エイベックスダンスマスターではバレエは習える?バレエを習うメリットを解説

女の子に習い事に人気のバレエ。憧れを持つ子や保護者もいますよね。そんなバレエはダンススクール大手のエイベックスダンスマスターで習えるのでしょうか。

今回は、バレエはエイベックスダンスマスターで習えるのか解説します。

バレエを習うメリット・デメリット、バレエ向きな子の特徴もまとめたので、参考にしてください。

エイベックスダンスマスターでバレエは習える?

エイベックスダンスマスター

エイベックスダンスマスターではバレエは習えるのか、解説します。

こちら結論からですが、エイベックスダンスマスターではバレエは習えません
エイベックスダンスマスターでは、基本的にヒップホップダンス・ジャズダンス・Kポップダンスのレッスンをしていて、バレエレッスンは開講していません。

しかし、多くのダンスの基礎となるのはバレエなので、レッスンのなかでバレエの話が出ることや、バレエの基本的なパを学ぶことはあるでしょう。

またエイベックスダンスマスターは、スポーツジム、カルチャーセンターなどのなかで、1つの講座として開講されていることがあります。エイベックスダンスマスターでバレエは習えなくても、同じスポーツジムやカルチャーセンター内でバレエのレッスンがある可能性も。

同じスポーツジムやカルチャーセンター内であれば、新規入会する必要はなく、レッスンを追加する手続きをすれば、バレエを習えます。通いなれた場所でバレエも習えるかもしれないので、エイベックスダンスマスターが入っているジムやカルチャーセンターにバレエはないか調べてみてください。

エイベックスダンスマスターでバレエがない理由とは

疑問

エイベックスダンスマスターには、バレエのクラスはありません。

明確な理由はわかりませんが、おそらくエイベックスの起源にあるのかなと思います。
エイベックスは、1988年に輸入レコードの卸販売業「エイベックス・ディー・ディー株式会社」として誕生しました。

主に洋楽を取り扱っていたようです。ダンス音楽の国内普及にも力を入れていました。「ユーロビート」は、エイベックスの経営者がイタリアのユーロビートレーベルと独自に契約して、日本向けに制作して国内で広まり、パラパラが生まれました。

パラパラは、ダンスというよりも振りと言うことができ、動きが大きくないため、誰でもかんたんに踊れます。ユーロビートとパラパラが流行ったことで、日本人にダンスがより身近になったのです。

このように、エイベックスはダンス音楽を輸入して、日本人のダンス普及に大きく貢献しています。しかし、ここで言う音楽は、洋楽でありクラシック音楽ではありません。

このことから、クラシックバレエはエイベックのイメージには合わないのでしょう。そのため、エイベックスダンスマスターでレッスンをしていないと考えられます。
(※あくまで個人の考察です)

バレエが習える場所

バレエ

エイベックスダンスマスターではバレエを習うことができません。では、どこで習えるのでしょうか、解説します。

  • バレエ専門スクール
  • 個人のバレエ教室
  • バレエ団付属のスクール
  • 総合ダンススクール
  • スポーツジム
  • カルチャーセンター

バレエ専門スクール

バレエが習える場所1つめは、バレエ専門スクールです。

NOAバレエスクール、Chacottのようなバレエ専門スクールは、大きなところだと複数のスタジオがあり、たくさんの先生や生徒が所属しています。発表会の規模も大きいのが魅力です。

専門スクールなら、開講されているクラスも多いので、Aクラスの先生が合わないなと思ったら、Bクラスに移動する、ということもできるでしょう。経歴豊富な先生がたくさん所属しているので、自分に合った先生を選べるのが魅力です。

個人のバレエ教室

バレエが習える場所2つめは、個人のバレエ教室です。

「山田はな子バレエ教室」のように、個人の方が運営しているバレエ教室もあります。個人の教室のほうがアットホームな雰囲気があると言えるでしょう。

個人のバレエ教室は、先生の自宅の一部をスタジオにしてレッスンをしていることが多く、規模は大きくありません。そのため、発表会も小規模なことが多いです。

バレエの世界は先生が絶対ですが、個人のお教室では特にこの特徴が出やすいです。そのため、先生と相性が悪いとレッスンがしんどいかもしれません…。

ちなみにわたしは初めて通ったバレエ教室が、このタイプ(個人のお教室)でした。

バレエ団付属のスクール

バレエが習える場所3つめは、バレエ団付属のスクールです。

たとえば、谷桃子バレエ団アカデミー、松山バレエ団の松山バレエ学校、東京シティバレエ団付属バレエ学校などがあります。将来的にバレエ団を目指したい子には、バレエ団付属のスクールがよいでしょう。

バレエ団が身近に感じられ、団員とも身近に接することができるのが魅力です。スクールによっては、バレエ団の稽古の見学、バレエ団への推薦入学、バレエ団の公演への出演などができることも。

ちなみにタレントの神田うのさんは松山バレエ団、米倉涼子さんは牧阿佐美バレエ団付属のスクールに所属していたそうです。おふたりとも実力者で、プロの道は進んでいませんが、今でも所作は美しく、ボディラインもきれいですよね。

総合ダンススクール

バレエが習える場所4つめは、総合ダンススクールです。
総合ダンススクールとは、複数のジャンルのダンスレッスンをしているスクールのこと。

総合ダンススクールのなかに、ヒップホップクラス、ジャズダンスクラス、ベリーダンスクラスと一緒にバレエクラスが開設されていることもあります。

総合ダンススクール内のバレエクラスは、比較的気軽に始めやすく、プロを目指すというよりも趣味として長く続けたい子によいでしょう。バレエが合わないと思ったら、ジャズダンスクラスに移ることもできるのも、総合ダンススクールのメリットです。

ただし、総合ダンススクール内のバレエレッスンは、クラスが少ないことがデメリット。深くバレエを学べるクラスは、あまりないでしょう。場合によってはトウシューズクラスがないこともあり得ます。

スポーツジム

バレエが習える場所5つめは、スポーツジムです。

スポーツジムのプログラムの1つとして、バレエが用意されていることもあります。スポーツジム内のバレエクラスの場合は、専門的に深くバレエを学ぶというよりも、ボディメイク、体力維持を目的にしていることが多く、「チェアバレエ」、「ヨガバレエ」のようなバレエから派生した新しいクラスもあります。気軽に習えることも特徴です。

カルチャーセンター

バレエが習える場所6つめは、カルチャーセンターです。

カルチャーセンター内にバレエクラスが開設されていることは多いです。こちらも専門的に学ぶというよりは、趣味として習うことを目的としています。

カルチャーセンター内のバレエクラスの場合は、生徒の年齢層が比較的高めです。おとなからバレエを始めたい方にも、安心して通いやすいでしょう。

バレエを習うメリット

バレエ

バレエを習うメリットを紹介します。

  • 柔軟性が身につく
  • 礼儀作法が身につく
  • リズム感が身につく
  • 首が長くなる
  • 背中がまっすぐになる
  • 太りにくくなる

柔軟性が身につく

バレエを習うメリット1つめは、柔軟性が身につくことです。

バレエは空中で180度に開脚するジャンプや、足を高く上げる動きがあるため、高い柔軟性が求められます。レッスン中にストレッチをする時間が設けられているスクールもあるほど。

バレエ特有のストレッチ方法もあるので、体がしなやかになるでしょう。

礼儀作法が身につく

バレエを習うメリット2つめは、礼儀作法が身につくことです。

バレエはレベランスに始まりレベランスに終わります。礼がとても大切です。バーレッスンでも左手でバーを持って右足を動かしたあと、180度回転して右手でバーを持って左足を動かすのですが、このときお尻をバーに向けないようにして体を回転させます。これはバーがとても大切なものだから。

スタジオから出るときも、一礼する教室もあります。発表会が終わったら、先生に「ありがとうございました」、とお礼を言う文化もあり、礼儀作法も身につくでしょう。

リズム感が身につく

バレエを習うメリット3つめは、リズム感が身につくことです。

バレエは、ヒップホップのように肩・胸・腰でリズムを刻むことはありません。ビートではなくメロディで踊りますが、リズム感は身につきます。

リズム感が身につけば、ピアノ、フルート、バイオリンなど楽器を習うのにも有利でしょう。ちなみにクラシックバレエはクラシック音楽に合わせて踊るので、楽器の習い事と相性がよいです。実際にピアノとバレエどちらも習っている子は多いですよ。

首が長くなる

バレエを習うメリット4つめは、首が長くなることです。

「首が長くなる」とは書きましたが、首がニョキッと伸びるわけではありません…。しかし、バレエを習うことで首が長く見えることは事実です。

バレエではデコルテや首のラインの美しさも表現するため、肩を下げて、鎖骨がまっすぐになった姿勢で踊るのです。反対に肩が上がると首が縮こまってしまうので、首が短く見えます。

首がどうしたら長く見えるか、スタジオにある鏡を見ながら踊るため、普段からも首がスラッとして見えることもあるのです。

ちなみに回転をするときは、顔を素早く動かすため、首の筋肉も使います。このことからも首まわりがすっきりして見えます。

背中がまっすぐになる

バレエを習うメリット5つめは、背中がまっすぐになることです。

バレエの衣装やレッスン着であるレオタードは、背中が開いています。背中から首の付け根までをまっすぐにすることがバレエでは求められます。バレエではお客さまに対して真正面に立つことは少なく、だいたい斜めに立ちます。美しい背中をチラリと見せるのです。

背中の美しさを求められるため、日ごろのレッスンから背中を意識します。先生からも「背中を反らせないで!」と注意されることもあるでしょう。

背中の美しさが大切なバレエを習うことで、背筋もまっすぐになります。

太りにくくなる

バレエを習うメリット6つめは、太りにくくなることです。

バレエはレオタードを着用して普段レッスンを受けるので、どうしてもボディラインが出やすいです。さらに鏡張りのスタジオでレッスンをするため、自分のボディラインと向き合います。成長期の子どもにダイエットは必要ありませんが、体重過多であればラインを意識して、「少し体型を気を付けようかな」と子どもが思うこともあるのです。

またバレエは優雅に踊っているように見えますが、日常生活では使わないバレエならではの筋肉を使うため、運動量がすごいです。しっかりプリエをするだけでも、かなり大変。運動量が多いことから、肥満防止になるでしょう。

バレエを習うデメリット

バレエ

バレエを習うデメリットもまとめます。

  • 月謝が高い
  • 発表会の費用が高い
  • お礼の文化がある
  • 独特のルールがある
  • 先生が絶対
  • 髪を結う必要がある
  • レッスン着・シューズが高い
  • 足先に負担がかかる

月謝が高い

バレエを習うデメリット1つめは、月謝が高いことです。

バレエは他のダンスと比べると、月謝が高い傾向にあります。週1回1時間程度のレッスンで、8,000円から12,000円ほど。トウシューズが許可されると、トウシューズクラスを追加で受けるため、月謝は上がります。

また、バレエを本格的に学ぶ場合は、週3~6日習う必要も。(プロを目指す子のレッスンは週6です)レッスン頻度が上がれば、月謝もアップします。本格的に学ぶ場合は、月謝が20,000円から40,000円になるでしょう。

先生からの個人レッスンを受ける場合は、さらにお金が必要になります。

発表会の費用が高い

バレエを習うデメリット2つめは、発表会の費用が高いことです。

バレエの発表会は、50,000円から100,000円かかることもしばしば。なぜそんなにお金がかかるかと言うと、会場のレンタル料、衣装レンタル料、振り付け代がかかるからです。

発表会の参加費は、明細がもらえないことも多く、振り付け代がいくらなのかわからない…という生徒の保護者も多いです。
わたしは長くバレエを習っていますが、発表会参加費の内訳をきちんと説明されたことはありません…。ちょっと先生の言い値っぽいところもあるのですよね…。

わたしが子どもの頃はこんなことがありました。
これまで発表会の参加費が10万円だったのに、「今回から主役なので、これで」と言われ、先生が人差し指と中指を立ててピースサインをするのです。つまり、20万円ということ。わたしの母はこのように先生から言われたそうです。主役になってソロが多くなることで、参加費が2倍になったとのこと。

昔からある個人のバレエ教室だと、明細がないことや費用の内訳が不明瞭なことはあるかと思います…。

お礼の文化がある

バレエを習うデメリット3つめは、お礼の文化があることです。

発表会やコンクールなどに出たら、先生にお入れのお花を贈る文化があります。スクールによっては、お金を包むことも…。

発表会に一緒に参加する仲間に楽屋用の差し入れとして、小分けになった小さなお菓子を買うこともあり、小さな出費は結構あります。

発表会やコンクールが終わったら、先生に「ありがとうございました」とお礼をし、次のレッスンでは先生に「発表会、お疲れさまでした」と言う文化があります。これを忘れてしまうと、「あの子はマナーがちょっとなってないわね…」と思われてしまうことも…。

独特のルールがある

バレエを習うデメリット4つめは、独特のルールがあることです。

バレエは歴史の長いダンスなので、伝統的な文化のようなものがあります。それがちょっと独特だったりも…。たとえば次のような独特ルールがありあす。

  • 男性の衣装を女性パートナーが縫う
  • バーの位置が暗黙の了解で決まっている
  • 巻きスカートはNG
  • 発表会の積み立てがある

独特ルールについて解説します。

外部の男性ダンサーとパドドゥを踊る場合、男性の衣装を手配して、ムシつけなど縫物は女性がやることが多いです。これは外部から来てくださる男性ダンサーへの感謝でもあります。

バーの位置がなんとなく決まっているスクールは多いです。うっかり新人が先輩の位置についてしまうと、「そこはわたしの場所よ!」と言われてしまうことも…。どこでバーレッスンを受けてもよいと個人的には思いますが、みんなこだわりがあるみたい^^;

また、スクールによっては、巻きスカートを禁止しています。これは太もものアンデオールやおへその向きをしっかりと確認するためです。バレエレッスンでは、露出が多ければ多いほどよいと言われています。おとなだとレッグカバーやカーディガンを着用する人もいますが、本格的な子どものスクールの場合は、レオタードとタイツのみで踊ります。

さらに毎月発表会の積み立てをするスクールもあります。月謝+積立金があるので、ちょっとお金が多くなりますが、ここから発表会の費用の一部を捻出することができます。これは発表会に参加しない人も積み立てることがほとんどで、不参加予定の人からすると、不満につながることも。

先生が絶対

バレエを習うデメリット5つめは、先生が絶対だということです。

先生は知識も経験も豊富なので、基本的に先生が上の立場になるのですが、バレエの場合は特に「先生が絶対」です。

教室では、先生が神さまのような感じで、基本的に逆らえません。「先生、ここわかりません」と質問もしにくいこともあります。少なくとも、生徒と先生は対等ではありません。これはおとなクラスでもです。うっかりフレンドリーに話してしまうと、「あの生徒さんは、ちょっと生意気ね」と思われることもあるので、注意が必要です。

髪を結う必要がある

バレエを習うデメリット6つめは、髪を結う必要があることです。

バレエはシニョン(お団子)でレッスンを受けます。髪の毛がまとまっていればポニーテールでもいいのでは…と思う方もいますよね。実は、ポニーテールで回転するときと、シニョンで回転するときでは感覚が違い、シニョンのほうが軸が取りやすく回りやすいのです。

そのため、レッスンでは一定の髪の毛の長さがある子は、シニョンを作ります。これは保護者がやることがほとんど。髪の毛を結う手間があることがデメリットです。

ちなみに、わたしの知り合いのバレエの先生は、「シニョンのキレイさで、その家庭のバレエへの本気度がわかる」と言っていました。プロのバレエダンサーやコンクール上位を目指す家庭の子は、日常のレッスンでも、髪の毛がはみ出ないようにワックスやジェルを使ってシニョンが美しいです。

レッスン着・シューズが高い

バレエを習うデメリット7つめは、レッスン着・シューズが高いことです。

バレエのレッスンは、ジャージや身近な衣料品店で買えるスポーツウェアでは受けられません。レオタード、バレエシューズ、トウシューズ、タイツが必要ですが、これらは専門店でしか手に入らず、さらに値段もお高め。

子どもは成長が早いのでサイズアウトもしやすいので、レッスン着やシューズで金銭的負担を感じることもあるでしょう。

足先に負担がかかる

バレエを習うデメリット8つめは、足先に負担がかかることです。

バレエシューズでレッスンをするクラスならあまり負担はかかりませんが、トウシューズで踊るクラスになると、足先に大きな負担がかかります。

トウシューズは、つま先が硬いシューズ。硬い靴のなかで、バレエではつま先立ちをするので、足にタコができることは日常茶飯事です。ひどいと、爪が剥がれてしまうこともあるほど…。

足先に大きな負担がかかり、痛みがあることがデメリットです。

バレエが向いている子の特徴

バレエ

バレエが向いている子の特徴には、どんなものがあるのでしょうか。
どんな子でも努力次第でプロのバレエダンサーになれる可能性はあります。あえてバレエ向きな子、プロのバレエダンサーになるために有利になる子の特徴を挙げるとすれば、次のようなものがあります。

  • 忍耐力がある子
  • 努力できる子
  • 足の甲が高い子
  • 人前に出るのが好きな子
  • 代謝がいい子
  • 腰の位置が高い子

忍耐力がある子

バレエ向きな子の特徴1つめは、忍耐力がある子です。

バレエのレッスンの様子を見たことがない方は、優雅なイメージを抱くかもしれませんが、実際はかなり地味です。最初にバーレッスンというバーを片手で持って足を動かすレッスンをします。このバーレッスンはバレエの基礎中の基礎で、中級や上級、プロになっても同じようにバーレッスンをします。

プリエ、タンジュという基本的な動きを繰り返し練習しなければいけないので、飽きてきてしまうことも。地味な反復練習でも継続できる忍耐力がある子のほうが、バレエ向きと言えます。

努力できる子

バレエ向きな子の特徴2つめは、努力できる子です。

バレエは2~3年で身につくようなダンスのジャンルではありません。プロになるためには、最低でも10年はバレエを続ける必要があります。

しかも、スタジオでレッスンを受けているだけでよいわけではなく、レッスンがない日はおうちで練習する必要も。自宅にバーを設置する家庭もあるほどです。

上達には努力は絶対に必要なので、努力家な子のほうがバレエには向いています。

足の甲が高い子

バレエ向きな子の特徴3つめは、甲が高い子です。

バレエは甲だけですべてが決まるわけではありませんが、甲が高いほうがバレエでは足が美しいと言われています。デュミポワントで立つと甲がよく出る子、もともと足の甲が高い子のほうが、バレエには向いています。

人前に出るのが好きな子

バレエ向きな子の特徴4つめは、人前に出るのが好きな子です。

バレエは舞台芸術です。セットがあり、『白鳥の湖』、『ジゼル』などお話をダンスやマイムで表現します。人前に出てナンボの世界なので、そもそも人前で踊ることが苦にならない子に向いています。

代謝がいい子

バレエ向きな子の特徴5つめは、代謝がいい子です。

体の代謝がよい子、つまり太りにくい子のほうがバレエ向きと言えます。(もちろん太りやすい体質でも、自己管理してダンサーとして活躍している人はたくさんいます!)

女の子は思春期になると女性らしいボディラインとなり、体型変化が起こります。人によっては体重が増えるため、回転の軸が取りにくくなり、以前のように踊れないと感じる子もいるのです…。

思春期でもあまり体型が変化しないタイプの子のほうが、スランプも感じにくいため、バレエ向きと言えます。

腰の位置が高い子

バレエ向きな子の特徴6つめは、腰の位置が高い子です。

美しく踊るためには、腹筋を引き上げ、腰を高くしますが、もともと腰の位置が高い子のほうが脚が長く見えます。

バレエ学校に入学前に、保護者の腰の位置は高いか、成長したらどんな体型になるのか、チェックすることも。体型絶対主義というわけではありませんが、手足が長いほうが美しく見えるため、有利ではあります。

 

ここまでバレエ向きな子の特徴を記載しましたが、当てはまらないからといってプロを目指せないわけではありません。遺伝的にアドバンテージがある子は存在しますが、そうでなくても努力次第で将来への道は開けます。

YTJでバレエは習える?

YTJ

最後にYTJについてです。

YTJとは、ユースシアタージャパンというミュージカル劇団のこと。
英語でセリフを話す、英語パフォーマンスをするため、英語レッスンがあります。
もちろんミュージカルをやるので、ダンス、歌、演技の指導も受けられます。

そんなYTJでは、希望すればバレエのレッスンも受講可能です!
YTJには追加レッスンがあり、希望者はバレエ・英語を通常レッスンとは別で習えます。このレッスンを受ける費用は、月額2,000円から3,000円

追加レッスンは、基本的にスタジオの利用料金のみで習えるので、かなり安いです。

YTJのバレエレッスンについて

YTJでは希望すればバレエのレッスンを習えますが、どんな感じなのでしょうか。
実際にわたしがレッスンを受けているわけではないので、なんとも言えませんが、YTJに通う娘がYTJのバレエレッスンを受けたそうです。

基本的なプリエ、タンジュはやったみたいでした。

しかし、YTJはバレエスクールではないので、バレエを上達するためのレッスンをしているわけではありません。YTJはミュージカル劇団で、ミュージカルダンスが上達するために、ダンスの基礎となるバレエレッスンをしています。

そもそもバレエ教室とは目的が違うことを理解しておきましょう。

また、外部のバレエ専門の人から指導を受けられるわけではないようです。YTJのいつものスタッフさんが教えてくれるようでした。もちろんバレエ経験が豊富なスタッフさんもいるかと思いますが、スタジオによってはそうとは限りません。

本格的にバレエを習いたいなら、YTJよりバレエ教室をおすすめします。歌を取り入れて楽しくダンスを学びたい方にはYTJに通ってみませんか。

まとめ

エイベックスダンスマスターでバレエは習えるのか解説しました。

エイベックスダンスマスターではバレエレッスンをしていません。

バレエが習える場所は次のとおり。

  • バレエ専門スクール
  • 個人のバレエ教室
  • バレエ団付属のスクール
  • 総合ダンススクール
  • スポーツジム
  • カルチャーセンター

バレエを習うメリットは次のとおり。

  • 柔軟性が身につく
  • 礼儀作法が身につく
  • リズム感が身につく
  • 首が長くなる
  • 背中がまっすぐになる
  • 太りにくくなる

バレエ向きな子の特徴は次のとおりです。

  • 忍耐力がある子
  • 努力できる子
  • 足の甲が高い子
  • 人前に出るのが好きな子
  • 代謝がいい子
  • 腰の位置が高い子