協調性とは|子どもの協調性を身につける方法とおすすめの習い事8選
子どもはいずれ独り立ちして社会に出てきます。そのときに必要となる能力の1つは、協調性です。しかし、子育てをしていて、どうやって協調性を獲得させたらよいのか、悩むこともありますよね。
そこで今回は、子どもの協調性を伸ばす方法と協調性を育むおすすめの習い事を紹介します。
「うちの子は協調性が欠けているかも」と思う方はぜひ参考にしてください。
協調性とはなにか
最初に協調性とはなにか解説します。
協調性とは、異なった環境の人や、異なった立場の人が互いに助け合ったり、尊重し合ったりしながら、1つの目標に向かって行動をする素質のことです。互いを思いやることが協調性とされていて、社会では必要な能力の1つです。
協調性は成長と共に芽生えていきます。
個人差もありますが、5歳から6歳頃になると少しずつ協調性が身についてきます。
協働性との違いは?
協調性と似た言葉で『協働性』というものもあります。この違いについて解説します。
協調性は、自分とは異なる立場や地位の人とうまくやっていく素質のことでした。それに対して協働性とは、組織として目標を達成するために、組織内で理解を得て率先して努力をして、課題に取り組む能力のことです。
協調性と協働性は、似て非なるものですが、どちらも社会では求められる能力です。協調性がなくても勉強ができれば大丈夫! と思う方もいるかもしれませんが、協調性や協調性がある人のほうが、社会に出たときに周囲と円滑に関係を構築できる傾向にあります。協調性・協働性がある人のほうが就職にも有利でしょう。
これらは子どものうちに身につけておくとよいとされています。
協調性を身につけるメリット
協調性を身につけるメリットについて解説します。
メリットは次のとおりです。
- 友だちを作りやすい
- 対人関係でトラブルを起こしにくい
- できることが増える
- 視野が広がる
- 新しい環境に慣れやすい
- 受験や就職で有利になる
- 自己肯定感が増す
協調性を身につけるメリット|友だちを作りやすい
協調性を身につけるメリット1つめは、友だちを作りやすいことです。
協調性には他者への思いやりも必要です。自分とは異なる立場の人や異なる環境の人の考えを尊重する性質でもあるため、協調性がある子どもは友だちを作りやすいでしょう。
わたしも自分の子ども時代の記憶や、娘の友だちたちを見ていると、「この子は協調性があるな」と思った子の周りには友だちがいっぱい。いつも仲間に囲まれて、親しまれている印象です。
友だちができやすいメリットがあるので、ぜひ子どもに協調性を身につけさせましょう。
協調性を身につけるメリット|対人関係でトラブルを起こしにくい
協調性を身につけるメリット2つめは、対人関係でトラブルを起こしにくいことです。
やや1つめのメリットと似ていますが、協調性がある子は、対人関係でトラブルを起こしにくい傾向にあります。
子どもの対人関係トラブルは保護者としてもとても心配なことがありますよね。被害者になるだけでなく、我が子が万が一加害者になったら…と考えたことがある保護者もいるのではないでしょうか。
他者への気持ちを考える能力のある協調性のある子どもであれば、対人関係でトラブルが起こしにくいと言えます。
協調性を身につけるメリット|できることが増える
協調性を身につけるメリット3つめは、できることが増えることです。
協調性があり、他者の気持ちを尊重しながら行動できる子は、仲間が多く、対人関係でもトラブルが少ない傾向にあります。そのため、周囲からの理解が得やすく、サポートも受けられることが多いでしょう。
ひとりではできないことでも、周りが助けてくれることもあり、できることが増えます。
スキルアップもできるでしょう。
これはわたしの感覚ですが、ダンスや歌が上手くできるステップが多い子は、協調性がしっかりと身についている傾向にあるかと思います。
協調性を身につけるメリット|視野が広がる
協調性を身につけるメリット4つめは、視野が広がることです。
協調性が身につくと、自分とは違う他人の考えを汲んで行動をする、決断をすることがあります。つまり他人の考えに耳を傾けることがあるのです。その他人は自分とは全く異なる考えを持っているかもしれません。その考えから、視野が広がることもあるでしょう。
「〇〇ちゃんはこんな風にものごとを考えるのか!」と子どもが新たな発見をするかもしれません。
協調性を身につけるメリット|新しい環境に慣れやすい
協調性を身につけるメリット5つめは、新しい環境に慣れやすいことです。
クラス替え、入学、新しい習い事など子どもが新たな環境に挑むことがあります。転勤族の子どもの場合は、引っ越しもありますよね。
新たな環境では、知らない子に囲まれることなりますが、そのときに必要となるのも協調性です。新しく出会った子たちの考えなどを汲んで、尊重できる協調性のある子どものほうが、すぐに友だちもできやすく、新しい環境に馴染みやすいのです。
協調性を身につけるメリット|受験や就職で有利になる
協調性を身につけるメリット6つめは、受験や就職で有利になることです。
すでに記載したように、新しい環境に馴染むには協調性が重要です。高校受験や大学受験では、テストの成績や学校の内申点で合格できることが多いですが、小学校受験や中学校受験では面接があり、子どもの内面をチェックされることもあるのです。
学校生活でトラブルを起こす可能性のある子と、その可能性が低い子であれば、後者のほうを入学させいたいと学校側が考えるのは当然です。
そのため、協調性がある子のほうが、面接では評価されやすいのです。就職ではなおさらかと思います。
多くの仕事は、ひとりではなく同僚など他者と一緒に作業をします。それぞれに与えられた役割があり、協力をしながら1つの仕事を進めていくのです。ここで必要となるのが協調性や協働性。
面接ではこれらが重視されるでしょう。
協調性を身につけるメリット|自己肯定感が増す
協調性を身につけるメリット7つめは、自己肯定感が増すことです。
協調性があると、周囲からの理解が得られやすく、サポートも受けやすいと記載しました。また、友だちも多い傾向にあるため、子どもの自己肯定感が増すこともあるでしょう。
周りから理解してもらえることが多いため、「自分はこれでいいんだ」という自分という存在を認める感覚が強くなります。
協調性がないとデメリットがあるの?
協調性を身につけるメリットを記載しました。
しかし、最近では、多様性という言葉も広がり、ユニークさや、自分の意見を持つことも重視されてきています。協調性があると、他人に流されて自分の考えを持たないのでは、と思う方もいるでしょう。
たしかに、協調性があると、他人に流されるイメージを持つかもしれません。
しかし、協調性のある子どもは、他人の意見をしっかりと聞いて、それを踏まえて自分の意見を持つ、行動を取るのです。あくまで他者の考えを尊重はしても、最終的にどんな意見を持つか、どんな行動を取るかは自分で決めるため、必ずしも他人に流されやすい子どもになるとは限りません。
協調性がないと、子ども同士でトラブルになることもあります。周囲の考えを尊重せずに、自分の意見ばかり押し通していると、「わがまま」、「空気が読めない」、「ひとりだけ違うことをする」というイメージを持たれてしまうことも…。
子どもの個性を活かすことももちろん大切ですが、集団生活で生きていくためにも最低限の協調性があるほうがよいでしょう。
子どもに協調性を身につけさせる方法
子どもにはなるべく協調性を身につけさせたほうがよいことがわかりましたが、どうやって協調性は獲得できるのでしょうか。
ここでは子どもの協調性を身につけさせる方法を紹介します。
- 保護者が見本となって行動する
- 読書をさせる
- ルールのあるゲームで遊ばせる
- 公園へ連れて行く
- 児童館・児童センターに連れて行く
- 他の子の気持ちを考えさせる
協調性を身につける方法|保護者が見本となって行動する
協調性を身につけるおすすめの方法1つめは、保護者が見本となって行動することです。
子どもは保護者をお手本にします。保護者の行動をよく見て、真似ることが多いので、保護者が率先して協調性のある行動を取るとよいでしょう。
自分さえよければよい、と思って保護者が行動していると、子どもも同じように園や学校で振る舞うのです。
保護者が率先して、協調性のある行動を取ってください。
協調性を身につける方法|読書をさせる
協調性を身につけるおすすめの方法2つめは、読書をさせることです。
小説にはたくさんの登場人物が出てきます。それぞれのキャラクターには異なる考えを持ってるので、読書をすることで、他者の考えを知ることができるでしょう。
なるべくたくさんの本を読むことで協調性だけでなく、国語力(語彙、読解力など)が養われます。
ちなみにうちの娘の間では、梅田みか先生の「エトワール!」、令丈 ヒロ子先生の「若おかみは小学生!」、廣嶋 玲子先生の「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」が流行っています。興味がある方は子どもに読ませませんか。
銭天堂は、アニメにもなっているので、ご存じの方も多いですよね。男の子も女の子も楽しみやすい作品で、読み切りタイプになっているのが魅力です。登場人物それぞれに悩みや個性があるので、子どもと一緒に読むときは、「どうしてこのキャラクターはこの駄菓子を買ったのかな」、「どうしてこんな行動を取ったのかな」と考えさせるとよいでしょう。保護者も一緒に見て、話し合うのもよいでしょう。
協調性を身につける方法|トランプなどルールのあるゲームで遊ばせる
協調性を身につけるおすすめの方法3つめは、ルールのあるゲームで遊ばせることです。
トランプやすごろくなど、ルールがあるゲームを遊ばせて、世の中にはルールがあるということも学ばせましょう。ルールを守る大切さを教えてください。
9歳くらいになったら、将棋や囲碁を始めさせるのもよいかもしれません。
近年は藤井聡太さんや、藤田怜央さんなど、若くしてプロとして活躍する方もいます。
将棋や囲碁で、集中力や洞察力も養われるので、興味があればやらせてみませんか。
協調性を身につける方法|公園へ連れて行く
協調性を身につけるおすすめの方法4つめは、公園へ連れて行くことです。
できれば、子どもたちがたくさん遊んでいる公園へ連れて行くとよいでしょう。
滑り台は順番を守る、滑り台では逆走しない、お友だちのオモチャを勝手に取らない、貸してほしいときはお友だちにひとこと「貸して」とお願いするなど、公園で遊ぶときの社会のルールが学べます。
さらに、公園には同い年の子だけではありません。
年上の子や年下の子と出会うこともあるでしょう。年上の子の行動を見て、協調性を学べることもあるかと思います。
年下の子の前で、「お兄さんらしくありたい」という気持ちから、あえて自分の意見を押し通さずに、年下の子の気持ちを優先させるやさしさを見せることもあるかもしれません。そこから協調性がどんどん身につくので、ぜひ積極的に公園へ連れて行きませんか。
協調性を身につける方法|児童館・児童センターに連れて行く
協調性を身につけるおすすめの方法5つめは、児童館・児童センターに連れて行くことです。
こちらも公園へ連れて行く理由と同じです。
児童館や児童センターには、専門のスタッフがいるため、そのスタッフからの指導を受けられることもあるでしょう。協調性に関する相談もしやすいので、「うちの子はあまり協調性がないな」と思ったら、一度児童センターなどに連れて行って遊ばせて、相談するのもよいかもしれません。
協調性を身につける方法|他の子の気持ちを考えさせる
協調性を身につけるおすすめの方法6つめは、他の子の気持ちを考えさせることです。
「どうしてあの子はあんな行動をしたのだろう」、「どうして〇〇ちゃんは怒ったんだと思う?」など子どもに他の子の気持ちを考えさせてください。
子ども同士で喧嘩をしてしまうこともありますよね。喧嘩そのものは、そこまで悪いことではありません。重要なのは、喧嘩の後どうなったかです。きちんと謝れたか、相手の気持ちを理解できたかが大切。
もしも子どもがお友だちと喧嘩をしてしまったら、相手の子の気持ちを想像させてください。
他人の気持ちを考えて、自分とは違う気持ちがあることを知ると、協調性が育まれます。
協調性を伸ばすためのおすすめの習い事
ここからは協調性を伸ばすためのおすすめの習い事を紹介します。
おすすめの習い事は次の8つです。
- サッカー
- 野球
- 囲碁・将棋
- ダンス
- クラシックバレエ
- 合唱
- ボーイスカウト
- 料理教室
おすすめの習い事|サッカー
協調性を伸ばすおすすめの習い事1つめは、サッカーです。
一般的にチームスポーツ(みんなでやるスポーツのこと)は、協調性が必要とされています。
サッカーであれば11人でプレイしますが、ひとりが好き勝手行動すればよいというわけではありません。
みんなの協力があってチームがなりたちます。2年ほど前ですが、ラグビーワールドカップでも「ワンチーム」という言葉が流行りましたよね。
みんなが自分のためだけでなく、チームのために行動をして1つになることが重要です。
極端な例ですが、「チームメイトの〇〇は嫌いだからパスを出さない」というわがままは通じません。サッカーは11人でやるスポーツですが、実際は控えの選手もいて、もっと多くの子どもが関わっています。
みんなの考えを尊重しながら、プレイする必要があるのです。
そのため、サッカーをすると自然と協調性が身につくでしょう。
おすすめの習い事|野球
協調性を伸ばすおすすめの習い事2つめは、野球です。
こちらもサッカーと同じ理由で、協調性が育まれやすいです。チームメイトは今何を求めているのか、自分はどういう動きをしたらいいのかを考えながら行動することがあるのです。
バッターはホームランを打つだけがゴールではありません。そのときの状況によって異なるのです。
送りバントをすることもあるでしょう。
状況を見て、行動をする力が養われるため、協調性を身につけさせたい子どもに野球もおすすめです。
おすすめの習い事|囲碁・将棋
協調性を伸ばすおすすめの習い事3つめは、囲碁・将棋です。
先述したように、ルールがしっかりとある囲碁・将棋を習うことで、子どもが規則に厳格になるでしょう。
物事にはルールがあり、それらは守る必要がある、と子どもが自然と思うのです。
先述したように、若手のプロ棋士の活躍もあり、子ども向け教室も増えています。
年上の人と対局をすることで、礼儀も学べます。
おすすめの習い事|ダンス
協調性を伸ばすおすすめの習い事4つめは、ダンスです。
ヒップホップ、ジャズダンス、チアダンスがおすすめです。
ダンスはソロで踊ることもありますが、多くはみんなで振り付けを合わせて、タイミングをそろえて踊ります。
手を上にあげて踊る振り付けを「わたしはここで手をあげたくないから、やらない」ではダンスは成り立ちません。素晴らしい発表会や大会にするためには、練習が不可欠です。ダンス仲間と「せーの!」とタイミングを合わせて何度も繰り返して練習をすることもあるでしょう。
それでも子どもによってはなかなかうまく踊れない子もいます。できない子の気持ちを考えて、どうしたらできるようになるか、一緒に考える子も多く、自然と子どもの協調性が育まれるでしょう。
おすすめの習い事|クラシックバレエ
協調性を伸ばすおすすめの習い事5つめは、クラシックバレエです。
特にクラシックバレエでは、協調性が他のダンスより身につきやすいとわたし自信の経験から考えています。
クラシックバレエは、名前からもわかるように、伝統的な踊りです。
ヒップホップやジャズダンス、チアダンスと比べると古いのが特徴で、型が厳格に決まっています。(流派によって若干の違いはありますが)
まず足のポジションは1番から6番まであります。
どんなプロでも、この足のポジションの確認をしながらバーレッスンが始まります。
クラシックバレエには基本のルールが明確にあるため、「自分はこういうやり方をしたい」という考えは通用しません。
また、どうしても古い文化があるからなのか、先生の考えは絶対なところがあります。
子ども向けクラシックバレエの場合は、ほぼ発表会参加は必須です。
「やりたくない」とわがままを言うことはあまり好まれない傾向があります。
そのため、協調性が身につきやすいのです。
おすすめの習い事|合唱
協調性を伸ばすおすすめの習い事6つめは、合唱です。
合唱は一般的な習い事のなかでもかなり費用が安いと言えます。みんなで同じパートを歌うのではなく、音の高さを変えてハモって歌うこともあるのです。
歌い出しのタイミングを合わせることもあるでしょう。アルト、ソプラノとパートに分かれて練習を繰り返すこともあり、自然と協調性が獲得できるのです。
おすすめの習い事|ボーイスカウト
協調性を伸ばすおすすめの習い事7つめは、ボーイスカウトです。
ボーイスカウトでは、キャンプやボランティア活動があることが特徴。
1つの団には年齢の異なる子どもたちが所属していて、それぞれの担当役割を持ってキャンプやボランティアなどに参加をします。
年齢の違う子と接することで、自分とは異なる考えを知るきっかけになるでしょう。またキャンプでは、自分の行動に大きな責任が伴います。ご飯を炊く係りになれば、自分が作業をしなければ、班のみんなが食事を摂れないのです。年長者の団員になれば、「〇〇ちゃんはここを持ってね、××くんはこれをあそこに運んで」と指示を出すこともあるでしょう。
ボーイスカウト団の団員と協力しながら活動をする必要があるため、協調性が身につきやすいのです。
おすすめの習い事|料理教室
協調性を伸ばすおすすめの習い事8つめは、料理教室です。
料理教室の多くは、みんなで作業をします。その日のレッスン内容にもよりますが、2~4人ほどでチームに分かれて、料理を作ることが多いのです。
たとえば、カレーを作るとしましょう。全員がにんじんを切っていてはまったく作業が進みません。野菜をカットする係、その間に鍋の用意をする係り、お米をたく係りなど役割分担が必要なのです。
料理をすることで、自然と「手伝うことある?」、「今なにをすればいい?」と声を掛け合うシーンが生まれるため、協調性が芽生えやすくなります。
子ども向けの料理教室もありますが、多くの場合は小学生以上などと年齢が設定されていることが多く、未就学児が参加できないことがあります。
YTJで協調性は身につくのか
最後にYTJについてです。わたしの娘は若手中心のミュージカル劇団「ユースシアタージャパン(YTJ)」に所属して、楽しくレッスンを受けています。
歌、ダンス、英語がYTJで学べるので、それぞれのスクールに通わせるよりも安いかな、という気持ちで娘を入れました。YTJに所属してから3年ほどが経ちますが、協調性はかなり身についたと感じています。
YTJでは学年の違う子と接することがあるので、自分とは違う子の考えを知るよいきっかけになっているようです。
YTJではあまり「ああしなさい、こうしなさい」とは言われません。子ども本人のやる気に任せている面がけっこうあるのです。YTJに言わせると、自主性を育んでいるそうです。
初めて子どもの様子を見たときは、「レッスンで放置してどうして指導をしないんだろう?」と疑問に持つこともありました。それで辞めさせる保護者もいると思いますが、結果として子どもたちに協調性が芽生えているのかなと。
周りの子が一生懸命練習をしていたら、ボーっとせずに自然と自分もやろうとしている子はよく見かけます。
ときどきスタッフの方も「周りを見てごらん? 今はどうしたらいいのかな」と声をかけているようです。
発表会で実際にあったシーンなのですが、セリフを忘れてしまった子がいて、その子のところに行ってコソコソと耳打ち。忘れた子は「あ!」という表情をして、セリフを続けました。これはすごくほっこりするシーンで、保護者が全員笑いました^^(教え方がバレバレなところもかわいかった!)
困ったときは助けるということも、YTJで指導されているみたいです。
子どもの個人差もあるかと思いますが、YTJで協調性を伸ばすこともできるかと思います。
ちなみに現在は新規メンバーを募集しているようです。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2023年1月活動開始新メンバー募集 | ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)
スタジオによっては空きがなく募集をしていないスタジオもありますが、興味がある方は応募してみませんか。
2022年11月27日(日)まで。
一次選考は無料で応募でき、二次選考は対面審査です。二次選考は歌やダンスのスキルをチェックされますが、未経験でも合格できるチャンスはたっぷり。
二次選考についてはこちらの記事でも書いています。ぜひチェックしてくださいね。
YTJの二次選考|どんなことをした?合格基準は? – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
まとめ
子どもに協調性を身につける方法やおすすめの習い事を紹介しました。
協調性を身につけるメリットは次のとおりです。
- 友だちを作りやすい
- 対人関係でトラブルを起こしにくい
- できることが増える
- 視野が広がる
- 新しい環境に慣れやすい
- 受験や就職で有利になる
- 自己肯定感が増す
メリットはたくさんありますね。積極的に子どもに協調性を身につけさせましょう。
子どもに協調性を身につける方法は次のとおりです。
- 保護者が見本となって行動する
- 読書をさせる
- ルールのあるゲームで遊ばせる
- 公園へ連れて行く
- 児童館・児童センターに連れて行く
- 他の子の気持ちを考えさせる
多くの人と接することで、協調性が自然と育まれます。5~6歳で協調性が芽生えてくるので、この時期にたくさんの子どもやおとなと触れ合わせるとよいでしょう。
協調性を育むおすすめの習い事は次の8つです。
- サッカー
- 野球
- 囲碁・将棋
- ダンス
- クラシックバレエ
- 合唱
- ボーイスカウト
- 料理教室
習い事でも協調性を身につけさせたいですね。