でもコンクールに出場できます。
コンクールに出るメリットは次のとおり。

  • バレエを習う男の子に出会える
  • モチベーションがアップする
  • スカラシップが得られる可能性がある
  • 進学・留学にメリットがある
  • 自分のレベルが客観的にわかる

ぜひ男の子もバレエを習ってみませんか。

学習

Posted by eri