YTJの二次審査に合格するためのコツ
YTJは定期的に新規メンバーを募集していて、入会するには選考試験に合格する必要があります。ちょうど今は選考の時期です。
そこで今回は、YTJの二次選考について解説します。
二次選考の内容、合格するコツ、落ちやすい子の特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
YTJの二次審査はどんなことをするのか
YTJは誰でも入れるわけではありません。選考試験に合格した子のみが、YTJのメンバーとなって活動することができるのです。「子どもを選ぶなんて…」、「選り好みをするのか」と思う保護者もいるかと思います。YTJは、民間の習い事スクールではありません。ダンス教室、英会話教室ではないのです。
一般的なスクールであれば、料金を支払えば、生徒になることができますが、YTJはミュージカル劇団なので、選考試験をパスする必要があります。
YTJの選考試験は、一次試験と二次試験。二次試験は一次試験を通過した子どものみ受験できます。ちなみにわたしのときは一次審査の合格通知はメールでした。
そのメールに二次試験の内容が書かれています。受験会場や受付時間、必要な持ち物などが記載されているので、しっかりと確認しましょう。
二次試験の内容は、ダンス審査、歌審査、面接なのですが、わたし個人的に思うのは受付のときから審査が始まっているかと思います。
つまり、審査内容は
- 受付時の態度
- ストレッチ
- ダンス
- 歌
- 面接
だと思われます。
うちの娘のときは、二次審査の当日は、まずストレッチから始まり、そこからダンスをしました。YTJのメンバーもお手本として来ています。その後、歌の審査をして、面接をします。
ちなみに面接では、自己PRと、なぜYTJに入りたいのか、他のしている習い事を聞かれました。こちらはもしかすると現在は違っているかも…。
YTJの二次審査に合格するコツ
YTJの二次選考がどんなものかは、大まかにお分かりいただけたかと思います。ここからは二次選考を通過するコツを紹介します。
ただし、わたしはYTJのスタッフではないので、合格基準は知りません。あくまでYTJに娘を3年通わせて、YTJの好みを想像して「こうすると合格するのではないかな」と思うことをまとめます。
二次審査に合格するコツは次のとおりです。
- 受付であいさつをする
- 受付で保護者主体にならない
- ストレッチをおろそかにしない
- YTJメンバーの行動をしっかりと見る
- スタッフの話をよく聞く
- 相手の目を見る
- お礼を言う
- 元気よく楽しそうに踊る
- 大きな声で歌う
- 止まってしまっても諦めない
- 事前に自己PRを考える
YTJの二次審査に合格するコツ|受付であいさつをする
YTJの二次審査に合格するコツ1つめは、受付であいさつをすることです。
YTJではあいさつを重視しています。YTJの正式なメンバーになったら、スタジオに入るときに元気に「おはようございます!」とあいさつをしなければなりません。声が小さいとやり直しです。
入会前から、きちんとあいさつができる子であれば、正式なメンバーとなったあとでも安心です。YTJメンバーとして相応しいと判断されるでしょう。
受付をするときは、保護者が「よろしくお願いします」と言うだけでなく、子どもにもきちんとあいさつをさせましょう。ちなみに娘が受験したときは、あいさつをしている子が多く、「他の子はしっかりしているな~」と感心したほど。
YTJの二次審査に合格するコツ|受付で保護者主体にならない
YTJの二次審査に合格するコツ2つめは、受付で保護者主体にならないことです。
二次審査の受付は難しいことではありません。小学校低学年であれば、ひとりでもできるはず。なんでもかんでも保護者がやっていると、YTJに「この子はおとながいないと何もできない子なのかな」と思われてしまうかもしれません。
受付では保護者主体になりすぎず、子どもにやらせられることは、子どもに任せましょう。子どもがミスをしてしまっても大丈夫だと思います。やらせることが大切です。
娘の受験時は、ほとんどのグループで子どもが自分で受付をしていました。
YTJの二次審査に合格するコツ|ストレッチをおろそかにしない
YTJの二次審査に合格するコツ3つめは、ストレッチをおろそかにしないことです。
おとなはストレッチしないで運動をすると怪我をします。ストレッチの重要性をよく知っていますが、子どもはそうではありません。突然動き始める子もいるのです。ストレッチ習慣がない子も。
実際に小学校の体育の授業で、準備運動を適当にする子は珍しくはありません。ストレッチは地味な動作が多いので、つまらなく感じて、手を抜いてしまうこともあるのです。
子どもにストレッチはちゃんとやろうね、と伝えてください。周囲の子とおしゃべりはせず、真剣にやってねと伝えてください。
YTJの二次審査に合格するコツ|YTJメンバーの行動をしっかりと見る
YTJの二次審査に合格するコツ4つめは、YTJメンバーの行動をしっかりと見ることです。
娘が二次審査を受けるときは、YTJのメンバーがお手本として参加していました。おそらく、今でも同じかと思います。お手本のメンバーの動きをよく観察しましょう。
お手本は見るべきものです。YTJに入会してからもそれは変わりません。
YTJメンバーの動きを見ていない子は、お手本を見ない子とみなされてしまいます。YTJメンバーのお手本を真似して、よいパフォーマンスができるようにしましょう。
YTJの二次審査に合格するコツ|スタッフの話をよく聞く
YTJの二次審査に合格するコツ5つめは、スタッフの話をよく聞くことです。
これは当然のことなのですが、二次審査という緊張する場だと、おとなの話が右から左に流れてしまうこともあるのです。
普段緊張をしない子でも、慣れない場所に行くことで緊張してしまうことも…。
現在も同じかわかりませんが、うちの娘のときは、YTJホールで二次選考でした。広い場所だったので、結構緊張したみたいです。
子どもには「スタッフの人の話をよく聞いてね」と伝えましょう。
YTJの二次審査に合格するコツ|相手の目を見る
YTJの二次審査に合格するコツ6つめは、相手の目を見ることです。
YTJは習い事ではありません。ミュージカル劇団で、子どもたちにはYTJメンバーとして相応しい行動を求めていて、社会人としての行動も求めれます。
このように書くとすごく厳しいと感じるかもしれませんが、プチ厳しいくらいです笑
たくさんの子どもたちが楽しんでいる劇団なので、ご安心くださいね。
ただし、話している人がいるのに、別の方向を見ていると、「この子はちゃんと聞いているのかな」と思われてしまいます…。
子どもには、「話している人の目を見ようね」と伝えましょう。
これは受付のときも言えることです。受付をするときは、受付スタッフを見ましょう。
YTJの二次審査に合格するコツ|お礼を言う
YTJの二次審査に合格するコツ7つめは、お礼を言うことです。
受付をしてもらったら、「ありがとうございました」とお礼を言いましょう。おとなはお礼を伝えることが普通ですが、子どもは保護者任せになることも。「パパが言っているからいいか」となってしまうことがあるのです。お礼は子どもにも言わせることをおすすめします。
オーディション中も、誰かにサポートしてもらったら、「ありがとうございます」とお礼が言えるとよいですね。未就学児だとなかなか難しいかもしれませんが、日頃から感謝を言葉にできる子のほうが、YTJには合っています。
YTJの二次審査に合格するコツ|元気よく楽しそうに踊る
YTJの二次審査に合格するコツ8つめは、元気よく楽しそうに踊ることです。
ダンスは上手である必要はありません。最初からできる子はいないので、こちらは安心してください。特に未就学児や小学校低学年の子であれば、スキルがなくても十分合格する可能性はあります。
ダンスが上手でもつまらなそうに踊っていたら、二次選考で落とされる可能性があるのです。YTJは子どもらしいメンバーを求めています。YTJのレッスンは、歌やダンスが中心です。ダンスをイヤイヤ踊っている子であれば、レッスンが苦痛に感じられるでしょう。
YTJは「踊ることが楽しい!」と思える子どもを採用したいはずなので、元気いっぱいに、楽しそうに踊れる必要があるのです。
YTJの二次審査に合格するコツ|大きな声で歌う
YTJの二次審査に合格するコツ9つめは、大きな声で歌うことです。
YTJの二次選考では、歌がありますが、こちらも上手である必要はありません。もちろん上手な子のほうが歓迎されますが、それ以上に元気に歌える子、物おじせずに大きな声で歌える子のほうが重宝されます。
子どもには大きな声で楽しく歌おうね、と伝えてください。ホールのお客さんに声が聞こえるように歌うんだよ、と伝えるのもよいかもしれませんね。
YTJの二次審査に合格するコツ|止まってしまっても諦めない
YTJの二次審査に合格するコツ10つめは、止まってしまっても諦めないことです。
まずダンスの審査ですが、YTJのメンバーがお手本として参加していて、それを真似することで審査されます。真似をしても途中でわからなくなってしまうことや、止まってしまうこともあるでしょう。いくつかのダンスステップがあるので、初心者の子だとできないこともあります。
YTJは完璧な子を求めているわけではないはずなので、ダンスで一時的に止まるのは仕方ありません。しかし、諦めて自己判断で踊ることを辞めてしまうのはNGです。「はい、そこまで」などスタッフに声をかけられるまでは、審査されているはず。万が一ダンスで止まっても、そこで諦めずに続けましょう。
子どもには「止まっても大丈夫だから、ちゃんと最後までやろうね」と伝えてください。
歌も同じです。緊張して声が出ないことや、歌詞を忘れてしまうこともあるでしょう。途中で止まることはOKですが、再び歌い出すようにしましょう。まったく歌詞が出ないときは、アドリブでもよいかと思います。ダンスと同様に歌も止まってもいいから、最後までやり遂げることをおすすめします。
YTJの二次審査に合格するコツ|自分を出す
YTJの二次審査に合格するコツ11つめは、自分を出すことです。
ダンス審査では、好きなポーズを取ってね、と指示されることがあるかと思います。(うちの娘のときはありました)
好きなポーズって言われても、子どもはなかなか思いつかないものです。
ピース、ハートマーク、腕を上に上げるなどのシンプルなポーズが多く、子どもだと、誰かひとりがやり始めると、そのあとに続いてみんな前の子の真似をしてしまうことがあるのです。
真似をすることは悪くはありませんが、なるべくなら自分らしいポーズができるとよいでしょう。自宅で事前にポージングの練習をするのもおすすめです。
YTJの二次審査に合格するコツ|事前に自己PRを考える
YTJの二次審査に合格するコツ12つめは、事前に自己PRを考えることです。
面接のときにかんたんに自己PRを求められることがあるので、あらかじめ用意しておきましょう。急に話すと緊張してしまう子もいます。事前にどんな内容を話すか考えておくと安心です。内容は1分前後がおすすめです。
- 好きなこと
- 特技
- 学校でどんなことをしているか
- YTJでどんなことをしたいのか
上記の内容を自己PRに盛り込むとよいでしょう。
【例文】
「わたしは踊ることが大好きで、おうちでも学校の休み時間でもよく踊っています。今は日向坂46が好きで、アイドルみたいに大勢の前で大好きなダンスを踊りたいなと思っています。YTJに入ったら、大好きなダンスをもっと上手にしたいです。舞台の上でダンスを披露して、お客さんに喜んでもらえたらいいなと思います。祖父母にもわたしの舞台を見に来てもらい、笑顔になってほしいです。」
上記を参考にしてください。子どもらしい内容がよいでしょう。
未就学児や小学校低学年であれば、「パパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃん」でもよいです。YTJに入りたい気持ち、歌やダンスが好きなこと、YTJでなにをしたいか、が伝わるようにしましょう。
保護者が原稿を作って、それを子どもに覚えさせるのもよいかもしれません。
【未就学児】子どもがYTJの二次選考で泣いてしまったときの対処法
未就学児の場合、場所見知りや分離不安で泣いてしまうこともありますよね…。もしも二次選考で子どもが泣いたらどうなるのでしょうか。
わたしはYTJのスタッフではないので、正確なことは言えませんが、近くにいる場合は、一度ギュッと抱きしめて、「大丈夫だよ」とさとしましょう。
そして、「行っておいで」と伝えて、見守ることをおすすめします。
YTJのキッズメンバーで、スタジオに入るときに泣いてしまう子はいて、かなりギャン泣きなことも。しかし、保護者が毎回スタジオに付き添っているわけにもいきません。
まず、子どもが泣いていても、保護者がそっと見守る姿勢のほうがYTJの選考ではよいのではないかと思います。ただし、他の子に影響が出る場合は、スタッフの許可を得てその場を一旦離れるなど対処をしてください。
泣いて最後まで審査が受けられないこともあろうかと思います。
この場合は、おそらく二次選考の通過は厳しいのかな…と。泣いてしまうことはあるあるです。しかし、最後まで選考を受けていないのに合格することは不公平なので、おそらく落選と判断される可能性が高いです。
二次選考の前に子どもが不安そうにしている場合は、ホールに行く前に「大丈夫だよ」、「すぐに終わるよ」、「ママが近くにいるから安心してね」と声をかけましょう。
手のひらに文字を書いておまじないをすることもおすすめです。これでギャン泣きが回避できることもあります。
体重過多や肥満傾向でも合格する?
体重過多な子どもは、YTJの二次選考に合格するものなのでしょうか。
こちらも判断は難しいですが、身長に対して体重が過多な場合は、ダンスをすることで筋肉や骨に負担がかかります。場合によっては心臓に負担がかかることも…。そのため不合格になる可能性があります。
これは健康・安全への配慮のためです。
しかし、すでに一次選考のウェブ応募で身長や体重を入力し、全身の画像を添付しているかと思います。このときに通過しているということは、その体型でも大丈夫ということです。
我が子が体重過多なのでは…と不安を持っていても、合格する可能性は十分あります。
ダンス・歌・英語未経験でも合格する?
ダンス・歌・英語が未経験でもYTJの二次選考に合格するものなのでしょうか。
結論から書くと、未経験でも十分に合格する可能性があるので、ご安心ください。
わたしの娘の選考のときの感じだと、ダンス経験者は結構いました。バレエの幼児クラスに在籍しているのだろうな、という子も。
歌の経験者まではよくわかりませんでしたが、子どもらしいレベルの子が多かったです。
娘の場合は、英語は二次審査で披露することはなかったですが、YTJにはインターナショナルスクールに通う子もいます。ネイティブレベルの子も珍しくはないのですが、英語未経験でもまったく問題ないかと思います。というか、娘の周りは英語未経験の子のほうが多いです^^
英語未経験でもご安心ください。
こんな子は落ちる!YTJの二次選考で落ちる条件とは
YTJの二次選考で落ちる子の特徴を解説します。
繰り返しますが、わたしはYTJのスタッフではありません。こちらもおそらくこういう子が落とされるのだろうな、とYTJの保護者目線で記載します。
- やる気のない子
- YTJに入る気がない子
- 自主的に行動しない子
- 協調性がない子
やる気のない子
YTJの二次審査で落ちやすい子の特徴1つめは、やる気のない子です。
YTJの二次審査は、自宅の近所でおこなわれるとは限りません。うちの子もYTJホールまで行きました。会場に行くまでですでに子どもが疲れていて、やる気が失せてしまっていることもあるのです。
メンバーとなってからもレッスンでやる気のない態度を示していたら、指導はしにくく感じます。他のメンバーにも悪影響なので、明らかにやる気のない子はおそらく落とされてしまうでしょう…。
YTJに入る気がない子
YTJの二次審査で落ちやすい子の特徴2つめは、YTJに入る気がない子です。
自分からYTJに入りたいと思って応募している子と、保護者が「うちの子をYTJに入れたい」と思って二次審査を受験している子は、審査員からすればわかるはずです。
毎回のようにたくさんの子どもたちを審査しているスタッフであれば、「この子はYTJのメンバーとして活動したいようには見えないな」と感じるのです。
YTJのメンバーになりたい! と思っている子のほうが採用したいはず。入る気のない子は落ちる可能性があります。
自主的に行動しない子
YTJの二次審査で落ちやすい子の特徴3つめは、自主的に行動しない子です。
保護者に言われてようやく動き出す子は、YTJには向いていないと言えます。
もちろん最初から完璧を求められるわけではありません。YTJに入ってから、自主性が芽生えるように指導されることもたくさんあります。
しかし、年齢に対して自主性が欠けていると、落ちる可能性があるので注意しましょう。
協調性がない子
YTJの二次審査で落ちやすい子の特徴4つめは、協調性がない子です。
ミュージカルはひとりでできるわけではありません。演者仲間、運営、YTJスタッフ、照明・音響などの舞台専門スタッフなどがいて成り立つのです。独りよがりな行動は、舞台人としてふさわしくなく、協調性が求めれます。
二次審査でみんなが何かしているのに、自分はやりたくないから別のことをする、というように協調性に欠ける行動があると、落選する可能性はあるかと思います。
YTJの二次選考は何を着ていくべき?
最後にYTJの二次選考での服装です。
結論から書くと、保護者はフォーマル・セミフォーマルがおすすめです。
YTJスタッフもぴしっとした服装をしているはずなので、それに合わせたほうがよいでしょう。女性は、入学式のような服装である必要はありません。OLさんが着用するようなオフィスカジュアルをおすすめします。
娘の選考のときは、ピシっとしたフォーマルな服装の保護者が多いように感じました。
子どもの服装ですが、動きやすい服装でOKです。ユニクロやGAPなどのキッズスポーツウェアがよいでしょう。ストレッチ性のあるものだと動きやすいです。
髪の毛が長い子は、束ねて動きやすいようにしてください。顔まわりの毛は顔が隠れてしまわないように、ピンで留めることをおすすめします。
まとめ
YTJの二次選考について解説しました。
選考内容はストレッチ、ダンス、歌、面接ですが、おそらく受付の様子もチェックされているのではと思われます。
YTJの二次選考に合格するコツは次の11つです。
- 受付であいさつをする
- 受付で保護者主体にならない
- ストレッチをおろそかにしない
- YTJメンバーの行動をしっかりと見る
- スタッフの話をよく聞く
- 相手の目を見る
- お礼を言う
- 元気よく楽しそうに踊る
- 大きな声で歌う
- 止まってしまっても諦めない
- 事前に自己PRを考える
絶対に合格したい! という子は、おうちで二次選考の練習をするとよいでしょう。
YTJの二次選考で落選しやすい子の特徴は次の4つです。
- やる気のない子
- YTJに入る気がない子
- 自主的に行動しない子
- 協調性がない子
みんな合格できるといいですね。二次選考頑張ってください!