エイベックスダンスマスターで子どものスタイルはよくなるのか解説

ダンスをするアイドルやダンサーはスタイルがよいですよね。ダンス=スタイルがよい、のでしょうか。

今回は、国内最大級のダンススクールであるエイベックスダンスマスターで子どものスタイルはよくなるのか解説します。

スタイルをよくする方法やスタイルが悪く見える原因もまとめたので、参考にしてください。

エイベックスダンスマスターで子どものスタイルはよくなるのか

エイベックスダンスマスター

エイベックスダンスマスターで、子どものスタイルはよくなるのか解説します。

こちら結論からですが、エイベックスダンスマスターに通うことでスタイルがよく見える可能性は十分にあります

そもそも、エイベックスダンスマスターはダンススクールです。ダイエット施設やモデル養成所ではありません。そのため、美しい外見を維持する、より美しい体型になるような指導をしているわけでもないのです。

しかし、それでもエイベックスダンスマスターに通うことで、スタイルがよくなることはあるでしょう。

その理由は次のとおりです。

  • ダンスで体を動かすから
  • 鏡を見る機会が増えるから
  • ポーズを確認するから
  • ラインがきれいに見えるコツを教えてもらえるから

ダンスで体を動かすから

エイベックスダンスマスターに通うとスタイルがよくなる理由1つめは、体を動かすからです。

ダンスは体をよく動かすため、運動量がアップします。ダンスは全身運動と言ってよいです。レッスン中にしっかりと体を動かすので、運動不足解消にもなるでしょう。

レッスンで習ったことがうまくできなければ、おうちで練習することにもなります。そのため、おうちでの運動量がアップする可能性も。

さらに、ダンスには柔軟性が必要なので、レッスンでもおうちでのストレッチが推奨されます。柔軟性がアップすると、代謝がよくなり、太りにくい体になるのです。適度な引きしまったボディになるでしょう。

鏡を見る機会が増えるから

エイベックスダンスマスターに通うとスタイルがよくなる理由2つめは、鏡を見る機会が増えるからです。

エイベックスダンスマスターのスタジオには鏡があります。
(ダンススタジオには鏡があるのが一般的です)
レッスン中では鏡を見ながら、自分の動きやポーズを確認するので、自然と自分のボディラインを意識します。どうしても自分の姿は目に入るので、身長に対して過度に体重があれば気になるはずです。

鏡を見ることが習慣にもなるので、レッスン以外でも鏡を見るようになり、自分の体もより意識するようになります。

ポーズを確認するから

エイベックスダンスマスターに通うとスタイルがよくなる理由3つめは、ポーズを確認するからです。

ダンスでは、ピタッと止まってポーズを取りますが、これが決まるとかっこいいので、鏡を何度も見て確認します。よりきれいに見える、かっこよく見えるポーズは、たいていボディラインをきれいに見せるポーズです。

お腹がぽこっと出ていたら、ポーズがちょっとカッコ悪いので、腹筋に力を入れて引き上げるなど、工夫をします。あごが前に出ていたら引く、背中が丸まっていたらまっすぐにするなど、自分なりによく見えるようにするのです。

バレエだと、腹筋の引き上げ、アンデオール、肩を下げるなど意識をして、より自分が美しく見えるようにします。

ラインがきれいに見えるコツを教えてもらえるから

エイベックスダンスマスターに通うとスタイルがよくなる理由4つめは、ラインがきれいに見えるコツを教えてもらえるからです。

ダンスの先生ってスタイルがよいですよね。もちろん元からスタイルがよいのもあるのですが、ボディラインがきれいに見えるコツを先生は知っているので、すっきりと見えることもあります。

先生が「もう少しここに力を入れるといいよ」、「上からヒモでつられているように立って」、「足をもっと遠くに」のように、きれいに見えるアドバイスをしてもらえるので、ボディラインがよりきれいに見えるコツもわかるようになります。

スタイルがよいとはどういうことか

スタイル 体重計

そもそもスタイルがよいとはどういうことでしょうか。

「スタイルがよい=体重が少ない、痩せている、手足がとても長い」ではありません。

必要な筋肉がついている、身長に対して体重が標準的である、頭の大きさ・手足の長さのバランスがよい、ことだと言えます。

手足が長いこともよいのですが、長すぎてもよいというわけではありません。
全体的なバランスがよいことが重要です。

近年は、痩せていることがよいこと、という風潮がありますが、成長期の子どもは成長に必要な栄養をしっかりと摂るべきで、過度なダイエットは必要ありません
痩せていればよいのではなく、筋肉がついて健康的な体型であることが、スタイルのよさにつながります。

ちなみに、すでに引退されていますが、歌手の安室奈美恵さんは身長が158センチだそうです。モデル並みの高身長ではないですが、モデルのようにスタイルがよいですよね。これは安室奈美恵さんの頭が小さく、手足が長く、バランスがよいからです。ひとりで見ると、165センチはあるように見えますよね。

このように全体のバランスが重要です。

子どものスタイルをよくする方法

鏡

子どものスタイルをよくする方法を紹介します。

  • 姿勢をよくする
  • 運動をする
  • ストレッチをする
  • 正座をしない
  • 片側に体重をかけない
  • 足を組まない

姿勢をよくする

スタイルをよくする方法1つめは、姿勢をよくすることです。

姿勢がいいとスタイルもよく見えます。日ごろから子どもに姿勢を意識させましょう。歩くとき、座っているときなど日常の姿勢から、子どもに意識させてください。

スマホを使用しているときに首が前に出ていると、ストレートネックになることも…。頬杖ばかりついていても姿勢は悪くなるので、気を付けましょう。

上から吊られているように立つと姿勢がよく見えます。骨盤を立てて、背中から首の付け根までまっすぐに立つときれいです。

運動をする

スタイルをよくする方法2つめは、運動をすることです。

一般的な子どもであれば、学校の体育の授業、徒歩での通学があります。さらに休み時間や放課後に友だちと遊ぶときに、走り回る子も多いです。さらに習い事でスイミング、スポーツ少年団(サッカーや野球)、ダンスなどをしているため、子どもは運動不足にはなりにくいと言えます。そのため、無理に過度な運動をする必要はありません。

夏休みなど学校が長期休みの時期は、運動不足になりやすいので、運動をさせましょう。市民プールに行く、公園で保護者も混ざってキャッチボールをする、スポーツ系の習い事の単発レッスンに参加させるなど、運動をすることをおすすめします。

運動をすれば、体に筋肉がついてきれいな体型になります。体も引き締まりますよ。

ストレッチをする

スタイルをよくする方法3つめは、ストレッチをすることです。

柔軟性があるしなやかな体のほうが、美しく見えるので、日ごろからストレッチをさせましょう。ストレッチをすると血流がアップして、代謝も上がります。それによって、太りにくくなり、スタイルもよりよくなるのです。

ストレッチはお風呂上りにおこなうのがおすすめ。ストレッチは継続する必要があるので、毎日決まった時間にストレッチをして、習慣化させましょう。

正座をしない

スタイルをよくする方法4つめは、正座をしないことです。

ひと昔前まで、日本の生活様式は今とは違い、家のなかは畳で正座をする時間が長かったです。正座をすると、血流が悪くなり、足がむくみやすく太くなりやすいのです。そのため、昭和世代は、今の若者と比べると足が太くて短い傾向に。

その後、日本の生活様式は洋風になりました。畳の部屋が減り、正座をせずにイスに座るように。食事内容も洋風になったことから、足が長い子が多くなったのです。

ちなみに、わたしは幼いときからおとなになるまでバレエを続けてきましたが、正座はしてきませんでした。一緒にバレエをしていた仲間も、保護者からバレエのために正座はしない、と言われていたようです。

片側に体重をかけない

スタイルをよくする方法5つめは、片側に体重をかけないことです。

電車やバスを待っているときに、片側に体重をかけて立っていませんか。これは楽ですが、片側ばかりに体重をかけていると、体のバランスが悪くなります。歪みにもつながるので、立つときは体重を均等にすることを心掛けてください。

常に誰かに見られているつもりになって、立ち方や姿勢を意識するとよいですよ。

足を組まない

スタイルをよくする方法6つめは、足を組まないことです。

クセになっている人もいますよね。ついつい座ったときに足を組むと楽ですが、これも歪みの原因になります。子どもでも足を組む子がいるので、クセがついていたら、都度注意をするとよいでしょう。

 

ちなみに…わたしのバレエ仲間は、幼少期から自転車NGでした。転んで怪我をするとバレエに影響が出るというのもありますが、立ちこぎなどでペダルに力を入れて踏み込むと、太ももが太くなるため、自転車に乗らせない家庭もあるようです。

正確な理由はわかりませんが、フィギュアスケートの羽生結弦さんも自転車に乗れないそうです。記憶ですが、バレエでモーリス・ベジャールからの指導を受けた女優の広田レオナさんも、たしか自転車に乗れなかったはずです。

スキル的に自転車に乗れないのではなく、乗る練習をしてこなかったと思われます。

もちろん、自転車に乗るのは悪いことではありませんが、トップアスリートを目指す、プロのバレリーナを目指す家庭だと、自転車に乗せない家庭もあるようです。

スタイルが悪いと感じる原因とは

疑問

スタイルが悪いと感じる原因とはなんでしょうか、まとめます。

  • 背中が丸い
  • 腰の位置が低い
  • 首が前に出ている
  • 肩が上がっている
  • 体重過多
  • 肩が前に出ている

背中が丸い

スタイルが悪いと感じる原因1つめは、背中が丸いことです。

猫背になっていると、横から見た姿が丸く見えて、スタイルが悪く見えます。これではもったいないです。お腹も出て見えます。

全身が写る姿見の前に立って、自分の姿をチェックしましょう。背中がまっすぐになっているか、お尻が出ていないか、アゴが出ていないか確認して、直してください。

腰の位置が低い

スタイルが悪いと感じる原因2つめは、腰の位置が低いことです。

腰が落ちていると、足が短く見えます。腰を上に引き上げて立つように心がけましょう。ちなみに、バレエでは腰を上にあげる意識をします。先生からも「もっと腰を高く!」、「腰が落ちているよ!」と注意をさせるほど。

腰だけでなく全体を引き上げるイメージで立つと、スラッとして見えます。
腕を上にあげて、うーんと伸びをしてください。伸びをしたまま腕だけ下ろします。これで体が引きあがりました。腰もいつもより上に引きあがっているはずなので、スタイルがよく見えますよ。

首が前に出ている

スタイルが悪いと感じる原因3つめは、首が前に出ていることです。

スマホを使用していると、つい首が前に出てしまいます。頸椎は通常うっすらと湾曲しているのですが、顔が前に出ることでまっすぐになり、これをストレートネックと呼びます。

ストレートネックになると、首に痛みが生じることも…。
顔が前に出ていると、正面から見たときに顔が大きく見えます…。
どういうことかというと、遠近法があるからです。前にあるものは、大きく見えますよね。これは顔が大きいのではなく、前に出ているからなので、首の裏を意識してまっすぐにしましょう。

鏡を見て、自分の首が背中から首の裏が一直線になっているか意識をしてください。首を真上に立てるようなイメージです。耳を真上に引っ張られているようなイメージもわかりやすいかもしれません。

肩が上がっている

スタイルが悪いと感じる原因4つめは、肩が上がっていることです。

肩が上がるクセがある人は多いです。肩が上がっていると、その分だけ首が短く見えます。首が短いと、スタイルは悪く見えますよね…。首が長いほうが、スラッとして見えるので、肩を下げましょう。

ちなみにバレエでは、肩を下げることを意識します。バレリーナの画像を見ると、みなさん鎖骨が平行です。肩が上がっていると、鎖骨が「逆ハの字」になってしまいます。バレエダンサーのような体型を目指す必要はありませんが、肩はなるべく下げて、平行に近い状態を目指すと、きれに見えますよ。

ただし、短期間で鎖骨を平行にさせるようにすることは、首まわりの筋を痛めるため、おすすめしません。負担が大きいので、少しずつ肩を下げていきましょう。

体重過多

スタイルが悪いと感じる原因5つめは、体重過多です。

子どもは学校で運動をしているため、身長に対してやや体重が多くてもあまり気にする必要はありません。成長期であれば身長も伸びるので、体型の全体的な印象も変わります。体重が過度に多い場合は、膝に負担がかかるので危険。ある程度、体型管理をしたほうがよいですが、体重が過度ではない場合は、そのままでOKです。

もしも体重過多な場合は、健康的な食事量を心掛けましょう。慢性的に運動不足の場合は、運動習慣を身につけることをおすすめします。

肩が前に出ている

スタイルが悪いと感じる原因6つめは、肩が前に出ていることです。

肩が前に出ていることを、巻き肩と呼びます。これは両方の肩の位置が胸よりも前に出ている状態のこと。肩が前に出ている人も、とても多いです。

これだと、背中のラインが悪く見えるのと、前から見ても肩幅が広く見えます。
肩のまわりの筋肉が硬くなっている可能性もあるので、肩を回してストレッチしましょう。前まわし、後ろまわしをして、肩を後ろになるように後ろに引くとよいですよ。

バレエを習っているとスタイルがよく見えるのはなぜ?

バレエ

バレエダンサーってスタイルがよいイメージがありませんか。実際に有名なバレエダンサー(バレリーナ)はスラッとしていて華奢な印象がありますよね。

実際に細い人は多いですが、スタイルがよく見えるように踊っているのもあります。
ここではバレエを習うとなぜスタイルがよく見えるのか紹介します。

  • 鏡張りのスタジオだから
  • 腹筋を引き上げるから
  • 横隔膜を閉じるから
  • レオタードでレッスンをするから
  • 肩を下げるから

鏡張りのスタジオだから

バレエを習っているとスタイルがよい理由1つめは、鏡張りのスタジオでレッスンを受けるからです。

エイベックスダンスマスターのスタジオ同様、バレエのスタジオにも鏡があります。嫌でも鏡に自分の姿が写るので、背中が丸い、お腹やお尻が出ているなど自分でも気が付きます。

鏡がたくさんあるので、体型に対する意識も芽生えるでしょう。

腹筋を引き上げるから

バレエを習っているとスタイルがよい理由2つめは、腹筋を引き上げるからです。

お腹をひっこめるだけではなく、グイっと上に引き上げるため、お腹まわりがすっきりして見えます。お腹に力を入れるので、自然と腹筋もつくのです。日ごろから先生から「もっと引き上げて!」と指導が入るので、お腹がぺたんとして足が長く見えます。

ちなみに腹筋を引き上げるイメージは、お腹をひっこめて上にグイっと上げるのですが、肋骨の中に内蔵をすべてしまうような感じです。(実際に肋骨に内蔵すべてを入れることはできませんが^^;)

横隔膜を閉じるから

バレエを習っているとスタイルがよい理由3つめは、横隔膜を閉じるからです。

バレエのレッスンでは、先生から「横隔膜を閉じて!」と注意されることも…。横隔膜が開いていると、アンダーバストまわりが大きくなってしまいます。正面から見ると、横幅があるように見えるのです…。

日ごろから横隔膜を閉じる意識をするので、アンダーバストの付近がすっきりとして見え、スタイルもよくなります。

レオタードでレッスンをするから

バレエを習っているとスタイルがよい理由4つめは、レオタードでレッスンをするからです。

バレエのレッスンはレオタードで受けます。スタジオによっては、巻きスカートや上着(カーディガン)もNG。その状態で鏡張りのスタジオで踊るため、自分の体型をしっかり確認して、向き合うことになります。

体重過多であれば、食事量を見直すようになるでしょう。極端に筋肉量が少なければ、おうちでトレーニングをするようになるかもしれません。

このように、バレエではレオタードのみでレッスンをするため、自然とスタイルを意識しやすいのです。

肩を下げるから

バレエを習っているとスタイルがよい理由5つめは、肩を下げるからです。

先述したように、バレエでは肩を下げることが大切。日ごろのレッスンから肩の位置を意識するため、首が長く見えて、それがスタイルのよさにつながります。

YTJでスタイルはよくなる?

YTJ

最後にYTJについてです。
うちの娘はYTJに通っています。
YTJとは、ミュージカル劇団のことで、正式名称はユースシアタージャパンです。

習い事ではなく、劇団の一員となって活動をします。
週1~2回、英語、ダンス、歌、演技のレッスンが受けられ、YTJにはスタイルのいい子が多いです。

1回のレッスンは2時間ほど。すべてがダンスレッスンではありませんが、レッスン時間がたっぷりあるので、運動量も多く確保されています。YTJに入っていれば、運動不足になることはあまりないでしょう。

さらに、YTJは年4回ほど発表会があります。外部のイベント(地域のお祭りでステージに立つなど)にも参加するため、多くの人に自分のパフォーマンスを見られます。人に見られると、ほとんどの子は自分をよく見せたくて、姿勢や立ち方などを意識します。実際に見られる仕事である俳優さんやモデルさんは、スタイルがよいですよね。

このようにYTJは、人前に立つ機会が多いため、スタイルを気にするようになります。

YTJに通う子たちは、プロ意識も高いので、自己管理もしっかりとしています。YTJから体型管理をさせられることはありません。YTJからダイエットを強要されることもないですが、メンバーたちは自然とプロ意識を持って自己管理はしているでしょう。特に年齢が上の子や選抜クラスの子は、意識高い子が多いです。

まとめ

エイベックスダンスマスターに入るとスタイルがよくなるのか解説しました。

エイベックスダンスマスターに通うことで、スタイルがよく見える理由は次のとおりです。

  • ダンスで体を動かすから
  • 鏡を見る機会が増えるから
  • ポーズを確認するから
  • ラインがきれいに見えるコツを教えてもらえるから

子どものスタイルをよくする方法は、次のとおりです。

  • 姿勢をよくする
  • 運動をする
  • ストレッチをする
  • 正座をしない
  • 片側に体重をかけない
  • 足を組まない

スタイルが悪いと感じる理由は、次のとおりです。

  • 背中が丸い
  • 腰の位置が低い
  • 首が前に出ている
  • 肩が上がっている
  • 体重過多
  • 肩が前に出ている

バレエを習うとスタイルがよく見える理由は、次のとおり。

  • 鏡張りのスタジオだから
  • 腹筋を引き上げるから
  • 横隔膜を閉じるから
  • レオタードでレッスンをするから
  • 肩を下げるから