恥ずかしがりの克服方法|エイベックスダンスマスターは目立ちたがり?
学校生活をしていると、人前に出なければいけないことがあります。恥ずかしがりな性格の子だと、嫌がることもあるでしょう。
そこで今回は、恥ずかしがりを克服する方法を解説します。
恥ずかしがりの原因についても記載しました。ダンススクールの子たちは恥ずかしがりではないのかもまとめたので、参考にしてみてください。
恥ずかしがり・引っ込み思案の克服方法
恥ずかしがり・引っ込み思案の克服方法を解説します。
- 多くの人と接して場数を増やす
- 公園・児童館に行く
- 新しい習い事を始める
- 学校で委員や班長などに立候補する
- あいさつは自分からとルールを決める
- 人見知りしない子と仲良くする
- 俳優になりきる
- 目線を決める
- 得意な話題を見つける
多くの人と接して場数を増やす
恥ずかしがりの克服方法1つめは、多くの人と接して場数を増やすことです。
最初はハードルが高いかもしれませんが、人と接する機会を増やすことで慣れていき、恥ずかしがりを克服しやすいです。
学生であれば、なるべく多くのクラスメートと話すようにするのがおすすめです。家族と外食に行った際に、自分で店員さんを呼んで、少しでも多くの他人と会話をするようにしましょう。
困っている人がいれば助ける、学校のクラスでいつもよりも多くの子と話す工夫をしてみてください。
公園・児童館に行く
恥ずかしがりの克服方法2つめは、公園・児童館に行くことです。
公園や児童館には、近所の子どもが集まります。そこには同じ学校でも学年が違う子、見たことがあるけれどしゃべったことがない子もいるでしょう。
一緒にひとつの遊具で遊ぶことで、会話が生まれて恥ずかしがりを克服しやすくなります。話しかけるまではドキドキするけど、話してみるとへっちゃらだったという経験もできるでしょう。
公園や児童館は、違う学校の子とも交流できるチャンスで、新しいお友だちができるかもしれません。児童館には、スタッフがいるので、仲良くできるようにフォローをしてもらえることもあるので、特におすすめです。
新しい習い事を始める
恥ずかしがりの克服方法3つめは、新しい習い事を始めることです。
スクールの子と話す機会があるので、習い事を始めるのもおすすめです。グループレッスンだと、他の生徒も一緒にレッスンを受けるため、自然と仲良くなりやすく、恥ずかしがりも克服しやすいでしょう。
チームスポーツを習うのもおすすめです。サッカー、野球、バスケットボールもおすすめです。チームスポーツはお互い声をかけあって練習をするので、恥ずかしがりの克服につながります。
学校で委員や班長などに立候補する
恥ずかしがりの克服方法4つめは、学校で委員や班長などに立候補することです。
そもそも恥ずかしがりだと、委員や班長に立候補するのはハードルが高くて、避けたいかと思いますが、「はい」と手を挙げるだけで立候補できるので、自分ではない誰かになったつもりで手だけを挙げてください。ただ手を挙げるだけ。まずはそれをやってみましょう。
委員や班長になれば、クラスメートの前に出る機会が増えるので、恥ずかしがりも克服しやすいですよ。まったく知らない人の前に出るのはとても緊張しますが、学校の委員や班長ならクラスメートや同級生など知っている子ばかりなので、慣れやすいと言えます。
あいさつは自分からとルールを決める
恥ずかしがりの克服方法5つめは、あいさつは自分からとルールを決めることです。
学校に投稿したら、まず「おはよう」と友だちにあいさつをしますよね。先生に会ったら「おはようございます」とも。このように、毎日の生活ではあいさつが必須ですが、このあいさつを自分からする、と決めてください。
恥ずかしがりの子は、あいさつが受け身になってしまうことがあります。相手からされたら、あいさつを返せても、自分からあいさつをするのが苦手な子も多いので、「なるべくあいさつは自分から!」とルールを決めて、積極的にあいさつをしましょう。
これで自分から話しかける機会が増えて、恥ずかしがりも克服しやすくなります。
クラスメート、学校の先生だけでなく、近所の人、登校の見守りをしてくれるボランティアの方など、名前を知らない人でもよいので自分からあいさつをしましょう。
人見知りしない子と仲良くする
恥ずかしがりの克服方法6つめは、人見知りしない子と仲良くすることです。
クラスの友だちで人見知りをせずに誰とでも仲良くできる子がいれば、その子との交流を増やしましょう。一緒にいることで、他人に気軽に話しかけるコツがわかるかもしれません。
また、人見知りしない子と一緒に行動すると、周囲に人が集まりやすくなり、自然と会話をする人が増えていくこともあるので、恥ずかしがりを克服しやすいのです。
人見知りしない子を観察するだけでもOKです。どうやって話しかけているか、どんなことを話しているか、自分から話しかけているのか受け身なのか、観察することで恥ずかしがり克服のコツが見つかるでしょう。
俳優になりきる
恥ずかしがりの克服方法7つめは、俳優になりきることです。
「わたしは恥ずかしがりだから」、「ぼくはこういうのが苦手だから」と自分を決めつけてしまうこともありますよね。しかし、これではずっと恥ずかしがりを克服できないままです。
自分を自分だと思わずに、俳優になりきってみましょう。
今この瞬間から、自分は俳優で誰にでも話しかける積極的なキャラクターを演じる! と思ってください。急なキャラ変をすると周囲が驚くかもしれませんが、まずは演じるつもりで、積極的なキャラクターになり切ってみましょう。
目線を決める
恥ずかしがりの克服方法8つめは、目線を決めることです。
学校でみんなの前で発表することもありますよね。ジッと友だちがこっちを向いていると、余計に緊張しませんか。視線が突き刺さるようですよね。「どこを見たらいいんだろう…」と考えすぎて、目線がちらちらしてしまうことや、目が泳いでしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめなのが、あらかじめ目線を決めること。まっすぐに前を向いて、発表すると落ち着きますよ。視線をゆっくり右から左へ、左から右へ移動させるのもおすすめです。目線を左右に移動させると、クラスメートを見渡しながら話しているように見えます。
ここでポイントなのが、一点を見すぎないこと。
誰かと目が合うと、心臓がドキドキして余計に緊張するので、見つめすぎず、ぼんやりと見ることをおすすめします。
得意な話題を見つける
恥ずかしがりの克服方法9つめは、得意な話題を見つけることです。
この話題なら得意! というテーマがあるかと思います。
- ゲーム
- スポーツ
- アニメ
など、これなら大好きだから、いっぱい話したい! という話題があるはず。
テッパンとなる話題、自分が得意な話題を用意しておきましょう。これだと、誰かと話すときのきっかけになります。会話も途切れにくくなるので、自分が得意な話題をいくつか用意しておくとよいですよ。
ちなみに、わたしならバレエです。
恥ずかしがり・引っ込み思案の原因
恥ずかしがり・引っ込み思案の原因を紹介します。
- 本当の自分を知られたくないから
- 過去に失敗経験があるから
- 自己肯定感が低いから
- 人との接し方がわからないから
- 他人からの評価を気にしすぎるから
本当の自分を知られたくないから
恥ずかしがりの原因1つめは、本当の自分を知られたくないからです。
自分の声、手書きの文字などコンプレックスがあり、それを知られたくない気持ちから恥ずかしがることがあります。
わたしの知人は海外生活が長かったからか、アルファベットはとても上手に書きますが、漢字やひらがなが苦手だそうで、他人に見られる書類に字を書くのが嫌だと言っていました。
隠したい弱点が多いと、それを知られたくない気持ちから、恥ずかしがることがあります。
過去に失敗経験があるから
恥ずかしがりの原因2つめは、過去に失敗経験があるからです。
ピアノの発表会で失敗をした、国語の音読で声が裏返ってしまった。
上記のように失敗した経験があると、子どもがそれをずっと引きずってしまうことがあります。また失敗するのではないかと不安がり、恥ずかしがることも…。
自己肯定感が低いから
恥ずかしがりの原因3つめは、自己肯定感が低いからです。
「自分はどうせダメだ…」、「きっとまた失敗してしまう」、「成功するわけなんかない」と自分を低く評価していると、人前に出るときに緊張が高くなり、恥ずかしがることがあります。
日頃から褒めて、子どもの自己肯定感をアップさせたいですね。褒めるときは、結果だけでなく子どもの行動や行為、性格に着目して褒めましょう。
人との接し方がわからないから
恥ずかしがりの原因4つめは、人との接し方がわからないからです。
幼児期にはほぼ確実に恥ずかしがる時期があります。
個人差がありますが、1歳から2歳に多く、4歳まで続く子もいます。これは、保護者とそれ以外の人の区別がつくようになり、保護者以外の人に対してどう接したらいいかわからず、恥ずかしがるのです。
幼い子の場合は経験値が低く、相手とどう接していいかわかりません。ひとりっ子であれば、年の違う子との接し方がわからず恥ずかしがることもあるでしょう。
転校をして、知らない子たちばかりでどう接していいかわからないときも、恥ずかしく感じることがあります。
人との接し方は、経験を積むことでコツが掴めるようになるので、少しずつでいいので交流する人を増やしていきましょう。
他人からの評価を気にしすぎるから
恥ずかしがりの原因5つめは、他人からの評価を気にしすぎるからです。
「みんなからどう思われているかな…」、「わたしの声、変だと思われていないかな」と周囲の評価を気にしすぎて、恥ずかしがる子も多くいます。
わたしの娘の友だちがシャイな子で、人前で話すのが苦手だと保護者仲間から聞きました。保護者仲間によると、いわゆるアニメ声なことが嫌なのだそう。わたしからすると、とってもかわいい声だと思うのだけれどな…と感じ、保護者仲間に「誰かから、からかわれたことがあるの?」と聞いたら、「それはない」と言っていました。
本人は気にしていても、周囲はあまり気にしていないことがあります。むしろその個性を素敵だと思っていることも。
自己肯定感が低くてもこのようなことがあるので、子どもにはありのままでよいことを伝えましょう。
恥ずかしがりは病気が隠れている可能性も
恥ずかしがりは病気の可能性もあり得ます。
恥ずかしがりという名前の病気はなく、恥ずかしがりは病名でもありません。人前に出るのは誰でも不安を感じますが、あがり症と呼ばれることがあります。
極度に緊張をして顔が真っ赤になる、ドキドキして呼吸がしにくい、吐き気がする、めまいがする症状が出ることもあります。
この症状のせいで行動に制限がでると、生活にも支障が出るので、状況によっては病院の受診もおすすめします。
認知行動療法や投薬治療など、本人に合った治療が受けられます。
エイベックスダンスマスターは目立ちたがりが多い?
さて、ここで話題をダンスに変えます。
ダンスの発表会、ステージでは子どもたちが堂々と踊っています。ときには、まだ幼いのにメイクをして、へそ出しルックで、髪の毛を編み込んで、まるでおとな顔負けの外見でかっこいいパフォーマンスを披露しているのです。
表現が稚拙ですが、ドヤ顔で踊っている子もいて、見ていると「子どもなのにプロみたいでかっこいいな」と思うほど。
ダンスを習っている子は恥ずかしがりは少なく、目立つのが好きなのでしょうか。
結論から書くと、ダンスを習っている子には、目立つのが好きな子が多いと言えます。
しかし、全員がそうではなく、ときどき恥ずかしがりな子もいます。
ダンスを習っていると、発表会はほぼ必須。多くのダンススクールは、年1~2回発表会があり、人前で踊る機会があります。最初は恥ずかしい子が多いですが、スポットライトを浴びて、大勢のお客さまから拍手をもらうと、終わったあとに「楽しかったー!」となる子も多いのです。
また、ダンスの発表会はちょっと熾烈(?)な争いも。それはポジション(立ち位置)です。一生懸命ダンスのレッスンをしていると、やはり目立つ位置で踊りたいもの。パフォーマンス時間が長い子が「うらやましい」と思うようにもなり、気が付いたら、目立つ位置で踊りたがる子もいます。
わたしも10代前半までは、恥ずかしがりでバレエの発表会は嫌だな…と感じていましたが、ソロで踊る子、主役をやる子、グランパドドゥを踊る子を見て、「わたしだって頑張っているのに、うらやましいな、次は負けないぞ」と思うようになり、気が付いたら主役やソロを目指すようになりました。
ダンスは人前で踊ってナンボの世界なので、習うことで恥ずかしがりを克服しやすいでしょう。
国内トップクラスのスタジオ数のエイベックスダンスマスターの生徒たちも、目立つのが大好きな子が多いと言えます。プロ並みの発表会「Dance Nation」に参加することで、自分のダンスを見られる楽しさを覚えるでしょう。恥ずかしがりの克服にもつながります。
恥ずかしがりを克服しやすいYTJ
我が家の娘は、普段は元気いっぱいで歌やダンスをよくわたしの前で披露してくれていましたが、遠方に住む祖父母の前だとちょっと恥ずかしいのか、モジモジしながら踊っていたのが気になりました。
せっかく歌やダンスが好きなら、もっと堂々と楽しんでほしいな、という気持ちから、たまたま近所にあったミュージカル劇団のYTJ(ユースシアタージャパン)に通わせています。
YTJに入ってからはずいぶん娘も変わり、恥ずかしがりはかなり克服できたと言えます。
というか、むしろ人前で踊るのが大好きな子に!
小学校の運動会でダンスのリーダーにもなったそうで、嬉しそうに報告してくれました。
YTJには、人前でのパフォーマンスに自信を持っている子が多いです。
その理由を解説します。
【理由①発表会が多いから】
YTJは発表会が年3回ほどあります。さらに外部のイベントに参加することもあるため、年に4回以上は人前でパフォーマンスをする機会が与えられるので、恥ずかしがっている暇があまりないんです。もちろん、最初は恥ずかしがる子もいますが、少しずつ慣れていくでしょう。
YTJの発表会は、スタジオで開催されます。つまり慣れた場所で開催されるは発表会です。これだと緊張しにくいので、まずは慣れた場所で年に複数回発表会に出ることで、恥ずかしがりが克服できるようになります。
【理由②大きなイベントがあるから】
YTJの大きなイベントだと、ダンス大会や歌唱コンクール。どちらも全国規模のイベントなので、これには緊張する子も多いです。しかし、普段から発表会慣れしている子が多いので、緊張をうまく利用してよいパフォーマンスをしています。
また、ミュージカル公演もあります。ミュージカル公演は、普段一緒にレッスンをしていないメンバーと一緒にパフォーマンスをするので、緊張感も高まります。普段は関わらない子と交流する機会があるため、恥ずかしがりが克服しやすいです。
ちなみにYTJは、国内だけでなく海外で公演することもあります。
【理由③英語レッスンがあるから】
YTJは英語のレッスンもしています。英語レッスンでは、会話は必須。モジモジしていると先生が「Don’t be shy.」と言って、意見が言えるようにフォローしてくれます。
欧米文化では、自分の気持ちをまず伝えることが大切。「~だから、~したいです」という語順ではなく、「~したいです、~だからです」という語順で話すことが多いのです。
英語レッスンでは、意見を求められることが多いため、恥ずかしがりも克服しやすいでしょう。
【理由③役になりきれるから】
YTJはミュージカル劇団なので、レッスンでは演劇を学びます。キャラクターを演じるため、いつもとは違う誰かになることができて、恥ずかしがりを克服しやすいのです。
極端な例ですが、「愛してる」って言うのは、ちょっと照れますよね。でも、それが演劇の中のセリフだったら、言いやすいですよね。自分ではなく、劇中のキャラクターが話すだけなので、照れも少ないですよね。自分を一旦捨ててパフォーマンスするため、恥ずかしがりを克服しやすいと言えます。
まとめ
恥ずかしがりを克服する方法を解説しました。
恥ずかしがりを克服する方法は次のとおり。
- 多くの人と接して場数を増やす
- 公園・児童館に行く
- 新しい習い事を始める
- 学校で委員や班長などに立候補する
- あいさつは自分からとルールを決める
- 人見知りしない子と仲良くする
- 俳優になりきる
- 目線を決める
- 得意な話題を見つける
恥ずかしがる主な理由は、次の5つがあります。
- 本当の自分を知られたくないから
- 過去に失敗経験があるから
- 自己肯定感が低いから
- 人との接し方がわからないから
- 他人からの評価を気にしすぎるから
恥ずかしがりは、経験を重ねることで克服できることもありますが、生活に支障が出る場合は、病気の可能性もあるので医療機関を受診しましょう。
ダンススクールに通うことで、人前に出る機会が増えて恥ずかしがりを克服できることもあります。エイベックスダンスマスターやYTJもおすすめです。