avexダンスマスターでリズム感は身につく?鍛える方法とメリット
ダンスをやってみたいけれど、リズム感が…と思っている方も多いかもしれません。リズム感はおうちでも鍛えることができるのでしょうか。
そこで今回は、リズム感を鍛える方法を解説します。
ダンスを習っていて、リズム感をもっと鍛えたい方、リズム音痴がコンプレックスの方はぜひ参考にしてください。
エイベックスダンスマスターでリズム感は身につく?
ダンススクールのエイベックスダンスマスターに通うと、リズム感は身につくのでしょうか。
個人差はありますが、ダンスを通じて少しずつリズム感は身についていきます。
いわゆるリズム音痴であっても、体が音楽に慣れていく、できる動きが増えることで、スムーズに踊れるようになり、リズム感は徐々によくなっていきます。
エイベックスダンスマスターのレッスンは、ただ踊るだけではありません。
エイベックスダンスマスターには、リズムトレーニングがあるので、体を動かすだけではなく、体でリズムをつかむ練習、リズムを体で表現する練習などが取り入れられているので、リズム感もよくなるでしょう。
エイベックスダンスマスターは全国約170拠点あります。ここまで規模が大きいと、スタジオによって大きな差があるのでは…と不安になりますが、エイベックスが定めたカリキュラムに則ってレッスンをしているので、レッスンは全スタジオで統一されています。
「Aスタジオはリズムトレーニングをしていて、Bスタジオはしていない」ということはありません。
リズム感を鍛える方法
リズム感を嫌える方法を紹介します。
- メトロノームを使って踊る
- 曲を何度も繰り返し聞く
- 曲を聴きながら手拍子をする
- 振り付けをしっかり覚える
- 曲のテンポをスローにして練習する
- 1、2、3、4とカウントする
- 1&2&3&4と刻んでカウントする
- 縄跳びをする
- 普段の生活からリズムを意識する
- いろいろな曲で踊ってみる
メトロノームを使って踊る
リズム感を鍛える方法1つめは、メトロノームを使って踊ることです。
ピアノなど楽器を習っている子は、おうちにメトロノームを使って踊ってみましょう。ダンスの曲に合わせてメトロノームを設定して踊ってみてください。
いつもの曲の中に、リズムがあることがわかるかと思います。
メトロノームは、スマホアプリにもあるので、ダウンロードをしてチャレンジしてみましょう。
曲を何度も繰り返し聞く
リズム感を鍛える方法2つめは、曲を何度も繰り返し聞くことです。
そもそもの問題として、ダンスの曲を覚えていないことで、ダンスのタイミングがずれてリズム感が悪く見えていることも…。
発表会の曲など、決まった曲で踊っている場合は、その曲を何度も聞いてリズムをつかみましょう。
知らない曲、あまり聞いたことがない曲で踊るとき、誰しも多少なりとも不安な気分になります。この不安な気持ちが、行動にわずかながらに出て、リズム感が悪く見えることも。慣れない曲で、ダンスに思い切りが足りない、動きが小さくなると、普段とは違った動きになり、リズム感が悪いように感じられることもあります。
自信を持って踊れるように、発表会の曲が決まったらたくさん聞き込みましょう。
曲を聴きながら手拍子をする
リズム感を鍛える方法3つめは、曲を聴きながら手拍子をすることです。
音楽にはリズムがあります。曲によってそのリズムが違うので、その曲に合わせて手拍子をして曲ごとのリズムを感じましょう。
普段踊る曲や発表会の曲をかけて、パチッパチッと手拍子をしてみてください。
ダンスの曲以外でも、いろいろな曲にも合わせてやってみましょう。曲によってリズムが違うのがわかるかと思います。
手拍子は、速いバージョン(リズムを刻んだバージョン)もやってみましょう。
リズムは刻めることを意識してみてください。
振り付けをしっかり覚える
リズム感を鍛える方法4つめは、振り付けをしっかり覚えることです。
そもそも振り付けをきちんと覚えていない状態の可能性もあります。
振りがしっかりと入っていないと、「次なんだっけ?」と一瞬戸惑うことがあり、体がスムーズに動かず、ワンテンポ、半テンポ遅れて、リズム感がないように見えるのです。
いつも周りの友だちの動きを見ながら踊っている人も、周囲の動きを見てから自分が動くので、一瞬遅れています。自分ではそんなつもりがなくても、音とズレが生じるため、リズムが崩れるのです。
ちなみに…振り付けをしっかりと覚えてない生徒は、先生はひと目でわかるので、「ああ、この子やる気ないな」と思われてしまいます。振り付けはしっかりと覚えて、レッスンを受けましょう。
曲のテンポをスローにして練習する
リズム感を鍛える方法5つめは、曲のテンポをスローにして練習することです。
音楽にはリズムがあることはすでにご存じかと思います。
そのリズムをしっかりとつかまないまま踊っていると、リズム感がないように感じられるので、まず曲のテンポをスローにして、ゆっくりとしたリズムをつかみながら踊りましょう。
遅いテンポだと踊りにくい! と感じる人もいるかと思います。
でも、遅いテンポができないのに、速いテンポだとできるなんて、おかしいと感じませんか。
速いテンポでできていると思うのは、速さでごまかしている可能性大です…。
発表会の曲や普段の練習曲をスマホにダウンロードして、アプリでテンポを変更して、おうちで練習してみてください。
ゆっくりのほうが頭で考えながら踊りやすくなるので、リズムを意識しましょう。
1、2、3、4とカウントする
リズム感を鍛える方法6つめは、1、2、3、4とカウントすることです。
普段踊るときに、カウントを取っていますか。
先生が、「1、2、3、4」と言って、自分はただそれに合わせて踊るだけ、という人も多いでしょう。
レッスン中は口に出さなくてもいいので、心の中で自分でも「1、2、3、4」とカウントを取るとリズムを意識しやすくなり、リズム感が鍛えられます。
リズム感がなくても、口でのカウントはズレにくく一定のスピードでカウントができます。おうちで練習するときは、「1、2、3、4」と口に出して踊ってみましょう。
1&2&3&4と刻んでカウントする
リズム感を鍛える方法7つめは、「1&2&3&4」とカウントをすることです。
1つ前で、「1、2、3、4」とカウントすることを紹介しましたが、「1」と「2」の間にもカウントがあります。一般的に「裏」と呼ばれるもので、裏のリズムが取れるようになると、ダンスが一気に変わっていきます。
レッスンでも「裏をもっと意識して」と言われたことがあるかもしれません。
日本人は古くから、舞踊を楽しみ、その踊りの多くは手拍子がありました。たとえば盆踊りが代表例です。「~~音頭」と呼ばれるものにも、手拍子があることが多く、その手拍子には「もみ手」が入ります。
日本の伝統的な踊りには、もみ手でリズムを取ることが多く、それに親しんできたわたしたちは、裏を意識するのが苦手とされています。
反対にアメリカのストリートダンスだと、裏を意識しながら踊るのでリズム感がよく見えてかっこいいのです。
レッスン中は口に出さなくてもいいので、心の中で「1&2&3&4」とカウントして踊ってください。発音はダンスの先生のように「ワンエンツーエンスリーエンフォー」です。カウントをしながら踊ると忙しくて、ワチャワチャするかもしれませんが、徐々に慣れていきます。
おうちでもカウントを口に出して練習してみてください。
縄跳びをする
リズム感を鍛える方法8つめは、縄跳びをすることです。
急になんで縄跳び!? と感じた方も多いですよね。
でも、縄跳びってリズム感がよくなるのですよ。
リズム感がない! と思っていても、体は一定の動きができるようにできています。
歩行をするときも、普通にしていれば手足がバラバラになることはなく、一定のリズムで歩けますよね? このように体はリズムが取れるようにつくられているのです。
ジャンプも同じで、ぴょんぴょんと一定のリズムで飛べます。
リズム感以前に縄跳びが苦手な方もいるかと思いますが、ぜひ自宅で縄跳びを飛んでみてください。手の動き、ジャンプのリズムが同じではないと飛べません。
縄跳びを飛ぶときに、ダンスの音楽を頭の中で再生してみましょう。
イヤホンなどがある方は、発表会の曲を聴きながらジャンプをしてみてください。
音楽を聞く・ジャンプをする・縄をまわす、という3つの動きを同時にするのは大変ですが、慣れてきたらリズムを感じられるようになります。
その縄跳びのリズムを忘れないで、ダンスを踊ってください。
普段の生活からリズムを意識する
リズム感を鍛える方法9つめは、普段の生活からリズムを意識することです。
ダンスレッスン以外でも音楽を耳にすることがあるかと思うので、その音楽のリズムを意識してみましょう。手拍子を取ってみる、心の中で「1、2、3、4」とカウントします。これでリズムを意識する機会が増え、リズム感がどんどん向上するはずです。
ピアノやバイオリンを習っている方は、練習曲でもカウントを意識して演奏しましょう。
いろいろな曲で踊ってみる
リズム感を鍛える方法10つめは、いろいろな曲で踊ってみることです。
発表会の曲や練習曲以外の曲でも踊ってみてください。
YouTubeなどでアイドルの曲の「踊ってみた」動画を真似てみませんか。
当然のことですが、曲によってリズムは異なります。
「この曲は早いな」、「この曲は3拍子で踊りにくいな」と、それぞれの曲にあるリズムの違いを感じられるはずです。
特に3拍子が苦手な人は多いです。ワルツが苦手な人は、3拍子の曲でたくさん踊ってみてくださいね。
リズム感を鍛えるメリット
リズム感を鍛えるメリットを紹介します。
- ダンスが上達する
- 楽器に強くなる
- 音楽の成績につながる
- 体育の成績につながる
ダンスが上達する
リズム感を鍛えるメリット1つめは、ダンスが上達することです。
リズムを意識することで、ダンスにメリハリが生まれます。リズム感がいいと、グループの中で踊っていても目を引くものです。
わたしもたくさんのステージを見てきましたが、「この子、リズム感がいいな」とついつい目で追ってしまう子もいます。
センターに抜擢されるなど、リズム感がいいとダンススクールでもよいことはたくさんあるので、ぜひ鍛えましょう。
楽器に強くなる
リズム感を鍛えるメリット2つめは、楽器に強くなることです。
ピアノ、バイオリンなど楽器を習っている子もいますよね。リズム感がよくなれば、楽器演奏にもメリットが出ます。
初めて挑戦する楽器でも、リズム感がよければ上達しやすくなります。
音楽の成績につながる
リズム感を鍛えるメリット3つめは、音楽の成績につながることです。
学校の音楽の授業は、歌、リコーダー、鍵盤ハーモニカがメイン。
どれもリズム感がよいと、演奏も上達して成績がよくなります。
歌もリズム感がよい方が、アクセントがついてたとえ音程が取れていなくても、よく聞こえます。
体育の成績につながる
リズム感を鍛えるメリット4つめは、体育の成績につながることです。
運動にはリズムがあります。先述した縄跳びもそうですが、野球やサッカーなどあらゆるスポーツの動きの中にはリズムがあります。
たとえば、サッカーで止まっているボールを蹴るとします。
右足で蹴るのなら、「左足をボールの横に添えて、右足を後ろに引いて、ボールを前に出してボールを蹴る」。この動きにリズムがあるのです。このリズムが狂うと、うまくボールは蹴れません。
フィギュアスケートでも、「タイミングが合わず、回転が抜けてしまった」と話す選手がいますが、このタイミングにもリズムがあるのです。
リズム感がよくなれば、運動の中にあるリズムも意識できて、運動神経もよくなっていくでしょう。
実際にダンスを習っている子は、リレーの選手も多いですよ。
何歳からリズム感を鍛えるといい?
何歳からリズム感を鍛えるといいのか解説します。
~歳までにリズム感を身につけたほうがいい、と決まりはありませんが、6歳くらいまでには少しずつリズムを意識させるとよいかと思います。
まだほとんど歩けない10か月や1歳前半だと、体が未発達でリズムを体で表現できにくいです。
(座ったまま頭を振る子はいますが)
3歳くらいから体が発達していき、リズムトレーニングもできるようになっていきます。
6歳ほどでスイミングなどのスポーツ系の習い事を開始する子も多いので、それまでに少しずつリズムを意識していくとよいでしょう。
音楽番組を見せる、音楽をたくさん聴かせる、子どもがおうちで踊っているときに保護者が手拍子をしてカウントする、などリズムを意識させてみてください。
小学校高学年でもリズム感は鍛えられる?
小学校高学年以降になると、なかなかリズム感は身につかないのでしょうか。
ダンスや音楽系の習い事をするには、やや遅いと感じる年齢でもあります。
しかし、リズム感を身につけるのに、遅すぎる年齢はありません。
何歳になっても、努力次第でリズム感は向上します。
小学校高学年以降で、「自分はリズム感がない」と自覚がある場合、そもそもリズムを意識できていないことがあります。
苦手意識があるため、体が硬直してぎこちなくなり、リズム感がないような動きになっている可能性も。
この場合、ダンスの練習を重ねることでリズム感が向上して、苦手意識も軽減されていきます。
リズム感は、生まれつき身についていないと手に入れられないものではありません。
もちろん天性のリズム感のよさがある子もいますが、努力次第でリズム感はどんどん向上するので、たくさん音楽を聞いていろいろなリズムを感じてください。
ダンスの練習も重ねて、振りに対して体がスムーズに動けるようにしておきましょう。
リズム感も鍛えられるYTJ
最後にわたしの娘が通うYTJについてです。
YTJとは、ユースシアタージャパンの略で、若手中心のミュージカル劇団です。
YTJは、歌、英語、ダンス、演技の指導をしています。
英語パフォーマンスをするのが特徴で、英語で歌をうたったり、セリフを話したりするのが特徴です。
YTJに入るとリズム感が向上するのでしょうか。
結論からですが、YTJでリズム感は向上すると言えます。
まずYTJのレッスンではダンスがあり、音楽に合わせて体を動かすのでリズム感が向上しやすいのです。それだけではありません。YTJでは歌のレッスンもあります。
ダンスだけでなく歌のレッスンもあるので、YTJはリズム感が身につきやすいと言ってよいでしょう。歌は音楽に合わせて声を出すこと。ただメロディどおりに歌えばいいのではなく、曲のなかにあるリズムを意識して、メリハリをつけながら歌うのです。
「ここにアクセントをつけて」とYTJのスタッフからアドバイスを受けることも。
ダンスだけでなく歌のレッスンがあることから、YTJでリズム感が向上すると言えます。
そんなYTJですが、現在新規メンバーの募集をしています。
ダンス・歌・英語を一緒に学ぶ!2024年1月活動開始新メンバー募集 | ユースシアタージャパン (ytj-studio.jp)
ミュージカル未経験でも合格できる可能性は十分にあります。
(というか、ミュージカル経験者ってほぼいませんよね^^)
ダンスや英語初心者でも、やる気や適性があれば、合格できるので、ぜひ応募してみてください。
応募締め切りは2023年11月26日です。
まとめ
リズム感を鍛える方法を解説しました。
おすすめのリズム感を鍛える方法は、次のとおりです。
- メトロノームを使って踊る
- 曲を何度も繰り返し聞く
- 曲を聴きながら手拍子をする
- 振り付けをしっかり覚える
- 曲のテンポをスローにして練習する
- 1、2、3、4とカウントする
- 1&2&3&4と刻んでカウントする
- 縄跳びをする
- 普段の生活からリズムを意識する
- いろいろな曲で踊ってみる
リズム感を向上させるメリットは次のとおり。
- ダンスが上達する
- 楽器に強くなる
- 音楽の成績につながる
- 体育の成績につながる