学校で踊れないとヤバい?ダンス上達のためのコツ
EXILEやBTSなど、歌が上手なだけでなく、ダンスが踊れるグループが増えてきました。踊れることが前提のアイドルグループも多いですよね。
むしろ、踊らない歌手、踊らないグループって減ってきたな、という印象です。
学校の授業でもダンスがあるので、踊りが必要になるシーンも増えてきました。
そこで今回は、ダンス上達のコツをご紹介します。
わたし自信が長くダンスをやってきた経験や、ダンスの先生に教えていただいた知識などをまとめてみるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
踊れないとヤバい?ダンスの授業が必修化に!
突然ですが、みなさま、ダンスの授業が必修なことをご存じでしょうか。
文部科学省によると、平成20年3月の中学学習指導要領の改訂で、中学校ではダンスが必修となったのです。
参考:文部科学省
保護者さん世代では、中学でダンスをしなかった方もいるかもしれません。
しかし、今の子どもたちはダンスが必修となるため、学校で踊るシーンが多いのです。
中学生の必修化だけではありません。
小学校によってはダンス発表会があるところもありますよね。
運動会でダンスを披露するとや、学芸会でダンスを披露することもあるでしょう。
体育の先生や担任の先生はダンスのプロではないため、ダンス指導に長けているわけではありません。
一生懸命学校で習っても、なかなか上達しないこともあります。
最近では、ダンスを習っている子も多いため、ダンスに慣れない子であれば遅れを取ってしまうことも…。
学校の授業でも、ある程度踊れることを前提に指導されることもあるので、授業についていくのに大変に感じることもあるかもしれません。どんどん遅れてしまうと辛いですよね。
そこでダンス教室に通っていない子でもできる上達のコツを調べたので、ご紹介しますね。
ダンス上達のためのコツ
学校の授業のダンスで苦労している子や、習い事のダンスでなかなか上達できない子向けに、ダンス上達のコツをまとめます。
ダンス上達のコツ|基礎練習を繰り返す
ダンスは基礎練習が欠かせません。
上達の基本となるのがアイソレーションです。アイソレーションとは、体の一部を切り取って独立させて動かすこと。
腰だけ、胸だけとボディパーツを意識して、動かします。ついつい胸を動かすのに、肩がつられてしまうこともありますよね。
そうならないように、独立させる、体を切り取るイメージを持って練習するのです。
アイソレーションをすることで、ボディコントロールがしやすくなります。
キレのあるかっこいい動きに近づけるので、ぜひやってみましょう。ただし、アイソレーションのためには、鏡が必要です。しっかりとできているか、客観的に見てみましょう。鏡がない場合は、家族にスマホなどで撮影してもらうとよいですよ。
youtubeで「ダンス アイソレーション」と調べてみると、よい動画が見つかるかもしれません。
ダンス上達のコツ|お手本をたくさん見る、プロのダンスをたくさん見る
ダンス上達のコツとして、お手本をたくさん見ること、プロのダンスをたくさん見ることをおすすめします。
学校の体育の授業であれば、先生のお手本ダンスをじっくりと見ましょう。動画に撮影して繰りかえし見るのもよいですよ。
プロのダンスを何度もチェックしてみるのもよいでしょう。
上手なお手本やプロのダンスを見ることで、「どんなダンスがよいのか」、「どんなダンスをすればかっこいいのか」がわかるかと思います。
上手なダンスをたくさん見ると、目が肥えてくるはず。自然と「ここをこうするとかっこよく見えるのかな」と理解してくることもあるので、まずは上手な動きをたくさん見ましょう。
ダンス上達のコツ|踊る曲を何度も聞き込む
ダンス上達のコツは、踊る曲を何度も聞き込むことです。
たとえば学校の授業などでのダンス曲や、発表会でのダンス曲があれば、そのCDを先生から借りて、何度も聞きましょう。
何度も聞き込むことで、音のタイミングが理解できてきて、動きが取りやすくなるはずです。
たとえば、フィギュアスケートの羽生結弦選手。音とのマッチが素晴らしいですよね。ジャンプのタイミング、手を広げるタイミング、なに1つとってもすばらしく音楽と一体化しています。それが実現しているのは、自分が滑る曲を何度も聞き込んでいるからでしょう。
音とズレないためにも、発表会などの曲は日頃からよく聞くようにしましょう。
ダンス上達のコツ|振り付けをまず覚える
ダンス上達の基礎中の基礎ですが、振り付けをしっかりと覚えましょう。
振り付けを理解していなければ、ダンスは踊れません。「あれ、次はなんだっけ?」と周囲の友だちの踊りを見ていると、音に遅れてしまうのです。
先生たちは、一目で振り付けを覚えていない子がわかります。それは少しだけダンスが遅れているからです。
キョロキョロしていたら、踊りもかっこよくありませんよね。「次はどんなだっけ?」と考えていては、踊りに集中できず、綺麗には踊れません。
まずはしっかりと振り付けを覚えましょう。
ダンス上達のコツ|曲のテンポを変えて練習する
曲のテンポを変えて練習するのも上達のコツです。
振り付けがまだあまり覚えられていないときは、通常の曲のテンポよりもゆっくりで再生をして、確認しながら踊りましょう。
そして慣れてきたら徐々にテンポを上げていきます。
通常の曲のテンポよりも速くても踊れるくらいになるとよいです。実際にやってみるとわかるかと思いますが、速いテンポに慣れてくると、通常のテンポに戻したときにゆっくりに感じられるのです。
速いテンポになれると、通常テンポが余裕で踊れるかもしれません。
ダンス上達のコツ|同じスピードで踊らない
ダンスがかっこよく見えるコツとして、同じスピードにせずに、緩急をつけることをおすすめします。
ゆっくり手を伸ばして、パッと戻すなど、手の出し方でさえもコツがあります。
よくお手本の動きを見て、真似をしてみましょう。ただ足を出す、手を出すだけでも、プロの動きは異なるので、観察してみることをおすすめします。
ダンス上達のコツ|自分のダンスを録画する
自分のダンスを録画するのもダンスの上達におすすめです。
家族や友だちに協力してもらい、録画した自分の踊りを見てみましょう。鏡で見ているダンスの様子よりも、動画の様子は異なって見えることがあります。
もしかすると、想像していたよりもうまく踊れていないかもしれません…。どこが悪いのか、ポイントをピックアップして1つ1つ改善してみませんか。
プロのダンス動画と見比べて違いをチェックしてみてくださいね。
ダンス上達のコツ|顔を付ける
ダンス上達のコツは顔を付けることです。
ダンスを経験したことがある方であれば、「顔に気を付けて」、「顔を付けて」と注意されたことはありませんか。
ダンスってただ踊るだけではありませんよね。表現も大切です。手、足だけでなく顔も動かします。
ただまっすぐ前を見て踊るのではなく、お手本の動画があれば顔の動きも真似てみましょう。踊りに余裕が出てきたら、表情も付けてみてください。
表情がある方が、表現豊かに見えて上手に見えますよ。
ここで注意してほしいのが、鼻を使うこと。
「横を向いて」、「横を見て」と先生から言われても、なかなか横を向かない子もいます。その子にとっては横をしっかりと向いているつもり。しかし、目でしか横を見ていないのです。
わたしが昔からお世話になっている先生は「鼻で見る」と教えてくれました。目で見るのではなく鼻を使ってみることを意識すると、自然と顔が動くのです。
ダンス上達のコツ|目線を上げる
ダンスを踊る際に、目線を上げることを意識すると、上手に見えます。
自信がないと、下を向きがちです。周りの子の足元を見て踊ってしまっていると、目線が下がりがちなのです。
目線を上げて踊ると上手に見えます。下を向きやすい方はなるべく上を向くように意識しましょう。
ダンス上達のコツ|スタジオレッスンをたくさん受ける
ダンスを早く上達したい場合は、スタジオレッスンを受けてみましょう。これが一番の近道かと思います。
プロの先生から指導を受けることで、上達しますよ。(もちろん本人の努力も必要ですが)
すでにダンスを習っている方であれば、追加レッスン、プライベートレッスンを受けてみるとよいかもしれません。集団レッスンではなかなか注意してもらえないことが、マンツーマンの指導だと受けられることもあります。
ダンスの教室に行ったことがない方であれば、一度行ってみて上達のコツを聞いてみるとよいでしょう。そのときに先生に言われたことをしっかりと覚え、自宅で自主練に活かせば、1回の指導でも十分に上達するはずです。
ダンス上達のコツ|自分より上手な人と練習をする
自分よりも上手な人と一緒に練習すると上達が早くなります。
「あの人みたいになりたい」と思いながら練習すると上達しやすいものです。上手な人と踊ることで、その人の動きを真似ることができるので、上達も早くなるでしょう。
ダンスを習っている人であれば、自分より上手な人に自主練に付き合ってもらうのもよいかもしれませんね。苦手な箇所を伝えて、「ここはどう踊るといい?」と聞いてみるのもよいですよ。
ダンス上達のコツ|手だけ、足だけなどパーツごとに練習する
いきなり手と足を同時に動かして練習しても難しいこともあります。特に初心者の場合は、手と足がごちゃごちゃしてしまうことも…。
まずは、足だけの振り付けを覚えることをおすすめします。音楽をゆっくりとかけながら、足の動きを確認していきましょう。足が動かせるようになったら、手の動きを覚えていきます。
そして、手ができるようになってきたら、手と足を同時にやってみましょう。最初は手と足がごっちゃになることもあります。足だけではできるのに、手が入ると踊れなくなる…と感じることもあるでしょう。最初は本当に大変ですが、何度かやると手も足も自由に動かせるようになるはずです。
じっくりパーツごとに練習していくと、振り付けも体にしみ込むので、やってみてくださいね。
ダンス上達のコツ|苦手なところを反復練習
自宅での反復練習もとても重要です。ついつい得意なところ、好きなところを踊りがちになっていませんか。
得なところではなく、苦手なところを率先して反復練習をしましょう。同じ動きをただ繰り返すだけでも実は上達になりますが、悪いクセが付きやすいこともあります。そこで、動画撮影です。
すでに記載しましたが、動画を撮影して苦手なところがなぜできていないか分析しながら、練習するとより上達します。
ダンス上達のコツ|場数を踏む
ダンス上達のコツは、場数を踏むことです。つまり発表会に積極的に出ることが上達への近道となります。
自分はまだダンスが上手ではない、と思っていると発表会ってちょっと恥ずかしく感じますよね…。
特におとなの方であれば、習ったばかりでまだ周囲のメンバーにレベルが追い付いていないと、「周りに迷惑をかけるのでは…」と不安になって辞退したくなる気持ちもあるかもしれません。
その気持ちは十分にわかりますが、発表会に出ることは上達への近道です。発表会に出るとなると、今まで以上にレッスンに集中するはずです。実際にスタジオで踊るのと、舞台で踊るのとでは雰囲気も違います。
舞台でダンスを披露するのは緊張もしますが、開放的な感覚も得られるのです。実際にわたしも舞台で踊る経験をしていますが、発表会後のレッスンは、みんな表現豊か。発表会直前のときよりものびのびして見えることもあります。
実際に同じダンスの年数でも、発表会などを多く経験している人のほうが、ダンスが上手に見えることが多いので、チャンスがある方は積極的に発表会に参加してみましょう。
独学でダンスを学ぶのは難しい?
ダンスを独学で学んでいる人はいるのでしょうか。独学でダンスを学んでも、あまり上達しないものなのでしょうか。気になりますよね。
世の中には、独学でダンスを学んでプロになった方が大勢います!
プロのダンスを見て、自宅でそれを真似ることで、まったくダンス教室に行くこともなく有名ダンサーになった人もいるのです。それってすごいですよね。こればかりは本人の努力次第です。
しかし、多くの人は誰かに習った方が上達しやすいでしょう。習える環境にあって、早くダンスの上達をしたい方は、一度スタジオに足を運んでみるのもよいかと思います。
YTJでは楽しくダンスが学べます
さて、ここまでわたしのダンス経験や、調べたダンス上達方法などをまとめていきました。
これからダンスを子どもに習わせたい、という保護者さんもいるかと思うので、うちの子どもが通っているYTJについてご紹介します。
うちの娘が通っているYTJは、ミュージカル劇団です。ユースシアタージャパンという名前ですが、だいたいみんなYTJと呼んでいます。(ネット検索でもYTJでヒットします)
ミュージカル劇団なので、歌、ダンスが学べます。さらに英語の歌をうたうのも特徴で、英語の勉強にもなるのです。
英語の勉強と言っても、学校の勉強のような文法を学ぶというものではないですが、YTJに入って英語の歌をうたうことで、英語が身近に感じられるでしょう。
歌やダンスはプロの先生の指導が受けられるので、上達は早いかと思います。少なくともうちの子は、ずいぶんダンスが上達して、動きが大きく変わってきました。
娘をYTJに通わせて丸2年で気が付いた上達や変化 – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
↑2年通わせて感じた変化をまとめています。
追加レッスンもあるので、興味がある方はレッスンを増やしてみるのもよいかもしれません。より上達しそうですよね。
安いけどなんか怪しい?
YTJに通うには費用がかかります。会費が1か月あたり2000円で、スタジオ代が1時間あたり500円ほど。(スタジオによって費用が異なります)
レッスンが週1回から2回なので、一か月あたりのレッスン費用は高くはありません。むしろ他の習い事とくらべるとかなり安い方です。
でも費用が安いってなんか怪しく感じませんか。実際、安い仕組みなので怪しいと感じてしまう保護者さんも多いです。
わたしも最初は気になりYTJの方に質問をしたところ、予想外の回答が返ってきました。なんと、YTJは、企業の協賛などで成り立っているそうなのです。
ぜひYTJのホームページをチェックしてみてください。
上の画像のように企業のロゴが出てきます。継続的な企業協賛金や自治体からの助成金があるそうなのです。さらにYTJの公演による収入や外部事業でも成り立っているとのこと。
YTJはダンス講師の派遣を学校にすることもあり、収入があるみたいです。
あまりにも安いと、なにか怪しい? 宗教が関係している? などと思ってしまう方もいるようですが、少なくともわたしが娘を通わせている2年間はなにも怪しいことはありません笑^^
YTJそのものは普通の劇団で、運営に怪しいことはないのでご安心くださいね。
YTJで学べることとは
YTJでは、歌やダンス、英語が学べます。しかし、それだけではありません。
社会性や協調性が学べるかと思います。
学校とは違う子どもたちが集まるYTJ。同じクラスに、年齢が違う子がいることもあるでしょう。大きいお姉さんが、小さな子の面倒を見ること、フォローをすることもあり得ます。こういうシーンはほほえましいですよね。
また、レッスンが始まる際は「よろしくお願いします」としっかりごあいさつ。終わると「ありがとうございました」とお礼を言います。あいさつをする習慣も身につくはずです。
ダンスはひとりで踊ることもありますが、全員で踊ることももちろんあります。周りに合わせる練習をすることで、協調性も生まれるのです。自然と周囲の人を見る習慣もつくので、よい意味で周りに合わせられる子に成長するでしょう。
わたしは、歌やダンス、英語以外のことも娘がYTJで学んでいるなと実感しています。
ハキハキしてしっかりしてきたな、という印象を受けているので、興味のある方はYTJにお子さんを預けてみませんか。
YTJで新規メンバーを募集しています
さて、ご紹介したYTJなのですが、誰でも入れるわけではありません。
オーディション制となっていて、オーディションに合格した子のみ入団することができるのです。
なぜ選抜するの? 選り好みってよくないのでは…? と思うかもしれません。
YTJは劇団という性格上、本番を目標にレッスンに励みます。お客さまに見てもらう必要があるのです。
舞台に立てる子なのか、YTJのレッスンについていける子なのか、など事前にチェックしているのではないかなと。
無理に入ってしまうと、その後子どもが辛い思いをするので、ある程度最初にふるいにかけているのだと思います。
くわしいことは、わたしにもわからないので、気になる方はYTJに問い合わせてみてください。
ちょうど今、YTJが新規メンバーを募集しているところなので、エントリーしてみませんか。
応募は無料です! ウェブからできるので、気軽に応募してみましょう。
この一次選考に受かると、二次選考があります。二次選考は対面式で、ダンスや歌を披露することになるので、ある程度準備をしておくとよいかもしれません。
こちらの記事もご参照ください。
ユースシアタージャパン(YTJ)に落ちた|倍率は?再受験できる?対処法は? – 音楽・ダンス教育ママの体験日記 (kyoikumama.com)
この対面式の二次選考に合格したら、晴れてYTJのメンバーです!
レッスンを受けて、発表会や舞台を目指しましょう。
今回の募集の応募締め切りは3月5日まで。期日が近いのでお急ぎくださいね。
くわしくはこちらをご覧ください。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2022年4月活動開始新メンバー募集 – ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)
まとめ
ダンス上達のコツは、基礎練習の繰り返し、お手本をよく見る、曲を聞き込む、振り付けをしっかりと覚える、曲のテンポを変えて練習する、緩急をつけて踊る、録画して自分の踊りをチェックする、顔を付ける、目線を上げる、スタジオレッスンを受ける、自分より上手な人と練習する、パーツごとに練習する、苦手なところを反復練習する、発表会に積極的に参加することです。
学校の授業でダンスについていけない子や、すでにダンスを習っていて周囲についていけていない子はぜひ参考にしてみてくださいね。