YTJの選抜メンバーとは|どうしたら選抜に選ばれるの?選ばれない理由は?
すでにお子さんをYTJ(ユースシアタージャパン)に通わせている保護者さんなら、ご存じの選抜メンバー。お子さんが「選抜メンバーになりたい!」と言うこともありますよね。
そもそも選抜メンバーってどんな子なのでしょうか。
今回は、YTJの選抜メンバーについて解説しています。
選ばれる基準はあるのか、選ばれるにはどうしたらいいのか、選ばれない理由についてもまとめました。
YTJの選抜メンバーになりたい子、子どもを選抜メンバーにさせたい保護者さんはぜひご参照ください。
選抜メンバーとは
YTJには選抜メンバーという制度があります。
これから子どもをYTJに通わせようと思っている保護者の方からすると、「選抜メンバー? かっこよさそうだけど、子どもたちに上下関係でも作っているの?」と気になるかもしれません。
選抜メンバーになると、通常のメンバーと比較して本番のチャンスが増えます。
YTJをどんどん盛り上げていく子どもたちというイメージです。
「できる子」、「できない子」と分けるのではなく、頑張っている子、努力した子を評価するためのシステムというイメージです。
子どもたちって競争も大好きです。やっぱりお友だちには負けたくない! という、いい意味でのライバル心が芽生えることも。
みんな選抜メンバーに憧れ、それを目指している子もたくさん。
こういう制度があるからこそ、子どもたちは切磋琢磨し、手を抜かずにレッスンできるのでしょうね。
選抜メンバーは別レッスン
選抜メンバーになると通常メンバーとは別でレッスンをするようになります。
これはYTJの配慮からだと考えられます。選抜メンバーになった子たちに合うレッスンがおこなわれているのです。スタジオの状況によっては合同でレッスンすることもあります。
選抜メンバーに選ばれる基準とは
みんなが憧れる選抜メンバー。どうしたら選抜メンバーになれるの? と気になる保護者さんやお子さんもいるはずです。
選抜メンバーに選ばれる基準は明確にあるわけではありません。特に公表もされていません。
おそらく、本人にやる気があるか、頑張って練習をしているか、YTJの方針を理解して活動しているか、が関係しているかと思います。
YTJは自主性を重んじています。自主的に動ける子かどうかも見られているかもしれませんね。
選抜メンバーはメールで打診があります
選抜メンバーにふさわしいと判断された場合は、メールで打診があるそうです。こんなメール来たら、ワクワクしちゃいそうですね。
選抜メンバーは何歳から?
選抜メンバーは小学校2年生からですが、実際2年生で選抜に選ばれている子は少ないです。
だいたい小学校3年生からがほとんどだそうです。
選抜メンバーに選ばれるためにできること
多くの子が目標にしている選抜メンバーには、どうやったらなれるのでしょうか。繰り返しますが、YTJでは選抜メンバーになれる基準は公表されていません。
YTJに子どもを通わせる保護者として、選抜メンバーにこうしたらなれるのではないかな、というものを考えてみたので、ご紹介します
なるべくレッスンを休まない
なるべくYTJのレッスンは休まないようにしましょう。
…と言っても、体調不良になってもレッスンに無理をして行かなくてはいけない! と、厳しいことを言っているわけではありません^^;
なんか今日は気乗りしないから、休んじゃおう! ではなく、可能な限り毎回しっかりとレッスンに参加するとよいのです。
レッスン回数と選抜メンバー打診には関係がないように感じるかもしれませんが、わたしは関係があると思います。
レッスン回数が多い方が教えてもらう量も多いため、ダンスや歌などのスキルが向上するのです。そのため、選抜にも近づくかと思います。
また、自分が先生だったら…と考えてみてください。毎回休まず元気に出席する子と、そうでない子。どちらの子を選抜にしたいでしょうか。
なるべく休まずにレッスンに参加できるよう、子どもの体調管理もしっかりしておきたいですね。
指導を内容しっかり吸収する
ダンスや歌で先生から教えてもらったことは、しっかりと吸収しましょう。
レッスンに集中していないと、せっかく教えてもらった内容も覚えられません。きちんと教えてもらった内容を理解できるように、レッスンで集中することから始めましょう。
先生の言っていることがわからない、ということがあれば、遠慮なく質問をしてください。わからないことは自分から積極的に聞くと上達が早くなりますよ。
レッスンノートを作る
教えてもらった内容は、ノートにまとめておくとよいのです。
保護者さんはぜひ「今日はレッスンでなにをやったの?」と聞いてみてください。「先生はどんなことを教えてくれたの? 先生は何て言っていたの?」と聞いてみると、子どもが覚えたことを話してくれるはず。
幼い子の場合は、保護者さんが教えてもらったことを代わりにメモしておくとよいでしょう。
自宅でノートを振り返って、新しく教わったことをおうちで復習するとよいかもしれません。
子どもたちの様子をスタジオのモニターでチェックしている保護者さんは、自分の子どもがどんな指導を受けているか気にかけてみて、ノートをとっておくのもおすすめです。
【レッスンノートの書き方】
日記感覚で書いていましょう。
- 新しく習ったこと
- 先生に言われたこと・注意されたこと
- 新しく習った振り付け
- はじめて出てきた英単語
- その日にあった楽しかったこと
- わからなかったこと
- わかったこと
- いつもより上手にできたこと
- 先生に褒められたこと
幼い子の場合は保護者さんが書くとよいですが、そのときにお子さんの様子も記載してみましょう。
- 泣いてスタジオに行きたがらなかった日
- ご機嫌でスタジオに行った日
- イヤイヤながらもスタジオに泣かずに行った日
これらを書いておくと子どもの内面の成長もわかるはずです。
柔軟性を磨く
柔軟性を磨くことでも、選抜メンバーに近づけるはずです。
体が柔らかい方が、ダンスの幅が広がります。先生も、「お、前よりあの子は体が柔らかくなっているな、努力しているんだな」と気が付いてくださるはず。
おうちでストレッチをするとよいでしょう。子どもは元々体が柔らかい子は多いですが、より柔軟になると怪我をしにくくなります。
お風呂上りや寝る前に毎回ストレッチをするなど、ルールを決めればルーティンになります。生活にぜひストレッチを取り入れていってください。
わからないところは先生に質問する
わからないところは積極的に先生に質問しましょう。
先生に新しいことを教わって、わからないのにそのままにしてしまうと、覚えることはできませんよね…。
でも「今は質問しにくい」という雰囲気もあるかもしれません。そのときは、レッスン後に「ここがわからなかったです」と先生に聞いてみましょう。
わからないままおうちに帰ってしまうと、後れを取ってしまうことも…。可能であれば、その日のうちにわからないことは解決してください。後回しにすると、どんどん質問しにくくなります。解決がすぐにできなくても、わからないという意思表示はきちんとしましょう。
そうすると、YTJの先生ならしっかりと対応してくれるはず。1つ1つわからないところを解決していくと上達につながり、選抜にも近づくかと思います。
反対にわかったことは、わかったという反応をしましょう。「はい」、「わかりました」とアクションして、先生に自分が理解していることを伝えることをおすすめします。
幼いお子さんの場合は、おうちで「わかったらお返事しようね」と言って、YTJのレッスンでもお返事ができるようにさせるとよいでしょう。
周囲をよく見る
選抜メンバーを目指したいのであれば、周囲をよく見ましょう。
英語が上手な子、ダンスが上手な子、歌が上手な子とそれぞれいるかと思います。自分より上手な子がいれば、よく観察してみてください。
どうしてその子は上手なのでしょうか。よいポイントがあれば、真似をしてみましょう。
先生から褒められている子がいれば、その子がどうして褒められたのかよくチェックしてみてください。同じように褒めてもらえるように努力すれば、自ずと選抜メンバーに近づけるはずです。
反対に、先生から注意されてしまった子がいれば、「自分が言われているわけじゃないし、関係ないや」と思うのではなく、その子がどうして注意をされているのか見ておくとよいですよ。
ひとりへの注意は、みんなへの注意のこともあります。先生からの指導を他人事として考えずに、自分のことだと思って受け入れることも上達の近道です。
レッスンを楽しむ
レッスンを楽しむことも重要です。
先生だって、楽しんでいる生徒とそうでない生徒であれば、楽しんでいる生徒のほうを舞台に立たせたいはずです。だから選抜には、イキイキとレッスンを受けている子が選ばれるでしょう。
みなさんも舞台を見たときに、楽しそうに歌やダンスをしている子と、そうでない子では、楽しそうな子のほうがよいはずです。
すでに選抜メンバーの子をよく観察する
選抜メンバーの子のダンスや歌を見る機会があれば、よく観察しましょう。
どうしてその子は選抜になったのかと考えてみると、なにかしらヒントが得られるかもしれません。
もし、選抜メンバーに仲良しな子がいる場合は、おうちでどんな練習をしているのか聞いてみることをおすすめします。
保護者さんは、選抜メンバーの保護者さんにいろいろ質問してみるのもよいでしょう。
自主的に行動する
YTJは自主性を重んじています。YTJの先生たちは、あまり「こうしなさい!」と言うことはありません。子どもたちが自分で行動できるようにうながすような指導をしてくださっているのです。
自主的に行動できれば、選抜メンバーにも近づけるでしょう。
レッスン中に、今はなにをしたらいいかな? と考えて積極的に行動をしてください。
必要に応じて、友だちに声をかけるのもよいですよ。ダンスや歌、英語で困っているメンバーがいれば、アドバイスをする、手助けをするとよいでしょう。
選抜メンバーになるメリット
YTJの選抜メンバーになるメリットについて解説します。
レッスンが増える
YTJの選抜メンバーになるとレッスン数が増えます。
通常のメンバーであれば、週1~2回が基本ですが、選抜メンバーは週2~3回で1回3時間のレッスンを受けることができるのです。
レッスンを受ける時間が長くなれば、それだけ上達も早いはず。選抜メンバーはどんどん先を行ってしまうこともあるので、差が出ないように通常メンバーの子はたっぷりおうちで練習しましょう。
出演の機会が広がる
YTJの選抜メンバーになると、舞台の出演機会が増えます。
「もっと人前で自分の歌やダンスを披露したい!」という子は選抜メンバーに選ばれるように、頑張りましょう。
たくさん舞台に立てるのは、YTJの子どもたちにとって大きなメリットですよね。
本番を経験することは上達にもつながるのです。
自信がつく
選抜メンバーは「選抜」されているということ。誰でもなれるわけではないのです。
そもそもYTJのメンバーは、みんなオーディションを経てメンバーになっています。
つまりすでに選抜された子なのです。さらに、そこから選抜メンバーに選ばれるということは、実力を認められたということでしょう。
ここで言う実力とは、歌やダンス、英語だけのスキルではないはず。自分で考えて行動できるかどうかも見られていると思います。
選抜メンバーに選ばれたことで、自信がつくはずです。子どもの自己肯定感も高まるでしょう。
やる気がさらに出る
YTJのレッスンにやる気があった子も、選抜メンバーになることで、「今まで以上ももっと頑張るぞ」と意気込むかと思います。
やる気がさらに出ることも、選抜メンバーになるメリットです。
選抜メンバーになるとレッスン環境も変わるので、心機一転できることもあるはず。
上達しやすい
選抜メンバーに選ばれると、より上達しやすくなるでしょう。
その理由は、レッスン数が増えるからです。すでに記載したように選抜メンバーになるとレッスンの回数が増え、先生からの指導をたっぷりと受けることになります。
さらに選抜メンバーはYTJのなかでも選ばれた子たちです。その子たちと一緒にレッスンを受けることで、より上達しやすくなるのです。
選抜メンバーになるとお金がかかるって本当?
選抜メンバーになるとお金がかかるのではないか…と思う方もいますよね。
はい、これは事実です。
選抜メンバーになれば、レッスン時間が増えるのでその分だけお金がかかります。
ただ、選抜メンバーだからといって、スタジオ使用料が高くなるということはないそうです。
あくまで習った分のみの費用がかかります。
選抜メンバーになるとお金がかかるとはいえ、YTJの費用はかなり安いと言えます。
一般的な週2~3回の習い事と比べると、選抜メンバーになっても費用は高くはないでしょう。
YTJの費用の安さについてはこちらの記事でも触れています。ぜひご参照くださいね。
YTJとバレエの費用を比較してみた!YTJは怪しいって本当?調べてみました – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
YTJの費用は高い?習いごとに必要な平均費用はどれくらい? – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
選抜メンバーの打診があればよく考えて決めましょう
すでに記載したように、選抜メンバーになるとレッスン頻度が上がるため、どうしても費用はかかります。
そのため、メンバー打診があれば、家族でもよく話し合ってください。
- 費用は問題ないか
- 選抜メンバーとして長く続けていけるか
- 他の習い事に影響は出ないか
- レッスンが増えても子どもは大丈夫か(体力面、精神面)
- 子どもが選抜メンバーになりたがっているか
- 送迎はできそうか
保護者が子どものことを選抜メンバーにさせたいだけであれば、子どもに負担がかかってしまうこともあります…。
子ども本人のやる気があるかもよくチェックしておきましょう。レッスンの頻度も増えるので生活に影響は出ないかもよく考えてから判断しましょう。
まれに途中で、本人や保護者さんから選抜メンバーを辞退があるそうです。せっかく選抜メンバーとして活動していたのにもったいないですよね。
よく話し合って、選抜メンバーとして活動できそうか考えてみましょう。
あくまでメールは「打診」です。辞退することもできるので、よく考えてから決めるとよいかと思います。
なかなか選抜メンバーに選ばれない…その理由は?
選抜メンバーに選ばれたいのに、なかなかお声がかからない…というお子さんもいますよね。保護者さんもドキドキ・ハラハラしているかもしれません。
選抜メンバーのお声がかからないのは、何かしら理由があるはずです。
選抜メンバーになれる理由があるように、選ばれないことにも理由があります。なぜ自分は選ばれないのか、考えてみるのもよいですよ。
ここでは選抜メンバーに選ばれない理由として考えられるものを挙げてみます。
選抜メンバーに選ばれない理由
考えられる理由をリストアップします。
- レッスン中、集中していない
- 練習をしていない
- 先生の話を聞いていない
- 自主的に行動できていない
- 一生懸命活動できていない
- レッスンや舞台を楽しめていない
などが考えられます。
YTJの先生はプロです。レッスン中に子どもが集中しているかどうかはすぐにわかります。「あ、この子練習してきていないな」というのも簡単にバレてしまうのです。
もしも自分のお子さんが上記のことにあてはまる場合は、ぜひ家庭でも指導をしてみてください。
上達には個人差があります
ダンス、歌、英語に限らずですが、上達には個人差があります。
すぐにどんどん上手になる子もいますが、頭で理解してじっくりと後から伸びてくる子も。
特にダンスの上達は個人差が大きいとわたしは感じています。(自分のダンス経験などから)
振り付けを頭で覚える子と、体で覚える子がいます。
体で覚える子は吸収が早い傾向があると感じます。子どもの場合は、体で覚えるタイプの子が多いですが、頭で覚える子も。
頭の中で理解してからではないと、体が動かないのです…。
頭で理解する子は、体でダンスを体現するまでに時間がかかるため、上達がゆっくりに感じらえることがあります。(実際は上達していないのではなく、頭の中で情報を整理しているだけです)
選抜メンバーになりたいのになかなか選ばれないと、焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、上達は人それぞれ。ゆっくり成長する人が、あとからグーンと伸びることもあります。焦らずに、日頃の努力を欠かさず続けていってください。
適正とタイミングをプロが見計らってくれます
選抜メンバーになるのに適切なタイミングをYTJのプロの先生が見計らってくれます。
YTJの選抜メンバーに選ばれないからといって、上達していないわけではありません。今は、そのタイミングではないとプロの先生たちが判断している可能性があります。
なかなか選ばれないのは、上達していないのではなく、先生が「今の環境のほうが、この子は伸びる」と判断している可能性もあり得ます。
選抜メンバーに選ばれないから焦る必要はありません。しっかりレッスンを受けていきましょう。
でも、「あの子よりもうちの子のほうが上手なのに、どうして選抜になれないのかな」と思うことがあれば、先生に聞いてみるのもよいかもしれません。
選抜メンバーになるためのヒントが得られる可能性があります。疑問があれば、しっかりと先生に質問するのもよいですよ。
まとめ
YTJの選抜メンバーになれば通常の子と比べて舞台のチャンスが広がります。またレッスン回数や時間が伸びるので、より上達しやすくなるでしょう。
しかし、選抜ですから、誰でもなれるわけではありません。選抜メンバーとして活動していけるだろう、と判断された子にはメールで打診があります。
選抜メンバーになると費用もかかります。さらにYTJの時間も長くなるので、他の習い事に影響が出ることも。送迎している保護者さんも大変かもしれません。
打診があったら、家族でよく考えてみてくださいね。
選抜メンバーになりたいのなら、なるべく休まずしっかりレッスンを受けて、指導内容をよく吸収する、レッスンノートを作る、柔軟性を磨く、わからないことは先生に質問する、周囲の子をよく見る、レッスンを楽しむ、自主的に行動ことを意識してみましょう。