【バレエのコンクール】メリット・デメリット・費用などを徹底解説

バレエにはコンクールがあります。子どもをスクールに通わせていると、「コンクールに出てみない?」とお誘いを受けることもあります。

今回は、バレエのコンクールについて解説します。

参加するメリット・デメリットもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

バレエのコンクールとは

バレエ

バレエにはコンクールがあります。

コンクールとは、競技会のこと。参加者を募って、バレエの出来栄え、演技、スキルなどの優劣を競うものです。

バレエのコンクールは頻度としては参加するとしても年1~2回ほどです。
バレエのコンクールを主催している団体が複数あるため、国内でのコンクールはたくさんあります。年3回以上のコンクールに出る子もいますが、毎回コンクールに出ていると振り付けの練習で大変です。コンクール参加にはお金がかかります。場所も大きなホールで開催されることが多いため、あまり頻繁には参加するものではないと考えてよいでしょう。

発表会との違いは?

バレエのコンクールについて記載しましたが、発表会とはどう違うのでしょうか。

ここでは発表会とコンクールの違いについて解説します。

主な違いは次のとおりです。

  • 目的の違い
  • 評価の有無の違い
  • レベルの違い
  • 拍手の有無の違い

目的の違い

バレエコンクールと発表会の違い1つめは、目的の違いです。

発表会の場合は、実力を披露することが目的です。バレエ教室で一生懸命練習してきたことを披露します。綺麗な衣装を着て、華やかなメイクをして保護者などお客さまに踊りを披露する場であります。

しかし、コンクールでは単なる実力の発表の場ではなく、バレエのスキルや表現力などを評価してもらうことを目的として参加します。

この目的の違いは大きいと言えます。

評価の有無の違い

バレエコンクールと発表会の違い2つめは、評価の有無です。

先述したようにコンクールは実力を評価される場です。金賞・銀賞・銅賞のように順位がつくのです。しかし、発表会ではこのように優劣をつけることはありません。

発表会では現在の実力を発表する場であって、順位はつかないのです。

レベルの違い

バレエコンクールと発表会の違い3つめは、レベルの違いです。

コンクールや発表会にもさまざまなものがあるので、一概に言うことはできませんが、一般的にはコンクールのほうがレベルが高い参加者が多い傾向にあります。

これはコンクールの参加者が評価を意識しているためで、順位が出るため発表会よりも意識的に練習をすることが関係しています。(もちろん発表会にもしっかりと練習して参加する子はたくさにます)

また、コンクールはよい評価が得られるように、バレエ講師がその子に一番向いているバリエーションを指導するのも特徴。その子のよさが最大限に引き出されるように振り付けを考えてくれるので、発表会よりもコンクールのほうが見栄えがよく感じられるのです。

拍手の有無の違い

バレエコンクールと発表会の違い4つめは、拍手の有無です。

バレエダンサーの登竜門であるローザンヌでは、拍手がされますが、一般的にコンクールでは拍手がないも少なくはありません。

これは審査委員への配慮です。拍手が多いと、それだけ「よい踊りだったのかな」と影響されてしまうことがあります。意図的に特定の子に多く拍手をして、特定の子にブーイングをするようなことがあれば、コンクールは成り立たないでしょう。

このことから、コンクールでは拍手がないことが珍しくはないのです。

 

コンクール 発表会
目的 順位付け、実力の確認 発表、披露
評価 あり なし
レベル 高い 誰でも参加可能
拍手 なしが多い あり

バレエのコンクールは誰でも出られるの?

バレエ

バレエのコンクールと発表会の違いを記載しました。発表会と違い、評価をされる場であるコンクール。かっこいいですよね。

自分の子どもはどのくらいのレベルなのだろうか、スクールで上手な部類に入るからコンクールに参加させてみたいと考える人もいるでしょう。

バレエのコンクールには誰でも参加できるのでしょうか。

結論から書くと、バレエのコンクールは誰でも参加できるわけではありません

基本的には参加資格に条件はありませんが、多くのスクールの場合、先生からのお声がけがあります。

先生から「コンクールに参加してみませんか」と声をかけてもらい、それに応じる形で参加します。

しかし、なぜ先生のお声がけが必要なのでしょうか。

コンクールにはなぜ先生のお許しが必要?

バレエのコンクールに参加するためには先生のお許しが必要ですが、その理由は次のとおりです。

  • 振り付けが必要だから
  • 主催に指導者を伝える必要があるから

【振り付けが必要だから】

まずバレエのコンクールに参加するには、バリエーションを踊る必要があります。そのためには、先生に振り付けを考えてもらう必要があるのです。

突然「バレエコンクールに参加したいです!」と言われても、先生が振り付けを考える時間がない! ということもあるため、基本的に先生のお許しが必要です。

以前発表会で踊ったバリエーションをそのままコンクールで踊るなら、先生に振り付けを考えてもらう必要もないのでは…? と思うかもしれません。
しかし、先述したようにコンクールと発表会は違います。発表会での振り付けも素晴らしいものだとは思いますが、コンクールに出場してよい評価を得るには、その子のよさが最大限に引き出せる振り付けが望ましいのです。

このことからも先生からコンクールのお話が出て、しっかりと振り付けを考えてもらってから参加しましょう。

【主催に指導者を伝える必要があるから】

バレエのコンクールに参加する際は、所属教室と講師の名前を記載することがほとんど。

コンクールの多くは、「指導者賞」というものがあり、素晴らしいバレエ講師に贈られる賞があるのです。フリー(お教室に所属していない)のダンサーが参加できるコンクールもありますが、子どもの場合は指導者と所属教室が基本的に必要です。

先生に内緒でコンクールに参加するということは、まずありません。
先生の名前や教室の名前を勝手に記載すると、あとからトラブルになることもあるため、必ず先生の許可が出てからコンクールに参加することをおすすめします。

バレエを習っていないと出られないの?

コンクールには先生の許可が必要と記載しましたが、一部フリーでも参加ができることもあります。では、バレエを習っていないとコンクールには参加できないのでしょうか。

結論から書くと、まったくバレエを習ったことがなく独学のダンサーの場合は、コンクールの参加はおすすめしません

バレエは特殊な筋肉を使うダンスで、型を非常に大切にします。この特徴から、プロの指導者から習わないとなかなか身につかないものであり、独学ではバレエの基礎ができていない可能性が高いのです。

いないかとは思いますが、独学でトウシューズを履くことも危険です。バレエ教室に通う子どもですら、先生の許可が出てからトウシューズデビューをします。独学で履くと大けがをする可能性もあるので、やめましょう。

まったくバレエを習ったことがない状態では、コンクールに出てもよい評価は期待できません…。コンクール参加費もかかるため、まずはお教室でしっかりとスキルを身に着けてからをおすすめします。

元々スクールに通っていてある程度スキルがあるダンサーの場合は、フリーで参加することも可能です。

コンクールによっては、お教室に所属していない人でも参加できる枠があるので、気になる方は応募してみませんか。

バレエのコンクールに出るメリット

バレエ

さて、ここからはバレエのコンクールに参加するメリットを記載します。

メリットは次のとおりです。

  • 目標ができる
  • 上達する
  • 自信につながる
  • 自分のレベルが客観的にわかる
  • スカラシップをもらえる
  • よい刺激になりモチベーションが上がる
  • 他の先生からのアドバイスが得られる
  • 本番に強くなれる

目標ができる

コンクール参加のメリット1つめは、目標ができることです。

発表会だと、漠然と「発表会で頑張る」、「発表会で間違えないように踊る」という目標になりやすいですが、コンクールの場合は「金賞を獲得する」、「入賞する」など明確な目標ができやすいのです。

目標ができると、毎回のレッスンにも身が入るでしょう。やる気もより出て、練習量も上がるはずです。

上達する

コンクール参加のメリット2つめは、上達することです。

発表会も頑張るべきバレエを披露する場であることに変わりはありませんが、やはりコンクールと比べると熱量は違います。コンクールに参加するとなると、子どもが「よい順位になりたい」と思って、いつも以上に頑張って練習するのです。

自主練をしたり、いつもより早くスタジオに行って、ひとりで練習することもあるでしょう。先生からのプライベートレッスンを受けて、バリエーションに磨きをかけることもあろうかと思います。

コンクールに参加する子は、練習量が必然と多くなるため、上達しやすいのです。

自信につながる

コンクール参加のメリット3つめは、自信につながることです。

発表会で金賞や銀賞などよい評価を得た場合、それが自信につながります。発表会で少しモジモジしてしまう子でも、「自分はコンクールでよい成績だったんだ」と自信をもって踊りを披露できるでしょう。

最初にコンクールに出たことがきっかけで、また出てみたい! と言う子もいます。より規模の大きいコンクールに参加して、実力を知りたくなる子も。

自分のレベルが客観的にわかる

コンクール参加のメリット4つめは、自分のレベルが客観的にわかることです。

バレエスタジオ内では一番上手な子でも、コンクールに参加したら自分よりももっと上手な子がいることもあるでしょう。
いつも先生に怒られてばかりで、自分はあまり上手ではないと思っていたものの、コンクールに参加したら、よい評価を得られたということも。

コンクールは評価される場で、審査員がいて順位をつけるのが特徴。そのため、自分のバレエのレベルを客観的に知ることができるのです。

スカラシップをもらえる

コンクール参加のメリット5つめは、スカラシップがもらえることです。

バレエのコンクールにはスカラシップがあることが多いです。スカラシップとは奨学金のこと。海外のバレエ学校に入学する権利、サマースクールに参加する権利などが獲得できます。

コンクールの参加者全員がスカラシップを獲得できるわけではありません。
上位者のうち、希望する人のみが獲得できるものです。

スカラシップを獲得できれば、日本とは違う環境でバレエに専念することができます。バレエ留学は大きな経験になるため、メリットは大きいです。プロのバレエダンサーになりたい子は、このスカラシップを目指していることがほとんどと言ってよいでしょう。

よい刺激になりモチベーションが上がる

コンクール参加のメリット6つめは、よい刺激になりモチベーションが上がることです。

コンクールにはさまざまな子が参加します。
自分のスタジオにはいないようなとっても上手な子にも出会えるでしょう。魅力的な子から刺激を受けて、「あの子のようになりたい」、「あの子よりも次は上位になりたい」と子どもが感じることも。これが次のレッスンへのモチベーションとなるのです。

他の先生からのアドバイスが得られる

コンクール参加のメリット7つめは、他の先生からのアドバイスが得られることです。

バレエを習っている子は、基本的にいつも同じ先生からの指導を受けるかと思います。
(年齢が上がるとクラスも変わるので、先生が変更になることはあります)

いつも同じ先生から、いつも同じようなことを注意されることも珍しくはありません。
しかし、コンクールへ参加すると、審査員が参加者の踊りを審査して、スコアシート(成績票)をもらうことができます。いつもの先生とは違う人からのアドバイスや評価が得られることは大きなメリットです。

わたしはバレエを長く続けていますが、A先生とB先生から同じ注意や指摘をいただいても、B先生の注意のほうがすんなり理解できる、ということは結構あります^^ これには、注意やアドバイスの視点がしっくりくる、先生との相性などが関係しているかと思います。

審査員からのアドバイスがいつもの先生とは視点が違い、「なるほど」と思うこともあるでしょう。

本番に強くなれる

コンクール参加のメリット8つめは、本番に強くなれることです。

すぐに本番に強くなるわけではありませんが、コンクールに何度も参加することで、徐々にどうやったら実力を発揮できるか、わかってくるようになるでしょう。

気持ちの持っていき方が上手になることもあります。
わたしの知り合いは、ジンクスみたいなものがあり、バレエシューズ、トウシューズを履くときは右からと決めているそうです。発表会やコンクールの前は、フリスクを食べて、「大丈夫、大丈夫」と唱えると言っていました。ちなみにフリスクは1回の本番で食べつくすそうです笑

コンクールに参加することで、緊張の克服の仕方が学べるでしょう。

バレエのコンクールに出るデメリット

コンクールへの参加はよいことばかりではありません。
ここではデメリットを記載します。

  • 悔しい思いをすることもある
  • 費用がかかる
  • 怪我のリスクが高まる

悔しい思いをすることもある

バレエコンクール参加へのデメリット1つめは、悔しい思いをすること。

コンクールに参加すれば、必ず希望通りの結果が出るとは限りません。
失敗をしてしまうこともあるでしょう。自分のほうが上手だ、と思っていたライバルに負けてしまうことだってあるかもしれません。

必ずしもよい結果ばかりとは限らないのがコンクール。実力がしっかりと発揮できないこともあり得ます。悔しい思いをすることは、コンクールのデメリットです。

わたしが子ども時代にコンクールに出た子はたくさんいました。泣いた子もたくさん。悔しい思いをみんなしてきたと思います。そこで辞めてしまった子は、いなかったと記憶していますが、みんな本気で頑張った分、悔しいときは本当に辛く感じます。

悔しい気持ちをすることはデメリットではありますが、それを乗り越えることでダンサーとして精神的にも大きく成長できます。

費用がかかる

バレエコンクール参加へのデメリット2つめは、費用です。

くわしい費用については後述しますが、どうしてもコンクールにはお金がかかるのです。
コンクール参加費用、コンクールに向けたレッスン費用は通常の月謝と別なことがほとんどなので、コンクール参加前はいつもよりもお金がかかるとお考えください。

怪我のリスクが高まる

バレエコンクール参加へのデメリット3つめは、怪我のリスクです。

普段のレッスンからも怪我をするリスクはありますが、コンクール参加となるとよりリスクは高まると言えます。

普段のレッスンでは、バーもセンターも左右均等に踊るのが特徴です。

バーでは右足を動かしたあとは、まったく同じ振りをくるっと180度振り返って左足でやるのです。センターも同様で、右で踊ったものを左で踊ります。

このように左右を均等に使うのが通常レッスンの特徴。これは筋肉を均等につけるためです。

しかし、バリエーションとなると話は別で、多くが左足軸で踊ることになるでしょう。
ピルエットも左脚軸のアンデオールがほとんどで、左右の脚は左を酷使しやすいのです。左右の運動量の差が大きいため、バリエーションばかり踊ると体を痛めやすいです。

また、コンクールに参加すると思うと、たくさん練習をしますよね。誰だってよい成績をおさめたいのですから。しかし、練習過多になると体へ負担がかかり怪我をする危険性も高くなるのです。

実際にわたしの知人でコンクール前に怪我をした人がいました。
このように、怪我のリスクがあることも理解しておきましょう。

バレエのコンクールに関する費用

お金

コンクールへの参加費用は、だいたい平均20,000円
これだけではありません。バリエーションの練習をするため、先生とマンツーマンでのレッスンをすることもあるでしょう。このレッスン費用もかかります。さらに、衣装代もかかります。

レンタルの衣装でも10,000円は必要で、さらに会場のホールまでの移動費用や、先生へのお礼代などでトータルで150,000円から200,0000円はかかるでしょう。

コンクールは辞退できる?

バレエ教室の先生から「コンクールに出てみませんか」とお声がかかることが一般的ですが、お金がかかることや諸々のデメリットがあることがわかりました。辞退したい方もいますよね。

コンクールは辞退できるのでしょうか。結論からですが、コンクールの参加辞退は可能です。

ただし、先生はその子の実力を見込んで打診をしています。その子の将来のことも考えての声かけのはず。断るときは、ていねいに伝えることをおすすめします。

先生に直接会って、「コンクールのご案内どうもありがとうございます。大変うれしく思います。家族でよく話し合った結果、大変申し訳ありませんが、今回は見送らせてください」と伝えることをおすすめします。

「お金が高いから」、「そこまで本気でバレエをやっていないから」という理由は伝えないほうがよいでしょう。

1位「該当者なし」とはどういう意味?

疑問

バレエのコンクールの過去の結果を見てみると、「1位 該当なし」と記載されていることがあります。場合によっては「1位 2位該当なし」ということも。

これはどういう意味なのでしょうか。3位が1位ということ? と思いますよね。

これは相対的な評価ではなく、絶対的な評価をしているからです。

たとえばオリンピックでは、そこに出場した人だけで順位がつきます。1位、2位、3位が必ず存在しますよね。これは人と人を比べて優劣をつける相対評価だからです。

しかし、同じ1位でもオリンピック大会によってレベルが異なります。
たとえばフィギュアスケート女子シングルを例に考えてみましょう。ここ数年はロシアの女子がとても強く、4回転を当たり前のように飛ぶようになりました。しかし、ひと昔前までは誰も4回転は飛んでいませんでしたよね。つまり、4回転を女子が当たり前のように飛ぶようになった大会の1位と、15年ほど前の1位のレベルは違うのです。レベルは違っても大会ごとに1位がいるのが相対評価です。

では、1位は〇〇点以上、2位は〇〇点以上と、点数で評価したらどうでしょうか。この場合は、1位に該当しない人も存在します。これが絶対評価です。

出場者のなかでトップであっても1位にならない可能性もあるのです。これが「1位 該当なし」の状態です。

コンクールの応援に行くときの注意点

子どもの発表会

同じバレエスタジオの子がコンクールに出るとなると応援したくなりますよね。ここでは注意点を紹介します。

まず、コンクールは先述したように発表会とは異なります。発表会だと、ひとりでも多くの人が見たほうが盛り上がります。拍手が応援になることもあるでしょう。

しかし、コンクールはちょっと違っていて、その子の将来がかかっていることがあるのです。まずコンクールに見に行っていいか聞いてみましょう。サプライズで観に行ってしまうと、迷惑になる可能性もあり得ます。楽屋に訪問も注意をしたほうがよいでしょう。

コンクールを観に行く場合は、事前に参加者に確認を取ることをおすすめします。

そして、もう1つの注意点として、褒めないことです。
コンクールに参加するってすごいことですよね。そこで銀賞を獲得したら、「すごい、こんなに出場者がいる中で、銀賞だなんて! すごい!」と思うかもしれません。

しかし、本人は銀賞で喜んでいるとは限りません。金賞を目指していた可能性があるからです。「おめでとう」という声かけはコンクールの場合はちょっと難しく、人によっては金賞でも納得いかないこともあります。金賞でも、思うように自分の踊りができなかった子もいるでしょう。

わたしもコンクールに子ども時代に参加したことがありますが、そのときに言われて嬉しかったのは、「頑張ったね、お疲れさま」です。このような声かけが無難かと思います。

YTJにもコンクールがある!

YTJ

最後にYTJについてです。うちの娘は、ミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)に所属しています。YTJは英語でパフォーマンスをするのが特徴の劇団で、入会すると歌やダンス、英語のレッスンが格安で受けられます。費用が安い理由は、下記をご参照ください。

YTJが怪しいと言われる理由がコレ!入ってみたら怪しくなかった! – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)

さて、YTJですが、定期的にコンクールがあります。
ダンスコンテストと歌唱コンクールがあり、YTJの子たちは積極的に参加しています。こちら、YTJ以外の人も参加できるオープンな場となっているので、自分の実力を計ることができるのですよ。

予選を勝ち抜いて、最終的には全国を目指します。大きな大会に参加できることもYTJの魅力です。コンクール以外にも本番が多いことが特徴で、年3回ほどは人前でパフォーマンスをする機会があります。ミュージカル公演に参加できることも。人前に出る機会がたくさんあるのもYTJの特徴と言えます。

 

さて、最後にYTJの新規メンバー募集について。
YTJでは2023年2月現在、新規メンバーの募集をしています。
応募締め切りは、3月5日(日)まで。一次審査はウェブ応募で誰でもかんたんに申し込むことができ、ウェブでの審査に通過すると、二次審査でこちらは対面です。

二次審査についてはこちらの記事にまとめたので、合格したい方はよくチェックしてみてくださいね。

YTJの二次審査に合格するためのコツ – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)

募集要項などについてはこちらをご覧ください。

ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2023年4月活動開始新メンバー募集 | ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)

まとめ

バレエのコンクールについて解説しました。

コンクールと発表会はまったく別物で、その違いは次のとおり。

  • 目的の違い
  • 評価の有無の違い
  • レベルの違い
  • 拍手の有無の違い

先生の許可やGOサインを得てから参加しましょう。振り付けレッスンが必要なことと、所属スタジオ名、指導者名を申し込み時に記載するため、先生の許可なくしてコンクールに参加することはまずありません。

どうしても参加したい場合は、「コンクールに出たいので、よいものがあったら教えてください」と先生におうかがいを立てることです。

コンクールに参加するメリットは次のものがあります。

  • 目標ができる
  • 上達する
  • 自信につながる
  • 自分のレベルが客観的にわかる
  • スカラシップをもらえる
  • よい刺激になりモチベーションが上がる
  • 他の先生からのアドバイスが得られる
  • 本番に強くなれる

メリットたっぷりですね。先生からのお声がけがあったということは、ある程度見込みがあるということですので、ぜひ参加してみませんか。

ただし、デメリットもあります。

  • 悔しい思いをすることもある
  • 費用がかかる
  • 怪我のリスクが高まる

保護者としてネックになるのは、費用でしょう。
コンクールがあると、かなりお金がかかることをご理解ください。

コンクールは辞退も可能ですが、マナーとしてお断りする場合はていねいに伝えましょう。お声がけしていただいた感謝の言葉を伝えることも忘れずに。

YTJにもコンクールがあるので、ミュージカルに興味のある方はぜひ入会してみませんか。

学習

Posted by eri