【子どもの勉強】やる気を出す方法|デスクパーテーション買ってみた!

みなさんは「宿題ちゃんとやった?」、「そろそろ勉強しなさい」が口癖になっていませんか。ガミガミ怒りたくなくても、ついつい口から出てしまうこともありますよね。

特に子どもが勉強へのやる気をまったく見せないと不安になるでしょう。

そこで今回は、子どもが勉強のやる気を出さない理由と、やる気を出す方法について解説します。
わたしは最近、娘にやる気を出させるためにパーテーションを買ったので、パーテーションについてもご紹介。

子どもの学習について悩みがある方はぜひ参考にしてみてください。

子どもが勉強のやる気を出さない理由とは

はじめに、子どもが勉強のやる気を出さない理由について解説いたします。

勉強の内容がわからない

勉強の内容がわからないことが原因として挙げられます。

学校の授業についていけていないと、宿題の内容がそもそもわからないため、どう手を出したらいい困ってやる気を出さないのです。

みなさんもまったく知らない分野の勉強を突然やれと言われても、何から手をつけていいのかわかりませんよね。

子どもがやる気を出さないときは、学校の授業についていけていない可能性があるので、時間があれば子どもの宿題に付き合いましょう。ノートを見るのもおすすめです。落書きばかりだと、授業に集中していないことがわかります。きちんとノートを取っているか、見てみてくださいね。

必要に応じて担任の先生に相談もしましょう。

勉強の目的がわかっていない

子どもが勉強の目的がわかっていないことが原因で、やる気を出さないこともあります。

おとなのみなさんは、勉強は大切だと認識しているかと思います^^
でも、子どもはそうとは限りません。

宿題をやっていないことや、勉強をしていないことが、いけないことだとは全く思っていない可能性が考えられます。
勉強の大切さ、宿題はやるべきものと教えることが重要です。

勉強以上にやりたいことがある

勉強以上にやりたいことがあると、子どもがやる気を出さないことがあります。

友だちと遊びたい、テレビを観たい、ゲームで遊びたいなどやりたいことがあると、勉強に集中できずにやる気を出しません。

でも、やりたいことがたくさんなることはいいことですよね。好奇心旺盛な証拠で悪いことではありません。
やりたいことを否定せずに、勉強との優先順位を教えてあげる必要があります。

「ゲームをしたいのもわかるけど、今は宿題が先だよ。宿題が終わってからゲームにしようね」と伝えるとよいですよ。

勉強できる環境ではない

勉強できる環境ではないと、子どもがやる気を出しません。

  • 勉強机がない
  • ガヤガヤしてうるさくて集中できない
  • 机の上が散らかっている

上記のような理由で、子どもが勉強のやる気を出さないことは多いです。

勉強にネガティブなイメージがある

勉強にネガティブなイメージを持っていて、やる気を出さないこともあります。

「勉強=嫌なもの、面倒くさいもの」という印象を持っていませんか。
テレビアニメや漫画を見ていると、よく主人公にお母さんが「こらー! 宿題しなさい!」と怒っているシーンがあります。
幼い頃からこういうシーンを見ていると、「宿題・勉強」=「怒られること」と悪いイメージになることがあるのです…。

やる前から、なんか勉強って面倒くさそうだな、と思いこんでいることもあります。

体調不良・疲れ

体調不良・疲れから、勉強のやる気を出さないことも…。

どこかが痛い、具合が悪い、と訴えていなくても、いつもと違う様子があれば「具合悪い? 大丈夫?」と聞いてみましょう。

体調不良や疲れがあると、集中力が低下するため、勉強以外にも影響が出ます。習い事でも失敗しているかもしれません。

1月、4月、5月、9月の連休明けは、精神的に疲れが出やすいので、この時期は普段との変化があることも少なくはないので、気にしてみてください。必要に応じて病院に連れていきましょう。

勉強のやる気を出す方法

ここからは子どもの勉強のやる気を出す方法を解説します。

部屋・机の上を片付ける

子どもの部屋や机の上が散らかっていたら、片付けましょう
子どもに「お片付け」しなさい、と伝え、本人が難しそうな場合はお手伝いしてあげてください。

部屋・机の上がごちゃごちゃしていると、気が散ってしまうので、なるべく必要なもの以外は勉強机に置かないようにするのがおすすめです。

勉強ルールを決める

子どもと勉強ルールを一緒に決めましょう。

  • ご飯が終わったら宿題をする
  • オヤツを食べたら宿題をする
  • テレビやゲームは宿題の後にする
  • 勉強をするときはスマホは保護者に預ける
  • リビングで勉強するときはテレビを消す

などルールを決めてください。

保護者が一方的にルールを決めると、子どもが反発する場合があるので、一緒にルールを考えることをおすすめします。

褒める

子どもを褒めると、勉強のやる気を出します。

きちんと宿題をするようになったら、「自分から宿題をして偉いね」と声をかけましょう。

【褒め方のコツ】

褒めるコツは、本人の努力の過程を評価することです。
ただ「勉強して偉いね」、「勉強頑張ったね」と言うのではなく、「テレビを観ないで集中して勉強できて偉かったね」と過程を含めて褒めてください。

保護者さんを一人称とした褒め方も取り入れてみてください。
「きちんと宿題をしてくれて、わたしは嬉しかったよ」
「前より勉強ができるようになって、パパ、びっくりしちゃった」

こんな風に保護者さん目線の感想を伝えるのもおすすめです。

目標を設定する

勉強の目標を設定しましょう。勝手に保護者さんが目標を決めるのではなく、子どもと一緒に相談して決めてください。目標は、達成したかどうかが判断しやすいものがよいです。

  • 1日30分以上勉強する
  • テストで80点以上取る
  • 毎日漢字の書き取りを〇行以上やる

こんな風に具体的な目標を設定してください。数値化された目標であれば達成したかどうかがわかり、子どももやる気が出ます。

目標達成できたら、ご褒美をあげるのもよいですね。

勉強の大切さを伝える

勉強の大切さを伝えるのもよいでしょう。
特に小学校1年生の子どもは、勉強の必要性がわからないまま宿題をしていることがあります。

幼稚園・保育園時代は、勉強よりもお絵描きやお遊戯が中心で好きなように過ごしていました。
勉強することはあまりなかったかもしれません。

しかし、小学校に進学すると、不慣れな勉強がスタートするのです。

勉強は何のためにしているのかを、子どもに伝えてあげてくださいね。
学校の先生のためでも、保護者さんのためでもなく、勉強は自分のためだということを教えましょう。
わからないことが、わかるようになると楽しい、ということも伝えてください。

教材・文房具を変える

教材や文房具を変えるのもおすすめです。

教材がわかりにくいこともあり得ます。本屋さんやネットでお子さんに合う教材を探しませんか。
地味でカラーが少ない教科書だと、どこが重要かわからず勉強がしにくいこともあり得ます。
カラフルで視覚的に学べる教科書であれば、子どもがやる気を出すこともあるはず。

また、子ども好みの文房具を買うのもおすすめです。
好きなキャラクターのえんぴつ、かわいいマーカー、おしゃれなノートなどだと、使いたがって勉強することがあります。

特に女の子は、文房具が大好きです。かわいいものがあると、使いたくなって勉強することもあるので、子どもと一緒に新しいものを買いませんか。

しつこく「勉強しなさい」と言わない

子どもが勉強のやる気を出さないと、しつこく何度も「ちゃんと勉強しなさい!」と言ってしまうこともありますよね。お気持ち、よーくわかります。

しかし、子どもは「はあ、またか…」と思って、勉強をやる前から嫌な気分になってしまうのです。
イヤイヤ始めれば、勉強がどんどん嫌いになってしまう可能性もあるため、あまりしつこくは言わないほうがよいでしょう。

環境を変える

子どもが勉強のやる気を出さないときは、環境を変えるのもおすすめです。

  • 子ども部屋
  • リビング
  • 図書館
  • フードコート
  • カフェ

上記がおすすめです。
気分転換にいつもとは違う場所で勉強させてみませんか。

環境を変えることはよい刺激にもなります。フードコートやカフェは、雑音が気になるのでは…と思うかもしれませんが、適度な雑音があると集中しやすいのです。

勉強場所についてはこちらの記事でも記載したので、ぜひご参照ください。

子どもの学習場所はリビング・カフェ・子ども部屋どこがいいの? – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)

かんたんな問題から解かせる

子どもに自信を持たせるために、かんたんな問題から解かせましょう

子どもが苦手な箇所から勉強させたい方も多いかと思いますが、まずは子どもが得意な科目から。
得意な科目や好きな科目を解かせると、楽しく感じます。正解が続けば、自信にもつながるでしょう。
その勉強の勢いを利用して、苦手なところもやらせてください。

成功体験を繰り返すと、自信につながるので、復習からスタートするのがおすすめです。

勉強アプリ、youtube動画を活用する

勉強アプリや学習用のyoutube動画を利用するのもよいですよ。

勉強アプリは、ゲーム感覚で学べるものも多いので、お子さんにやらせてみませんか。
学習用に安いタブレットを1つ購入すると、喜んで使いたがる可能性も。
(子どもはタブレットやスマホが好きですよね^^)

勉強タイマーを活用する

勉強タイマーの使用もおすすめです。
ネットでは子どもの学習用のタイマーが売られているので、ぜひ利用してみてください。

100円ショップのキッチンタイマーを使うのもおすすめ。
30分、45分と時間を決めて子どもを集中させましょう。

空調を整える

勉強のやる気を出すために、空調を整えるのもおすすめです。

やや低めの温度のほうが、子どもは集中しやすいと言われています。
25度以上の気温が高い時期は、空調も意識してみてください。

一緒に勉強をする

子どもがやる気を出さないなら、一緒に勉強をしてあげてください。
働いている保護者さん、家事や育児で忙しい保護者さんであれば、なかなか一緒に勉強するのが大変かと思いますが、保護者さんと一緒だとやる気を出すこともあります。

友だちと一緒に勉強させる

仲のいい友だちと一緒に勉強をさせるのもよいでしょう。

わたしの周囲では、仲のいいママ友同士が子連れでカフェに集まり、ママ同士はおしゃべり、子どもたちは宿題をすることがあります。

家では勉強しないのに、友だちといるとやることは少なくはありません。
おしゃべりしてしまうこともありますが、友だちと一緒だとやる気が少し出るようです。

勉強しない子どもへのおすすめ声掛け

子どもが勉強しないときの声掛けについて解説します。

すでに記載しましたが、過程を褒めることは重要です。
それ以外にも、ネガティブなことを言わないことをおすすめします。

ネガティブなことを言わない

「勉強しないと学校で困ってしまうよ」
「勉強をしないと、ちゃんとしたおとなになれないよ」

と言っていませんか。

家庭での教育は自由ですが、あまりネガティブに言いすぎるのはおすすめしません。
子どもが焦ってしまうこともあるのと、勉強そのものがネガティブなイメージにつながってしまうからです。

どれから勉強する?と聞く

「勉強しなさい」と言うのではなく、勉強するのが前提で「どれから勉強する?」と聞くのがおすすめです。

たとえば、「さんすう、国語どっちからにしようか」と聞いてみてください。

こう声掛けをすると、子どもは「国語にする」、「さんすうにする」と回答するしかなく、勉強を拒絶しにくい状況になるのです。
イヤイヤでも勉強を始めてみると、楽しいこともわかってくれるかもしれないですね。

明るく声をかける

勉強をまったくしない姿を見ると、イラっとすることもありますよね。
ついつい、怒った口調で「そろそろ勉強の時間でしょ」と言ってしまうことがあるかと思います。

子どもは保護者の気持ちにとても敏感なので、イライラも感じ取ります。
イライラして言われると、勉強に対するイメージが悪くなるので、なるべく明るい口調で声かけをしましょう。

娘の学習用にデスクパーテーションを買いました

娘にもっと勉強のやる気を出させたくて、デスクパーテーションを購入してみました!
それがこちらです。

こちらは、100円ショップのダイソーで購入したデスクパーテーション。300円商品として売られていました。
(売り場は電気系のコーナーか文房具コーナーです。お店によって販売していないこともあるかもしれません。)

こちらのデスクパーテーションは自立するので、パッケージから取り出して、そのまま机の上に置くだけでOK。
組み立てをする必要もないので、ネジやドライバーがなくても問題なし。

設置してみるとこんな感じでした。
教科書とノートを開いてもスペース的に問題はなさそうです^^

 

ネット通販で探すと、デスクパーテーションは1,000円から3,000円するものがほとんど。
100円ショップで300円で購入できるのはかなりお得かと思います。

デスクパーテーションのメリット

デスクパーテーションを設置することで、資格情報が遮断されます。
たとえば、リビングで学習する場合、テレビがついているとそちらに気を取られてしまうことがあります。
パーテーションを立てることで、視覚に入るものが最低限になって集中しやすいのです。

遮音効果が期待できるパーテーションも売られているので、雑音が気になる子にもよいでしょう。

子どもの学習用にぴったりなデスクパーテーションですが、テレワークにもおすすめです。
自宅で仕事をすると、なかなか集中できない保護者さんもいるかと思います。

1つパーテーションがあることで、家族で使えるかもしれません^^

ちなみに我が家はこのパーテーションに付箋を貼り付けています。大切な予定や宿題を貼り付けることで、忘れるのを予防。とても便利です。

リビング・カフェ・子ども部屋を使い分け

すでに記載したように、学習場所は子ども部屋だけではありません。
リビング、カフェなど使い分けてみましょう。

子ども部屋

子ども部屋であれば、集中しやすい環境ですが、保護者さんの監視の目が届きにくいので、勉強以外のことをしてしまう可能性も…。勉強するつもりで机に向かったものの、気が付いたらゲームをしていることもあり得ます。

子ども部屋で勉強する場合は、扉を少しだけ開けておき、目が行き届くようにしておくのがおすすめ。
スマホを部屋に持ち込まないなどルールを決めましょう。

リビング

リビングでの学習のほうが、保護者さんの視界に入りやすく、ちゃんと勉強しているかどうかがわかります。
さらに、リビングのほうが子どもが集中しやすいという調査結果も。

参考:「学習場所と家族の存在が子どもの学習動機づけに及ぼす効果

ただし、リビングで勉強をすると、テーブルの上が散らかってしまいます。消しゴムのカスだらけ、なんてことも…。きょうだいがいる場合は、リビングで遊ばれてしまうと集中しにくいこともあり得ます。

カフェ

おしゃれな空間であるカフェは、家とは違うので気分を一新して勉強ができるでしょう。
自宅での勉強が飽きたときに、リフレッシュ感覚で親子で足を運ぶのがおすすめ。

ただし、カフェには利用制限がある場合が…。長時間の勉強が禁止のお店もあるのでご注意ください。
カフェ利用はどうしてもお金もかかるので、継続しにくいのはデメリットと言えます。

 

状況に合わせて、勉強する場所を変えて、子どもを飽きさせないように工夫しましょう。

小学生はどれくらい勉強しているの?

他の子どもはどれくらい勉強しているのでしょうか。ここでは、学研教育総合研究所が2010年におこなったアンケート調査をもとに解説いたします。

小学生の勉強時間を調査した結果がこちらです。

参考:学研教育総合研究所「小学生白書Web版」

グラフの赤い部分は30分から1時間未満の学習を表していますが、学年が上がるごとに少しずつ減ってきています。つまり学年が上がるごとに、勉強時間が増えているということ。

「勉強をしなくちゃ」という意識が芽生えるようになってくるという、年齢的な成長も背景にあるでしょう。
それだけでなく、宿題が増える、学校の勉強の難易度があることも関係しているかと思います。
塾に通いだして、塾の宿題をする時間ができた、中学受験を意識して勉強をしている、といった背景も考えられます。

今はやる気ががない子でも、次の学年に進級するときには、勉強時間が伸びていることもありそうですね!

子どもが勉強していないと不安になるかもしれませんが、小学校1、2年生の低学年の間は、あまり焦る必要はないかもしれません。

習い事をすると集中力が上がるって本当?

よく習い事をすると集中力が上がると聞きませんか。

ピアノや水泳を習うと、子どもの集中力が上がりやすいと言われているそうです。

楽器を演奏した子どもほど、集中力に関係する脳の部位が発達した、という研究結果が出ているとのこと。

さらに、東大生の約65%が水泳を習っていたというデータも。

参考:東大新聞

楽器系の習い事や水泳をすると、勉強にもよい影響がでるかもしれませんね。

ちなみに、うちの娘は、YTJ(ユースシアタージャパン)というところに通っています。
こちらはミュージカル劇団で、セリフとして英語があることが特徴です。
セリフやダンスの振り付け、歌詞を覚える必要があるため、レッスン中は自然と集中するようです。

YTJに入ってから、勉強するときの顔つきも変わったような気がします。

習い事って少なからず勉強にも良い影響がでるはずなので、勉強との関係性も考えて選びたいですね。

まとめ

子どもが勉強のやる気を出さない理由は、勉強がわからない、勉強の目的がわからない、他にやりたいことがある、環境が悪い、勉強に対してネガティブなイメージがある、体調不良・疲れです。

やる気を出す方法として、片付け、ルールを決める、子どもを褒める、目標を定める、勉強の大切さを伝える、文房具や教材を変える、などがあります。

やる気を出させて、いつかは自主的に勉強しだすようになってくれたらいいですね。

娘が通うYTJは、劇団ですが、自主性を重んじた指導をしているのが特徴。娘も自分からやり出すようになったことはたくさん。学校の持ち物の用意を自分でしっかりするようになり、忘れ物も減りました。

習い事も、学校の勉強によい影響が出るものを選びたいですね。

学習

Posted by eri