歌の上達練習法と表現力の身につけ方

音楽の授業で歌のテストもあるので、苦手な人は本当に嫌な気持ちになりますよね。テストは避けられないので、練習あるのみです。

今回は、歌を上達させるための練習方法や表現力の身につけ方を解説します。

歌が下手な理由やカラオケボックスでのおすすめの練習方法もまとめたので、参考にしてください。

歌の上達方法

歌

歌が上達しやすい練習方法を解説します。

歌を上達させたいのなら、次のような練習方法を取り入れてみてください。

  • 自分の歌声をよく聞く
  • ブレスの位置を決める
  • 口を大きく開ける
  • メロディを確認する
  • はっきり発音する
  • 自分の声を録音する
  • お手本をよく聞く
  • 音のタイミングを合わせる

自分の歌声をよく聞く

歌が上達する練習方法1つめは、自分の歌声をよく聞くことです。

歌の練習をするときに、伴奏、音楽ばかりを聴いていて自分の声を意識していないこともよくあります。自分の声をきちんと聞かずに補正してしまい、なんとなく「歌えている」、「音程が取れている」ように聞こえてしまうことがあるのです。

歌の練習をするときは、自分の歌声をよく聞くようにしましょう。歌うことを意識するというよりも、自分の歌声を聞くことに意識を向けてください。

ブレスの位置を決める

歌が上達する練習方法2つめは、ブレスの位置を決めることです。

音楽の授業の歌のテストなどであれば、課題曲がありますよね。指定された曲を歌うときは、ブレスの位置を事前に決めておきましょう。毎回ブレスの位置が違っていると、息が途切れてしまうことがあります。

最後まで声を伸ばし切らずに終わってしまうと、歌のテストなら減点の対象になりますよね…。

たっぷり息を吸って大きな声を出さないといけない部分で、息が足りなくなって声が出なくなることもあるでしょう。

事前にブレスの位置を決めてから歌うと、スムーズに歌いやすくなります。音楽の教科書や楽譜にブレスのマークを入れてください。

口を大きく開ける

歌が上達する練習方法3つめは、口を大きく開けることです。

歌が上手な歌手を想像してください。個性派歌手というよりも、声量のある歌手をイメージしましょう。

  • TMRevolution(西川貴教さん)
  • ドリカム(吉田美和さん)
  • アリアナグランデさん

上記のように声量のある方は、口を大きく開けているのがわかるかと思います。

口を大きく開けることで、声の出口が広がるため、大きな声も出しやすいですよ。みなさんも大きな声を出すときは、口もたっぷり開けますよね。

歌を上手にうたう、声量を出すには、大きな口は不可欠だとお考えください。

なかなか口が大きく開かないときは、唇をプルプルと振るわせてみてください。これで口まわりの筋肉をリラックスさせられます。

「あいうえお」と口を大きく開けて発音するのもよいですよ。「あおあお」と唇を動かすことでも、口まわりの筋肉がほぐせます。

メロディを確認する

歌が上達する練習方法4つめは、メロディを確認することです。

自分が歌う曲のメロディくらい知っている! という方がほとんどですよね。しかし、ちゃんと聞いていますか? どこか自己流になっていませんか。

音が伸ばし足りていない、伸ばしすぎている、勝手に途中で切っていることはありませんか。

歌を何度も練習していると、いつの間にかオリジナルが変わってしまうこともあるので、きちんとメロディラインを確認しましょう。

特に歌のテストではアレンジせずに、メロディに忠実に歌うことをおすすめします。

はっきり発音する

歌が上達する練習方法5つめは、はっきり発音することです。

最近の歌手はとても魅力的で、自分らしい発音をする人もいます。個性を出すことで、それは強みにする人もたくさんいますね。

しかし、歌のテストではそうではありません。合唱も同じです。周りと合わせる必要もあるため、まずははっきりと発音することを心掛けてください。

先生からの指示に従うことをおすすめしますが、特に指定がない場合は、
「~が」の「が」は、「んが」と発音するとよいです。
「し」は音が抜けてしまい息が「シュ」と聞こえるため、「てぃ」に近い発音で歌うと聞こえやすいですよ。

はっきり発音することを心掛けると、自然と大きく口が開き、歌声も大きくなります。

自分の声を録音する

歌が上達する練習方法6つめは、自分の声を録音することです。

これはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出してみてください。スマホの録音機能を使って自分の歌声を聞いてみましょう。

アカペラである必要はありません。伴奏など音楽つきで歌をうたって、それを聞いてみてください。

録音だけでなく、録画もおすすめです。歌っている自分の顔を見るのは嫌かもしれませんが、口が大きく開いているかもチェックできます。活舌のチェックもできます。

自分は歌えていると思っても、そうではない箇所も見つかるので、ぜひやってみてください。

お手本をよく聞く

歌が上達する練習方法7つめは、お手本をよく聞くことです。

歌が苦手な方は、お手本を真似する、お手本を正解だと思ってそのゴールに向かって練習することをおすすめします。

学校の音楽のテストであれば、先生にお願いしてお手本のCDを借りましょう。先生から借りられない場合は、YouTubeで音楽のテストの課題曲を探してお手本を繰り返し聞いてください。
電車での登下校のときに聞くのもよいですね。家での時間で聞くのもおすすめです。

お手本がどんな風に歌っているか、真似をしましょう。強弱、音程、ブレスの位置などチェックしてみてください。「ここを強調する」など楽譜にメモをするのもよいですよ。

この楽譜メモですが、ボールペンやカラーペンではなく、シャープペンがおすすめです。「やっぱりここは違う」と修正することもあるので、消すことができるえんぴつやシャープペンだとよいでしょう。

音のタイミングを合わせる

歌が上達する練習方法8つめは、音のタイミングを合わせることです。

歌い出し、サビに入る前など、タイミングがずれるとよく聞こえません。
音のタイミングを合わせることを意識してください。

本番の音源を何度も聞いて、タイミングを覚えましょう。

苦手な人はカウントをするのもおすすめです。自分の腰あたりを手でトントンと叩きながら、カウントをしてズレないようにしましょう。

録音・録画した自分の歌声のチェック方法

歌

さて、歌を上達させたくて、自分の歌声を録音・録画したとき、具体的にどうチェックをしたらいいのか解説します。

次のことを確認してください。

  • 音程が取れているか
  • リズムがずれていないか
  • 抑揚がついているか

上記3つは歌のテストで先生が見ているポイントです。

個性を活かそう、いい声で歌おう、と思うことも大切ですが、まず上記3点を優先してください。

わからない場合は、誰かに聞いてもらうのもおすすめです。恥ずかしいかもしれませんが、第三者の意見も大切。上達したいのであれば、録音した歌声のアドバイスをもらいましょう。

歌の表現力の身につけ方

歌

歌の表現力の身につけ方を紹介します。

  • 歌詞の意味を調べる
  • 強弱をつける
  • お手本をよく聞く
  • 曲の伝えたいこと、感情を考える
  • 身振り手振りを使う

歌詞の意味を調べる

歌の表現力のつけ方1つめは、歌詞の意味を調べることです。

みなさんは何気なく昔歌っていた曲を、成長してからようかく歌詞が分かった、理解できた、という経験はありませんか。わたしはいーっぱいあります。歌詞を間違えて覚えていたり、案外おとなっぽい曲だとあとから理解したり…。

なんとなく耳から聞いて、それをそのまま歌っていた曲はたくさん。

歌詞の意味を調べてください。音楽の教科書の歌詞はひらがなで書いてあるので、意味を考えない子もいます。漢字とひらがなで書いてある歌詞のページがあるはずなので、そちらを見て、歌詞の意味を考えましょう。

歌詞がよくわからない場合は、ネット検索で調べてみてください。

幼い子どもの場合は、保護者も一緒になって曲の歌詞の意味を考えてみましょう。

意味を理解したら、感情も乗せやすく表現力もつくはずです。

強弱をつける

歌の表現力のつけ方2つめは、強弱をつけることです。

音程が取れていても、抑揚がなく同じ声の大きさのまま歌っていると、まるで感情がないように聞こえてきます。

強弱をつけることを意識してください。苦手な方は、抑揚は大げさでOKです。極端でもいいので、差をつけましょう。むしろ極端なくらいがおすすめです。自分では強弱をつけているつもりでも、相手にはそう感じられないこともあるので、やや大げさなくらいがちょうどいいです。

楽譜に表現記号があるので、それを見てみましょう。クレッシェンド、デクレッシェンド、フォルテ、ピアノなど確認してください。

お手本をよく聞く

歌の表現力のつけ方3つめは、お手本をよく聞くことです。

お手本をよく聞くことは先述しているので、その大切さはすでにご理解いただけていると思います。お手本の表現もチェックしましょう。

どこを強調して、どこで声を小さくしているのか確認してください。

曲の伝えたいこと、感情を考える

歌の表現力のつけ方4つめは、曲の伝えたいこと、感情を考えることです。

娘の小学校の卒業式では6年生が『旅立ちの日に』を歌ったそうです。
(うちの子はまだ卒業していませんが…)

この歌って、旅立ちや別れがあるので、悲しい歌のように感じる人もいるかもしれませんが、「未来信じて」、「弾む若い力信じて」とどちらかというと視点は未来にある明るい曲と言えます。

とても前向きな曲なので、しんみりとするよりも、明るく伸びやかに歌うべきでしょう。

歌詞の意味をよく調べ、何を伝えたいのか、どんな感情の曲なのかをよく考えてみてください。

感情まで読み取るのが難しければ、ポジティブな感情、ネガティブな感情の2択で選んでください。できそうな方は、喜怒哀楽の4つの選択肢から選びましょう。

これで曲のイメージをざっくりと持てるはずです。

身振り手振りを使う

歌の表現力のつけ方5つめは、身振り手振りを使うことです。

歌のテストは、子どもの場合は棒立ちの子が多いです。これが悪いわけではありませんが、歌は全身でうたいます。

お腹から声を出して、喉を通って口から出ていくのです。しかし、人間は機械ではないので、身振り手振りで曲をイメージすると、自然と歌いやすくなります。

みなさんも好きな歌手を想像してください。棒立ちではないですよね。手や体を動かしていませんか。ポップソング歌手だけではありません。オペラ歌手だって、体を動かしています。

ぜひ身振り手振りを使って、曲を表現してくださいね。

最初はぎこちないかもしれません。肩を回して、手をだらーんとさせて全身の力を抜いてリラックスしましょう。そして背筋を伸ばしてから歌うと自然と体が動きやすくなります。

歌の表現力とは

歌

ここまで歌の表現力のつけ方を紹介しましたが、そもそも歌の表現力ってなんでしょうか。

歌の表現力とは、作詞家、作曲家が曲に込めた想いや感情を表現する力のことです。

曲の意味や感情を読み取るだけでは不十分です。これをどう歌で表現するかが表現力には必要。

自分では悲しい曲だとわかっていても、歌うときに明るい声、笑顔だとそれは曲の本当の意味を表現できていないでしょう。

歌を通じて歌詞の意味を表現する力と考えてください。

歌が下手な理由

歌

歌が苦手という人もいますよね。

ここでは歌が下手な理由を紹介します。

  • 地声で歌っている
  • 音程が取れていない
  • 曲とズレている
  • 声が小さい
  • 恥ずかしがっている

地声で歌っている

歌が下手な理由1つめは、地声で歌っていることです。

おしゃべりするときの声と、歌うときの声は違います。おしゃべりの声は地声なので、そのままの声で歌うと、歌がきれいに聞こえません。

地声には限界がありますよね。途中で裏声に切り替えることになるので、地声で歌える高さでも、お腹から声を出すように意識をしてください。完全な裏声ではなく、お腹から声を出すような声です。お手本の動画を聞いて、声の真似しましょう。

音程が取れていない

歌が下手な理由2つめは、音程が取れていないことです。

あきらかに音程が取れていないと、歌は下手に聞こえます。音程を取るのが苦手な方は、伴奏を聞きすぎず、メロディのみで練習を始めるのがおすすめです。自分の声もよく聞いてくださいね。

曲とズレている

歌が下手な理由3つめは、曲とズレていることです。

歌下手芸人さんについて以前テレビで特集されていましたよね。音程が取れていないことも下手な要素ですが、音楽に遅れてしまうことも下手に聞こえる理由です。

リズム感を身につけましょう。リズムを意識しながら歌うとズレにくいですよ。

声が小さい

歌が下手な理由4つめは、声が小さいことです。

歌が苦手、好きではないという方は、声がついつい小さくなりがち。これだと下手に聞こえてしまいます。せっかく音程が取れていてももったいないので、声は大きくしましょう。

なかなか音程が取れなくても、元気いっぱいに声を出していたら、音楽の先生もその声の大きさを評価してくれるはずです。

恥ずかしがっている

歌が下手な理由5つめは、恥ずかしがっていることです。

歌が下手だと、恥ずかしい気持ちにもなりますよね…。その気持ちもよーくわかります!

しかし、恥ずかしがっていると、聞いているほうも恥ずかしいものです。恥ずかしがって下を向いていたり、声が小さくなってモゴモゴしていると、より下手に見えてしまうので、自信を持ってください。

そうかんたんに自信なんて持てない! という方もいますよね。
歌のテストは10分もかからないかと思います。その間、自分は女優・俳優になったつもりで、別の自分を演じてみてください。

演じることができなかったら、

  • まっすぐ前を見る
  • 姿勢をよくする

上記の2つだけでいいので意識してください。

これで自信があるように見えます。

人前で歌をうたうのが苦手な人の対処法

歌

人前で歌をうたうのが苦手な人もいるでしょう。どうしても人前で歌をうたいたくないときの対処法を紹介します。

  • 誰も聞いていないと思う
  • 別の人格を演じる
  • 欠席はしないほうがいい

誰も聞いていないと思う

人前で歌うのが苦手な人の対処法1つめは、誰も聞いていないと思うことです。

学校の歌のテストであれば、ひとクラス全員が歌うはずです。たとえひとりひとり、みんなの前で歌うことになっても、みんなからすれば、1/30のように、クラス全体のうちのひとりです。

クラスメイトはその場では聞いていても、歌のテストが終わってみれば失敗なんてみんな忘れています。だっていろいろな子の歌を聞いているのですから。

クラスメイトも自分の歌のテストのことで精いっぱい。わざわざひとりに絞って歌声を聞いている余裕はないでしょう。

「誰も聞いていない」と思って乗り越えてみてください。

別の人格を演じる

人前で歌うのが苦手な人の対処法2つめは、別の人格を演じることです。

先述したように、女優・俳優になったつもりで、今だけ歌が嫌いな自分ではないと思いましょう。

欠席はしないほうがいい

人前で歌うのが苦手な人の対処法3つめは、欠席はしないことです。

歌のテスト、嫌ですよね。その気持ちはよくわかります。笑われてしまうのではないか、音痴と言われるのではないか、と不安でしょう。

歌のテストの日に、学校を休みたいと思うかもしれませんが、それはおすすめしません!
音楽の成績は、歌のテストでも決めるため、別の日に改めて歌のテストをさせることがあるのです。テストは逃げられません。

正規のテスト日であれば、全員が歌うのでみんな自分のことで精いっぱいで、他人の歌はあまり聞いていません。しかし、休んだ子のために別の日に歌のテストをするのであれば、みんなに聞かれてしまいます。

みんなの前でなくても、先生の前で歌う可能性もあるかもしれません。欠席した人がひとりであれば、先生はその日歌を聞く生徒はたったひとり。1/30ではなく1/1となるので、どうしても目立つのです。

恥ずかしいかもしれませんが、目立ちたくないのであれば正規のテストの日に歌をうたうとよいでしょう。

カラオケボックスで歌の練習はあり?

歌

カラオケボックスで歌のテストをするのはアリなのでしょうか。

こちら結論からですが、カラオケボックスで歌のテストの練習はおすすめです。

合唱曲が入っていることも多いので、検索してみませんか。童謡も登録されていますよ。
歌手名で「合唱」と入力するのもよいですし、曲のタイトルでも検索してみてください。

カラオケボックスでの練習方法

歌

学校の歌のテストの練習にカラオケボックスは最適ですが、その練習方法を記載します。

  • カラオケ音は小さくする
  • エコーは切る
  • 思いっきり歌う
  • 立って歌う
  • キーを調整する
  • テンポを調整する

カラオケ音は小さくする

カラオケボックスでの練習方法1つめは、カラオケの音を小さくすることです。

カラオケボックスなら大音量で歌を楽しみたいですよね。しかし、音楽が大きいと、自分の声が聞こえなくなります。歌のテスト本番であれば、ピアノ伴奏で歌うことになるはず。

カラオケでも同じような環境で、なるべく音は小さくしましょう。カラオケの操作タブレットか、機材から直接音量を調整してください。

エコーは切る

カラオケボックスでの練習方法2つめは、エコーを切ることです。

エコーがあると歌が上手に聞こえます。お風呂場で歌をうたうと上手に聞こえるのは、このエコーのせい。実際よりも上手に聞こえる状態で練習していると、あまり上達はしません。

エコーは切って練習しましょう。自分の声が嫌で、「こんなじゃない!」と思うのであれば、エコーを小さめにしてみてください。

思いっきり歌う

カラオケボックスでの練習方法3つめは、思いっきり歌うことです。

カラオケボックスの最大の魅力は、防音設備です。家では思いっきり歌えなくてもカラオケボックスなら大声で歌えます。

そのメリットを最大限に利用しましょう。マイクをオフして、カラオケの音量も下げて歌うのもよいですよ。これなら気兼ねなく大声が出せるはず。

大きな声を出すと、すっきりもするのでストレス発散にもなりますよ。

立って歌う

カラオケボックスでの練習方法4つめは、立って歌うことです。

カラオケボックスだとソファがあり、座って歌うのが当然ですよね。しかし、歌のテストであれば、立って歌うことがほとんど。

学校の歌のテストとほぼ同じ環境のほうがよいので、カラオケボックスでも立って歌ってみてください。

キーを調整する

カラオケボックスでの練習方法5つめは、キーを調整することです。

合唱曲を歌うのであれば、学校のテキストと同じキーにしましょう。「原曲」に合わせてください。

学校のテスト以外で歌の練習をするときは、自分が歌いやすいキーを探しましょう。
キーの調整もカラオケ機器から直接することや、操作タブレットで変更ができます。

無理にキーを合わせるのではなく、自分が歌いやすいところで歌って、歌う楽しみを覚えましょう。

テンポを調整する

カラオケボックスでの練習方法6つめは、テンポを調整することです。

苦手なところはゆっくりと歌うのもよいでしょう。カラオケはテンポ調整もできます。また巻き戻し、早送りもできるので、繰り返し練習したい箇所がある人は、その部分も重点的に練習できますよ。

 

さて、カラオケボックスに行っても、歌のテストの課題曲が登録されていないことだってあります。事前にスマホに課題曲を入れておくのがおすすめです。YouTubeでもよいので、再生しながら一緒に歌って練習しましょう。

YTJで歌は上達する?

最後にYTJについてです。

わたしの娘はYTJというミュージカル劇団に所属しています。YTJはユースシアタージャパンの略。

英語パフォーマンスをするのが特徴のミュージカル劇団なのですが、娘は所属して2年以上経過しました。娘は、歌が上達しましたが、それとりも人前で歌を披露する楽しさを学んだようです。

歌詞をしっかりと覚える、音程が取れるように練習することもしています。
歌のスキルが上達するというよりも、自分の歌に自信を持つ、責任感を持って練習する力がついたようです。

スキル面というよりも、内面の成長でしょうか。

YTJはボーカルスクールではないので、歌の上達に特化した場所ではありません。まずこのことをよく理解しておいてください。

うちの娘は、英語で歌をうたうことの楽しみをYTJで学びました。人前で歌うのも楽しいみたいで、よく家でも歌ってくれます。こういう内面の変化も感じられるでしょう。

現在(2022年3月中旬)は新規メンバーを募集していませんが、歌やダンスなどを通じて子どもの内面を成長させたい方は、YTJに入会してみませんか。

2023年6月入会のメンバーをもうすぐ募集するそうです。募集開始したらこちらのブログでお知らせしますね。

YTJについてはこちらをご覧ください。
国際的に活躍する若者を輩出するユースシアター(劇団)-ユースシアタージャパン(YTJ)

まとめ

歌が上手になる方法をまとめました。

歌が上手になるための練習方法は、次のとおりです。

  • 自分の歌声をよく聞く
  • ブレスの位置を決める
  • 口を大きく開ける
  • メロディを確認する
  • はっきり発音する
  • 自分の声を録音する
  • お手本をよく聞く
  • 音のタイミングを合わせる

自分の歌声を聞くときは次の3つのポイントをチェックしてください。

  • 音程が取れているか
  • リズムがずれていないか
  • 抑揚がついているか

次のことを意識して表現力をつけて歌いましょう。

  • 歌詞の意味を調べる
  • 強弱をつける
  • お手本をよく聞く
  • 曲の伝えたいこと、感情を考える
  • 身振り手振りを使う

歌が下手になる理由は、次のものがあります。

  • 地声で歌っている
  • 音程が取れていない
  • 曲とズレている
  • 声が小さい
  • 恥ずかしがっている

どうしても歌のテストが嫌なときの対処法は下の3つです。

  • 誰も聞いていないと思う
  • 別の人格を演じる
  • 欠席はしないほうがいい

カラオケボックスで練習するのもよいですよ。
おすすめの練習方法は次のとおり。

  • カラオケ音は小さくする
  • エコーは切る
  • 思いっきり歌う
  • 立って歌う
  • キーを調整する
  • テンポを調整する

ミュージカル劇団のYTJに入ることで、歌好きになれるかもしれません。興味があれば、うちの娘と一緒に楽しみましょう!

学習

Posted by eri