眠った才能を呼び覚ませ!子どもの才能を発見するコツ【YTJ】

子育てをしていると、うちの子にはどんな才能があるのだろう…、才能を伸ばしてあげたいけどどうしたらいいのかな…と気になった経験はありませんか。

子どもに眠っている才能を伸ばしてあげたいですよね。

今回は子どもの才能を見つけるコツ、子どもの才能を伸ばすコツをまとめました。

歴史上の偉人の子育てや、わたしが子どもを通わせているYTJについても解説したのでぜひご参照くださいね。

子どもには才能がたくさん眠っています

突然ですが、子どもにはたくさんの才能が眠っているのをご存じでしょうか。

うちの子は親が普通だから、大した才能なんてない…なんて思わないでください^^

子どもは経験値が低く、苦手意識などが芽生えていません。おとなのように先入観も持っていないため、子どもは初めてのことにもスムーズに取り組みやすいのです。

たとえばおとなから英語を学ぼうとすると、「難しそう」という先入観を持って学ぶ前に諦めてしまうこともありませんか。
学生時代に英語が苦手だったという経験や英語は難しいという知識があれば、学ぶ前から英語は難しいという印象を持つでしょう。

他にも自分は文系だから、運動神経が悪いからなどの理由で「どうせだめだろう」と思うこともときにはありますよね。

しかし、経験値のない子どもの場合は、こういう苦手意識があまりないのです。

才能を伸ばすには、まずは経験させることが必要です。経験されるには保護者のサポートもある程度必要なので、いろいろな体験をさせて子どもの才能の芽を見つけてあげましょう。

子どもの才能を発見するコツ

子どもの才能…。どうやって見つけたらいいの? と思いますよね。保護者が見つける側だと思うとちょっとプレッシャーに感じるかもしれません。

ここでは子どもの才能を見つけるコツをご紹介します。

楽しそうに反応を示すか

子どもの才能を見つけるコツは楽しそうな反応をするかどうかです。

楽しいことは子どもたちは継続することが多いです。だって楽しければまたやりたいですものね。これはおとなも同じです。反対に楽しくなければ続かないため、才能が伸びることもないでしょう。

新しいことを始めたときに、子どもが楽しそうにしているかどうか、よく様子を見てください。

「またやりたい」、「もっと続けたい!」という反応を示したら、もしかすると才能があるかもしれません。

夢中になること

子どもが夢中になるかどうかもチェックしましょう。

夢中になれば、それだけ集中して習い事などをやるようになります。集中すればそれだけ実力を発揮できるため、才能も伸びるのです。

そもそも夢中になること自体が才能と言えます。子どもが夢中になっているものがあれば、ぜひ続けさせて才能を伸ばしてあげましょう。

他の子より上手なこと

他の子と比べて上手なことであれば、そのことに才能があると言えるでしょう。

他の子よりも足が速い、他の子よりも体が柔らかい、など一緒に習い事をしている子、同年代の子と比べてみてください。他の子よりも優れているのであれば、才能が十分あると言えます。

体操の村上茉愛選手のお母さまは、赤ちゃん時代の村上選手のおむつ替えをしようとしたら他のきょうだいよりも足をよく開脚していることに気が付いたそうです。体が柔らかい子なんだと気が付いて体操をやらせたという話がありました。

きょうだいや他の子と比べて優れた部分があれば、それが才能となる可能性が高いのです。

積極的にやること

人に言われずに自分から積極的にやることであれば、才能が十分にあると言えるでしょう。

みなさんも楽しいこと、好きなこと、得意なことは人から言われなくても率先してやるかと思います。子どもも同じです。積極的にやることであれば、継続しやすくなり、才能が発掘されやすいと考えられます。

誰からもお願いされていないのに自然と歌をうたう子、気が付くといつもお絵描きをする子は、歌や絵の才能があると言えるでしょう。

禁止してでもやること

子どもは好きなことであれば、「やっちゃだめ!」と禁止されてでもやることがあります。
もしも禁止してでもやることがあれば、才能があるかもしれません。

周囲に何を言われても自然とやることがあれば、才能があるかもしれないので伸ばしてあげましょう。

その短所は本当に短所ですか?

「うちの子は恥ずかしがりだから、人前に出るのが苦手」など、子育てをしていると自分の子どもの特徴がわかってきて短所も見えてきますよね。

たしかに短所に見える特徴もありますが、短所は見方によっては長所にもなるのです。

たとえば恥ずかしがり屋さん。人前でモジモジしてしまうことってありますよね。それだけ幼いながらに状況を把握しようとしているのでしょう。子どもなりに言葉を選んでいるのかもしれません。慎重な子の可能性もありますよね。

短所を長所に捉えてみましょう

我が子の短所だと思う特徴を、長所として捉えてみませんか。…と言っても、そう簡単にうまく長所には見えないかもしれません。

ざっと表にしてみたので、参考にしてみてください。

短所 長所
友だちとよくケンカをする 自分の意見をしっかりと持っている、自己主張できる
人見知りをする 状況をしっかりと把握する、言葉を選んでから話す
落ち着きがない 興味を示すものが多い
臆病な性格 慎重な性格
優柔不断 物事を深く考える、心がやさしい
すぐに飽きる 好奇心旺盛、さまざまなものに興味を示す
すぐに泣く、すぐに怒る 感受性が豊か
引っ込み思案 よく考えてから行動する、思慮深い
せっかち、あわてんぼう 行動力がある、スピーディー

短所を長所に変えてみると自分の子どもの見え方が違ってきますよね。これは小学校受験の面接でも活かすことができます。

みなさんが思っている子どもの短所も実は長所として伸ばせばすごい才能になるかもしれません。

短所を短所とのみ見ていると子育てで辛いこともあるでしょう。気になっていた短所を長所として見ると我が子の見え方も違ってくるはず。ぜひ試してみてください。

子どもの才能を伸ばすコツ

子どもの才能を発見したら、それを伸ばしてあげたいと考える保護者がほとんどです。ここでは子どもの才能を伸ばすコツについて解説します。

すぐに向いていないと判断せずに様子を見る

すぐに向いていないと判断せずに様子を見るようにしましょう。最初から1番の子もいますが、途中から努力をしなくなれば他の子に抜かされてしまいます。反対に、最初は苦手な子でも本人の努力次第で伸びる可能性も十分にあるのです。

すぐに向いていないと判断せずにしばらく子どもの様子を見てあげてくださいね。

否定しない

子どもを否定すると、「自分はダメなんだ」と思い自己肯定感が低くなってしまいます。
否定しているつもりはなくても「お兄ちゃんはもっと上手なのに」、「お友だちの〇〇ちゃんはもっとできるよ」などと言うと否定された気持ちになってしまいます。

否定せずに誉めたほうが才能は伸びる可能性が高いです。

味方でいる

子どもの才能を伸ばしたい場合は、常に味方でいるようにしましょう。

子どもが失敗をしたときも、うまくできないときも常に誰か味方が必要です。ぜひ保護者さんが味方になってあげてくださいね。すぐに結果が出なくても、応援してくれる存在が必要です。

歴史上の偉人の子育てについては後述しますが、偉人の親は常に子どもの味方でいました。我が子の応援団長のつもりでいると才能が伸びやすいですよ。

惜しみなくサポートをする

才能を伸ばすためには惜しみなくサポートをしましょう。

精神的なサポートだけでなく、ときには経済的な面でのサポートも必要です。習い事であればお金がかかることもありますよね…。
才能を本気で伸ばしたいのであれば、やや遠くの習い事のお教室に通わせる、相性のいい先生のお教室に通わせるなども必要になることがあります。労を惜しまず子どもの手助けをすることもときには必要です。

自分の子ども時代と比べない

子どもの才能を伸ばすには自分の子ども時代と比べるのはやめたほうがよいかもしれません。

「わたしが子どものときはもっとできた」などついつい口からでてしまいそうですが、成長はひとそれぞれです。自分の子ども時代とは比べずに、そっと見守りましょう。

子どもを褒める

才能を伸ばしたいなら、子どもをよく褒めてあげてください

子どもは褒められるのが大好きです。もっと褒められたくて頑張ることもあるでしょう。
たとえ結果が出なかったときでも、その努力の過程を褒めることで才能の開花につながります。

歴史上の人物の親の子育て

さて、ここからは目線を替えて歴史上の人物の親の子育てについて解説します。

モーツアルト

名前:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
職業:作曲家
偉業:多くの名曲を作曲

音楽家で有名なモーツアルト。彼は物事へのこだわりが強く、多動性や衝動性があったと言われ、現代では発達障害があったと考えられています。

モーツアルトは父親も音楽家でした。その父親は早くからモーツアルトの才能に気が付いたのです。すぐにモーツアルトのことを褒め、自分の音楽活動をやめて子どものサポートにまわったのです。

そしてモーツアルトのよき理解者となったとされています。

エジソン

名前:トーマス・エジソン
職業:発明家
偉業:1000を超える技術革新をした

発明王として知られるトーマス・エジソン。名前を知っている方がほとんどですよね。現代ではエジソンも発達障害だったのではないかと考えられています。

エジソンは発明王ですが、興味の対象がころころと変わっていて、なんでも興味を示す特性があったそうです。そのことが多くの発明につながりました。

エジソンは常に「なぜ?」とさまざまなことに疑問を抱く子どもでした。そのためおとなを質問攻めすることがあったのです。小学校ではエジソンは先生を質問攻めにしたそうです。

さらに、物体がなぜ燃えるのかを知ろうとしたエジソンは、わらに火を放ち自宅の納屋を全焼させたこともありました。このような行動から担任の先生はあきれ果てたそう。

そしてエジソンは小学校を退学することになりました。

しかし、エジソンの母は見放すことはせず、我が子の才能を信じて自ら我が子に教育を施します。この母のサポートも一因となり世界的に有名な発明家となったのです。

自分の子どもを信じた偉人達の親

モーツアルトやエジソンは発達障害があったとされ、やや周囲の子どもとの違いがあったかもしれません。しかし、その親たちは我が子の才能を信じてじっと見守り、サポートをしてきたのです。親たちは我が子を褒め、サポートして信じてきたからこそ、歴史的な偉業が達成できたのでしょう。

我が子をモーツアルトやエジソンのような偉人にするというのは難しいことですよね…。しかし子育ての参考にはなるはずです。

歌やダンスの才能を伸ばす習い事【YTJ】

わたしは自分の子どもの才能を見つけるために、YTJ(ユースシアタージャパン)に入れました。

YTJはいわば子どもたち向けの劇団です。歌、ダンス、演劇を学ぶことで才能を伸ばしていくことができるのです。

うちの子は歌やダンスが好きですがやや恥ずかしがり屋。もっと才能があるのではないかなと一度見学に行ってみて「やってみる?」と聞いたところ「やってみたい」と言ったのです。ちょうど選抜試験があったので受験をさせてみたら合格。その後通わせてみたところ、うちの子には合っていたようですっかり楽しんでいます。

歌やダンスだけではありません。YTJでは英語の歌をうたうことがあるため、英語を学ぶことができるのです。

小学校から英語教育が始まります。

参考::文部科学省

学校で英語が始まる前にYTJに通うことで、英語に慣れ親しむことができます。学校で楽しく学ぶことができるでしょう。アドバンテージにもなるかもしれませんね。

演劇やダンスで伸びる才能・能力とは

YTJでは英語のほかに演劇やダンスを学ぶことができますが、どんな才能や能力が伸びるのでしょうか。まとめてみます。

記憶力

YTJに通わせることで記憶力が伸びると考えられます。

YTJでは年に複数回の舞台があります。その舞台のために子どもたちがセリフを覚えてレッスンに励むのです。そのため、記憶力が伸びると考えられるのです。

記憶力向上は学校の成績にもつながるでしょう。

コミュニケーション能力

YTJに通わせることでコミュニケーション能力が身につくでしょう。

先生やお友だちなど、YTJに通うと新しい人と出会うことになります。そのためコミュニケーション能力が身につくのです。

レッスン中に先生から指示や指導を受けることもあるでしょう。その指示や指導を理解して体現することでコミュニケーション理解力も養われます。

想像力

YTJに通わせることで想像力が豊かになると考えられます。

演技をする上では、その役柄のことを考えますよね。演じる役は自分とまったく同じタイプとは限りません。役柄のことを想像しながら演じることになるため、想像力が養われる可能性があるのです。

表現力

YTJでダンスや演劇をすることで表現力が身に付きます。

すでに紹介したようにYTJは劇団です。舞台を目指してレッスンに励むため、常に客席の奥の人にも伝わるような表情やマイムを心がけています。

喜び、怒り、悲しみなど…ダンスや歌、セリフで表現できる子どもになるでしょう。

リズム感

YTJに通わせることでリズム感が身につくでしょう。

YTJではダンスを学ぶことができるため、リズム感が自然と身に付きやすいのです。
中学校になるとダンスの授業があります。

参考:文部科学省

小学生でも運動会でダンスを披露することもありますよね。

学校の授業でもリズム感があると有利になることがあるので、なるべく身に着けておくとよいと言えます。

YTJに関する質問をまとめました

わたしは自分の子どもをYTJに通わせていますが、よく質問をされることがあります。ここではよく頂戴する質問に通わせている保護者目線で回答します。

ママ友づきあいって大変?

よくYTJに通わせているとときどき「ママ友づきあいって大変じゃないの?」と聞かれます。

結論から言うと、ママ友づきあいはまったく大変なことはありません。我が家は送り迎えをしているため、先生や他の保護者さんに会うことがありますが、簡単にあいさつをする程度です。

YTJには保護者会があるわけではないため、とても楽です。保護者同士の付き合いが苦手な方でも通わせやすいかと思います。

舞台や公演で親がなにか求められることはありません。バレエだと写真係、打ち上げのレストランを予約する係、着替えを手伝う係、メイク係などがありますが、YTJはこのようなお手伝いがほぼありません。

もちろん仲良くなった保護者同士で仲良くすることはあっても、なにか義務があるわけではないのでママ友づきあいは楽だと言えます。

費用はどれくらいかかりますか?

YTJに通わせるならお金が気になりますよね…。
必要な費用は会費2000円/月とスタジオ代です。参加するレッスンによっても異なるため、くわしくはYTJに直接聞くのがよいかと思います。

スタジオ代は1時間あたり最大でも500円ほど。(※スタジオによって異なります)

YTJでは公演が年に複数回ありますが、この公演への参加費用、チケットノルマ、衣装代は必要ありません

これって結構珍しいんですよね。我が家ではバレエもやっていました。バレエは発表会の参加費用や衣装レンタル代、振り付け代などでトータルでも10万円近くかかることがあるのです。ソロで踊るような子になればもっとお金がかかることも。先生へのお礼を包むお教室もあり得ます。

YTJであればかなり公演や舞台があってもかなり費用が抑えられるので、ダンスや歌をやらせたい方にはおすすめできます。

スタジオ代、会費以外で必要な費用は、レッスンに通うための交通費や公演会場までの交通費などでしょうか。

英語ができなくても大丈夫?

YTJでは英語で歌をうたいます。英語ができなくても大丈夫なの? とよく聞かれますが、英語ができない子でも大丈夫です。

我が子も特に英語がしゃべれるわけではありません。英語はYTJで学びながら覚えているのでここは問題なしかと思います。誰だって最初はできません。英語については先生からの指導が受けられるのでご安心くださいね。

レッスンは親が見学したほうがいい?

YTJのレッスンは親がつきそって見学したほうがいいの? と聞かれることもあります。

レッスンの見学は自由です。ラウンジから専用モニターを通じて見学できますので、気になる方はぜひお子さんの様子を見てみてください。

わたしの場合は、送り迎えで時間があるときにちょこっと見ることがあります。普段の我が子とは違った様子を垣間見ることができてよいですよ。

レッスンの見学はもちろん必須ではありません。送り迎えも義務ではないため、保護者の負担はあまりないかと思います。

テストがあるって本当?

YTJにはテストがあるの? とよく聞かれますが、はい、こちらは本当です。YTJに入るにはテストがあるのですよ。

まずYTJに入るときに選抜試験があります。こちらに合格するとYTJのメンバーになることができて、レッスンに参加ができます。

ちなみに現在YTJでは新規メンバーを募集しています。

参考:YTJ公式ホームページ

新規メンバーになるには、選抜試験を受ける必要があります。
まずは応募をしてみませんか。応募の締め切りは2022年3月5日(土)までです。
新規メンバーの対象は2008年4月2日~2018年4月1日生まれの男女です。

応募そのものは無料で数分で終わりますが、二次試験では受験費用として1000円が必要となります。
ちなみに応募の際は写真が必要になるので、お子さんの顔がはっきり写るように撮影をしましょう。個人的には背景が白い方が顔がはっきり写ってよいのかなと思います。

YTJのレッスンは週に1~2回で、平日の夕方以降や土日に行われています。学校や部活との両立がしやすいので無理なく楽しめるはず。

まとめ

子どもには才能が無限に眠っています。眠ったままにするか発見するかは保護者が関係することもあります。一見短所に見えても、実は長所になることも…。

好んでやること、禁止されてでもやること、他の子よりも上手なことは才能があることかもしれません。じっくり見守りましょう。才能を伸ばすためには、すぐに結果がでなくてもじっくりと見守ることが必要です。

褒めて才能を伸ばして、子どもを否定しないであげてください。

YTJに通うことで新たな才能を見つけることもあるでしょう。ぜひわたしたちと一緒に通いませんか。スタジオで会えるといいですね。