エイベックスダンスマスターで傾聴力は身につくか解説

子どもの集団生活では、傾聴力が求められますが、これはどうやって身につけたらよいのでしょうか。

今回は、傾聴力の身につけ方を紹介します。

傾聴力を身につけるメリットも記載したので、参考にしてみてください。

傾聴力を身につける方法

学習

傾聴力を身につける方法を解説します。

傾聴力を身につける方法は次のとおり。

  • 話を聞こうと意識する
  • 相手の話をさえぎらない
  • 相手の価値観や意見を否定しない
  • 相手の話すスピードと合わせる
  • 話す内容以外にも注目する
  • ミラーリングを取り入れる
  • バックトラッキングを取り入れる
  • インタビューをするように話を広げる
  • 共通点を見つける
  • 保護者が手本となる
  • わからないことは質問する
  • 声の大きさを合わせる

話を聞こうと意識する

傾聴力の身につける方法1つめは、話を聞こうと意識することです。

「話を聞こうと意識する」と聞くと、多くの人が「そんなの当たり前」、「みんなちゃんとやっている」と感じるでしょう。はい、相手が話しているときは、話を聞こうとする姿勢を取ることは当然なのですが…、実はしっかりと意識をしていないと、相手の話を途中で遮ってしまったり、「わたしもー!」と途中から自分の話をしだしてしまうことがあるのです。

相手が話し出したら、「最後まで聞こう」と意識することがとても大切です。

おとなのみなさんも、一度はお友だちとの会話で、「あ、途中でさえぎってしまったかな…」、「自分の話ばかりしてしまったな」と、ひとり反省会をした経験があるかと思います。おとなでもうっかりとしてしまうこともあるので、子どもはなおさら話を最後まで聞こうという意識が重要です。

相手の話をさえぎらない

傾聴力の身につける方法2つめは、相手の話をさえぎらないことです。

「うん」、「そうなんだね」、「へえー」という相槌は問題ありません。相手が話しているとき、最後まで聞かなきゃ! と気にするあまり何も口にしないと心掛ける必要はなく、なにかしら反応はしてもよいですが、相手の話の流れをさえぎらないことを気を付けてください。遮ると、自分が聞き手ではなく、話し手になってしまいます。

具体例を挙げると…
A「先週からダンスを習い始めたんだ!」、B「そうなんだ!わたしもダンスやっているよ、どんなジャンルのダンスをやっているの?」、A「ヒップホップだよ!」、B「わたしは5歳からチアダンスをやっているよ! 今度大会があってね、わたし、ソロがあるんだ~、よかったら見に来ない?」

上記の会話だと、Bが「どんなジャンルのダンスをやっているの?」と話を掘り下げるところまではよかったのですが、その後はBのチアダンスの発表会の話になってしまいました。このあと、発表会の日程や場所などを流れで話すので、Aは「もっとわたしのダンスの話を聞いてほしいのに…」と思うでしょう。

ダンスの話題が続くので、特に問題のない会話のようですが、Bがさえぎったかたちとなります。Aは「ダンスを習い始めた」と自分から話しているので、もっと自分のダンスの話がしたかったはず。相手がなにを本題として伝えたくて話しかけてきたかをよく考えましょう。

相手の価値観や意見を否定しない

傾聴力の身につける方法3つめは、相手の価値観や意見を否定しないことです。

最近「それってあなたの感想ですよね?」というフレーズが流行していて、子どもたちの間でネタのようにプレッシャーをかけることがあります…。
でも、これを言われる側はどうでしょうか。いい気分はしませんよね。また言われたら嫌で話しかけるのをやめてしまうかも…。自分の意見や感想を否定された気持ちにもなります。

感想を他人に言ってはいけないわけではありません。いけないのは、自分の感想を押し付けたり、事実に変えたりすることです。

具体例を挙げると…
「あの子は嫌な子だから、関わらないほうがいいよ」。
これは親切なアドバイスのようですが、相手にとっても嫌な子なのでしょうか。嫌な子かどうかは自分自身で判断すべきです。「嫌な子」という感想を押し付けることになるので、これはよくありません。

価値観や感想を押し付けないようにしましょう。

また、価値観や感想を否定しないことも大切です。
A「このお菓子おいしいよ」、B「これのどこがおいしいの?味覚変なんじゃない、大丈夫?」
上記の会話も、お菓子がおいしいと感じるAの気持ちを否定することになります。たしかにBにとってはおいしくはないのでしょう。これはしかたありません。しかし、Aがおいしく感じることは認め、「そうなんだね、でも食べてみたんだけど、ボクにはおいしくなかった」と伝えれば、円満な会話になります。

相手の話すスピードと合わせる

傾聴力の身につける方法4つめは、相手の話すスピードと合わせることです。

じっくり聞いてほしいとき、大切な話をするときって、ゆっくり話しますよね。でも相手の相槌や反応がとても早口だったらどうでしょう? 会話のリズムがうまく取れないように感じませんか。相手に「ちゃんと聞いているのかな?」と思うこともありますよね。

逆に、自分が急ぎめで話しているときに、相手が「うーん…そうなんだね~」とゆっくり反応していたら、会話がスムーズに流れないことがあるのです。

なるべく相手の話すスピードに合わせましょう。

話す内容以外にも注目する

傾聴力の身につける方法5つめは、話す内容以外にも注目することです。

相手の表情、仕草、声のトーン、話すスピードにも注目をしてください。
たとえば、ニコニコとした笑顔で明るく元気に「大丈夫」と言われると安心できますが、今にも泣きそうな表情で「大丈夫…」と言われたら、心配ですよね。

同じ単語やフレーズでも、話す内容以外に注目すると、受け取り方が変わってきます。
傾聴力を身につけたいのなら、相手のことをよく観察しながら話を聞きましょう。

ミラーリングを取り入れる

傾聴力の身につける方法6つめは、ミラーリングを取り入れることです。

【ミラーリングとは】
ミラーリングとは、相手の鏡になったかのように真似る・同じ行動を取ることです。

たとえば、向かい合っている場合は、相手が右手でコップを持ったら、自分は左手でコップを飲むことが、ミラーリングです。相手と同じ手ではなく、鏡になったように左右反対にすることがポイントです。

相手が笑ったら自分も笑う、相手が口に手を当てたら自分も当てる。
このように同じ行動、真似をすることがミラーリングです。

これ、真似をされて気持ち悪がられるのでは…? と思うかもしれません。
でも、ご安心ください。
ミラーリングをすることで、相手が自分に似た存在だと無意識に感じて、心を開く、リラックスする、落ち着いて話すというメリットがあるのです。

転校生など、まだ関係が深まっていない相手にやってみましょう。

ちなみに、これは恋愛でも取り入れられることがあるそうです。

バックトラッキングを取り入れる

傾聴力の身につける方法7つめは、バックトラッキングを取り入れることです。

バックトラッキング…、ちょっと聞きなれない言葉ですよね。こちらは、「おうむ返し」という意味で、相手の言葉をそのまま繰り返すことです。

A「実は先週からダンスを習い始めたんだ!」、B「へえ、ダンスを習い始めたんだね!」というように、同じ内容を繰り返したほうが、しっかりと聞いていることをアピールできます。

注意点としては、そっくりそのまま繰り返さないことです。
大丈夫かと思いますが、A「実は先週からダンスを習い始めたんだ!」、B「実は先週からダンスを習い始めたんだ!」とまったく同じように繰り返すことではないので、くれぐれも勘違いしないようにしてくださいね^^

インタビューをするように話を広げる

傾聴力の身につける方法8つめは、インタビューをするように話を広げることです。

傾聴力はただ話を聞く力ではなく、話を引き出す、相手が話しやすいように流れを作る力でもあります。

A「先週からダンスを習い始めたんだ!」、B「へえ、ダンスを習い始めたんだね! どんなダンスをやっているの?」と聞き出しましょう。

相手が「ヒップホップだよ」と言ったら、B「先生はどんなだった? やさしい先生?」とどんどん質問をしていきましょう。これだと、Aのヒップホップの話題を深堀することができて、たくさんのことを聞くことができます。

マイクを持ってインタビューをするレポーターのようなイメージで、いろいろ聞き出しましょう。

共通点を見つける

傾聴力の身につける方法9つめは、共通点を見つけることです。

自分と共通点のあるAさんと、共通点がまったくないBさんとでは、どちらのほうが話しやすいと感じますか。多くの人はAさんだと思います。

共通点があると、話しが盛り上がるのですよね。

相手が話していたら、共通点を見つけましょう。
ただし、注意点として共通点を見つけても、自分の話ばかりしないようにしてください。

【よい例】
A「先週からダンスを習い始めたんだ」、B「わたしもダンス習っているんだよ、楽しいよね! どんなダンスを習っているの?」

【悪い例】
A「先週からダンスを習い始めたんだ」、B「ダンスいいよね! チアダンスをやっていて、クラスに苦手な子がいるの…。その子ね、この前のレッスンでさ…(愚痴が始まる)」

上の例はちょっと極端ではありますが、共通点を見つけて自分の話に持って行ってしまうと、相手が話しにくくなってしまいます。

あくまで相槌として共通点を見つけて、共感する、賛同することが大切です。

保護者が手本となる

傾聴力の身につける方法10つめは、保護者が手本となることです。

子どもはおとなを手本としていて、子どもにとっての身近な手本と言うと、多くは保護者です。保護者が子どもの話を聞かない、途中で話をさえぎると、子どもも同じように成長するかも…。

保護者は手本となるよう、子どもの言葉にしっかりと耳を傾けましょう。

わからないことは質問する

傾聴力の身につける方法11つめは、わからないことは質問することです。

わからないと感じたことは、わからないと思った時点で質問をしてください。長々と話したのに、根本的なことを相手が理解していないことがわかったら、愕然っとはとしませんか。「どうしてもっと早く質問してくれないの?」と思いますよね。

わからないことをわからないまま聞いていると、理解はできません。
「わからない」と質問することは、相手の話をさえぎることになり、よくないと感じるかもしれませんが、わからないまま聞いていると内容が理解できないので、勇気をもって質問をしましょう。

「ごめんね、〇〇ってなに?」、「それって~~ということ?」と質問をしたり、確認をしましょう。

声の大きさを合わせる

傾聴力の身につける方法12つめは、声の大きさを合わせることです。

これもミラーリングとして分類できますが、大切なポイントなので、独立させて書きますね。
大切な話、聞かれたくない話って、小さな声で話しますが、相手が大きな声で「うんうん!」、「そうなんだね!」と相槌を取っていたら、周囲から「なにかしら?」と目立ってしまいます。

反対に自分が楽しそうにやや大きな声で話しているときに、相手がボソボソと暗く話していたら、楽しい気分が台無しになりますよね…。

このように、相手の声の大きさに合わせることも大切です。

傾聴力とは

STEAM教育

さて、ここまで傾聴力を身につける方法を紹介しましたが、そもそも傾聴力とはなんでしょうか。

傾聴力とは、相手の表情や声の高さ、仕草などから情報を得て、相手の話に耳を傾け、寄り添うことです。

傾聴力は、ただ聞くだけではありません。適度に相槌をすることも大切です。
相手の話をさえぎってはいけない、話しを奪ってはいけないと、先述はしましたが、だからといってまったく自分の話をしてはいけない、というわけではありません。相槌や適度に自分の話もして、共感することも大切です。

A「ダンス始めたんだ」、B「ダンス始めたの? わたしも実はやっているんだよ」のように、自分の話をしてもOKです。あくまで相手の話を奪わない、自分の話に持って行かないことが重要。

相手と自分の話の割合は、だいたい7:3が理想とされています。

なぜ傾聴力が求められるのか

疑問

今、傾聴力が求められていますが、その理由をここで解説します。

子どももおとなも傾聴力が必要とされています。
特に学生は、傾聴力があると学校の成績にもよい影響が出るのです。

国語の読解問題、作文、さんすうの文章問題、理科・社会の記述問題などには、傾聴力が高いと対応しやすくなります。

一般的に言語分野をつかさどる脳は、10歳前後に大きく発達すると言われているので、それまでに傾聴力を意識するとよいのです。

コミュニケーション能力が高いと、良好な人間関係が築けます。周囲からの信頼も得られやすく、責任のある仕事やポジション(リーダーや学級委員など)を任されるかもしれません。

傾聴力を身につけるメリット

ジブリッシュ

傾聴力を身につけるメリットを解説します。

  • 周囲から信頼が得られる
  • さんすうの文章問題に強くなる
  • 国語の読解力がアップする
  • 話す力がアップする
  • 面接に強くなる
  • コミュニケーション能力がアップする
  • リーダーシップにつながる

周囲から信頼が得られる

傾聴力のメリット1つめは、周囲から信頼が得られることです。

すでに記載しましたが、しっかりと話を聞いてくれる人には、重要な話や他の人にはしないような内緒の話などをしたくなるかと思います。「この子なら真剣に聞いてくれるだろう」と思って、大切なことを相談するのが普通です。反対に、あまり話を聞かない人は、信頼しにくいですよね…。

傾聴力があると、周囲から信頼が得られることで、友だちも増えるでしょう。

さんすうの文章問題に強くなる

傾聴力のメリット2つめは、さんすうの文章問題に強くなることです。

さんすうの文章問題には、いわゆる引っ掛け問題もあります。問題をしっかりと読み、どういう意味なのか、どういう状況なのかを理解できれば、さんすうの成績がアップするでしょう。

さんすうが苦手な子は多いですが、計算が単純に苦手、理系科目が苦手なのではなく、読解力がないことで文章問題を間違えてしまうこともあります。
傾聴力が高いと、読解力もアップするので、さんすうの文章問題にも強くなってくるでしょう。

国語の読解力がアップする

傾聴力のメリッ3つめは、国語の読解力がアップすることです。

傾聴力は、耳で聞く力ですが、すでに記載したように、傾聴力がアップすれば読む力も伸びます。傾聴力も読解力も、文章や相手の言葉から、状況や感情を理解することで、両者の共通点が多いのです。

傾聴力が身につくと、文章から状況を把握する、物語の登場人物の心情を想像する力が身につくので、国語の成績も伸びると言えます。

話す力がアップする

傾聴力のメリット4つめは、話す力がアップすることです。

聞くということは、相手の話し方にも注目をするので、相手の話し方でよいと感じたところは、自然と取り入れるようになります。そのため、聞くだけでなく話す力もアップするのです。

面接に強くなる

傾聴力のメリット5つめは、面接に強くなることです。

受験や就職では面接がありますが、面接の内容次第では落ちてしまいます…。
面接では、話す内容だけでなく相手の質問をきちんと聞いているか、聞く態度は適切かどうかも見られているので、傾聴力が伸びれば面接にも強くなるでしょう。

コミュニケーション能力がアップする

傾聴力のメリット6つめは、コミュニケーション能力がアップすることです。

先述したように、傾聴力では、ただ相手の言葉を聞くだけではなく、表情・仕草・声のトーンなどにも注目をする必要があります。

傾聴力がアップすれば、表情・仕草・声のトーンの大切さを理解し、自分が話す際も言葉以外のツールを使いこなせるでしょう。

上手に相手にインタビューするように質問をすることで、会話を深堀することができ、どんどん会話が続くため、コミュニケーション能力もアップするのです。コミュニケーション能力が高ければ、友だちもたくさんできるでしょう。

リーダーシップにつながる

傾聴力のメリット7つめは、リーダーシップにつながることです。

困っている人から相談をされることもありますよね。そのときにきちんと耳を傾けることで、「この人は話をきちんと聞いてくれるから、安心して相談ができる」と判断してもらえるでしょう。そうすれば、どんどん頼ってもらえ、周囲からの信頼も得られるので、これがリーダーシップにもつながります。

傾聴力が低いデメリット

デメリット

傾聴力があることのメリットを紹介してきましたが、傾聴力がないデメリットはどんなものがあるのか、まとめていきます。

  • 勉強が苦手になる
  • 忘れ物が多くなる
  • 失敗が多くなる
  • 友だちができにくい

勉強が苦手になる

傾聴力がないデメリット1つめは、勉強が苦手になることです。

すでに記載したように、国語の読解問題や作文・さんすうの文章問題・その他科目の記述問題には、傾聴力も必要で、しっかりと問題文を読んで理解することが必要です。

傾聴力がないと、問題の意図を理解しない・問題を勘違いして不正解になるため、成績に悪い影響が出ます。

忘れ物が多くなる

傾聴力がないデメリット2つめは、忘れ物が多くなることです。

傾聴力が身についていないと、学校の先生が大切な話をしているときに、全然集中していない、友だちとおしゃべりをしているということもあります…。

これが忘れ物につながります。

失敗が多くなる

傾聴力がないデメリット3つめは、失敗が多くなることです。

先生が注意事項や重要なことを話しているのに、それを聞いていないことで失敗をすることもあります…。

バレエのセンターレッスンでは、前の人に続いて踊ることがありますが、踊り終わった人が来た場所に戻ろうとすると、後続のダンサーにぶつかってしまい、危険です。
「はけるときは、戻らない!」と先生は口を酸っぱくして指導してくださるのですが、踊っているとそれに夢中になり、うっかりと来た道に戻ろうとしてしまう方がいます。(特に習い始めたばかりの方)
以前わたしが習っていた先生は「何度言わせるの! 危ないからはけるときは後ろに下がらないで!」と大きな声で怒鳴ったことがありました。これは意地悪ではなく、怪我をさせないためです。

その場では、みんな先生の注意点を理解していたのに、踊ってしまうとすっぽりと抜けることもあるのですよね。人によっては、振り付けのことでいっぱいで、先生の注意点をあまり聞いていなかったかもしれません。

このように傾聴力が低いと、失敗だけでなく、大きな事故やトラブルを起こすこともあり得ます

友だちができにくい

傾聴力がないデメリット4つめは、友だちができにくいことです。

極端に傾聴力がなく、他人の話の途中で自分の話をしてしまう、他人の話を聞いていないと、友だちが避けてしまうことがあります…。

「この子、全然話を聞いてくれないな…」と思われて、なかなか友だちができにくいことも…。これは保護者としても心配ですよね。日ごろから保護者など人が話しているときは、聞く姿勢を意識させる、まだ話している途中なのに子どもが話し出したら、「ママ(パパ)が話している途中だから、最後まで聞いてね」と言うなど、話を聞くトレーニングをしましょう。

エイベックスダンスマスターで傾聴力は向上する?

エイベックスダンスマスター

ダンススクールの大手であるエイベックスダンスマスターでは、傾聴力はアップするのでしょうか。

こちら結論ですが、エイベックスダンスマスターに入ることで、傾聴力は向上すると言えます。

レッスンでは、先生からご指摘を受けることがあります。その内容が抽象的なことも。
「もっとやわらかく」、「地面を押して」と言われるとき、「それってどういうことかな、どうしたらいいのかな」と自分で考えなくてはいけません。

また、先述したようにダンスは、他の人に衝突するリスクもあるので危険もあります。
バレエであればポワントで踊るときは、特に怪我のリスクが高く、先生からの注意点をよく聞く必要があります。

このように、エイベックスダンスマスターに入ることで、自然と傾聴力が身につくでしょう。

YTJで傾聴力は向上する?

YTJ

わたしの娘は、YTJ(ユースシアタージャパン)というミュージカル劇団に通っています。ここに通って3年ほどですが、入会してずいぶん娘は変わったと感じます。

YTJでは、英語、歌、ダンス、演技のレッスンをしているので、これらのスキルが伸びるのはもちろんなのですが、保護者として感じるのは、娘の精神面の成長です。

娘は、言われる前に行動をすることが増えました。
これはYTJが劇団のメンバーたちの主体性・自主性・協調性を大切にする指導をしているから。

レッスンでは先生が「誰かが話しているときは、ちゃんと話を聞こう」とも指導されているので、以前よりもよく話を聞くようになったと感じています。
またYTJではグループに分かれて、みんなで目標を立て、課題点を探しながら練習をしているそう。メンバー同士で「どうしたらいいと思う?」、「次はどうしようか」と話し合うため、自然と傾聴力も伸びると言ってよいでしょう。

YTJでは任意参加の合宿があり、中学生の子が小学生の年下の子に声をかけて、励ますシーンもあるようです。実際にうちの娘も合宿に参加し、中学生のお姉さんによくしていただきました。娘の話に耳を傾け、アドバイスをしてくれたそうです。

個人差はありますが、YTJで活動することで、子どもの傾聴力が伸びるでしょう。

興味があれば、YTJに入会してみませんか。
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)

まとめ

傾聴力の伸ばし方を紹介しました。

傾聴力を伸ばすには、次の方法がおすすめです。

  • 話を聞こうと意識する
  • 相手の話をさえぎらない
  • 相手の価値観や意見を否定しない
  • 相手の話すスピードと合わせる
  • 話す内容以外にも注目する
  • ミラーリングを取り入れる
  • バックトラッキングを取り入れる
  • インタビューをするように話を広げる
  • 共通点を見つける
  • 保護者が手本となる
  • わからないことは質問する
  • 声の大きさを合わせる

傾聴力があるメリットは次のとおり。

  • 周囲から信頼が得られる
  • さんすうの文章問題に強くなる
  • 国語の読解力がアップする
  • 話す力がアップする
  • 面接に強くなる
  • コミュニケーション能力がアップする
  • リーダーシップにつながる

傾聴力が身についていないデメリットは次の4つです。

  • 勉強が苦手になる
  • 忘れ物が多くなる
  • 失敗が多くなる
  • 友だちができにくい