笑顔でダンスを踊れない・表情が硬いときの練習方法
子どものダンスの発表会を見に行ったものの、顔が死んでる…、表情がこわばっている…と感じたことはありませんか。
笑顔で踊るというのはなかなか難しいこと。でもニコニコしているととってもかわいくて引き込まれますよね。
今回は、笑顔でダンスを踊るための練習方法を紹介します。
おとなダンサーで笑顔を作るのが苦手な方も参考にしてください。
笑顔でダンスを踊る方法
笑顔でダンスを踊る方法を紹介します。
- 恥ずかしがらない
- 振り付けや曲をイメージする
- 自信をつける
- 声を出して踊る
- 視線を移動させる
- 顔の筋肉のストレッチをする
- 口を開ける
- 目の前に家族がいると思って踊る
恥ずかしがらない
笑顔でダンスを踊る方法1つめは、恥ずかしがらないことです。
個人的な感覚ですが、小学校高学年から中学生くらいの子だと、思春期特有の照れや恥じらいからか、ダンスに笑顔がないことがあります。幼いときはニコニコ笑っていた子でも、ある程度の年齢になると表情が硬くなってしまうことがあるのです…。
これってもったいないですが、思春期ってほぼ誰もが通る道。笑いたくないときに無理にする必要はありませんが、恥ずかしがる必要はありません。ダンスを一生懸命練習してきたことは、必ず表現されているはずです。練習した分だけ上達していることでしょう。今のレベルを恥じる必要はまったくありません。
昔は舞台の上がへっちゃらだったのに、成長したら恥ずかしくて仕方ない。そんな方もいますよね。おすすめなのが自分を女優だと思うこと。
これから舞台に立つのは自分ではない、ダンサーを演じる自分は女優だと思ってください。ダンスは自己表現ですが、演じてもよいと個人的には思います。恥ずかしい場合は、「今は自分じゃない、女優になったつもりでダンサーになりきろう」と思うと、吹っ切れることができますよ。
振り付けや曲をイメージする
笑顔でダンスを踊る方法2つめは、振り付けや曲をイメージすることです。
ダンスはすべて笑顔で踊るとは限りませんが(くわしくは後述します)、明るい曲、楽しい振り付けのときは、笑顔がおすすめです。
歌詞つきの曲でダンスを踊る場合は、その歌詞の意味を調べてみてください。洋楽であれば和訳をチェックしましょう。曲の意味を理解することで、笑顔がイメージしやすくなるかと思います。
ちょっと古いですが、AKB48さんの『恋するフォーチュンクッキー』という曲で娘がダンスを踊ったことがありましたが、これは恋愛をするかわいい女の子の曲なので、ウキウキした楽しそうな表情で子どもたちは踊っていました。
こんな風に、曲のイメージに合う表情を作るとよいですよ。曲のイメージがつかめれば、自然と笑顔になるでしょう。
振り付けのイメージでも表情を作ってくださいね。
自信をつける
笑顔でダンスを踊る方法3つめは、自信をつけることです。
自信がないと、表情って硬くなってしまいますよね…。テスト勉強を全然していないのに、テスト当日になってしまったら、ニコニコなんてしていられません。表情もピリピリするはず。
このように自信がないと笑顔を作る余裕はないのです。
まず自分のダンスに自信を持ちましょう。いやいや、自分の踊りなんかに自信なんて持てない! という方は、たっぷり練習するのみ!
練習した分だけ、少しずつ上達するので、練習した時間は自信になるはずです。こちらの演技でもよいです。女優になったつもりで、「自分の踊りに自信があるダンサー」になりきってみませんか。最初は演技でもいつの間にか自信が身についてくるかと思います。
声を出して踊る
笑顔でダンスを踊る方法4つめは、声を出して踊ることです。
スタジオで踊るときに、振り付けを呪文のようにしゃべってみるのもおすすめです。
「くるっと回って、はいポーズ!」みたいに動きを言葉に出してみませんか。仲良しの友だちにこの呪文のような言葉を話しながら踊ることで、リラックスできます。
友だちと話すときって楽しいので、自然と表情がほぐれますよね。振り付けの呪文を使うことで、自然と笑顔にもなりやすいのです。
すぐに振り付けの呪文が出てこない方は、「今日給食なんだった?」のようにかんたんな会話でもOK。友だちとおしゃべりしながら踊ると、緊張した表情がほぐれていきますよ。
ただし、レッスン中におしゃべりをしながら踊っていると、先生から怒られてしまいます。スタジオに早く到着したときなど、自主練のタイミングがおすすめです。
視線を移動させる
笑顔でダンスを踊る方法5つめは、視線を移動させることです。
わたしの感覚だと、表情が硬いまま踊っている子は、一点を見つめて黙々と踊っているような状態になっていることが多いです。ロボットというか、心ここにあらず…みたいな感じと言えば伝わるでしょうか。
悪い表現ですが、楽しくなさそうに踊っているのですよね。(実際は楽しいのに、それがうまく出せていない状態)
おそらく緊張しているのだと思います。未就学児や小学校低学年の子でも、これはよくあります。
自分が今なにをしているのか、よくわからずキョトンとした表情で踊っている子が結構いるのです。これはこれで子どもらしくてとってもキュート。
でもせっかくなら笑顔で踊ったほうが写真うつりもよく、発表会の素敵なお写真が出来上がります。
自然に笑顔になるには、一点を見つめるのではなく視線を移動させるとよいのです。
頭をずっと同じ位置、顔をずっと正面にしてしまう子は、自然と視線を動かすように促してください。「この振り付けのときは手を見よう」、「このタイミングでは真正面を見よう」のように振り付けで顔の向きが決まっているはずなので、子どもにはおとながアドバイスをしてみてください。
大きい子やおとなダンサーは、まず先生に顔の向きを質問してみましょう。自分のダンスを動画で撮影して、真正面を向きすぎていないかもチェック。上手な人をお手本にして、顔の向きを真似てみてください。
顔の筋肉のストレッチをする
笑顔でダンスを踊る方法6つめは、顔の筋肉をストレッチすることです。
顔の筋肉が凝っていると、自然な笑顔は作れません。
顔の筋肉のストレッチをしましょう。
まず1つめは、唇を尖らせてプルプルと振るわすこと。2つめは、ほっぺをクルクルと手で円を描くように回すことです。時計回り・反時計回り、どちらもやってください。
3つめは、舌を上下左右に動かすこと。
これでずいぶんリラックスできるはずです。入会したばかりのスタジオで緊張しているときも、ぜひやってみてくださいね。
口を開ける
笑顔でダンスを踊る方法7つめは、口を開けることです。
これは応急処置的な対処法ですが、とりあえず口さえ開けておけば笑顔に見えます!笑
あまりにも緊張してしまい、舞台で笑顔が作れない! という方は、まず口を開けましょう。
アーンと大きく開けるというよりも、イーと横に開けて歯を見せましょう。できれば上の歯が見えていると理想的。
このとき、ニッコリと微笑みを作ってしまうと、目が細く見えてしまいます。ダンスの振り付けによっては微笑みもよいのですが、目が細くなると舞台から離れた席のお客さまに表情が届きません。
目は大きく開けて、歯を見せて笑顔を作るのがおすすめです。
イメージできない方は、ダンサーが踊っている表情をネットで検索してください。その表情の真似をしましょう。
目の前に家族がいると思って踊る
笑顔でダンスを踊る方法8つめは、目の前に家族がいると思って踊ることです。
普段のスタジオでは、目の前にいるのは鏡に映った自分やダンス仲間。お客さまはいません。誰もいないのに、笑顔になるなんてちょっとできない…という方もいますよね。
目の前に、家族がいると想像して踊りましょう。
ちなみにスタジオでのレッスンでも、常にお客さまがいる、本番であるという意識で踊ったほうが上達します。
ダンスを笑顔で踊れないのはなぜ?原因は?
ダンスを笑顔で踊れない理由について解説します。
- 恥じらい
- 自信のなさ
- どんな表情で踊ればいいのか理解していない
- 振り付けを覚えていない
- あれこれ考えてしまっている
- 周囲が笑顔ではない
恥じらい
笑顔で踊れない原因1つめは、恥じらいです。
こちらはすでに解説しているのでくわしい説明は割愛しますが、踊ることが恥ずかしいというのは思春期にありがちで、思春期を乗り越えると、また笑顔で踊れるようになる子が多いです。
無理に「昔は笑顔だったのに」と指摘せず、そっと見守るのがよいかと思います。
自信のなさ
笑顔で踊れない原因2つめは、自信のなさです。
こちらも先述しているので、解説は割愛します。自信を身につけましょう! そのためには練習あるのみです!
どんな表情で踊ればいいのか理解していない
笑顔で踊れない原因3つめは、どんな表情で踊ればいいのか理解していないことです。
幼い子どもの場合は、「え、ダンスで表情ってあるの?」ということもあります。先生が特に表情までは指示していないこともあるでしょう。
ダンスを始めたばかりだと、ダンス=手足を音楽に合わせて動かすもの、という認識で、曲を表現することまでできていないことも。
表情も表現の1つで、ダンスの一部と言えます。
子どもが表情ガチガチで踊っている場合は、「お顔をにっこりしていいんだよ」、「楽しいときのお顔をしてみよう」と伝えてください。
振り付けを覚えていない
笑顔で踊れない原因4つめは、振り付けを覚えていないことです。
基本的にダンスを踊るときは、振り付けを覚えてから細かな表現を肉付けしていきます。振り付けを覚えたあとに表情を作っていくのです。
まだ振り付けが覚えられていないと、「次はなんだっけ?」、「覚えなくちゃ」と考えるため、笑顔にはなれません。
まず最初に振り付けを覚えるところから始めてください。笑顔はその先です。
ダンスの振り付けの覚え方は、こちらで解説しています。
ダンスの振り付けの順番が覚えられない!覚え方のコツを徹底解説 – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
参考にしてくださいね。
あれこれ考えてしまっている
笑顔で踊れない原因5つめは、あれこれと考えてしまっていることです。
ダンスの振り付けは覚えたとしましょう。さて、笑顔! と思っても、「引き上げをしなくちゃ」、「アンデオールをしなくちゃ」のように、頭の中がいっぱいだと、笑顔を作る余裕はありません。頭の中を整理してください。パニックになってどれも中途半端になりそうなら、優先順位を決めましょう。
ダンスはいろいろなことをしなければいけません。頭の中でいろいろ考えて踊りますよね。いろいろなことを考えていても、表情は笑顔キープできるくらい、日頃から表情管理をしましょう。
フィギュアスケートの宇野昌磨選手は、2022年12月に開催された全日本選手権で、前半のミスを取り返すため、演技中に後半のジャンプを変更しました。フィギュアスケートは得点制なので、選手は滑りながら、「より加点を取るために」、「ミスを取り戻すために」と考えて、演技中にジャンプを急遽変更することがあるのです。
演技をしながらも、とてもクレバーに計算をして、勝負をしているということです。
宇野選手はトップ中のトップなので比べることは難しいですが、このように考えながらも笑顔が作ることを目指しましょう。
周囲が笑顔ではない
笑顔で踊れない原因6つめは、周囲が笑顔ではないことです。
表情って伝染します。
想像してみてください。5人グループ全員が真顔だったとします。そこへみなさんがひとりで加わるとしたら、ニコニコできますか? 自分も表情が硬くなってしまいますよね。
逆にみんなが楽しそうに笑顔だと、つられて自分も笑顔になった経験があるかと思います。
ダンススタジオのメンバーで笑顔ではない人が多いと、なかなか自分ひとりで笑顔にはなりにくいです。先生が表情の指導をしていない可能性も。
子どもたちの表情が気になる場合は、先生に「発表会を踊るときに子どもたちはどんな表情だとよいのでしょうか」と質問してみるとよいでしょう。
「表情も指導してください」と言うと、先生との関係が悪くなる可能性もあるので、気を付けてくださいね。
笑顔でダンスを踊るメリット
笑顔でダンスを踊るメリットを解説します。
- 子どもらしくかわいい
- 舞台映えする
- 写真映えする
- 緊張がほぐれる
- よりダンスが楽しくなる
子どもらしくかわいい
笑顔でダンスを踊るメリット1つめは、子どもらしくかわいいことです。
感情論になってしまうのですが、ニコニコとした笑顔で踊っている子って、愛らしいですよね。子どもらしいかわいさを感じる方も多いでしょう。
見ている保護者も、我が子の笑顔にほっこりするはず。それは、純粋に踊ることが楽しい! というのが伝わってくるからです。
おとなダンサーのニコニコとした笑顔は、とっても素敵。楽しいことを思いっきり楽しむおとなってかっこいいですよね。子どものかわいいとはまた違った魅力が出せます。
舞台映えする
笑顔でダンスを踊るメリット2つめは、舞台映えすることです。
舞台でド緊張した表情だと、見ているこちらもハラハラします。
見ている側も緊張してしまうこともありますよね…。
ニコニコと笑顔だと、輝いて見えます。さらにスポットライトが当たることで、キラキラとして見えるでしょう。
写真映えする
笑顔でダンスを踊るメリット3つめは、写真映えすることです。
スクールで、舞台写真をプロのカメラマンさんに依頼することもありますよね。
お写真やDVDは笑顔のほうが映えるので、ニコニコとしているほうがメリットがあります。
せっかくお金を払って買った写真やDVDがどれも真顔だとちょっと残念に思うことも…。ニコニコしているほうが、きれいに映るので、ぜひ笑顔で踊りましょう。
緊張がほぐれる
笑顔でダンスを踊るメリット4つめは、緊張がほぐれることです。
舞台でのパフォーマンスはもちろんのこと、スタジオでもちょっとどきどきしますよね。実力を100%出そう、先生に注意されないようにしなくちゃ! と思うと緊張をするものです。
緊張していても、形だけでもいいので笑顔を作ることで、気持ちに余裕が生まれます。
緊張も少しずつほぐれていくでしょう。
よりダンスが楽しくなる
笑顔でダンスを踊るメリット5つめは、よりダンスが楽しくなることです。
最初は無理でもよいので、笑顔になってみましょう。笑顔になると、自然と気持ちもついてきて、「あれ、なんだか楽しいな」と思えることもあります。
日頃からニコニコして踊ることで、よりダンスが楽しめるようになることもあるのです。
わたしの友人で現在プロのバレエダンサーがいますが、その人は、笑顔は自分のスイッチだと言っていました。コンクールでは袖でとても緊張して、呼吸が荒くなるそうですが、名前をコールされるタイミングでニコッとすると、なにかスイッチが入ったように「よし、やるぞ」と思うそうです。
おうちでできる笑顔で踊る練習方法
おうちでできる笑顔の練習方法を紹介します。
- 鏡の前で表情を作る
- 鏡の前で踊る
- 感情を我慢しない
- 子どもに「楽しいね」と声をかける
- 保護者も笑顔になる
鏡の前で表情を作る
笑顔の練習方法1つめは、鏡の前で表情を作ることです。
手鏡を持って、にっこりとしてみましょう。笑顔にもいろいろな種類があります。目を開いた笑顔、細める笑顔、自信のある笑顔、柔らかい笑顔など。
いろいろな表情を研究してみましょう。
姿見もよいですが、おすすめは手鏡。姿見だと距離が遠くなり、自分の表情が見えにくいので、手鏡でアップで確認しましょう。
鏡の前で踊る
笑顔の練習方法2つめは、鏡の前で踊ることです。
こちらは姿見を使ってみてください。いつも通りに踊って、自分の笑顔を確認しましょう。手鏡で笑顔を作れても、それをキープして踊れるとは限りません。
笑顔+踊る練習もしましょう。
感情を我慢しない
笑顔の練習方法3つめは、感情を我慢しないことです。
無表情で踊りがちな人は、普段から感情を抑え気味のことがあります。日ごろから、嬉しいときは笑顔で喜ぶ、怒るときは相手に気持ちをきちんと伝えるようにして、なるべく感情を表に出しましょう。
我慢するクセがついていると、なかなかダンスが楽しいという気持ちも前に出にくいです。
子どもに「楽しいね」と声をかける
笑顔の練習方法4つめは、子どもに「楽しいね」と声をかけることです。
我が子が感情をセーブしがちだなと感じているときは、「楽しいね」と声をかけて子どもの気持ちを代弁してください。幼い子どもに有効です。
「楽しいね」、「嬉しいね」と声をかけると、子どもがにっこりすることもありますよ。
保護者も笑顔になる
笑顔の練習方法5つめは、保護者も笑顔になることです。
先述したように笑顔は伝染します笑
子どもがあまり笑わず感情を抑え気味の場合や、普段からあまり表に出さない子の場合は、保護者がたくさん笑顔を見せることで、「楽しいときはこんな風にするんだな」と子どもが学んでいきます。
周囲が笑顔だと、自然と笑うことが多いので、ぜひ保護者が率先して笑顔になってくださいね。
本当にダンスに笑顔は必要?
さて、ここまで子どもが笑顔で踊るための方法を記載したのですが、本当にダンスに笑顔は必要なのでしょうか。
結論ですが、笑顔はダンスに必須ではありません。
自然体が一番よく、踊っていて自然と楽しいと思えるなら、その自然体な笑顔がよいでしょう。
ただし、子どもの場合は明るい音楽で踊ることが多く、踊る楽しさを曲を含めて表現します。そのため、なるべくニコニコして踊ったほうがよいとするスクールが多いです。子どもらしい元気さや明るさが求められているのです。
舞台慣れしていないと、緊張で顔がこわばることもあるため、あえて笑顔を支持するスクールも。
またダンスはエンターテイメントなので、お客さまを楽しませるという意味でも笑顔で踊るダンサーも多いです。
しかし、こちらも必須ではなく、作品によっては悲しい表情だったり、怒りの表情だったりとさまざまです。
笑顔をするかどうかは、作品によって異なります。
笑顔で踊る子どもが怖い理由
笑顔で踊る子どもが怖い…という意見もあります。
わたしは昔からバレエをやっているので、踊る子どもたちはよく見ていて、慣れてはいるのですが、言いたいことはよくわかります。
子どもって無邪気。楽しいときは、くしゃっとした笑顔を見せ、思い通りにいかないときや不機嫌なときは、大きな声でエーンエーンと泣きますよね。そして緊張していたら、顔がこわばります。
それが子どもです。
無理に笑顔を作っている子どもは、日常生活で見せる子どもの笑顔とはちょっと違って見えます。不自然に感じられるため、これが怖い、不気味と感じられることがあるのです。
なんとなく宗教っぽいと感じる人もいます。無理矢理笑顔を作らされているように感じるため、怖がるおとなもいます。
YTJには笑顔で踊る子が多い?
最後にYTJについてです。
わたしの娘は、YTJというミュージカル劇団で活動をしています。劇団なので習い事ではないですが、歌・ダンス・英語のレッスンを毎週受けて、年に数回の舞台に立っています。
このYTJですが、笑顔で踊る子はたくさんいます。
YTJに所属しているメンバーたちは、パフォーマンスが大好き。踊るのが好きな子が多いので、笑顔になる子も多いです。
また、YTJはミュージカル劇団のため、お話の一部としてダンスを披露します。この特徴から、キャラクターになり切りながら踊るのです。YTJのメンバーたちは笑顔であることも多いですが、作品によっては真剣な表情、かっこいい表情なときも。
ミュージカルはお客さまあって成り立ちます。エンターテイメントであるため、盛り上げるために演者であるYTJのメンバーが笑顔になることもあります。その笑顔は大げさに感じることもあるでしょう。
会場によっては客席と舞台が離れていることがあります。一番奥の席にいるお客さまにも、演者の笑顔が届くように、大きな笑顔を作るため、それが不自然のように感じる人もいるかもしれません。
これはミュージカルに限らず、バレエなど舞台パフォーマンスに共通するものです。
ややオーバーに感じるかもしれませんが、舞台上で見るとちょうどいいものです。
まとめ
笑顔で踊る方法について記載しました。
笑顔で踊るためにやるべきことは次のとおり。
- 恥ずかしがらない
- 振り付けや曲をイメージする
- 自信をつける
- 声を出して踊る
- 視線を移動させる
- 顔の筋肉のストレッチをする
- 口を開ける
- 目の前に家族がいると思って踊る
笑顔で踊れない原因には次のものが考えられます。
- 恥じらい
- 自信のなさ
- どんな表情で踊ればいいのか理解していない
- 振り付けを覚えていない
- あれこれ考えてしまっている
- 周囲が笑顔ではない
笑顔で踊るメリットは次のようなものがあります。
- 子どもらしくかわいい
- 舞台映えする
- 写真映えする
- 緊張がほぐれる
- よりダンスが楽しくなる
どうしても笑顔になれないこともありますよね。子どもの性格にもよるでしょう。
無理に笑顔を作って! というと、難しいので、自然体をまず目指しましょう。