子どもの身体を柔らかくする方法とメリット

180度開脚に憧れる子どもも多いでしょう。フィギュアスケート選手や体操選手、バレエダンサーを見ていると、身体が柔らかくて、かっこいいなと思いませんか。

今回は、子どもの身体を柔らかくする方法と柔軟性を高めるメリットについて解説します。

身体が硬い子を持つ方は、ぜひ参考にしてください。

子どもの身体を柔らかくする方法

ストレッチ

子どもの身体を柔らかくする方法を解説します。

子どもの身体を柔らかくする方法は次の3つです。

  • ストレッチ習慣を身につける
  • 運動をする
  • リラックスをする

ストレッチ習慣を身につける

子どもの身体を柔らかくする方法1つめは、ストレッチ習慣を身につけることです。

身体を柔らかくしたいのなら、ストレッチが有効ですが、たった1回ストレッチしただけでは柔らかくなりません。継続が大切なので、ストレッチをする習慣を身につけるとよいでしょう。

運動をする

子どもの身体を柔らかくする方法2つめは、運動をすることです。

運動をすることで筋肉を使うため、少しずつですが自然と柔らかくなります。
元々身体が柔らかい人でも、運動をしなければ筋肉がかたまってしまうのです…。

そのため運動もとっても大切。

子どもの場合は、毎日の通学や体育の授業があるため、おとなと比べると運動量は多いですが、子どもでも運動不足になることもあり得ます。
感染症の影響で休校が続いた時期は、特に子どもの運動不足が指摘されていました。

なるべく子どもにも運動習慣を身につけさせましょう。小さなことでもOKです。

子どもとスーパーにお買い物に行くときは自転車ではなくときどき徒歩にする、駅で階段を使うなど、小さなことでよいので工夫してみてください。

リラックスをする

子どもの身体を柔らかくする方法3つめは、リラックスです。

身体が緊張状態だと筋肉が硬くなってしまいます。
たとえば、ダンスのレッスンの前にストレッチをするとしましょう。通い始めたばかりのスクールで緊張していると、身体が言うことを聞かずに硬くなっていることも多いのです。心の緊張が身体の緊張にもつながるのです。

このようなときは、一旦リラックスすることがおすすめです。そうかんたんにリラックスって難しのですが、レッスン前に深呼吸するだけでも違います。

筋肉が硬い状態で無理にストレッチをすると痛みが生じ、脳が筋肉を動かす命令を出すことを拒絶します。すると、より身体が硬くなるのです。

「あれ…いつもより身体が硬いな」と思っても、無理にストレッチはせず、適度なところでやめましょう。まずは深呼吸をしてみてくださいね。

身体を柔らかくするとは

そもそも身体を柔らかくするとはどういうことなのか解説します。

身体を柔らかくするとは、柔軟性を高めるということです。

身体には筋肉や腱があります。これらは伸縮性があり、身体を動かすことで伸び縮みします。筋肉や腱が伸び縮みする能力があると柔軟性が高いと言えるのです。

さらにこの柔軟性が高いと、関節の可動域も増えます。有名なのがダンサーの開脚です。身体が柔らかい=足を180度近く開脚できる、というイメージを持つ方も多いでしょう。

このように身体が柔らかい(筋肉や腱が伸びる)と身体を大きく動かせるようになります。

ストレッチには2種類あります

ストレッチには2種類あります。

  • 動的ストレッチ
  • 静的ストレッチ

動的ストレッチとは、身体の動きを通して関節や筋肉を自在に伸縮すること。
静的ストレッチとは、座った状態や立った状態からゆっくりと筋肉を伸縮すること。

動的ストレッチは、腕や足をさまざまな方向に動かします。スポーツをする前におこなうのが動的ストレッチです。

静的ストレッチは、筋肉を一方向に伸ばします。運動後のクールダウンにおこなわれます。

身体を柔らかくするには、どちらのストレッチをしたらよいのでしょうか。
どちらも大切なストレッチですが、身体を柔らかくしたい方は、静的ストレッチを習慣づけましょう。

ストレッチのコツ

ストレッチ

ストレッチで身体を痛めることもあります。効果が得られないこともあるでしょう。

ここではストレッチのコツを解説します。

コツは次のとおりです。

  • 部分的ではなく全身のストレッチ
  • 毎日続ける
  • お風呂上りが効果的
  • スキマ時間にストレッチをする
  • 痛くなる直前(痛気持ちいいところ)で辞める
  • 反動を利用しない
  • 呼吸を止めない

部分的ではなく全身のストレッチ

ストレッチのコツ1つめは、部分的ではなく全身のストレッチをすることです。

ネットを見るとストレッチの方法としてよくあるのは、股関節のストレッチ。どうしても股関節中心になってしまうかもしれませんが、身体はつながっています。

部分的ではなく、全身のストレッチを意識しましょう。
全身のストレッチ方法って? と思う方もいますよね。
わからない場合は、上半身・下半身に分けてストレッチをすることです。

上半身なら、背中の筋肉はとても大きいです。ここをストレッチするだけでも大きな柔軟性が得られます。下半身なら、太ももがおすすめです。太ももの表・裏どちらの筋肉も大きいため、こちらもストレッチをすれば、柔軟性が高まりやすいでしょう。

毎日続ける

ストレッチのコツ2つめは、毎日続けることです。

先述しましたが、ストレッチを1回やっただけで身体が柔らかくなることはありません。
ストレッチを1日ちょっとやってみると、すぐに身体の柔軟性がアップしたように感じることもあるでしょう。しかし、それは一時的です。翌日になると、獲得した柔軟性が失われていて、元に戻ってしまうこともあるのです。

ストレッチは継続が大切なので、可能な限り毎日おこなってください。
1日めに獲得した柔軟性は、2日めにはある程度失われますが、またストレッチをすることで10日めには、2日めのときほどは硬くならないようになるのです。

継続が大切なので、習慣を身につけましょう。

お風呂上りが効果的

ストレッチのコツ3つめは、お風呂上りにすることです。

お風呂上りは身体がすでに柔らかくなっていて、とても素直な状態です。
ストレッチをするのであれば、お風呂上りが最適です。身体も温まっていて血流もよくなってよりポカポカします。

「お風呂上りにストレッチをする」とルールづけをすれば、習慣になりやすいでしょう。「今はいいや、あとで…」と少しでも思うと、やらなくなるのでご注意ください。

スキマ時間にストレッチをする

ストレッチのコツ4つめは、スキマ時間にすることです。

お風呂上りが難しい場合はスキマ時間にしましょう。1日にスキマ時間はたくさんあるはずです。うまく利用をすれば毎日ストレッチすることもできるはず。
テレビを観ている時間、歯磨きをする時間などにストレッチをするとよいですよ。

「出かけるまであと10分ある」と思ったらその間に少しだけストレッチをするのもおすすめです。

痛くなる直前(痛気持ちいいところ)で辞める

ストレッチのコツ5つめは、痛くなる直前で辞めることです。

ストレッチ=痛い、というイメージがある方もいますよね。これだと身体を痛めてしまいます。

痛いと感じる直前、痛気持ちいい(気持ちいいがメイン)くらいで辞めましょう。欲張ってそれ以上無理をすると、傷みが走り、かえって身体が硬くなることもあるので、ご注意ください。

子どもとペアになってストレッチをするときは、子どもに「痛くない?」とこまめに聞いてください。子どもがひとりでやっているときも「痛くなる前に辞めてね」、「無理をしないでね」と伝えましょう。

反動を利用しない

ストレッチのコツ6つめは、反動を利用しないことです。

反動を利用してストレッチをすると楽ですが、これだと効果があまり得られません。
反動をつけずに、痛くなる直前でしばらく停止がおすすめです。

ストレッチには反動をつけるものもあります。これをバリスティックストレッチと呼ぶのですが、反動をつける分、よく筋肉を伸ばすことができます。しかし、筋肉を傷めることもあるので、子どもにはおすすめしません。

反動をつけるストレッチをする場合は、専門家やトレーナーの監視のもとやりましょう。

呼吸を止めない

ストレッチのコツ7つめは、呼吸を止めないことです。

ストレッチをするとき、無意識に呼吸を止めてしまう人がけっこういます。
「よーし頑張るぞ」と思って「うーん!」とやると、息をするのを忘れてしまうのですよね。

ピンと来ない方は、実際にストレッチをちょっとやってみてください。呼吸、できていますか? 忘れがちになる人も多いのでご注意ください。

呼吸を止めると筋肉が緊張するので、ストレッチ効果があまり得られません。
慣れないときはスー、ハーと音を出すのもよいですよ。

身体が硬いのは遺伝?原因は?

ストレッチ

我が子は親に似て身体が硬い…。そう思う方もいますよね。
そもそも身体の柔軟性は遺伝するものなのでしょうか。

結論から書くと、身体の柔軟性はほぼ遺伝は関係ありません

身体が硬いおとなは多いでしょう。しかし、その子どもが必ずしも身体が硬いということはないのです。

ただし、親の生活習慣は子どもにも影響が出るため、体型や柔軟性が似てくることはあり得ます。運動不足の保護者の子は、同じく運動不足になりがちで、身体が硬くなるということもあるのです。

身体が硬くなる原因は次のとおりです。

  • 筋肉の緊張
  • 骨の構造の問題
  • 筋肉の萎縮
  • 疲労
  • ストレス

筋肉の緊張

身体が硬くなる原因1つめは、筋肉の緊張です。

先述したように筋肉が緊張していると上手く収縮しないため、身体が硬くなります。
一度四肢をダラーンとさせてプラプラすると、緊張が和らぐこともあるので、お試しください。

骨の構造の問題

身体が硬くなる原因2つめは、骨の構造の問題です。

人によっては骨格が原因で身体が硬いこともあります。この場合は無理に身体を柔らかくしようとストレッチをしても、身体を痛めることにもつながるため、無理はしないようにしましょう。

先述したように、痛くなる前に辞めてください。

筋肉の萎縮

身体が硬くなる原因3つめは、筋肉の萎縮です。

筋肉が短く縮むことを委縮と呼びます。委縮すると筋肉は硬くなるのです。

ずっと同じ姿勢で座っていると、身体が痛くなりませんか。バキバキになって身体が一時的に動かなくなることもありますよね。これが委縮です。

骨折をしてギプス固定をしたときもこのようなことが発生します。長くギプスで固定をしていると、ギプスを外したあとも固定していた部分が動かしにくいのです。

これは一時的なものなので、少しずつ元に戻ります。

疲労

身体が硬くなる原因4つめは、疲労です。

筋肉が疲労をしていても、伸縮性が失われます。
こちらも一時的な身体の硬さです。疲労が回復することで、身体が柔らかくなるでしょう。

ストレス

身体が硬くなる原因5つめは、ストレスです。

精神的なストレスがたまると、身体がうまく動かなくなります。慢性的なストレスを感じている方は、身体が硬くなり、運動不足になって、よりストレスが溜まるという悪循環に陥ることもあります。

ストレスを感じているときは、ストレッチで無理をしすぎないようにしましょう。

身体が柔らかいメリット

運動神経のよい子ども

身体が柔らかいメリットを解説します。

  • 怪我をしにくい
  • 可動域が広がる
  • 表現力が広がる
  • 代謝が上がる
  • さまざまなスポーツに取り組みやすい
  • 血行改善
  • 冷え性改善

怪我をしにくい

身体が柔らかいメリット1つめは、怪我をしにくいことです。

一般的に身体が柔らかいほうがスポーツをしていて怪我をしにくいと言えます。たとえば、相撲取りをご想像ください。お相撲は、ときに土俵から転落することもあるため、危険なスポーツですが、怪我をしないよう日頃から柔軟性を高めるトレーニングをしています。

お相撲では、股割りも基本の練習に組み込まれているほど。投げられたとき、転落したときに怪我をしないようにトレーニングをするのです。

たとえば、片方の足だけ滑ってしまったとしましょう。足が160度開いた状態で着地したとき、身体が柔らかい人であれば、傷みはあまりありません。しかし、身体が硬い方であれば、ビキッ! となることもあるのです。

 

【身体が柔らかすぎることのデメリット】

ただし、身体が柔らかすぎることも怪我の元になります。過度に柔らかいと関節や靭帯への負担が大きいため、逆に怪我をすることがあるのです。絶対180度開脚を目指す! と無理をしすぎず、適度な柔軟性を身につけましょう。

可動域が広がる

身体が柔らかいメリット2つめは、可動域が広がることです。

ダンス、バレエ、新体操、フィギュアスケートなど、表現スポーツやパフォーマンスでは、可動域が広がることで、できる表現が増えます。

たとえばロシアのフィギュアスケート女子シングルのエレーナ・ラジオノワさんは、その柔軟性を活かしてキャンドルスピンを生み出しました。バレエダンサーのシルビイ・ギエムさんは、高く上げた足をキープすることができ、「6時のポーズ」と呼ばれ代名詞となりました。

可動域が広がることもメリットですが、そこからできるパフォーマンスや表現が広がることもメリットと言ってよいでしょう。

代謝が上がる

身体が柔らかいメリット3つめは、代謝が上がることです。

子どもは代謝が元々とてもよく、汗っかき。
しかし、ある一定の年齢を超えると、基礎代謝は少しずつ下がっていきます。

代謝が下がると、身体が痩せにくくもなるのです。おとなだと子どもと比べれば代謝は落ちているので、運動をしても痩せないと感じることもあるでしょう。

もしもダイエットなどをしている場合は、ストレッチを取り入れて柔軟性をアップさせることをおすすめします。肥満が気になる子によいでしょう。

ちなみに新陳代謝もよくなると、皮膚の生まれ変わりもよくなり、擦り傷や切り傷の治りも早いと言われています。

さまざまなスポーツに取り組みやすい

身体が柔らかいメリット4つめは、さまざまなスポーツに取り組みやすいことです。

ほぼすべてのスポーツには柔軟性が求められます。もともと身体が柔らかければ、いろいろなスポーツでも力を発揮しやすいのです。

血行改善

身体が柔らかいメリット5つめは、血行改善です。

ストレッチをすると血流がよくなります。反対に身体が硬い人は、血流が悪い傾向にあるので、ストレッチで柔軟性を高めることで、血流が改善して、顔色がよくなるなどメリットが得られます。

冷え性改善

身体が柔らかいメリット6つめは、冷え性が改善することです。

1つ前で血流がアップすることを記載しましたが、血流がよくなると冷え性が改善します。子どもでも冷え性になることはあり得ます。

身体の柔軟性を高めることで冷えが改善することも期待できるでしょう。

 

柔軟性が高すぎるとデメリットも出てきますが、適度な柔軟性があるとよいことばかりです。ぜひ子どももおとなもストレッチをしてみてくださいね。

子どもの身体を柔らかくするためにストレッチサロンに行くべき?

疑問

ストレッチサロンというものがあります。人気がありますよね。わたしが住む町にもいくつかあり、駅前やお店の前でよくチラシを配っているところを見ます。

子どもの柔軟性を高めるために、ストレッチサロンに通わせたほうがよいのでしょうか。

こちらは結論から書くと、子どもはストレッチサロンに行く必要はありません
そもそも子どもはおとなよりも身体が柔らかいです。特に生まれたばかりの子は柔軟性が高く、少しずつ硬くなっていきます。

成長と共に身体が硬くなっていっても、おとなよりも身体が素直にできていて、少しストレッチをすると柔軟性をすぐに取り戻せることが多いのです。

ストレッチサロンでうまくコミュニケーションが取れない子どもだと、怪我をする危険性もあります。おとなだとストレッチサロンで「そこでストップしてください」と合図を出すことができます。しかし、子どもだとこのような指示が出せないこともあるのです。シャイな子、知らない人と話すのが苦手な子だとこのようなことはあり得ます。

すぐにストップと言うのが悪いなと思って、我慢してしまうことも。

痛いのに言い出せない子どもも多いので、サロンではなくまずは自宅でストレッチがおすすめです。

 

多くのストレッチサロンには年齢制限はありません。子どもでもストレッチサロンに通うことは可能です。
おうちでなかなかストレッチができない子の場合は、サロンに通わせるのもよいかもしれません。その際は、痛いときはすぐに言うことを指示しましょう。

YTJに通うなら柔軟性をアップさせるべき?

YTJレッスン

子どもをYTJに通わせるのであれば、柔軟性をアップさせるべきか解説します。

まずYTJのレッスンではストレッチをするので、自然と通うことで子どもの柔軟性は高まります。
そのため、無理をして自宅でもストレッチをする必要はありませんが、わたし個人としてはYTJのレッスン以外でもストレッチはしたほうがよいかと思います。

週1、週2のレッスンだけでストレッチをしても、YTJのレッスンがない日にダンスやストレッチをしていないと、身体がどうしてもなまってしまいます…。

ストレッチをしていないと、子ども本人が「いつもと身体が違うな…」と気がつきます。しかし、それは子どもだけではないのです。指導者側も、「あ、この子はレッスンのない日に全然練習していないな」と気がつくこともあります。
YTJのスタッフであれば、おそらく気がつくかと思うので、なるべく時間があるときに自宅でストレッチをする習慣をつけるとよいでしょう。

 

感染症の影響などで、思うように通学できないことや、イベントに参加できずに、エネルギーが余っている子どももいるかと思います。そんなときにもストレッチをすることで、ストレスが軽減されるでしょう。やりすぎは要注意ですが、適度なストレッチはメリットがたくさんあるので、ぜひ子どもにやらせてみてくださいね。

身体が柔らかくなる習い事

バレエ

子どもの身体が柔らかくなる習い事を紹介します。

  • バレエ
  • 新体操
  • 体操
  • ダンス
  • 柔道

バレエ

子どもの身体が柔らかくなる習い事1つめは、バレエです。

バレエは身体が柔らかくないとできない動きやポーズがあります。そのため、レッスンではストレッチが必須。

わたしが子ども時代に通っていたスクール、現在通っているスクールでは、レッスン最初にストレッチ1回、バーが終わったとに1回の合計2回ストレッチをします。レッスン後にストレッチをしてから帰る人も。

子ども向けのバレエクラスの場合は、柔軟もレッスンに組み込まれているので、通うことで身体が柔らかくなるでしょう。

新体操

子どもの身体が柔らかくなる習い事2つめは、新体操です。

新体操もバレエと同じく柔軟性が必要です。バレエと比べると新体操はスポーツ要素も強いため、しっかりとしたストレッチ指導を受けることもあり得ます。かなり厳しくストレッチをするスクールも多いようなので、通うことで子どもの身体が柔らかくなるでしょう。

体操

子どもの身体が柔らかくなる習い事3つめは、体操です。

床、平均台(女子のみ)、跳馬などをする体操は、怪我をしないためにも柔軟性が必要とされています。大会にでるためには、たくさんの練習をすることになり、自然とストレッチ習慣が身につくため、身体が柔らかくなるでしょう。

ダンス

子どもの身体が柔らかくなる習い事4つめは、ダンスです。

ダンスは言わずもがなですよね。レッスンの前には必ずストレッチをするので、柔軟性がアップします。

子どもが「もっと足を高く上げたい」と思うこともあるため、自分からストレッチをすることもあり得ます。

柔道

子どもの身体が柔らかくなる習い事5つめは、柔道です。

柔道は受け身を取ることで安全に着地をします。これは怪我予防のためです。柔道の練習でも、必ずストレッチがあります。股割り指導をしている教室も多くあるので、柔道を習うことで身体が柔らかくなるでしょう。

ストレッチの方法がわからないときの対処法

ストレッチの方法がわからない方も多いですよね。

子どもにやらせる場合は、普段の習い事のときにするストレッチ、学校の体育の授業でするストレッチをやらせましょう。子どもは学校や習い事のストレッチなら知っているはずです。

わからない場合は、YouTube動画でストレッチを見ることをおすすめします。一度サロンに行って、ストレッチのやり方を学ぶのもよいかもしれません。

まとめ

子どもの身体を柔らかくする方法を紹介しました。

身体を柔らかくする方法は次の3つです。

  • ストレッチ習慣を身につける
  • 運動をする
  • リラックスをする

ストレッチには複数のコツがあり、コツを押さえないと効果が得られないこともあります。
コツは次のとおりです。

  • 部分的ではなく全身のストレッチ
  • 毎日続ける
  • お風呂上りが効果的
  • スキマ時間にストレッチをする
  • 痛くなる直前(痛気持ちいいところ)で辞める
  • 反動を利用しない
  • 呼吸を止めない

身体が硬い原因は次のとおり。

  • 筋肉の緊張
  • 骨の構造の問題
  • 筋肉の萎縮
  • 疲労
  • ストレス

親からの遺伝はほぼ関係ありません。

身体が柔らかいメリットは次の7つです。

  • 怪我をしにくい
  • 可動域が広がる
  • 表現力が広がる
  • 代謝が上がる
  • さまざまなスポーツに取り組みやすい
  • 血行改善
  • 冷え性改善

子どもの身体を柔らかくする主な習い事は、次のとおりです。

  • バレエ
  • 新体操
  • 体操
  • ダンス
  • 柔道

学習

Posted by eri