【ダンス未経験者向け】誰でも簡単にダンスをかっこよく見せる方法とは

ダンススクールやダンスの発表会だけが、ダンスを披露する場ではありません。園のお遊戯会、学校の運動会、体育の授業でもダンスを披露することがあるのです。

おとなでも、ダンスを習っていないのに踊ることも…。

ダンスに苦手意識があると、ちょっと恥ずかしかったりしますよね。

そこで今回は、
ダンス未経験者向けに誰でも簡単にダンスをかっこよく見せる方法をまとめます。

YTJのスタッフの方から娘がアドバイスされた内容なども踏まえているので、ぜひ参考にしてみてください。

未経験者におすすめのダンスをかっこよく見せる方法

ダンス未経験でも、かっこよく踊りたいですよね。最初にダンス未経験者向けに、かっこよく踊るコツをご紹介します。

まっすぐ前を向く

ダンスをかっこよく踊るためのコツとして、前を向くことが挙げられます。

「そんなの簡単!」と思う方も多いですよね。しかし、実際に未経験者がダンスを踊ると、高い確率で下か横を向いてしまうのです。

自分のダンスを動画で撮影する機会があればぜひ見てみてください。前を向いていないかもしれません。

恥ずかしい気持ち、どこを見たらいいかわからない気持ちから、数メートル前の下を見る人が多いです。
一緒に踊る仲間がいると、仲間の動きを確認しながら踊るため、キョロキョロしながら踊ってしまうことも…。

これだと、ちょっとかっこ悪いかも…。
かっこよく踊りたいのであれば、まっすぐ前を向きましょう。少しだけアゴを上げて、遠くを見るようにして踊りましょう。

照れずに堂々とする

ダンス未経験者だと、人前で踊るのは恥ずかしいと感じるかもしれません。
その気持ち、よくわかります。わたし自身、長くダンスを続けていますが、いまだに恥ずかしいときがありますもの。

つい照れてしまい顔が笑ってしまったり、表情が緩んでしまうことがありますが、こらえてください!笑

見ている人は、「この人、恥ずかしそうだな…」とすぐに感じ取ってしまいます。人って表情からその人の感情がすぐにわかるものです。

自分の出番の前に呼吸を整え、心を落ち着かせましょう。
ダンスに自信がない方は、「今日の自分は別の人!」と言い聞かせてみると、かっこいいダンサーになり切って踊れるかもしれません。
普段の自分は押し殺して、ダンサーになりきるのもおすすめです。

堂々と踊ると、自然とかっこよく見えるものです。間違えてもいい、下手でもいいので、堂々と踊ってくださいね。そうするととてもかっこいいですよ。

笑顔で踊る

未経験者でもダンスに余裕が出てきたら、表情を作ってみましょう。
おすすめは笑顔です。明るい曲なら、楽しそうに踊ってみませんか。

しかし、作り笑顔って難しいですよね。
練習のときから笑顔も意識して練習するとよいですよ。

また、ダンスそのものを心から楽しむと、自然と顔がゆるんで、笑顔になります。
本番は、ぜひお客さんを見てみてください。笑顔でこちらを見てくれているはず。
手拍子をしてくれているかもしれません。

「自分は今お客さまを笑顔にしている!」と思えば、ダンスの楽しさを感じられて、自然と笑顔になるかと思います。

笑顔をするときは歯を見せたり、口を開けたりすると、楽しそうに見えます。最初は無理やりな笑顔でも練習をすると徐々に自然になっていきます。

ポーズを決める

ダンスが未経験だと、とにかく踊るので精一杯、音楽についていくので精一杯なこともありますよね。
間違えないように…と考えながら踊っていて、笑顔なんて二の次! という方もいるでしょう。

ダンスにはキメポーズがあることが多いので、このポーズだけでも決めましょう!

ダンスのほとんどは体を動かしていますが、ポーズのときだけは止まるので、お客さまの視線が集まりやすいのです。

やや極端ですが、ポーズさえ決まっていれば問題なし!

たとえば、戦隊もの。戦隊ものの戦士たちは決めポーズがありますよね。子どもたち(特に男の子かな)が憧れて、ポーズを真似る子も多いですが、前振りよりも決めポーズのほうが目が行きやすいです。
子どもが真似をするのも、ポーズの前ふりではなく、最後の制止したポーズのことがほとんど。

それだけ制止した状態は印象があるということなのです。

決めポーズでぐらついてしまうと、残念な印象になるので、決めポーズはピタッと止まりましょう。
ダンスの練習は、この決めポーズをメインにすると初心者でもかっこよくなりますよ!
ポーズを取るときはピタッと決める、揺れない、パッと動くとよいよく見えます。

ダンスを大きく見せる

ダンスを大きく見せることも意識してください。

ダンスを大きく見せるってどういうこと? と思いますよね。
体を大きく使うということです。

たとえば、手を上にあげる動作があったとしましょう。腕をしっかりと伸ばしてあげると、体全体を大きく使っていることになりますが、肘が曲がっていると動きが小さくなり、地味なダンスに。

もちろん振り付けごとに肘を伸ばすかどうか、どれくらい大きく体を動かすかは決まってきますが、初心者の方であれば、なるべく大袈裟に体を大きく動かすことを意識してみるとよいですよ。

姿勢をよくする

姿勢がいいとダンスがかっこよくなります。これは日常生活でも言えることで、姿勢がいい人は自分に自信があるように見えませんか。

踊るときは、背中をまっすぐにすることを意識してください。
手を動かす、足を動かすと意識すると、ついつい手と足しか意識が向きませんが、ダンスは全身運動です。
動かしていない場所も少し意識してみるとよいですよ。

背中がそり過ぎてもよくないので、腰から耳の後ろがまっすぐになるように意識してください。
このとき肩が上がってしまうと、首が短くなり不格好なので、肩はリラックスさせましょう。

後ろを向いても見られている意識を持つ

ダンスの振り付けによっては、後ろを向くこともあるでしょう。
後ろに下がるシーンでは、客席に背を向けて移動することもあるかと思います。

この場合、「今は自分はメインではない」、「今はお休み」と思ってしまうと、いっきにオフ感がでてしまうので、客席に背中を見せるときは、「お客さまに今背中を見られている」という意識を持って踊るとかっこよくなります。

ピンと背中を張りましょう。首の裏もしっかり伸ばしましょう。
これだけでも、ダンサーの後ろ姿っぽくなりますよ。

自信満々に踊る

自信満々に踊るのもおすすめです。

これは精神論にはなりますが、自信満々の人って輝いてみませんか。反対に自信がなさそうに踊っている人って、見ていても残念になることも…。

自信は表情や動きに表れるので、ぜひ自信を持って踊りましょう。

…とは言っても、ダンスなんて普段踊らないし、自信がない!
そもそもダンス苦手で自信なんて持てない! こんな風に思う方もいますよね。

未経験者の場合、たしかに経験者と比べるとスキルが劣るかと思います。
リズム音痴な方もいるかもしれません。しかし、音楽に合わせて踊るってかなり楽しいこと。体を動かすって気持ちがいいですよね。
最初に練習したときと比べると、上達しているはずです。

誰かとは比べずに、過去の自分とだけ比べて、上達を感じると、自信につながりますよ。

ダンス未経験でもダンスを披露する場があります

ダンススクールに通っていない人でも、人前でダンスを披露することもあるかもしれません。

  • 学芸会
  • 運動会
  • 学校の体育の授業

学生であれば上記のシーンで、踊ることがあります。

中学校ではダンスが必修化されているので、避けては通れないと言ってよいでしょう。

参考:文部科学省 武道・ダンス必修化:文部科学省

ダンスがかっこよく踊れると学校の成績にもよい影響が出るので、ぜひ上達しましょう。

子どもだけでなく、おとなでもダンスを披露する場がありますよ。

  • 結婚式の余興
  • 会社の新人芸
  • 忘年会・新年会

結婚式の余興で友人代表で踊ることは結構ありますよね。誘われると、なかなか断りにくいことも。
新入社員が研修の一環や、新人芸として踊りを披露することもあるかと思います。
みんなで協力して踊ることで、チームワークの大切さを学ばせる会社もあるのです。
(ちなみにわたしは某財閥系金融機関に勤めましたが、忘年会でダンスを踊ったことがありました)

未経験でも踊る機会はあるかもしれないので、ダンスがかっこよく見えるコツを知っておくと安心です。

【未経験者向け】ダンスの練習方法

ダンス未経験の方であれば、経験者と比べるとあまりスムーズには踊れないでしょう。人前で踊るからには、かっこよく決めたいですよね!

そのためには、ダンスの練習が必要です。

ここでは未経験者向けにダンスの練習方法をご紹介します。

リズムをとらえるところから練習する

まったくのダンス未経験者で、いわゆるダンス音痴の場合は、リズムをとらえるところから始めましょう
人前で踊る曲がすでに決まっている場合は、そのリズムに合わせて足でステップをしてみてください。

「1,2,1,2…」、「1,2,3,4,1,2,3,4,…」などカウントしながらステップをしてください。
だいたい、2ステップか4ステップかで踊れます。(3ステップのワルツもありますが、初心者で踊ることは少ないかと思います)

2ステップは足を左右に移動させながら踏みましょう。YouTubeなどで検索してみてください。
4ステップの代表ばボックスです。こちらもYouTubeで検索しましょう。

ステップが踏めるようになったら、手を動かしてみてください。ヒゲダンスのように動かすのもよいですし、リズムに合わせて手拍子でもOKです。これでリズムに合わせて、手と足を動かす練習になります。

繰り返すと、自然と体が慣れていくはずです。余裕が持ててきたら、曲げる膝を意識してみてください。

鏡を見ながら練習する

踊っている自分の姿は気になりますよね。鏡の前で踊ってみましょう。姿見がおすすめです。全身が映るようにして踊ってください。

大きな鏡を2つ並べて踊ると全身の姿がわかりやすいですよ。

鏡がない場合は、スマホやタブレットで踊っている姿を撮影して確認しましょう。

練習するときは、踊りだけでなく表情も意識しましょう。自然な笑顔かどうかもチェックしてください。

目の前に観客がいることを意識して練習する

家で踊っていると、気が緩んでしまうこともあります。
普段の練習でも、観客を意識してみてください。目の前にお客さまがいることをイメージしながら練習すると、本番も緊張しにくくなります。

魅せ方の練習にもなるので、いつも本番を意識して踊りましょう。

上手な子と練習する

ダンスが上手な子と一緒に練習すると早く上達すると言われています。

ダンス経験者の子、ダンスを習っている子と一緒に踊ってみましょう。上手な子の動きをよく観察しながら、自分との違いをチェック。そうすることで上達できるはずです。

体育の授業であれば、ダンスが上手な子の隣で練習しましょう。二人組などペアやチームを組むときは、ダンスが上手な人と一緒になるようにしてください。

ダンスの練習場所

ダンススクールに通っていない未経験者の方だと、どこで練習したらいいかわからないですよね。日頃から通うスタジオもありませんし…。

ここでは未経験者向けのダンスの練習場所をご紹介します。

自宅のリビング

自宅のリビングをおすすめします。

リビングであればスペースが広いので、ダンスの練習がしやすいですよ。
ただし、家具などにぶつかって怪我をしないようにスペースは広めにとってください。

バランスを崩してよろけてしまうこともあるので、怪我をしないように気をつけて練習しましょう。

夜だとリビングの窓に自分の姿が反射します。これを利用して練習するのもおすすめです。

公園

公園でダンスの練習をするのもおすすめです。
人に見られるのが恥ずかしい場合は、日が落ちてからがよいでしょう。

日が落ちると、公園に来る子どもが減るので、大勢に見られずに練習しやすいですよ。

ひとりで公園で踊るのが恥ずかしい方は、友だちと一緒に練習してみましょう。

レンタルスタジオ

レンタルスタジオを借りて練習するのもよいでしょう。

スタジオであれば、鏡やバーがあるので踊りやすいです。
ただしひとりでスタジオを借りると、割高になるので、一緒にダンスを披露する友だちと借りることをおすすめします。

格安のスタジオであれば、1時間あたり2,000円のスタジオも。
広い場所で練習したい方は、レンタルスタジオを借りてみましょう。

未経験だけどダンスを上達したい!どこで習うのがおすすめ?

学校のダンスの発表会や会社、結婚式の余興のためにダンスを一時的に習いたい方もいますよね。

未経験の方におすすめの習う方法をご紹介します。

オンラインレッスン

ダンス未経験でスクールに入るのはちょっと恥ずかしい。他の人にダンスを見られるのが恥ずかしい。
そんな人におすすめなのがオンラインレッスンです。

オンラインレッスンを開催しているダンススクールもあるので、探してみてください。

自宅でレッスンを受けるのであれば、スクールまで通う手間も省けます。
人に見られる恥ずかしさもあまりないはず。楽しく踊れますよ。

オンラインレッスンのメリット・デメリットはこちらの記事でもまとめているので、参考にしてみてください。
オンラインレッスンのメリット・デメリットとYTJのレッスン – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)

YouTube

スクールに所属せずに、YouTube動画を見ながらレッスンを受けるのもおすすめです。
「ダンス 初心者」、「ダンス レッスン」、「ダンス 未経験」などで検索してみてください。

初心者向け、未経験者向けのレッスン動画があるので、動画を見ながら自宅で踊ってみましょう。

画面が小さいと踊りにくいので、スマホではなくタブレットやパソコン、テレビで再生するのがおすすめです。
プロジェクターがある方は、壁に投影して一緒に踊るとお手本が見やすいですよ。

ダンスDVD

ダンスDVDもおすすめです。
TRFのイージー・ドゥ・ダンササイズはとても有名。今でももちろん人気があります。

ダンスDVDであれば、ダンスの基礎ステップが自宅で学べるので、初心者にもおすすめです。
スクールに通うのが恥ずかしい方でも安心ですよね。

ダンスの通信講座もあります。通信講座の場合は、ダンスのレッスンDVDが自宅に送られてきて、それを見ながらレッスンが受けられるので、自宅で自分のペースで練習することができます。

通信講座も利用してみましょう。

スクール

未経験者がスクールに通うのもおすすめです。
初心者クラスが設置されているスクールはたくさんあります。
初心者クラスだと、本当に未経験の方、ダンスがまったく初めての方向けの指導が受けられるので、初めてでも安心ですよ。

同じようにダンスを苦手に感じている人もたくさんいます。気軽に参加してみませんか。

娘はダンスほぼ未経験でYTJに入りました

わたしの娘はほぼダンス未経験でYTJ(ユースシアタージャパン)に入りました。
ここからはYTJについて解説しますね。

YTJは、若手が中心となったミュージカル劇団です。英語でパフォーマンスをするのが特徴で、関東や関西にスタジオがたくさんあります。年に複数回の舞台や発表会を開いているので、たくさん子どもに本番を経験させたい保護者に選ばれています。

国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-Youth Theatre Japan(YTJ)

ミュージカル劇団なので、歌やダンスを披露します。
レッスンは週1~2で、1回あたり2時間のレッスン(英語、ダンスなど)が受けられます。

メンバーにあるには、選考試験を受けて合格する必要があるため、ダンスが踊れないと受からないのでは? と思う保護者も。

わたしもそう思っていましたが、娘にもっと自信を持ってもらいたくて選考試験を受けさせました。
娘はダンスがほぼ未経験。少しだけわたしと一緒にバレエを習った程度でしたが、YTJの選考試験に合格しています。

YTJによると、選考試験(二次選考)では歌やダンスのスキルだけでなく、本人のやる気も見ているとのこと。
やる気があるか、伸びしろがあるかもしっかりと見てくれてるため、ダンス未経験の子どもでも合格することがあります。

うちの娘以外にもダンス未経験でYTJに入った子はいます。
特に低学年の子どもであれば、ダンス未経験でも選考試験に合格しやすいかと思います。
(小学校高学年や中学生になると未経験だと入りにくいかもしれません…)

子どもがダンス未経験でも諦めないでくださいね。

YTJは歌、英語未経験でも入れる?

うちの娘はダンス未経験でもYTJに入りましたが、歌、英語未経験でも入れるのかも気になりませんか。

結論から言うと、歌や英語が未経験でもYTJに合格している子はたくさんいます
こちらもやはり本人のやる気や伸びしろも見てもらえるので、歌、英語に慣れていない子も、YTJに興味があれば選考試験を受けてみませんか。

新規メンバーを募集しています

YTJはいつでも入れるわけではありません。
選考試験に合格しないからには、メンバーになれないのです。

選考試験は常時ではなく、限定的に開催されているので少しでもYTJに興味がある方は選考試験を受けてみませんか。

応募の詳細はリンクからご確認ください。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2022年9月活動開始新メンバー募集 – ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)

ダンス、歌、英語経験者の子どものほうが、メンバーになってからも活動はしやすいでしょう。
しかし、次の画像のように審査基準が明記されています。

公式サイトにきちんと明記されているので、未経験でもチャレンジしやすいはず。
ぜひ興味があれば受けてみませんか。

応募締切は7月24日(日)までです。

ウェブでの一次応募は無料で、プロフィールが画像などを提出します。この選考に受かれば二次選考。
二次選考は受験料1,000円がかかり、試験は対面です。
ダンスや歌をYTJの試験官の前で披露しますが、このときお手本としてYTJのメンバーが一緒に踊ってくれます。

未経験の子が困らないように配慮されているので安心です。

まとめ

ダンス未経験でも、人前で踊る機会もあり得ます。
未経験だとちょっと恥ずかしいですよね…。なんとかかっこよく見せたいと思う方は次のことを意識してください。

  • 前を向く
  • 堂々とする
  • 笑顔で踊る
  • ポーズをしっかり決める
  • ダンスを大きく見せる
  • 姿勢をよくする
  • 後ろ姿を意識する
  • 自信を持つ

自宅のリビングやスタジオ、公園などで練習してみてください。

ダンススクールのオンラインレッスンや、ダンスDVD、YouTubeなどでも練習するとよいですよ。