YTJの先生|英語の先生はネイティブ?どんな人か教えます
子どもをYTJに通わせようと思っている保護者さん! 先生ってどんな感じなの? と気になりませんか。習い事って内容だけでなく、先生の指導力も気になりますよね。むしろ先生で教室を選びたいという方もいるでしょう。
そこで今回は、YTJの英語の先生について解説します。
英語の先生はネイティブの方のみなのか、非ネイティブの先生はいるのかも調べてみたので、英語ネイティブの先生、非ネイティブの先生のメリットも併せて記載しました。
YTJの入会を考えている方、オーディションを受ける予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
YTJの英語の先生とお話してきました
少し前、娘の送り迎えをする際に、YTJの先生とお話をしてきました。お話した先生は英語の先生です。
本来、YTJの先生は指導に忙しく、ごあいさつをすることはあっても、あまり長く話する機会はありませんでした。レッスン後に迎えに行ったときに、たまたまいろいろ話を聞く機会があったので、YTJの先生について解説しますね。
お話した先生は、わたしの娘をはじめ、YTJのメンバーに英語を教えています。しかし、英語を話せるように! という指導よりも、どちらかというと子どもの内面を育ててくれている感じです。
ここは、YTJの英語と一般的な英会話スクールとの違いだと思います。
どういうことかと言うと、YTJは子どもたちの内面、特に自主性、社会性の育成に力を入れているのです。プロのYTJの先生からすると、おうちで練習してきていない子、覚えるべきフレーズが覚えられていない子は、すぐに「あ、この子やっていないな…」とわかるそうです。ま、そりゃそうですよね。
そんなときに子どもたちに「ダメでしょ!」、「しっかりと覚えてきて!」と指摘するのではなく、「周りの子を見てごらん?」、「どうしてできないんだと思う?」と言って、子どもたちに考えさせるように誘導しています。
そして子どもが自分で行動できるように促しているのです。
だいたいの子は、「きちんとおうちでやっていないからだ…帰ったらみんなに負けないように練習しなくちゃ」と思うみたい。
ただ単に英語を教えるだけのスクールとは大きく違いますよね^^
とにかく英語を身につけさせたい方、英語を短期間でペラペラにさせたいという方には、YTJは向かないかもしれません…。そういう方はいわゆる英会話スクール、英語塾に通わせた方がよいでしょう。
英語のレッスンでも、先生は社会性・協調性をとても重要視しているようで、ごあいさつをしっかりとさせています。
- わからないところは質問する
- 相手の目を見て話す
- なにかしてもらったら「ありがとう」と言う
このような基本的なことを指導してくださいます。当たり前のことですが、子どもにはなかなかできないときもあります。これはYTJならではの指導と言えるでしょう。英語を通じて、子どもに社会性を身につけさせたい方におすすめです。
YTJの先生ってどんな人?
入会前の保護者さんからしたら、YTJの先生はどんな人か気になることでしょう。わたしも気になっていました。うちの子と相性はいいかな、怖くないかな、と心配ばかりで…。
ここではYTJの先生について解説します。
情熱を持って指導する人
わたしがとても感じたことは、YTJの先生は情熱を持っているということです。しっかりとした考えを持って指導をしてくださっているのがよく伝わります。
先日、先生とお話したときにすごく熱いモノを感じました笑
先生がおっしゃっていたのは、「英語が話せるようになってほしい」ということだけではなく、「社会人として立派になってほしい」ということ。
おとなになったときにYTJで学んだことを活かしてほしい、と語っていたのです。人に会ったらあいさつをする、言われる前に行動をするという社会性を身に着けていって、世界に羽ばたいてほしいとのこと。
このような情熱を持って仕事をしていると知り、感心しました。
子どもを信じて指導する人
YTJの先生は子どもたちを信じて指導をしてくださっています。これは日頃のレッスンでとても感じることです。
子どもって、先生を信用していないとついてきてくれません。
YTJの先生がおっしゃっていたのは、子どもが先生を信用するためには、まず先生たちが子どもたちを信じる必要があるということ。
うちの子の先生もスタジオにいる子どもたちのことを信じています。「この子たちならできる」と信じているからこそ、指導をしてくださるのです。
保護者であるわたしが見ていると、「いやー、これはうちの子には無理でしょう」と感じることもときどきあります。先生に無理だとはさすがに言いませんが、ときどき言いたくなることも…。
しかし、YTJに入ってから、うちの娘もそれなりに努力するようになり、先生の期待にしっかりと応えているようで、できないと思われたこともちゃんとできるようになっているのです。
親バカでスミマセン…^^;
先生と子どもたちの様子を見ていると、信じあうというパートナーシップができていると感じます。
【娘のクラスにいた子の話】
ここでちょっと娘と同じクラスの子のお話です。その子は幼稚園のときに、YTJにすぐに慣れずに、スタジオに行くたびにギャン泣きだったそう。
先生が「やってみると楽しいかもしれないよ。まずはスタジオに入っておいで」とやさしく促していたそうです。
しかし、やっぱりギャン泣き。これがしばらく続いたそうで、先生から保護者さんにしばらく休会して様子を見てみないか、という提案があったとのこと。
試しにしばらく休会したそうです。するとおうちで「YTJに行ってみようかな」とお子さんが言ったみたいで、その後YTJに復帰。今ではうちの娘と一緒にレッスンを受けています。
この子の保護者さんから聞いたお話ですが、保護者さんは「先生を信じてよかった」とおっしゃっていました。復帰したとき、先生からは「〇〇ちゃんを信じてよかった」と言われたそうです。
信じ合えるっていいですね。これがYTJのパートナーシップかと思います。
指導を楽しんでいる人
YTJの先生は指導を楽しんでいる印象がとてもあります。
先日お話をした先生も、指導のお話のときとてもイキイキされていました。できなかったことができるようになると、先生もと手も嬉しいしそうです。
できると全力で褒めてくれます。できていないときは、励ましてくれたり、できるようになるヒントを与えてくれるときも。必ずしも正解をくれるわけではなく、状況に応じて子どもにヒントを与え、子どもが自分で正解を見つけられるように導いてくれるのです。
YTJでのお仕事を心から楽しんでいる印象です。
社会で生きていく上で必要なことを教える人
YTJの先生は社会で生きていく上で必要なことを教えてくれます。
先述したとおり、あいさつ、行動など社会性が身につくように指導をしてくれているので、内面性も大きく成長できるのです。
【選抜クラス】
ちなみに、YTJには選抜クラスというものがあります。選抜クラスは、選ばれた一部の子しか入れません。ここに選ばれるとレッスン時間も増え、出演できる舞台のチャンスが増えます。
みんな憧れのクラスなので、基礎クラスの子たちは選抜に選ばれるように日々頑張っています。
その選抜クラスに選ばれる基準は、ダンス・歌・英語のスキル面だけではありません。(基準は明確にされていないようですが…)
内面性も考慮して選抜クラスに選ばれるそうです。
どういうことかというと、歌やダンスがとても上手だったとしても、レッスン時の態度があまりよくなければ選抜クラスにはふさわしくないと評価されてしまいます…。
そのため、選抜に選ばれたくてほとんどの子どもたちは、自分の行動を意識するようになります。
- 忘れ物をしないようにする
- 荷物を綺麗に置く(雑にぐちゃっとおかない)
- 着た洋服はたたんでおく
- 困ったお友だちに手を差し伸べる
こんなことをみんな気にしています。もちろんうちの子も。わたしも送迎時に「忘れ物ない?」といろいろ気にするようになり、親子でしっかりしてきた気がします^^笑
子どもに合った指導する人
子どもはそれぞれ個性があります。Y子どもに合わせた指導をしてくれている印象です。
子どもによっては、体で覚える子と頭で覚える子がいます。タイプが違う子も同じクラスにいるので、ひとりひとりに合うように指導をしてくださっています。
もしも子どもが間違ったことをしていても、すぐに「それは違うよ」と言わないことも…。「周りを見てごらん」と言って本人に気が付かせています。
気が付く能力のある子にはこのような指導をしてくれているのです。
明るく元気な人
YTJの先生とお話して感じるのは、とにかく明るく元気なところ。
やっぱりミュージカル劇団のスタッフの方だからでしょうか。ハキハキと話してくださり、表情もとても豊かなのです。
レッスン前後のごあいさつもしっかりとしてくださいます。子ども相手なこともあるのかもしれませんが、とても元気で、保護者のわたしも見習いたいほど。
子どもたちは先生から、いつも明るくいること、どんなときでも元気にあいさつをする、感謝の言葉を口にすることを学んでいます。
スタジオによって異なると思いますが、うちの子の先生は年齢的には30前後の方です。先生のなかにはYTJの元メンバーの方もいらっしゃいます。YTJのメンバーが選考されているように、先生にも選考があるので、レベルは高い印象です。
こちらの記事もご参照ください。
YTJの先生は子どもたちの人気者
YTJの先生は、子どもたちの人気者です。うちの子も先生のことが大好きで、よくYTJの話をしてくれます。
送迎でわたしがスタジオに行ったときも、「〇〇さん(先生の名前)、ありがとうございました!」と元気にあいさつをして、手を振っています。
(※注)YTJの子どもたちは先生のことを「先生」とは呼ばずに、苗字にさん付けをして呼ぶのが一般的です。
学校の先生よりも近い存在のようなのかな。かといって友だちとも違う、ほどよい距離のようです。
子どもたちや保護者からの信頼も厚いと思います。娘と同じクラスの保護者さんとYTJの話をすることがありますが、先生の考えには関心しています。「YTJの考え方、育児でも取り入れたいけど、なかなか難しいね」と言うことがあるほど。
YTJの英語の先生はどんな人?ネイティブ?
さて、気になるYTJの先生の英語力です。先生はネイティブなのでしょうか、それとも非ネイティブ?
結論から言うと、英語ネイティブかどうかはスタジオの先生によるかと思います。
特にYTJの英語の先生の基準にネイティブではないとダメというルールはないみたいです。
うちの子がお世話になっている英語の先生は、英語の発音が非常にきれい。中学校、高校を日本で過ごしたハーフの方で、その後は海外の大学に行っていたそうなのです。
わたしはときどきモニター越しにスタジオ見学をすることがありますが、先生はお手本のような話し方をしてくれています。
口を大きく開けて、わかりやすいように発音してくれるのも魅力です。
他のスタジオの英語の先生のことはわかりませんが、少なくともうちの子の英語の先生は日本語が話せる方なので、日本人目線でわかりやすく教えてくれます。
英語ネイティブの先生の魅力
英語ネイティブの先生の魅力は、やはり本場の英語が学べるところです。
訛りのない、クセのない英語を耳から学ぶことができるでしょう。
言葉は日々変化していきます。日本語でも流行りの言葉ってありますよね。反対に死語も。
英語も同様です。
生きた英語、ネイティブならではの表現を学ぶことができるのです。テキストでは出てこないような、日常表現を学ぶこともできるでしょう。
英語ネイティブの先生の場合は、日本語が苦手なこともあり得ます…。そのため、日本語でのやり取りが苦手な先生もいるかもしれません。
英語非ネイティブの先生の魅力
英語非ネイティブの先生の魅力ももちろんあります。
非ネイティブの方であれば、英語を身に着けるための努力をしたはずです。自然と身に着けたのとは違う努力があるからこそ、その経験を活かして指導をしてくださいます。
英語の先生というと、どうしてもネイティブ神話があるでしょう。
英語はネイティブに学べ、という風潮はあるかと思います。
たしかにネイティブの先生からのメリットは大きいですが、非ネイティブの先生ならではのノウハウがあることも。
発音はネイティブ、非ネイティブどちらがいい?
発音はやっぱりネイティブの先生がいい! と考える人も多いですよね。はい、たしかに生きた英語を話すのはネイティブの先生かと思います。
しかし、発音がわかりやすいのは必ずしもネイティブの先生とは限りません。
みなさんは日本語が話せるかと思いますが、綺麗な発音で話していますか?
ら抜き言葉を話していませんか。アナウンサーのようなはっきりした発音ですか?
ネイティブだからこそ、崩して発音することってありますよね。
非ネイティブの先生は、あとから英語を学んでいる方が多く、テキストのようなきれいな発音をする方も多いのです。
そのため、非ネイティブの先生だから、発音が悪いとは限りません。
英語ネイティブの先生、非ネイティブの先生、どちらにもメリットがあると言えます。
YTJの指導方針とは
YTJの指導方針について解説します。わたしはあくまでYTJに娘を通わせる保護者で、正確な指導方針を把握しているわけではありませんが、保護者として感じる方針をまとめていきます。
自主性の獲得
このページでもすでに記載したように、YTJは、自主性の獲得を目指しています。舞台で演技をするためには、自分で考えて行動することが必要です。
本番は舞台に先生はいません。舞台の上では誰も助けてくれないのです。自分で状況を把握して、それに応じた行動を取る必要があります。
YTJは日々のレッスンを通じて、自主性が獲得できるよう指導してくれているようです。実際にうちの子も、YTJに入ってから行動力が上がりました。言わなくても率先して行動することが増えてきています。
食後のお片付けも言われずにやってくれることもあります。やらないときはわたしが指摘しますが、すぐに行動してくれます。前は言ってもやらないときだってあったのに。成長したなあ…。
社会性の獲得
YTJは社会性の獲得も目指しています。YTJを卒業しても、社会人として一人前に生きていけるように、幼いうちから指導してくれるのです。
人はひとりでは生きていけません。誰かと支え合って生きていくのです。そこで必要なのが感謝やあいさつ。これらをしっかりと指導してくれます。
レッスン前のあいさつもしかり。ごあいさつがしっかりとできていないと、先生からやり直しさせられることだって。厳しいように感じるかもしれませんが、社会で生きていくために必要なことを教えてくれるところです。
うちの子は、YTJに入ったばかりの頃は、慣れない先生へのあいさつに照れてしまっていました。そこで自宅であいさつの練習をしていたほどです。ま、練習と言っても、子どもが朝起きて「おはよう」と言ってきたときに声が小さかったら「もう少し声を大きく言ってみてね」と言うくらい。おうちでのちょっとした工夫でずいぶん変わりました。ごあいさつが苦手なお子さんに、試してみてくださいね。
協調性の獲得
YTJは協調性の獲得も意識しているようです。
1つのミュージカルを作るには、仲間との協力が必要です。作品ってみんなで作り上げるものですものね。YTJで演劇をすることで、チームワークを学ぶことができます。
誰かひとりがよければいいのではなく、みんなで話し合う、相談し合う、助け合うことで、よりよい作品を作り上げていきます。
YTJでは、協調性が学べるように指導されているのです。
ちなみに、YTJではショーケースと呼ばれる発表会のようなものがあります。場合によっては、ショーケースのために近隣スタジオと合同で練習することも。日頃、顔を合わせないメンバーとの交流ができることもあり、他の子から協調性、社会性を学ぶ機会もあります。
さらに先輩メンバーの行動を見ることで、よいお手本を取り入れられることも。
新規メンバーを募集しています
さて、ここまでYTJの指導や英語の先生のレベルについて記載してきました。すでに書いたように、英語力を上げたいだけの方には、YTJではなく、英会話スクールがよいでしょう。
子どもの自主性、社会性、協調性を伸ばし、歌、ダンス、英語を学ばせたい方にはYTJは向いていると言えます。
ちょうど現在、YTJでは新規メンバーを募集しています。
(通年メンバーを募集しているわけではないので、入りたいときに入れるとは限りません。)
興味のある方は応募してみませんか。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2022年5月活動開始新メンバー募集 – ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)
応募締め切りは4月10日までです。ウェブから無料で応募ができ、合否は4月14日にわかります。合格した子は二次選考に進むことができ、対面での選考があります。二次選考は有料で1,000円かかるのでご注意ください。
二次選考は歌やダンスを披露することになるので、ある程度対策をしておくとよいかと思います。合格基準は正直言うとわかりません…。ダンスや歌、英語のスキル面だけでなく、内面性も見られています。やる気があるかもチェックされるでしょう。
すべてのスタジオで募集しているわけではないと思うので、ご自宅の近くで募集があるか調べてみてくださいね。
まとめ
YTJの先生は、かなりスキルが高い印象でした。わたしの娘がいるスタジオの先生は、情熱を持っているやる気のある方。子どものことを信じてくださり、生きていくために必要なことも教えてくれます。
うちの子がいるスタジオの先生は30歳前後の方で、元メンバーの方も。どの先生も明るく元気な印象です。
英語の先生はネイティブ以外の方もいらっしゃいます。発音がきれいで、大きく口を開けてはっきりと発音してくれます。
英会話スクールのように、英語をただ学ばせるという指導ではありません。YTJは英語も教えてくれますが、あくまでミュージカル劇団。
英語だけでなく、舞台人としての社会性、協調性、自主性が身につくように指導してくれます。ときには厳しく感じることもあるかと思いますが、わたしは娘を入会させてよかったと感じています。
ぜひうちの子と一緒に演劇をしませんか。